2010年度 特別練習4

日程  2010年5月30日(日)午前10時〜午後5時
場所  西区区民ホール

 6月の定期演奏会に向けて、4回目の特別練習をしました。3回目は5月のゴールデンウィーク中の定期練習を増やして行いました。そして最終の今回も練習は当日のステージの形に並んで通し練習します。そのため早く行ける団員は9時半に会場に集まって床に演奏会で使うひな壇と同じ大きさの枠をビニールテープで床に書き、椅子を人数分並べていきます。ホール入り口には机を並べ、ニュースや座席表、出席簿などを並べ、10時までには準備が整いました。
 さて、練習はうまくいったのでしょうか。実はこの練習の後すぐに追加の特別練習が入ることになりました。体力が持たないと言うことで演奏会直前の特別練習はしないことにしていたのですが、指揮者の山本さんが是非にと言うことで6月6日(日)にも短時間ですが月曜日の曲の追加練習を入れることになりました。

西区区民ホールの入り口です。天気は良いのですが今日も一日ホールの中です。 体操・発声はバス1のTさんが行いました。だんだん団員やともに歌う団員がそろってきます。 はじめは木曜日の練習から。指揮は守屋さん、ピアノは門さんです。
組曲「永遠のみどり」の1曲目「ひとつの夏」や3曲目「終末」の出だし部分がそろいません。何度も繰り返すとそろってきます。 平日の練習に比べると体が疲れていないせいか、練習の進み具合は早いようです。 組曲「永遠のみどり」のソロ曲「失ったものに」はアルト2のFさんが歌います。
ホワイトボードには今日一日の練習スケジュールが書いてあります。 12時を前にして組曲「永遠のみどり」を通して歌います。全員その場で立って、演奏会と同じ位置で歌います。12時で午前中の練習は終了です。 すぐにその後の練習に参加するともに歌う青年と共に発声練習を兼ねた「Heal the World」の練習を団長が舞台上でします。この間30分。
団員やともに歌う団員は昼食です。ホール内で輪になって食べる人もいれば、食事をしに外へ出る人もいます。12時〜午後1時までが昼食タイムなのです。 外には公園があるのでそこで食事を取る団員もあちこちにいます。 一方、舞台上では12時半から60周年記念合唱団の発声練習です。舞台上で発声の指導をしているのは60周年記念合唱団員の千秋さんです。
続いて1時半まで60周年記念合唱団の練習です。曲は「ひとつのピース」と「夜明けの歌」。 団員も多数参加していますが、参加していない団員は後ろに回って休憩です。 次に60周年記念合唱団との合同練習です。
「うた〜春を夢見た労働者に捧げる歌」、「芦別の雪の中を」を丁寧に作り上げていきます。 指揮は守屋さん、ピアノは門さんです。 1時半までダイナミズムや発語、歌詞のニュアンスなどをそろえていきます。
続いてともに歌う青年の方をたくさん前列に迎えて「Heal the World」の練習です。 まだ楽譜にかじりついている人もいます。 なるべく楽譜を離し、指揮者を見て歌わないとリズムが合いません。
だんだん楽譜が離れていき、リズムや歌詞のニュアンスがあっていきます。 本当は椅子をどけて立って歌いたいのですが、後の練習があってできません。 何とか歌えるようにはなったのですが、後2回の練習を残すのみとなりました。
短い休憩を挟んで、午後2時からは月曜日の練習曲。指揮は山本さん、ピアノは石田さんです。 武満徹の作品から練習開始です。 日頃の練習よりソプラノのピッチが良くて指揮者も練習しやすそうでしたが、明日の月曜日にも同じ声が出るのかしきりに心配していました。
「小さな空」も「MI・YO・TA」も「死んだ男の残したものは」は関西合唱団にとっては難曲です。指揮者が繰り返し楽譜を置くように指示してほぼ暗譜で歌いました。 続いて1部の”世界のうた”のステージ練習。「鶴」では最初の部分をバス1のTさんのソロに換えることにしました。とっても良くて一同文句なし。 「おてもやん」のリズムや楽しい合いの手を演じきるにはやはり暗譜です。
月曜日の曲を最後に通す前に休憩を入れ、”世界のうた”ステージの衣装合わせをします。当日着る予定のカラフルシャツがお互いかぶらないかを確認するのですが、半数近くの団員が持ってきていません! 1部の最初の曲は「みんな一緒に」でソプラノ2のMさんの太鼓が入ります。 椅子はすべて片付けて本番の気持ちで歌います。
見る方向も決めます。指揮を見るのか、どこで視線を変えるのかを決めます。 「赤とんぼ〜アリラン」の最初の女声の斉唱がうまく歌えません。そこでこれもソプラノ2のTさんのソロにしました。これもとっても素敵で後半を引っ張ってくれました。 次に「鶴」を歌い、立ち位置を大幅に入れ替えて男女が左右で見つめ合うことができる位置に立って「おてもやん」、そして「明日に架ける橋」を歌いきりました。時間は5時5分前。すべて片付けて掃除をして5時には出なければなりません。連絡もそこそこに会場を後にしました。