2004年度 練習合宿の様子

日程  2004年4月24日〜25日
場所  服部緑地ユースホステル

 1日目(24日)の練習前に今年もバスIさんのガイドで服部緑地の自然を満喫できるオプションツァーを敢行。その後、服部緑地ユースホステルに入り、持ち込みのお弁当を食べ、入浴をすませた人もいました。練習は午後6時半.から発声練習で始まります。ながい練習合宿の始まりです。

服部緑地公園駅から徒歩でかなり歩きます。おまけにここは小山の上。着いたときは準備体操終了です。 宿舎への道はこんな道です。夜に来たり帰った人は怖かっただろうな。 まわりにある竹藪ではタケノコがいっぱい顔を出し、すくすくと伸びていました。
午後6時半に練習を開始。まずはアルトのTさんにお願いをして体操から。 バスの Tさんによる発声練習です。もう外は真っ暗です。 ちゃんとおなかを押さえて、腹式呼吸で声を出す練習です。後ろのパネルとカーテンの間では・・・。
遅れてきた団員が発声練習もしないで食事をしていました。 守屋さんの指揮で「そして一輪の花のほかは・・・」の練習。最初だけソプラノのNさんにピアノを弾いてもらいました。 遅れてやってくる人もいて、徐々に人数が増えていきます。
ピアニストの門さんも登場。 休憩時間。ほっと一息。まだ練習は始まったばかりで、体力は十分です。そのため、休憩時間はにぎやかです。 練習再開。まだ楽譜から目が離せない人が多いのか、姿勢が悪いです。
団長の吉岡さんから今日の予定と宿舎割りの発表がありました。 沖縄戦を経験されたKさんより当時の様子をお話ししてもらいました。Kさんは各地で講演をされていますが、実は合唱団の特別団員としてもうたいにこられた方です。 今回も沖縄戦の写真を配って、当時のこと、戦争の実態について語っていただきました。時間がたった30分しか取れなかったのが残念。
10時から交流会。遅い時間なので泊まらない人はここで帰宅。練習会場にテーブルを並べ、泊まる人を3つの班に分けました。 交流会といってもチューターがいてテーマは「演奏会について思っていること」を話し合うとのこと。しかし、お酒を飲みながらなので話す内容は勢いのついた方向へ。 11時過ぎまで話し合って・・・というか飲み合っていました。班によってはかなり高尚な話で盛り上がっていたとか?
やっとお開き。テーブルを片づけると思いきや、明日の朝食のための食堂に大改造。 カーテンをはずすとこの通り、大食堂のできあがり。さっそくその端で二次会が始まりました。あくまでも合唱練習の合宿なのに大丈夫かな?・・・深夜に暴飲暴食で1名倒れました! これが1部屋6人が宿泊する部屋。2段ベッド3台によるL字型連結で、大変寝やすい光を遮ることができるベッドでした。

2日目(25日)は朝食が朝7時半から。9時からは発声練習。9時半より1部前半のミュージカル・ジャズの曲の練習。12時から1時までは練習会場を食堂に変身させ、1時から30分続きをした後で、1部後半の日本の歌になります。ここで指揮者が交代し、4時で終了。のはずでしたが、その後、男性だけで男声合唱の練習を30分間やることになってしまいました。

合宿2日目。朝食です。食堂(練習場)の外は竹藪。緑がさわやかです。 朝から快調なバスの二人。 朝食は和食でした。
食後の休憩。ロビーで数少ない男性陣が談笑中。 9時近くになり食堂の机を片づけて練習場にします。 その後ろで臨時の組織委員会が。2日間の指定席の手配で大変なんです。
一方で脳天気な・・・いや楽天的なテノールの面々!声が脳に当たって響く影響があるとか? 9時より発声練習がスタート。主に息の使い方に焦点を当てた発声練習をテノールのSがしました。 2部の最後の曲、「What a wonderful world」から練習を始めました。
バスの皆さん。続いて「HAPPY X'MAS」の練習です。 テノールの皆さん。1部の最初の曲「サマータイム」の練習。 アルトの皆さん。
ソプラノの皆さん。「エビータ」の「アルゼンチンよ泣かないで」の練習。できあがりは今ひとつ。 指揮は守屋さん、ピアニストは今日も門さんです。 会場が狭いせいで、後ろの方は立ってうたう人もいました。お疲れ様でした。「スワニー」の練習は初めの出だしだけ。テノールが大変です。
やっと昼食です。練習会場に机を戻せば食堂に変身。あとは列に並んで昼食をもらいます。 今日の献立はカレーにコロッケ、サラダ、グレープフルーツでした。食堂の人から何度も「カレーは後の人が無くならないように1杯だけにして」と声がかかります。 その時、「わー、お皿からカレーがこぼれる〜」と大声を上げていたのがバスのYさん。2杯もかけているのでありました!さすが副指揮者。みんなから暖かい?声もかかりました。
一斉に食べたら後はちょっとだけですが休憩時間。 さっそく寝ているテノールの大型新人Uくん。昨日の暴飲暴食がこたえたのでしょうか? また、机をどけて練習開始。1時から30分、スワニーの続きを練習しました。
1時半より1部後半の日本の歌。「ねがい」の最初をていねいに柔らかくうたいます。指揮はバスのYさん。ピアノはソプラノのMさんがお手伝い。 曲によっては覚えているものもあって楽譜を離しています。「風のように」も前半は語りかけるようなつもりでうたいます。 大きな指揮でダイナミックレンジを求めてきます。ピアノ伴奏は土肥さんです。
しばし休憩。88期研究生を終えた皆さんです。 「桑ばたけ」の練習を終わり、4時になりました。女性の皆さんは解散です。男性は居残り特訓です。 さみし〜い会場。これだけしか男性はいないのかなぁ。木枯らし紋次郎のテーマ曲「誰かが風の中で」の練習。これを終え、4時半に練習合宿は終了。元の食堂に戻して解散しました。

組曲「そして一輪の花のほかは・・・」の「日本国憲法第九条」をのぞいて定期演奏会のすべての曲の練習ができました。練習テープ・MDもしっかりとったので、これからは暗譜・暗譜・暗譜です。楽譜を離して指揮者にどれだけ集中できるか、交流会で話し合った内容がどれだけ音楽にできるかどうか、明日からの練習で試されます。しかし、疲れた〜。・・・・・・・・・・・・あれーこれって昨年の練習合宿の感想と同じだ! クリックすると少し大きな写真が出て来ます。【テノール S】