伊藤光子先生の発声講座

     発声講座

日程  2009年4月26日(日) 午後1時30分〜4時30分
場所  大阪グリーン会館

 今年度の日曜講座は、伊藤律子先生の発声講座です。2007年の1月28日(日)にも同じ場所で行われましたが、その評判が良くて、さらに身体の使い方などをみっちり教えて欲しいという要望が多かったのです。今回はこの要望にお応えすべく、伊藤先生からは「腰を縛るひもを持ってくること」との条件付きで行いました。そして会場はブルーシートを引いて床に寝転べるようにしました。
当日は会場一杯の100名を越える方々で会場は埋まり、体を動かしたり、楽しい説明と実践的な練習の発声講座が行われました。

遅れて参加すると、会場内は人で一杯。みんな靴を脱いで手にはひもを持っています。 このブルーシートに寝て、腹式呼吸を確かめます。しかし人が多すぎて全員一斉に寝ることができません。 ひもの巻き方講習です。台の上で例を示しているのは団員のバス2のFさんです。
ひもの位置ですが、おへそより下。ここを押すようにして息を吐きます。これだけお腹があるとひもの位置もわかりやすいですね! 続いてブルーシートを片付けて椅子を出し、歌の練習になります。先ほどの身体の使い方をいかに歌に生かすのかが課題です。ピアノは菊岡さんにお願いしました。 前回の講座でもそうですが、先生は発声のことだけでなく、詩の中身をどうとらえて声にしていくのかについてもいろいろと勉強になるお話がありました。
パートごとに身体を使えて歌えているか、確認のために立って歌います。アルトの声はどうでしょうか? 次はソプラノの皆さん。先生は「60になっても上のラの音は出せます!」と強調されていました。練習のしがいがあります。 そのソプラノの発声はどうでしょうか?成果が出てきているかな?と男性陣は聞いています。
全員であわせて今日の練習は終了となりました。司会のバス2のYさんから「伊藤先生、ありがとうございました。きっと明日からの練習で声が変わるはずです。」とお礼を言って、質問のコーナーになります。 次々と質問の手が上がります。その質問にてきぱきと先生は答えていただけました。 最後に元団員で「みんなのうた」「いとし子よ」などを作曲した原田さんが近く行われるコンサートのお知らせをかねて1曲披露してくれました。さすがにうまい。しっかりと腹式呼吸ができています。

残念なことに用事で送れて参加したために、シートの上で寝て腹式呼吸の特訓をされた前半部分の写真がありません。申し訳ありません。【テノール1 S】