定期演奏会の紹介

第78回定期演奏会の紹介

 世界はとてもうつくしい そこに生きるひとがいるから・・・

 ご来場ありがとうございました。皆様のおかげをもちまして、演奏会を無事終了することができました。
 演奏会のご意見・ご感想などありましたら、どしどしメールでお寄せ下さい。

演奏日時 2013年17日(金)午後7時開演 開場は6時半  19日(日)午後2時半開演 開場は2時
演奏会場 いずみホール
指   揮 守屋博之/山本恵造
ピ ア ノ 門万沙子/石田瑞枝/山下和子
器楽伴奏 吉田親家・猪腰あかね(アコーディオン)/岩城勇作(ケーナ)/藤岡靖博(ベース)/小川悟史(ドラムス)
出   演 関西合唱団/関西合唱団とともに歌う合唱団/関西合唱団60周年記念合唱団/ともに歌う青年/レガーテ/ヴォーカルアンサンブルAVANTI
スタッフ 黒川敦子(司会)/森昭夫(舞台監督)
チ ケ ッ ト S席 3,300円、A席 2,800円、B席 2,5000円(2階席) 全席前売り指定
高校生以下、障がい者と介助者(1名)の方は全席500円引きです。

演 奏 曲  第1部 Yesterday                    (John Lennon & Paul McCartney 詞曲) 
Hey Jude                     (John Lennon & Paul McCartney 詞曲)
人間の歌                    (門倉 さとし 詞 林 学 曲)
こころ ひとつに                 (佐伯 洋 詞 たかだりゅうじ 曲 小林康浩 伴奏編曲)

   【関西合唱団/関西合唱団とともに歌う合唱団/大阪市思想調査賠償請求事件原告団/
    山本恵造(指揮)/石田瑞枝(ピアノ)/小川悟史(ドラムス)/藤岡靖博(ウッドベース)】 
「日本のうたごえ65周年記念委嘱作品」

わたしの育てた稲               (中野鈴子 詩 池辺晋一郎 曲)
聴く力                       (茨木のり子 詩 外山雄三 曲)
風を返して土を返して             (和合亮一 詩 新実徳英 曲)

   【関西合唱団/関西合唱団とともに歌う合唱団/山本恵造(指揮)/石田瑞枝(ピアノ)】
 
風よふるさとよ                  (きむらいずみ 詞 安広真理 曲)
『世界のうたメドレー』より            (金井 信 編曲)
 花まつり                     (アルゼンチン民謡 薩摩忠 訳詞)
 ともしび                     (ロシア民謡 劇団カチューシャ 訳詞)
 泉のほとり                   (ノヴィコフ 詞 アルイモフ 曲 劇団カチューシャ訳詞)

   【レガーテ/山本恵造(指揮)/山下和子(ピアノ)/小川悟史(パーカッション)/岩城雄作(ケーナ)】
花は咲く                     (岩井俊二 詞 菅野よう子 曲 小林康浩 編曲)
世界に一つだけの花             (槇原敬之 詞・曲 石若雅弥 編曲)

   【関西合唱団/関西合唱団とともに歌う合唱団/ともに歌う青年/レガーテ/山本恵造(指揮)/
   石田瑞枝(ピアノ)】

       第2部 Swanee                     (George Gershwin 曲 Naomi Matsuzak 訳詞 金井信 編曲)
Swingin’ with the Saints          (Traditional  Mark Hayes 編曲)
 

   【関西合唱団//関西合唱団とともに歌う合唱団/守屋博之(指揮)/門万沙子(ピアノ)/
   吉田親家(アコーデオン)/小川悟史(ドラムス)/藤岡靖博(ウッドベース)】
トランペット吹きの休日             (Leroy Anderson  曲 伊藤辰雄 編曲)
Time to Say Goodbye           (I.Quarntotto&F.Peterson 詩F.Sartori 曲 高平つぐゆき 編曲
                           関西合唱団 訳詞)

