特別団員募集のご案内

ともに歌う団員募集のご案内 


子育ての不安、子育てのストレス、虐待…
ひとりじゃ子育てはできないもの
地域みんなで子どもを育てたい…
子どもを育てる喜び、素晴らしさを暖かく歌います。
全国に歌い広げられている医療と介護をテーマとした合唱組曲
「いのちをつなぐ人たち」のコンビが贈る注目の2作目です。

演 奏 会 関西合唱団 第77回定期演奏会
演奏日時 2012年6月23日(土)午後6時半開演・24日(日)午後2時開演
演奏会場 いずみホール
指 揮 者 山本恵造
練習日時
2012年日(木)から毎木曜日 午後6時30分から9時
ほかに特別練習  3月25日(日)、4月8日(日)、4月29日(日)、5月3日(木・祝)、6月10日(日)(時間は未定)
練習会場 大阪音楽センター会館(地図参照
  大阪市城東区鴫野西5-17-16
  JR学研都市線・地下鉄今里線「鴫野駅」下車徒歩8分
(4月29日は長居ユースホステル、6月10日は城東区民センター)
団   費 全期間を通して12,000円(分割払いでも構いません。楽譜代金を含みます。)
演 奏 曲 子どもと大人による合唱組曲「そだちあういのち」(初演)
< 作詞 上田假奈代 作曲 安広真理 >

♪ 見上げてごらん夜の星を
   (信長貴富編曲 日本中に歌声を「歌おうNIPPON」プロジェクト)
♪ つぶてソングより あなたはどこに
   (新実徳英曲 福島県の詩人、和合亮一の2011年3月18日「詩の礫」から)など

♪ ふるさと(嵐が演奏)を青年ととも
お問い合わせ、
お申込みは
関西合唱団
 Tel : 06−6962−5482  Fax : 06−6969−1261
 住 所 : 大阪市城東区鴫野西5−17−16大阪音楽センター内(地図参照
 E-mail : kansaigasshoudan@ybb.ne.jp
 H  P : http://www.geocities.jp/kansaigasshoudan/
 交 通 : JR学研都市線・地下鉄今里線「鴫野駅」下車徒歩8分
募集チラシ ここをクリック(tomoutabosyuuchirashi2012.pdf)(648KB)

こともと大人による「子育てをテーマとした合唱組曲」 について  私たちは、一昨年夏、大阪市西区のマンションで起きた「2幼児放置死事件」に衝撃を受けて新しい合唱組曲を作り始めました。これは、決して特別な事件ではなく、同世代の若い母親が「残念に思うが、わたしも同じ状況になったら、やはりおかしくなってしまうと思う」と語るなど、どの母親にも起こりうる可能性はあるのではないでしょうか。子どもの虐待事件は、年々増え続けています。「子育ての話をできる人がいない」という、不安で孤立した子育てが広がっていると言われます。子育てが困難な社会状況のもとで「子どもはつくらない」と考える若い世代も増えています。これ以上こんな深刻な事件を起こさない社会、安心して子育てができる社会にするために、だれもが自分の問題として考えていきたい、そんな想いを込めて歌詞作りに取り組みました。
 この合唱組曲は、全部で9曲から構成されています。子育て中のお母さん、子育てをサポートする保育園の保育士や保健師、虐待事件を悲しみ子どもの命を守りたいと願う母親、児童相談所の職員、地域の見守り隊、学童保育の子どもに聞き取り取材を行い、歌詞を作りました。子育ての素晴らしさや楽しさ、子どもの未来をみんなで明るく、暖かく歌いあげる曲を歌いたいと考えています。いま、保育に対する公的責任を放棄する「子ども・子育て新システム」や子どもを競争に追い立てる教育基本条例に反対する運動が広がっています。“子どもの最善の利益”を願う人たちと一緒に歌っていきたいと考えています。
こともと大人による「子育てをテーマとした合唱組曲」 の歌詞抜粋 1章 なにもかものはじまり
 ー 誕生の日に ー

どくん どくん どくん
どくん どくん どくん

波のようにやってくる
ちいさな波 おおきな波
海をただよう小舟のように
ふいに こころぼそくなって
息を吸って ゆっくり吐いて
くりかえし くりかえす
そうよ ひとりじゃないから

どくん どくん どくん
どくん どくん どくん

生まれるためには 息をすること
からだいっぱい
はじめて息を吸って
声をきいたの あなたの声
ありがとう ありがとう
生まれてくれて ありがとう

どんなことがあっても
忘れないでいよう
勇気をくれた この日のこと

星空がうつくしいのは
ひとつの星が 生まれたから
ひとつひとつの星が 
せいいっぱい またたくから

何億光年向こうから とどく
ひかりの奇跡
奇跡のいのち
ありがとう 生まれてくれて
くしゃみをして
あなたは ぎゅっと手をにぎる。
3章 希望保育園

保育園の朝 抱っこされて
よちよち歩いて ぴょんぴょん飛び跳ねて
泣き顔で 笑い顔で おしゃべりしながら
こどもたちがやってくる

いつも笑顔でいること
笑顔が元気を はこんでくれる
おしえてくれたのは こどもたち

いそがしくて 忘れていたこと
しあわせは いまここにあること
おしえてくれたのは こどもたち

みんなで育つよ 人はひとりじゃないよ
保育園は希望の場所よ
おしえてくれたのは こどもたち

昨日まで できなかったこと 
今日もひとつ できるようになったね
ひとりひとりの こどものちからを信じて
希望保育園に夜がやってくる
(後略)
6章 どんなときも

幼いふたりのこと 知って 一晩中泣いてた
3歳の息子が頭を撫でてくれた
わたしも同じシングルマザーなの
守れなくて ごめんね 

つらいとき あのマンションに出かけていくの
もう こんな悲しいことがありませんように
こどもたちを 守りたい
どんなときも 守りたい

問題がつづいて 親は孤立し
小さなこどもは 親につらくあたられても
それでも 親を信じる

愛されることの経験の乏しさは
こどものいのちに関わること
すこしでも信頼できる大人とであい
生きてほしい 

こころぼそくても 
どんなときも くじけないで
どんなときも 守りたい
ひとりで がんばりすぎないで
どんなときも いのちを信じて 
つらいときには 誰かに助けをもとめて
どんなときも 守りたい
どんなときも 守りたい