日本のうたごえ祭典・京都 出撃記

日程  2009年10月23日(金)〜25日(日)
場所  文化パルク城陽、京都子ども文化会館、京都府立体育館、京都市呉竹文化センター、京都市右京ふれあい文化会館

 今年は京都で日本のうたごえ祭典がありました。京都で行われるのは2回目。大阪の隣なので全団あげて祭典の成功のために取り組みました。大阪で行われる練習会への参加や、団員以外の方も誘った団独自の合同曲の練習を連続して行うなど、演奏の柱になるよう練習してきました。今回は場所が近いと言うこともあって関西合唱団らしく?各自ばらばらで参加していきます。
 10月23日(金)は文化パルク城陽にて合唱発表会「一般の部B」に関西合唱団は参加します。なんでまた普通の日の昼に合唱発表会を入れることが出来るのでしょう?どうしてまた、多くの合唱団がこんな困難な日程なのに参加できるのでしょう?文句を言っても何も始まりませんが、本当に皆さんご苦労様です。また、その後に同じ会場で「女性の部」、「小編成の部」があり、遠く離れた京都子ども文化会館で「一般の部A]があります。加えて日本のうたごえ合唱団に参加する人は京都府立体育館でリハーサル。他の合唱発表を聞くことができないような過密スケジュールです。多くの団員が京都に泊まることになりました。
 24日(土)は一転して府立体育館の大音楽会だけに集中する企画です。うたごえ合同や関西合同、人によっては女声合同や男声合同、青年の舞台に立つ人もいます。合唱団で事前に配られたスケジュール表と首っ引きで練習場のサブアリーナや舞台に立って練習です。そして本番を待ちます。
 最終日の25日(日)は団としては何も入っていません。各自、気に入った合唱発表会を聞きに行きます。京都子ども文化会館では「職場の部」、京都市呉竹文化センターでは「交流の部」、京都市右京ふれあい文化会館では「オリジナルコンサート」。この日も掛け持ちで忙しく移動する団員もいました。おっと、今回も忘れてはいけません。団が作った第74回定期演奏会のCDも他の方々の迷惑を顧みず販売しなくてはなりません。
 その出撃記を簡単にまとめてみました。ただ、相変わらず、いや当然、自分たちの演奏場面は写真が撮れないのでありません。


 
23日(金)は団員は休みを取って参加しますが、どうしても参加できない団員もいました。各自でめいめい城陽市の文化パルク城陽を目指します。大変大きな施設なのでびっくり。12時20分に会場なので、早く来た団員は他の「一般の部B」の演奏を聴きます。そいて14時52分に2階ホワイエに着替えて集合と決めてあります。そして恒例のリハーサル前の意思統一をして発表会に臨みます。今回の発表曲は定期演奏会で歌った「Gloria」と「忘れっぽい人に」です。その後は、続いて行われる合唱発表会「女性の部」や隣で行われる「小編成の部」、遠く離れた会場で行われている「一般の部A」に出る人、そして夜は日本のうたごえ合唱団が府立体育館でリハーサルです。体が持つかなぁ・・・・?

お昼頃に文化パルク城陽に到着です。大変立派な施設、そして天気にも恵まれています。 合唱発表会「一般の部B」で「さすがは京都!」との声が高い京都民謡暉謡会合唱部の皆さん。 14時50分頃には2階ホワイエに団員が着替えて集まります。
各自の思いを語り、気持ちを一つに束ねていきます。最後にみんなでハイタッチをしてからリハーサル室へと向かいます。 リハーサル室は異様な暑さと響きの無さ。指揮は守屋さん、ピアノは門さん。 発声練習をする時間はなく、待っていた時に簡単なストレッチと腹式呼吸だけなので、声がまだ乗りません。

 「一般の部B」での演奏の様子はありません。この後、団員はそれぞれ思い思いに行動しました。「女性の部」「小編成の部」「一般の部A」に行く人。そして夜は府立体育館でのリハーサルに参加する人などです。

