第75回定期演奏会1日目 リハーサルの様子

日程  2010年6月12日(土)
時間  午前12時00分〜
場所  いずみホール

 今年もリハーサルの日を迎えました。昨年に引き続きいずみホールです。
 全員集合は開演が早いので昼の12時です。少し早い目に楽屋に入ります。そして舞台に集合して体操と発声から始まります。

いずみホールです。今回はし天気もよく、良い演奏会になりそうな予感がします。 男性の楽屋です。リハーサル室を練習用に取ったので、男性全員がこの一部屋、女性陣にはいくつも部屋があります。でも、男性陣から不満の声は聞こえてきません。良くできているのか飼い慣らされているのか・・・? いずみホールの舞台裏から舞台に出るドアの横に飾ってある人形です。緊張をほぐす意味なのでしょうが、かえってあがってしまうかも?

体操・発声を出演者全員でやってから、位置決めをします。合唱の練習は1度通すくらいの時間しかありません。

バス1のTさんのリードで舞台一杯に広がって体操をします。 続いてボイストレーナーの山田さんによる発声です。会場に響く声をよく聴いて声を出すようアドバイスがありました。 続いて立つ位置の確認になります。舞台右には毎回お世話になっている舞台監督の森さん、左にはマイクを持って団長の山本さんが指示を出します。
一番最後のプログラムの並びから始めました。 各ステージごとの立ち位置表は配られていますが、遠くから見てきれいに並ぶように位置をその場で確認します。 出入りや姿勢、ひな壇のどこに立つのかについても指示が出ます。

続いて1部のリハーサルの最初、“世界のうた”です。

他の出演者は会場で聴きます。曲は「みんな一緒に」(訳詞:加藤登紀子 編曲:小林康浩)で元気よく開幕。ソプラノ2のMさんの太鼓が入ります。 続いて「赤とんぼ〜アリラン」(詩:三木露風 曲:山田耕筰 朝鮮民謡:伊漢信 編曲:吉田桂子)。歌い出しはソプラノ2のTさんのソロです。 指揮は山本さん、ピアノは石田さんです。
続いて「鶴」(詞:R.ガザトフ 曲:Ya.フレンケリ 編曲:I.リツヴェンコ 訳詞:坂山やす子)。はじめはバス1のTさんのソロです。 並びを変えます。男声を真ん中に入れて、「おてもやん」 (熊本県民謡 編曲:金井信)。 これには本庄さんのフルートが入ります。このステージの最後は「明日に架ける橋」(詞・曲:P.サイモン 編曲:金井信 訳詞:Yu)です。

続いて1部の後半のリハーサル。AVANTIと関西合唱団60周年記念合唱団の演奏です。

ヴォーカルアンサンブルAVANTIで「The Lily And The Rose」(曲:B.チルコット)と「クラリネットをこわしちゃった」(フランス民謡 詞:石井好子 編曲:福井利雄)です。ピアノは門さんです。 続いて関西合唱団60周年記念合唱団の皆さんです。毎月第4土曜日の練習で一年をかけて準備してきました。最初の曲は「ひとつのピース」(詞:瀬原徹郎 曲:安広真理)。 2曲目は「夜明けの歌」(詞:岩谷時子 曲:いずみたく 編曲:守屋博之)です。指揮は守屋さん、ピアノは門万さんです。

“林学と山ノ木竹志作品をうたう”の演奏です。

関西合唱団60周年記念合唱団の後ろに関西合唱団と関西合唱団とともに歌う合唱団の皆さんが入ります。 1曲目は山ノ木作品です。「うた〜春を夢見た労働者に捧げる歌」(詞・曲:山ノ木竹志 中島泉編曲に基づく関西合唱団ヴァージョン)。
指揮は守屋博之、ピアノは門さんです。 2曲目は林学作品で「芦別の雪の中を」(詩:門倉さとし 曲:林学 編曲:林光)。 本番ではこの後は休憩時間に入ります。その時に関西合唱団の研究生募集の訴えがあるので、その練習です。