   【
ヴォーカルアンサンブルAVANTI/門万沙子(ピアノ)】
混声合唱のための「歴落」よりT      (外山雄三 詞・曲)
ウィーンわが夢の街              (Rudolf Sieczynski 詞・曲 あらかはひろし 訳詞)
                 青山義久 編曲
   【関西合唱団/守屋博之(指揮)/門万沙子(ピアノ)】
その眼の中に                  (石垣りん 詩 外山雄三 曲)
組曲「砂川」よりV 人に             (坂本万里 詩 芥川也寸志 曲)

   【関西合唱団60周年記念合唱団/守屋博之(指揮)/門万沙子(ピアノ)】

同心円                      (青木みつを 詩 木下そんき 曲)
あい                        (谷川俊太郎 詩 武 義和 曲)
希望のうた                    (きむらいずみ 詞 武 義和 曲)

   【関西合唱団/関西合唱団とともに歌う合唱団/守屋博之(指揮)/門万沙子(ピアノ)/
    吉田親家・猪腰あかね(アコーデオン)】
 
芦別の雪の中を                (門倉 さとし 詞 林 学 曲)
いつも始まりのように             (石黒真知子 詞 原田義雄 曲)

   【関西合唱団/関西合唱団60周年記念合唱団/守屋博之(指揮)/門万沙子(ピアノ)】

みんなのうた                   (詩・曲:原田義雄 編曲:青山義久)

   【関西合唱団/関西合唱団とともに歌う合唱団/関西合唱団60周年記念合唱団/
   ともに歌う青年/レガーテ/ 守屋博之(指揮)/石田瑞枝・門万沙子(ピアノ)】

 

チラシ
(表)
大きな画像(621B)
チラシ
(裏)
大きな画像(328KB)

ごあいさつ
(プログラムより)
 本日は、関西合唱団第78回定期演奏会にようこそお越しくださいました。厚くお礼申し上げます。
 本年11月2日(土)には、大阪城ホールにおいて「65周年記念日本のうたごえ祭典・おおさか」が開催されます。日本のうたごえ運動が、戦後の焼け野原の中から復興する新しい国づくりのもとで、平和のうたごえをひびかせようと創立されてから65年が経ちました。うたごえ運動65年の豊かな蓄積のうえに、次の時代を見据えて、憲法が脅かされている今、
“すべてのいのちを輝かせ 未来への希望をうたおう”と1万人の音楽会が開催されます。本日は、祭典のプレ企画として、日本のうたごえ65周年記念委嘱作品の全曲演奏を始めとして大音楽会の楽曲を演奏いたします。大阪市思想調査賠償請求事件原告団の皆さんも一緒に歌っていただきます。
 当団の常任指揮者である守屋博之が、関西合唱団の定期演奏会としては本日が最後の指揮となります。本日まで、関西合唱団ともども日本のうたごえ運動の中で歩んでくることができましたのも、ひとえに本日お越しくださいました皆様を始め多くの方々のご支援やご協力があってこそと、心より感謝いたしております。今後とも暖かいご支援ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。
 どうぞごゆっくりとお楽しみください。
【関西合唱団 団長 山本則幸】

メッセージ
(プログラムより)
 関西合唱団のみなさま、演奏会おめでとうございます。持続は力なりと言いますが、78回に渡って演奏会を積み上げて来られたこと、ほんとうにスゴイですね。 私の新作<風を返して 土を返して>は全員参加型の合唱曲として構想を練りました。会場と一体となって盛り上がり、高らかに、力強く歌い上げてくださることでしょう。
佳き時間、佳き場が生まれますことを心より願っています。
【新実徳英(作曲家)】

