第74回定期演奏会1日目 リハーサルの様子

日程  2009年7月20日(月・祝)
時間  午前11時45分〜
場所  いずみホール

 今年もリハーサルの日を迎えました。昨年に引き続きいずみホールです。
 全員集合は開演が早いので昼の12時です。少し早い目に楽屋に入ります。そして舞台に集合して体操と発声から始まります。

いずみホールです。今日は少し天気が怪しい感じです。このホールは大阪のJR環状線「京橋駅」の近くにあるとっても響きのよいホールです。 男性の楽屋の一つです。みんな時間前に着替えの衣装をしこたま持って集まります。団員は衣装が5回分も必要です! そして舞台にあがり、テノール1のSによる体操、山田さんによる発声をします。

1部のステージTから“人生の応援ソング”リハーサルの開始です。位置決めを先にしてから1度通すくらいの時間しかありません。

演奏会のはじめは”人生の応援ソング”と題して関西合唱団とともに歌う団人の舞台。男性陣が真ん中で、女性陣が周りを囲む形です。 「時代」(詩・曲:中島みゆき 編曲:金井信)から歌います。演奏会の出だしの曲なのでその出来いかんで演奏会が決まると言っても良いのです。 続いて「the flag」(詩・曲:小田和正 編曲:小林康浩)です。今回の演奏会のために小林さんに編曲をお願いしました。
指揮は山本さん、ピアノは石田さんです。 続いて男声合唱の「生きてりゃいいさ」 (詩・曲:河島英五 編曲:三阪仁見)。男声ソロが光ります。女性陣は舞台左右から出て行きます。 女性陣が戻って「世界に一つだけの花」(詩・曲:槇原敬之 編曲:金井信)を歌います。
このステージの最後は「人間の歌」(詩:曲:山ノ木竹志 編曲:吉田桂子)です。 この舞台が終わると団員は一度はけます。 続いてボーカルアンサンブルAVANTIで「ダニー・ボーイ」と「Waltzing Matilda」。ボブ・チルコットの編曲で門さんのピアノと藤岡さんのベースが入ります。

続いてステージUのリハーサル。ボブ・チルコット曲による「「A Little Jazz Mass」。今回、一番難しかったかな?

AVANTIと同じ伴奏の編成です。本番では団員は着替えて登場します。 「A Little Jazz Mass」より1曲目は「Kyrie」。 2曲目が一番変化に富んでいる「Gloria」です。一部のピッチとリズムが心配です。
3曲目の「Sanctus」です。 4曲目の「Benedictus」です。 5曲目の「Agnus Dei」です。一回通した後に一部のだめ出しをします。

続いて関西合唱団60周年記念合唱団の演奏です。

60周年記念合唱団の皆さんです。毎月第4土曜日の練習で一年をかけて準備してきました。最初の曲は「さとうきび畑」(詩・曲:寺島尚彦)です。ピアノは門さん、指揮は守屋さんです。 団員も何人か参加しています。毎月の練習のために海を越えて!参加している人もいます。 2曲目は歌劇「ナブッコ」より「行け我が想いよ黄金の翼に乗って」(詩・曲:ベルディ)です。

続いて1部の最後は60周年記念合唱団関西合唱団と合同で演奏します。

司会の甲斐美穂子さん。第88期研究生で今は司会のプロです。 まずは並び位置を決めます。60周年記念合唱団の列の間にまたまた着替えた団員が入って来ます。 曲は「生きる」(詩:谷川俊太郎 曲:武義和)。指揮は守屋さん、ピアノは門さんです。この後、本番では休憩が入ります。

続いてステージVのリハーサル。レガーテの演奏から始まります。


レガーテの演奏です。まずはいろいろな体型に並び直して位置の確認をします。指揮は山本さん、ピアノは山下さんです。 最初の曲は「歩くうた」(詩:谷川俊太郎 曲:林光)。このように舞台を歩いて歌います。続いて「君歌えよ」(詩:谷川俊太郎 曲:信長貴富)。 最後に「ねがい」(詩:広島市立大洲中学校3年生有志 編詩:山ノ木竹志 曲:安広真理)です。舞台をどう使うかしっかり考えられた構成になっています。

続いて関西合唱団混声合唱のための組曲「忘れっぽい人のために」です。

本番では団員はまた×3着替えて集合します。曲の雰囲気ががらっと変わる中で、気持ちの集中が必要です。混声合唱のための組曲「忘れっぽい人に」(詩:中桐雅夫 曲:外山雄三)です。 1曲目は「白いハンカチ」、2曲目は「母子草」。指揮は守屋さん、ピアノは門さんです。 3曲目は「想像力」、4曲目は「忘れっぽい人に」です。この演奏は安定していました。

最後の舞台はステージWで“青年とともに”。関西合唱団に加え、ともに歌う合唱団、そしてこのステージのために集まった青年の方々です。

本番ではまた×4着替えて集合します。青年も加わるため、舞台一杯に広がります。指揮は山本さん、ピアノは石田さんです。 青年だけの練習を一杯行ってきました。その成果は出たのでしょうか。 1曲目は「手紙」(詩・曲:アンジェラ・アキ 編曲:鷹羽弘晃)。青年だけの(少しソプラノもお手伝い)の出だしで思いを込めて歌います。声の質が明らかに違います!
途中でリズムを取って拍手をする所は練習をし直しました。指揮者からは表情についても注文が飛びます。 2曲目は「ひとりひとりがHERO」(原詩:地域労組大阪 編詩・曲:Kei Suger 編曲:山下和子)です。青年の置かれた厳しい現実を働く者の連帯で励ます歌です。 3曲目は「誓い」(原詩:パク・ノヘ「対決」より 日本語詩:小林光 詞:山ノ木竹志 曲:安広真理 伴奏編曲:三苫洋子)です。
舞台一杯の人です。本番では客席からはどう見えるのでしょうか。 最後はおなじみの「みんなのうた」です。指揮の守屋さんが出て、会場に向かって指揮をします。ピアノは門さんと石田さんの連弾です! 最後に演奏教育部長のソプラノ1のKさんより注意事項の連絡があり、ひとまず解散。早めの夕食を取ります。

ここで練習は終わります。少し早い夕食休憩ですが、レガーテとAVANTIが練習のやり直しで舞台を取り合います。毎年のことですが・・・
そうそう、今年からメイクの方が来られます。女性の希望者は(男声の希望者はいなかったようですが)順番に楽屋でメイクをしてもらっています。その成果は?
開場の時間に合唱団員はリハーサル室に集まり最後の発声や意思統一をします。

1部の最初の衣装に着替えてリハーサル室に集まり、簡単な体操、発声をバス1のTさんがして、意思統一となります。 団員やともに歌う団員の方の決意を言ってもらい、指揮者の山本さんからも一言、いや二言・三言・・・。 続いて指揮者の守屋さん、団長の山本さんからも一言。そして舞台袖に並びます。本番まで後わずか!

さて、その本番の演奏はどうだったのでしょうか。【テノール1 S】