演奏会リハーサルの様子  

日程  2006年7月29日(土)
場所  国際交流センター 大ホール

今年もとうとうやってきました! 今日は演奏会当日。昼から本番の会場で通しのリハーサルを行います。今年は来年も

。全員集合は昼の12時。早く来られる団員はロビーでパンフレットにチラシを入れる作業がありました。1時からステージ上で体操と発声練習で今日の一日がスタートします。

国際交流ホールです。大阪の真ん中、地下鉄「谷町九丁目」駅近く。入って右側にホール、左側がホテルです。 ロビーでは団長が率先して表方の準備をしていました。。 会場内は昨年までのいずみホールに比べて横に広く、キャパシティも約1000人と大きいです。お客さんが入っていない状態では響きすぎる残響がありました。
ステージいっぱいを使って全員で体操と発声をします。しかし、開始時間には半分くらいの参加です。 体操と発声はテノールのSです。肩や首の体操をしてから呼吸を中心に発声をします。体操している間にほぼ全員が揃いました。 指揮者の守屋さんから声がどう届くのか確かめるためにひな壇に載って発声練習をすることにしました。
演奏教育部長のテノールYさんと舞台監督をお願いした時田さんで場当たりをします。 各ステージごとの立ち位置を順番に確認していきます。立ち位置はステージごとに名前の入ったシートで確認します。 自分の立つ位置を舞台上でつかみ、各列のつま先の位置も決めます。指揮者が見えるかどうかも確認していきます。見えない場合はこの場で位置を入れ替えます。

ここから各ステージのリハーサルになります。1回通す時間はあっても2回通す時間はありません。指揮者はポイントを絞って注意していきます。歌い手の方も本番用に声や体力を残す必要があります。

開幕前に幕前で女性6人で「携帯切らなきゃお仕置きよ」。そして幕を開けるとステージT。 ステージTは松下耕編曲でさだまさしの「道化師のソネット」から始まります。指揮は守屋さん、ピアノは門さん。 続いて「精霊流し」「北の国から」。
男声合唱の「時代」。立つ位置を確認していきます。女性はいったん左右にはけます。 また女性が戻ってきてホルストの「Jupiter]。 今回初めてソプラノのソロの部分を歌う2人。前列左から2人目のMさん、3人目のTさん。
ピアノの門さんとドラムの奥野さんによるセッション。次のAVANTIのメンバーの着替えの時間を捻出します。 AVANTIの曲目はモーツァルトの「クローエに」と「バイカル湖のほとり」。何度もだめ出しをしました。 ステージU。指揮は守屋さん、ピアノは今回初めて定期演奏会で弾いていただく石田さん。
人数が減ってひな壇の1段目を開けて3列になります。 今回の演奏会で一番難しい「4つのスロヴァキア民謡」と「歴落」の舞台です。 リハーサルでも一番だめ出しが多く出ました。「歴落」ではアカペラに挑戦しました。

これで1部の練習は終了。2部の最初はレガーテ。今回は素晴らしいステージングで目でも楽しませてくれる構成でした。

2部の開幕はレガーテ。指揮は山本さん、ピアノは山下さん。 「明日に架ける橋」の最後にはグラデーションの入った布をひろげていきます。本番の服装だともっと引き立つでしょう。 2曲目はパーカッションが入ります。最近副団した団員のソプラノMさんです。曲は「世界の歌メドレー」。
「花まつり」、「ともしび」、「泉のほとり」と曲に合わせてステージの構成が変わっていきます。 「花祭り」でも踊りが入りました。 「泉のほとり」では踊り手3人で最後を決めました。

つづいてステージVの舞台。平和の誓いによせたアンソロジー

司会の甲斐さんの曲目紹介から始まります。この間にレガーテと入れ替わり、後ろに並びます。 着替えています。次のステージWで衣装の早変わりをしますが、その時間を実測するためです。 ピアノは門さん。1曲目は「奪われし初恋」。思わず思いが入ってしまう曲ですが、そこは冷静に歌わなければ行けません。
2曲目は「祈り」。指揮は守屋さん。 一番だめ出しが多かったのは3曲目の「とむらいのあとは」。短い曲ですが後半のピッチの維持が大変です。 最後の2曲は安定しています。「日本国憲法第九条」「火に」。

最後はステージWです。たくさんの青年とともに歌います。司会の甲斐さんが小野ヨーコの詩を朗読します。この詩はジョン・レノンが「Imagine」のインスピレーションを得た詩なんです。この間に団員は一度はけて着替え、着替えができ次第青年と共に舞台に出ていきます。

指揮は山本さん、ピアノは石田さんです。青年担当のソプラノKさんが前に出てみんなの立ち位置や動きを確認します。 1曲目は「NO MORE CRY」。ひな壇の前は青年を中心に2つの群になっています。 昨年の演奏会でも青年と一緒に歌うステージWでは同じような形を作りました。
♪NO MORE CRY♪と歌うところは拳を上げてステップを踏んで動きます。 ♪君の手も引いてゆける♪と歌うところは手を掲げて左右に動かします。 全体の動きは合っているのでしょうか?
動きの確認のためソプラノのYさん(後ろ向き)と演奏教育部長のテノールYさん(舞台下)がチェックします。 指揮者も一緒になって動きの確認です。 ソプラノのKさんもチェック。
2曲目は「誰が・・・」。安広さんの新曲です。ひな壇に全員戻って歌います。 指揮の山本さんから曲想や歌い方について注文が出ます。特に男声に出だしを何回も練習しました。 間奏での視線の位置は詳しく指定するためにテノールYさんが会場の後ろを走って指示しました。
最後の「Imagine」はまたひな壇から降りて広がって歌います。途中から動きもつけます。 これでリハーサル終了。いったん舞台の上に座って今後の諸注意を聞きます。 指揮の山本さんがドラムの奥野さんの所に行って打ち合わせをしています。

このあと、会場ではAVANTIとレガーテの合わせがありました。他の団員は夕食休憩。そしてリハーサル室に集まって発声と意思統一をして舞台に上がります。

リハーサル室での直前の発声練習。バスのTさんが行いました。ステージTの衣装で集まります。 意思統一は指揮者の山本さんや守屋さん、演奏教育部長のテノールYさんによって進められます。 開幕直前の様子です。幕前では「携帯切らなきゃお仕置きよ」が歌われています。

番外編。今回は特別に舞台裏をお見せします?

衣装に着替えて出番を待つレガーテの皆さん。後ろにはレガーテのステージングを担当した文屋さん。 1部が終わったところで昨年までピアノ伴奏でお世話になった土肥さん(千秋さん)が楽屋に。 青年の皆さんは「NO MORE CRY」の振り付けの練習をしています。

さて、その本番の演奏はどうだったのでしょうか。

30日のリハーサルと打ち上げの様子や本番の様子は後日UPします。(以上の写真はテノールSと元団員のバスTさん、そして団長の提供でした)
。大きな写真は後日UPします。【テノール S】