府立体育館のサブアリーナで池辺先生の練習です。曲は池辺先生作曲の関西合唱団で初演した「今日は日曜日」と「円形の天地 京都から」です。 続いて府立体育館での舞台に移動してリハーサルです。 全国から集まった人の立ち位置を全員の名前の入ったステージシートで再度確認しています。

 24日(土)は京都府立体育館での大音楽会だけがあります。京都の方のこの音楽会への取り組みの姿勢が現れています。
 朝からリハーサルです。女声合唱の練習は9時15分から、混声合唱は9時40分からと団の指令書(団の演奏教育部通信と京都の指令書 企画委員会ニュース)には書いてあります。その時間に行くとサブアリーナ入口で今日のプログラム毎の立ち位置を名前入りで印刷したシートが渡されます。(大阪祭典を思い出します。)床にはテープが貼ってあり、ひな壇の位置を示しています。この1点だけでも演奏に責任を持とうという京都の意気込みが感じられます!
 さて、本番は14時からですが、その大音楽会はどうなったのでしょうか?。

府立体育館前には係の方がどこへ集合するかプラカードを掲げてお出迎えです。手際がよいです。 サブアリーナで混声合唱のリハーサルです。守屋さんの指揮で「生きる」を歌います。指揮をしっかり見ないとリズムがあいません。 続いて池辺先生で「アメイジンググレイス」。ソロは山田さんです。
関西のメンバーはここで舞台で行われる関西合同の」リハーサルがあるために移動します。合同曲は「我が窮状」(沢田研二作詞)で指揮は元団長で大阪うたごえ協議会の西さんです。 舞台上では次々とリハーサルが続きます。 そして日本のうたごえ合唱団の舞台リハーサル。指揮は池辺先生、ピアノは門さんです。
女声合同は指揮が鈴木先生です。続いて男声合唱、そして混声合唱とリハーサルは続き11時25分で終了となります。 関西の人はすぐにサブアリーナに戻り、関西合同の「我が窮状」の練習です。 サブアリーナの練習が終了し、着替え場所になります。幕を張って男女別の着替え場所を設営するのですが、団員が多数手伝いました。ここに荷物も置けます。
やっと自分の席に着きます。今年は少しは側面から舞台が見える位置です。舞台の後にある多選れ幕が京都らしいです。 しかし、階段を上がった一番上なのは昨年同様です。足下が危ない! 本番直前です。会場のフロアにはたくさんのお客さんで埋まっています。
大音楽会が始まりました。後ろの席も使った大舞台の合唱です。お客さんの入っていないリハーサルの状態では音響の性能が小さく、反響が大きすぎて大変心配しましたが、問題なく声が届いてきます。 太鼓も迫力ある響きで迫ってきます。 1部が終わった段階でサブアリーナへ着替えて集合です。立ち位置を確認します。
関西合同の舞台出演のため横の狭い通路に長いこと並びます。その間に2部がどんどん進行していきますが、全く見ることができません。 祭典合唱団の集合です。指揮者より最後の意思統一がありました。 本番が終わった直後の舞台からの様子です。最後までお客さんは帰りません。日程と時間の工夫のためですね。

 25日(日)は関西合唱団としてはフリーの日です。京都子ども文化会館では合唱発表会「職場の部」、京都市呉竹文化センターでは「交流の部」、京都市右京ふれあい文化会館では「オリジナルコンサート」。この日も掛け持ちで忙しく移動する団員もいました。

京都子ども文化会館です。初日にはここで「一般の部A」があり、今日は「職場の部」があります。我が団員一番人気の合唱発表会です。 大阪の国労の仲間達で作る「号笛」の舞台です。左端は元団長の吉岡さんです。 大音楽会の2階に張り出されていました。今回も写真に撮ってしまいました。しかし、我が団も課題は山積です。

 やはり演奏している写真が欲しいですね。何とか手に入らないものかな。他のグループの写真や記事も募集中。【テノール1 S】