続いて2部のリハーサル。“武満徹をうたう”で始まります。


指揮は山本さんです。 最初の曲は「小さな空」(詞・曲:武満徹)。アカペラに挑戦します。 今回の演奏会で技術的に一番課題の多かった3曲です。
2曲目は「MI・YO・TA」(詞:谷川俊太郎 曲:武満徹 編曲:沼尻竜典)。この曲もアカペラで歌います。 最初のソプラノのピッチにかかっています。 3曲目は「死んだ男の残したものは」(詞:谷川俊太郎 曲:武満徹 編曲:林光)です。ピアノは石田さんです。
集中した音がホールに響きます。 司会は今年も甲斐さん。第88期研究生で今は司会のプロです。

続いてレガーテの演奏です。

続いてレガーテの演奏です。午前中は別な場所で公演をしてきたとか・・・。 2曲目は「いのちの歌(ドラマ「だんだん」より)(詞:Miyabi 曲:松村崇継 編曲:前嶋康明 合唱編曲:山下和子)。 合唱連盟のおかあさんコーラスでも入賞するなど、貫禄ある立ち姿です。
指揮は山本さん、ピアノは山下さんです。 2曲目は「人間の歌」(詞・曲:山ノ木竹志)です。

続いて混声合唱のための組曲「永遠のみどり」(曲:外山雄三)です。

初演以来、演奏会では3回目の演奏になります。はじめてアルト独唱の「失ったものに」(詩:山田数子)を加えます。アルトソロはアルト2のFさんです。 指揮は守屋さん、ピアノは門さん、演奏は関西合唱団、関西合唱団とともに歌う団員の皆さんです。 「ひとつの夏」(詩:下畠準三)、「はがゆい」(詩:正田篠枝)、「終末」(詩:栗原貞子)、「失ったものに」(詩:山田数子)、「燈籠ながし」(詩:小園愛子)、「ヒロシマというとき」(詩:栗原貞子)、「永遠のみどり」(詩:原民喜)です。

最後の舞台は“青年とともに”。関西合唱団に加え、ともに歌う合唱団、そしてこのステージのために集まった青年の方々です。


たくさんの青年の方が前に並び「Heal the World」(詩・曲:マイケル・ジャクソン 編曲:Andy Beck 訳詞:野坂けいこ)を一緒に歌います。 人数が多いので舞台の両袖に広がります。 指揮は守屋さん、ピアノは門さんです。
演奏の最後にアンコール曲として「みんなのうた」(詩・曲:原田義雄 編曲:青山義久)を門さんと石田さんの連弾で歌います。 リハーサルが終わり、毎度の事ながらAVANTIとレガーテのだめ出しの練習がありました。

ここで練習は終わります。少し早い夕食休憩ですが、レガーテとAVANTIが練習のやり直しで舞台を取り合います。毎年のことですが・・・
昨年からメイクの方が来られます。女性の希望者は順番に楽屋でメイクをしてもらっています。その成果は?
開場の時間に合唱団員はリハーサル室に集まり最後の発声や意思統一をします。

リハーサル室に1部の衣装に着替えて集合。テノール1のSにより簡単な体操と発声。 意思統一を演奏教育部長のソプラノ1のKさんの進行で行います。いろいろな人に今日の決意などを語ってもらいます。 続いて指揮者の守屋さん、団長の山本さんからも一言。そして舞台袖に並びます。本番まで後わずか!

この後、舞台に上がって1部が開幕します。1部の終了後、団員はすぐに着替えてリハーサル室に再集合。2部の開幕の今回一番難しい“武満徹作品”の出だしのチェックをします。

2部の最初の衣装に着替えてリハーサル室に集まり、武満作品の出だしをチェックします。
さて、その本番の演奏はどうだったのでしょうか。【テノール1 S】