 関西合唱団第78回定期演奏会のご開催をお祝い申し上げます。
今年は、日本のうたごえ運動が始まって65周年を迎えると同時に、運動の創始者である関鑑子没40年になります。関西合唱団はこの運動の創立とともに今日まで歩み続け、音楽創造・普及や組織における総合的な活動において、大阪のみならず関西や全国の運動を常に牽引してきました。
 65周年を記念した「日本のうたごえ祭典」が、この11月に大阪城ホールでの大音楽会をメインにして開かれます。過去2回大阪で開かれた全国祭典において、その年に開催された関西合唱団の演奏会は、祭典に向かう取りくみを励まし、祭典イメージを膨らませる大きな力となりました。本日のプログラムにも、祭典で演奏される新しい作品が取り上げられ、更なる創造的挑戦が多彩に織り込まれています。
 憲法を生かし輝かせることが強く求められている今、関西合唱団が、希望と勇気に満ちたうたごえをさらに高く響かせ、祭典の成功と次の70周年への道をきり拓いていって下さることを何よりも期待いたします。そして、合唱団の演奏創造において大きな役割を果たしてこられた守屋博之さんに、敬意と感謝の思いをお伝えする次第です。
【日本のうたごえ全国協議会 会長 西 恒人】

日本のうたごえ65周年記念委嘱作品に寄せられたメッセージ


「聴く力」
茨木のり子さんの作品の選び抜かれた言葉、難解な表現や、まわりくどい説明とは全く無縁で、日本語の豊かさ、美しさに溢れた、その魅力にいつも惹きつけられてきました。「聴く力」も決して長くない作品なのに、そしてわかりやすい表現なのに、そこに込められた重さも、鋭さも、明確な意思も私たちを打ちます。私たちひとりひとりが、「いま」をどう生きているかを問いかけられているのだと思います。
【外山 雄三】

「わたしの育てた稲」について
 中野鈴子(1906〜58)は、プロレタリア文学の旗手として知られる中野重治の妹にして、激しい時代を農民の眼差しで生き抜いた詩人である。福井県の人だ。福井の友・粟田栄君が鈴子の詩集を送ってくれたのは昨秋だった。それはすぐに、僕の座右の書となった。
 はじめは「読む」詩集だったが、今年に入って合唱指揮者の畏友・栗山文昭のために鈴子の詩「人々は持つだろう」を作曲。つづいてすぐ、この「わたしの育てた稲」にとりかかった。ここで、ほっそりと痩せた「わたしの育てた稲たち」は、もしかしたら「今」を生きる僕たちだ。「夜は夜つゆにぬれ、ひるは陽に焼けつく」働く私たちだ。私たちに栄養は今、十分だろうか。ここで言う栄養は、もちろん食品のそれを指すのではない。この詩は、鈴子の生きたあの時代を超えて、今も深い意味を保っている。
 この詩に共感を抱く仲間たちがたくさんいるはず...その思いで、作曲した。前記粟田君は今年2月末に逝去してしまったが、僕が鈴子の詩で作曲することこそ、彼の意志だ。そう、僕は信じている。
【池辺晋一郎】

希望とあいと
 かつて歌われた「しあわせのうた」を思いながら、「希望のうた」のタイトルができたのだそうです。しかし、あの時代とは大きく局面が変わりました。大震災・原発事故という深い悲しみや、先の見えない今 の時代の中で、それでも涙の中から立ちあがり、どう希望を歌い、愛を奏でるのか。私たちのこの大きな課題を、関西合唱団の皆さんがどのように歌われるのか、ほんとうに楽しみです。この2つの歌は、守屋先生の呼びかけがなければ生まれなかったものであり、こんな意味の深い演奏会で演奏してくださることも併せて、深く感謝をいたします。
【武 義和】

「いつも始まりのように」この一曲に添えて
 45年前の5月、一枚の小さなビラを頼りに何も知らない高校生の私が関西合唱団うたごえ教室の扉をたたいたのがうたごえとの出会いです。当時指揮者守屋博之さんは30代。エネルギッシュで分かりやすい練習の進め方は楽譜の見えない私に外山雄三・ベートーベンなどの難曲でも歌いこなす力を与えてくれました。関西合唱団のみならず、ずっとうたごえ運動の先頭を走り続けてこられた守屋さん。そのあとを受け継ぐ私たちの決意と守屋さんの新たな出発への思いを「いつも始まりのように」この歌にこめて送ります。
【原田義雄】

