定期演奏会の紹介

第35回定期音楽会の紹介

 創立30周年記念 すばらしい明日への賛歌
中央合唱団 関西合唱団 ジョイント・コンサート 

演奏日時 1977年10月2日(金)午後2時開演
演奏会場 森之宮青少年会館文化ホール
指   揮 守屋博之
ピ ア ノ 山口美佐子/根来博子/吉川真知子
松永勇次/吉田親家(アコーディオン)
出   演 中央合唱団(アンサンブルケーナ)/関西合唱団/ログメイツ

演 奏 曲  1部 太陽への讃歌        (インカ民謡)
みんな一緒に         (ポリビィア歌曲)
花祭り             (アルゼンチン民謡)
ラ・バティーア         (詩・曲:トニーターニョ)
この手に大地を        (詩・曲:ダニエル・トロ、アニエル・ペトロセリ)

パブロ・ネルーダ 詩による構成
 −兄弟よ よみがえろう起ち上がろう−

折鶴              (詩:森田八重子 曲:木下航二)
俺は枕木           (詩:村田静夫 曲:沢口富保)
みんなが笑う日まで    (詩・曲:林学)

        2部 とべよ鳩よ            (詩:マトウンフスキー 曲:ドナエフスキー)
橋をつくったのはこの俺だ  (詩・曲:トム・パクストン 編曲:守屋博之)
ラ・クカラーチャ         (メキシコ民謡 編曲:戸田義明)
ラ・ゴロンドリーナ        (メキシコ民謡 編曲:木内)
シュワベチカ           (ポーランド民謡 編曲:関西合唱団)
収穫のうた            (詩:イサコフスキー 曲:ドナエフスキー)
シャンテ              (詩:ジルベール・ベコー 編曲:本並美徳)

−シングアウト−
翼をください           (詩:山上路夫 曲:村井邦彦)
心はいつも夜明けだ      (詩:永山孝 曲:荒木栄)
沖あげ音頭           (北海道民謡 編曲:中央合唱団)
明るい子供らのうた      (詩・曲:大阪市教組 青年合唱団)

ロシアの広野          (詩:N.ゴッフ 曲:Y.フレンケリ)
つばめ              (アルメニア民謡 訳詩:中央合唱団)
アムール河の波        (曲:M.キュッス 編曲:V.サカロフ 訳詩:合唱団白樺)

花をおくろう           (詩:森田ヤエ子 曲:荒木栄)
新しい朝のうた         (詩:瀬野とし 曲:木下そんき)
君は生きているか       (詩・曲:石原 いっき 編曲:青山義久)

チラシ(表)

ごあいさつ

プログラムより
 うたごえ運動は来年で創立30周年をむかえます。
この30年間にうたごえ運動は、民衆の日常生活やたたかいに創造の源泉をおく大衆的な音楽運動として、多くの成果をあげ、働くものの夢を音楽を通じて実現してきました。しかし、いま国民のなかに広範にある良い文化への要求や、青年たちのもっと希望にみちた生活がほしいという切実な気持ちをみるとき、私たちはこのうたごえ運動を飛躍的に前進させることの必要性を切実に感じるものです。運動の創立とともに、その先頭にたって活動してきた中央合唱団と関西合唱団は来年の30周年にむけ地域職場にうたごえをひろげ、サークルを建設し、運動の基盤をいっそう強めるために協同して大阪での善及活動にとりくむことになりました。このとりくみの成功は大阪におけるうたごえ運動と民主的音楽運動の大きな発展と、地域文化活動の前進に役立っものと信じています。
 なにとぞみなさま方もこの趣旨に御賛同のうえ、地域の合唱団の結成や、公演成功のために御協力下さいますようお願いいたします。

プロフィール

プログラムより
《中央合唱団プロフィール》
 中央合唱団は、戦後荒廃した中で故関鑑子の提唱により、1948年2月、20数名の青年労働者によって創立されました。
 以来「うたごえは平和の力!」「うたは闘いと共に」のスローガンをかかげ、国民生活と闘いを源泉とし、世界人民のうた・日本民謡・日本人民のうたを歌いひろめてきました。
 同時に、うたう会・合唱団の建設にとりくみ、日本のうたごえ運動をおしすすめてきました。また、国際友好を強める活動を行ない、世界青年学生平和友好祭・中国公演(61年)・ソヴィエト公演(64年)・インドネシア・ガネフォ(63年)などに代表を派遣し、全国のうたごえの代表と共に公演を成功させました。
 日本のうたごえ20周年を記念して創作された歌劇「沖縄」第2次全国公演で、中心的役割を果たしました。
 現在団は、東京都内に3つの分教室をもち、8ケ月間音楽教育を受けた、研究生は100期生を迎え1万人以上にも及び、修了後は団員となり更に音楽の訓練と学習・団活動をすすめている職場団員150名。職場を離れて音楽学習と団活動をすすめている常任団員20名がいます。
 今回は創立30周年の記念事業の一つとして全国各地・学校等で、縦断コンサートをとりくみ、好評を得ている演奏グループ、アンサンブルケーナが伺います。


《関西合唱団プロフィール》
 1948年創立以来、年2回の定期演奏のほか大小のミニ音楽会、学校公演、うたごえ喫茶など年間公演百回を越す。
 大阪のうたごえ運動をすすめる合唱岡として活動、6ヵ月間の研究生、教室卒業生は約1万5千人を越えている、また、他の音楽団体、専門家とも協力し、「森の歌」「炎の歌」等のとりくみでは、大阪フィルや外山雄三氏とも共演、新音楽協会(旧大阪労音)例会にもたびたび出演している。合唱のほかアコーディオン、ギター、ピアノなどの器楽、民謡、ポップス、ボーカルなども追求している。
団員数150名(団長・守屋博之)研究生100名.。

府下公演スケジュール(予定)
プログラムより
10月2日(日)2:00開演 森之宮青少年会館文化ホール
11月7日(月)6:30開演 茨木市民会館大ホール
    8日(火)  〃    枚方市民会館大ホール
    9日(水)  〃    池田市民文化全館アゼリアホール
   11日(金)  〃    東住吉区民ホール
   12日(土)  〃    藤井寺市民総合会館大ホール
   13日(日)2:00開演 八尾市民ホール
   15日(火)6:30開演 西淀川区民ホール
   16日(水)  〃    岸和田市民会館ホール