門真労連結成15周年記念レセプション公演

日程  2004年11月11日(木)
場所  門真市民文化会館

 門真労連の結成15周年記念レセプションに呼ばれ,、演奏をしてきました。門真市での団演奏は久しくなかったのですが、毎年夏に門真市で行われるピースフェスタに関西合唱団のポマト班が参加している実績がものをいったのでしょうか。事前にレセプション会場はお酒も入っているので、25分の演奏をどう組み立てるか演奏教育部で検討しました。曲目はよく知られている「翼を下さい」「たんぽぽ」、そして手話を付けて「おくりもの」。働く仲間を励ます「みんな元気か」「未来をかけて」「たたかいの中に」、そして、憲法改悪が心配される中、「憲法第9条」(外山雄三作曲)。最後のに安広作曲の「ねがい」。その後で門真労連の歌!(「カメハメハ大王」の替え歌)を歌うこととし、替え歌以外は団で練習をしました。
 当日は集合が午後6時半。弁当が出たため、はやく来た人は夕食ができました。みんなが飲んで食べている前ですので、お腹の準備にも力が入ります。さて、演奏はどのようになったのでしょうか。

門真市民文化会館の控え室になっていた部屋は立派な会議室。そこでお弁当。机の上には門真労連の替え歌の詩があります。 指揮者の守屋さんもお弁当。食べ終わった人は楽譜や替え歌の詩を練習しています。 着替えをすませてまずは発声練習から。ソプラノの女性陣。発声練習の後は全曲を通して歌います。門真労連の替え歌も練習しました。
アルトと男性陣。しっかり練習が終わった後で、時間が押して20分しか取れないことが判明。前半の2曲をカット。司会のソプラノKさんは原稿の書き直し。 私たちの前はリレートークをして、歓談をされていました。私たちの演奏がとどくかどうか心配です。 さて私たちの演奏。1曲目は「みんな元気か」。演奏に合わせて、ざわついていた会場が演奏に集中していきます。よかった。左端のKさんの司会もバッチリです。
働くものの思いを明るく元気に歌い上げる「みんな元気か」に私たちも元気をもらいます。 2曲目に「おくりもの」。手話を付けて歌います。手話ができる人が前に出ます。 ここで更に会場はこちらをしっかり見てくれました。ピアノは門さんです。
守屋さんの指揮で「未来をかけて」。思いがぐーっと声にのって、会場もしっかり聞いてくれ、冷静に歌うことは困難でした。次は往年の曲「たたかいの中に」。青島さんの編曲で合唱発表会で歌っています。 そして組曲「そして一輪の花のほかは・・・」より「憲法第九条」。たった1分の歌ですが、みんなの気持ちがそろいました。 安広作曲の「ねがい」。ここでも会場がぐーっと集中して私たちの演奏を聴いてくれました。
最後に会場の皆さんと「カメハメハ大王」の替え歌で「門真労連の歌」。アンコールの声があり、再度「門真労連の歌」をノリノリで歌ってしまいました。 演奏が終わってから廊下に出てすぐに反省会。「会場の皆さんがとっても集中して聞いてくれて良かった。」「またこのような公演に参加したい。」との声があがりました。 今日は本来なら団の練習日で練習の後は長い班会議があるのです。しかし今日は終了。早速帰りにあちこちで飲み会が始まるのでした。

 団は今、日本のうたごえ祭典in沖縄(11/20〜22)に向けて、合唱発表会の2曲「生きる」「たたかいの中に」の練習と全国合同の曲「返せ沖縄」、歌劇沖縄の「終幕の大合唱」「アメージンググレイス」などを練習する一方、この公演の練習、そして研究生の修了演奏会(12/18土)に向けて団研合同曲の「石」(「炎の歌」より)と「ブコビナポルカ」を練習中。そのため、この公演だけにたくさんの時間は割けず、会場の雰囲気と合うか、ちゃんと聞いてもらえるかなど心配をしていたのですが、私たちの演奏が始まると、ざわついていた会場がスーと静かになり、しっかり聞いて頂けました。私たちの方も会場の反応に思わず力が入り、大変感動しました。終了後、門真労連の方2人(府立高校で私の仲間です)が「大変感動しました。」と控え室に来てくれました。私たちも元気になった一日でした。【テノール S】