PROGRAM NOTE
(プログラムより)
Yesterday(1965)数あるビートルズ・ナンバーの中でも最も人気の高い作品のひとつ。歌詞の内容から「自分の元を去った恋人を想う歌」と考えられていたが、後にポールは「僕が14歳の時に乳癌で死去した母への想いを歌った曲である」と述べている。
Hey Jude(1968)ジョン・レノンと当時の妻・シンシアの破局が決定的になった頃、ジョンの長男ジュリアン(当時5歳)を励ますためにポールが作った曲と言われている。

人間の歌(1974)名古屋青年合唱団創立30周年演奏会にて初演された曲で、林学の代表作のひとつ。大須事件の被告でもあった林が、何よりも真実を求めて歌い、作り続けてきた人生の探求を「ひとつのうた」に結実させている。
こころひとつに(2013)大阪市が実施した職員への思想アンケートに対して、勇気を持って憲法違反であると異議申し立ての裁判を起こした人々の思いを歌にした曲。「65周年日本のうたごえ祭典・おおさか」大音楽会(以下「日本のうたごえ祭典」)では、働く仲間とともに多くの人と歌いかわす。今回は、原告団の人とともに歌い、そのたたかいを励ましたい。

日本のうたごえ65周年記念委嘱作品(2013) 「日本のうたごえ祭典」のために池辺晋一郎先生、外山雄三先生、新実徳英先生に作曲を委嘱し、「今うたごえに歌ってほしい」メッセージでテキストを選んでいただいた。風を返して土を返しては福島の詩人和合亮一の詩を作曲家がエディトした曲。聴く力は茨木のり子の詩に、わたしの育てた稲は中野鈴子の詩に曲をつけた作品である。「日本のうたごえ祭典」では、池辺晋一郎指揮で全国の合唱団合同により大合唱される。

風よ ふるさとよ(2012)日本のうたごえ全国協議会が呼びかけた“原発ゼロの社会へ”歌づくりにおいて、山形の木村泉の入選詩に、安広真理が作曲し入選となった曲。「日本のうたごえ祭典」女性合同曲。故郷に帰れない福島の人の気持ちに寄り添い、未来へのねがいを込めて歌いたい。
『世界の歌メドレー』より 花まつり・ともしび・泉のほとり(2005)レガーテが金井信に編曲依頼したメドレーの第1作より3曲を歌う。昔から歌い親しまれているメロディと、華麗なピアノ、ステージングをお楽しみいただきたい。

花は咲く(2012)東日本大震災の復興支援プロジェクト「NHK東日本大震災プロジェクト」のテーマソングとして制作された。作詞、作曲はいずれも宮城県仙台市出身者が手掛けた。作詞の岩井俊二は、変わり果てた故郷の姿を目の当たりにし、無力感に襲われながらも、人々の安否を知らせ合うツィッターの中に「片思いの人を探してほしい」という女子高生の言葉に心を動かされ、悲惨な現実の最中に「がれきだらけの場所にも、ちゃんと花が咲いている…」という一筋の希望を感じ、詞をつくったという。「日本のうたごえ祭典」でも被災地にこころを寄せて歌われる。
世界に一つだけの花(2003)は、テレビドラマ「僕の生きる道」の主題歌となりその後シングルカットされたもので、日本の歌百選にも選ばれ広く歌われ続けている。「日本のうたごえ祭典」では「一人ひとり違う人たちが一緒にこの歌を歌うことによって、声の花束を届け」たいと、200人以上の青年により歌われる。

Swanee(1919) アメリ力南部を流れるスワニー河、そのほとりに住む母親を思い出し、望郷の念を歌にこめている。「ラプソディー・イン・ブルー」「パリのアメリ力人」や「ポーギーとベス」などの名曲を作り今世紀のアメリ力音楽界の父とも称されたガーシュインが21歳の時、ジャズ・シンガーのアル・ジョンソンが歌い、これが大ヒットし、人気作曲家となった曲。
Swingin' With the Saintsは、有名な黒人霊歌Swing Low,Sweet Chariot(ゆるやかに揺れよ、いとしの戦車)とディキシーランドジャズで有名なWhen The Saints Go Marching in(聖者の行進)を組み合わせている。”ゆるやかに揺れよ、いとしの戦車 私をふるさとにつれていっておくれ もしもお前が先に向こうへ着いたなら 私をふるさとにつれていっておくれ”と預言者エリヤが神の差し向けた戦車に乗って天国に召されていくという旧約聖書の一節を取り出し、アメリ力北部や力ナダヘの逃亡による自由への憧れを歌っている。聖者の行進は、「死ぬことで初めて自由になれる」と考えた黒人奴隷の歌。

トランペット吹きの休日(1954) ボストン・ポップス付きの作曲家ルロイ・アンダーソンが、軽音楽風の親しみやすい曲として数多く作曲したものの一つで、3本の独奏トランペットのための名曲である。
Time to Say Goodbyeは、原曲であるイタリアのテノール歌手アンドレア・ボチェッリの「コン・テ・パルティロ(Con Te Partiro)」を1996年にサラ・ブライトマンが英訳詞にて力バーし大ヒットした作品。"新しい世界に旅立とう"という前向きなメッセージと、その感動的なメロディで人気を集めている。

混声合唱のための「歴落」(1963)指揮者岩城宏之と東京混声合唱団のために外山雄三が作曲。歴落とは、群を抜いているさま、等しくないさま、入りまじり並ぶさま、声や音の絶えないさまを意味する。特に意味を持たない民謡風のうたや掛け声、擬音が渾然と使われ、日本の原風景が目に浮かぶかのようである。
ウィーンわが夢の町(1914)わが町ウィーンを慈しみ愛する人々の想いを歌った曲。ウィンナワルツのリズムにのせて流れる優美な心地よいメロディが印象的である。

その眼の中に(1985)被爆40周年記念カンタータ「みどりの炎」(外山雄三曲)の中の1曲。石垣りんの詩「今日もひとり」の中の一節に曲をつけたもの。
組曲「砂川」(1956)東京の砂川町(現立川市)にある在日米軍立川基地拡張に反対し、砂川町民と平和勢力の団結で勝利した砂川闘争をテーマにして、芥川也寸志に作曲を依頼しつくられた組曲「砂川」の第3章。その快活で力強さに溢れた歌が、砂川の闘いを励ました。

同心円(2012)福島の原発事故を告発した青木みつおの詩に、木下そんきが曲をつけた。2012年9月29日日比谷公会堂における九条の会講演会で作者自身が朗読し感動をよんだ。原発ゼロの願いをこめて歌いたい。
あい・希望のうた(2013)谷川俊太郎の詩集『みんなやわらかい』より「あい」、そして、「風よふるさとよ」のコンビである、きむらいずみ詞、武義和曲による「希望のうた」を今回の演奏会のために委嘱し、初演する。

芦別の雪の中を(1976) 1952年7月29日国鉄根室本線の芦別駅と平岸駅間の線路がダイナマイトで爆破された芦別事件において2名が犯人に仕立てられが、無実を訴え裁判闘争の末2審の高裁で完全無罪を勝ち取り、違法捜査に対し、国家賠償請求訴訟が起こされた。この間に亡くなった被告の一人井尻照夫の妻井尻光子はその遺志を受け継ぎ裁判闘争の支援を訴えて20余年活動した。このたたかいによせて作られた曲である。
いつも始まりのように(2013)今回の演奏会のために、関西合唱団OBの原田義雄に委嘱し、初演する。「いつも少年の瞳のように」初心を追い求めて歩んでいきたいという想いを込めて歌いたい。

お知らせ
(プログラムより)
65周年記念日本のうたごえ祭典・おおさか
大音楽会 11月2日(土)16時開場 17時開演 大阪城ホール
特別音楽会 11月3日(日) 17時30分開場 18時開演 ザ・シンフォニーホール
 全国の仲間が集い、1万人が歌いかわします。平和を願い、暮らしの中にある想いを歌に託して、子どもからシルバーまで、年齢や階層、職場を越えてつながる音楽会です。大阪府下各地でも練習会が行われます。関西合唱団では、定例の練習を公開練習として、ご一緒に歌っていただける方を募っています。お気軽に「歌って参加」してください。詳しくは、はさみ込みのチラシをご覧ください。