研究生の紹介

第88期研究生 修了演奏会

  仲間・平和・生命〜そして歌  ナインボールズ88
皆さんこんにちは
私たちは2003年6月から8ヶ月間、歌う仲間として
友情を深め合い、修了演奏会を迎えることなりました。
若い仲間を一人失うという悲しい出来事もありました。
仲間同士、支え合い励まし合って、
その仲間の分も頑張ります。ぜひお越し下さい。
一緒に歌いましょう。

演奏日時 2004年22日(日) 午後2時30分開演
演奏会場 大阪フィルハーモニー会館
指   揮 金田康子/吉岡勝/守屋博之
ピ ア ノ 中島優美/門万沙子
出   演 第88期研究生/関西合唱団
チケット代 1000円(高校生以上)、500円(小・中学生)
演 奏 曲 1部   エイサー(島唄)
     語り
     創作曲「心ひとつに」  (詩・曲:88期研究生 そうじろう)
     
      歌いましょう(シングアウト)
       贈る言葉
       BELIEVE
       青い空は
       大きな古時計
       手のひらに太陽を
       みんなのうた(手話)
2部  【研究生合唱発表】
     花をおくろう           (詩:森田ヤエ子/曲:荒木栄)
     ラ・クカラチャ           (曲:メキシコ民謡/編曲:戸田義明)
     この街で             (詩・曲:やたにゆうじ
     あんたがたどこさ(ア・カペラ) (わらべうた/編曲:小林秀雄)
     涙そうそう            (詩:森山良子/曲:BIGIN/編曲:榊原昭裕)
     祖国                (詩:J.ペトルズ/曲:R.パウルズ/
                                     編曲:木内宏治)

    【関西合唱団祝賀演奏】
      木の実             (詩:茨木のり子/曲:外山雄三)
      ねがい              (詩:大洲中学校3年有志/編詩:山ノ木竹志/
                                     曲:高平つぐゆき)
    【団研合同】
      墓標               (詩:峠三吉/曲:外山雄三)
      みんな元気か         (詩:山ノ木竹志/曲:高平つぐゆき)

      みんなのうた         (詩:関西合唱団/曲:原田義雄)


本番の様子です。
最初は若手によるエイサーで開幕 アルトの2人によるあいさつ。どんな仲間の出会いがあったかなど紹介。曲目の紹介も司会も全部研究生がします。 シングアウトへと入っていきます。
「みんなのうた」を手話をつけてお客さんに覚えていただきました。これで1部終了。 第89期の募集案内。担当者や87期の研究生が声をかけました。 2部は研究生の合唱です。まずは曲目紹介。
ア・カペラで歌う「あんたがたどこさ」はホールにきれいなハーモニーが響いていました。指揮は金田さん。 「この街で」の指揮は吉岡さん。シングアウトではギターでも活躍。 ピアノは中島さん。
関西合唱団の演奏は「木の実」、「ねがい」。指揮は守屋さん。 その後、研究生も加わります。アルトの2人。曲は「墓標」と「みんな元気か」。 ソプラノの2人と、テノールの2人。最後に「みんなのうた」を会場の人と一緒に手話をつけて歌い終了しました。

朝のリハーサル風景です。
朝9時半に研究生と団員が集まって、会場の準備。 研究生はすぐに体操と発声練習。 指揮の金田さん。ア・カペラの曲のハーモニーが合いません。ウ〜ン?
シングアウトの伴奏はピアノの中島さんとギターの吉岡さん。後ろは舞台監督のバスTさん。 ソプラノテノールの側から。 アルト、バスの側から。
エイサーの踊りの指導をしていただいた西本さん。 エイサーの踊りのリハーサル。型が決まっています。 会場一杯に広がってリハーサル。
指揮でも活躍の吉岡さん。力が抜けてうまくなりました! 研究生も指揮をしています。 シングアウトの練習も丁寧にしました。
関西合唱団の練習です。集合は12時40分。まずは体操・発声の後、舞台で練習です。 指揮の守屋さん。高平さん作曲の「ねがい」は細かくテンポやボリュームが変化し、守屋さんも大変。 毎度お世話になっております。ピアノは門さんです。
研究生と一緒に「墓標」の練習。 2曲目は「みんな元気か」。顔を1曲目とガラッと変えて歌うよう指示が飛びます。 最後に研究生が前に出て、「みんなのうた」を手話をつけて歌います。リハーサルでは団員は手話ができませんでした。

創 作 曲 こころひとつに  (詩・曲:88期研究生 そうじろう)

1.君になら きっとできるよ
  君だから ちゃんとやれるよ
  自分を信じて 仲間を信じて
  せいいっぱい やればいい
  ぼくたち わたしたち 未来に向かって はばたく
  心をひとつに うたをうたう 88期研究生

2.自分には できはしないと
  最初から あきらめないで
  目がみえない 大きな力が
  きっときっと 見つかるはずさ
  ぼくたち わたしたち 未来に向かって はばたく
  心をひとつに うたをうたう 88期研究生

ごあいさつ
(プログラムより)
 本日は、お忙しい中、私たちの終了演奏会へお越しいただき、本当にありがとうございます。
 私たち88期研究生は、年齢の幅も広く、いろいろな条件の違いもあって、今日を迎えるまでに、それぞれが大変な思いを抱えてきました。
 企画・進行から、パンフ、チケット販売、宣伝等々、全て自分たちが中心に進めていかなければならず、途中、“私たちの舞台のイメージが持てない”と悩み、ぶつかり合いもありました。それはまた、私たちがこの8ヶ月、精一杯がんばって歌ってきたエネルギーを最高に発揮し、舞台を楽しんでいただきたいという共通した強い思いがあったからでした。
 何度も何度も話し合いを重ね、その中で困難を乗り越え、きずなを深め、心をひとつにし、今日の舞台を作りあげることができました。
 私たちは、9人の研究生です。しかし前年ながら、2人は今日、参加ができませんでした。突然死した若い仲間<しましま>。ご主人の看病のため欠席の<ピグモン>。私たちはこの2人にも届くうたごえを精一杯歌っていこうと思います。会場の皆さまにそんな私たちのハーモニーを味わって頂けたらこの上なく嬉しく思います。
 最後になりましたが、講師のみなさま、担当者のみなさま。
 大変な研究生でしたが、色々な困難や、悲しみに立ち向かう時、すぐそばで見守っていただき、本当にありがとうございました。【関西合唱団 第88期研究生一同】

お祝いの
メッセージ

(プログラムより)
第88期研究生のみなさん 修了演奏会の開催 おめでとうございます。

 本日は、入団以来、定期的な練習並びに様々な取り組みの中で、嬉しいこと悲しいことを経験しながら逞しく成長された皆さんの晴れ舞台です。
 ここまで来るために、たくさんの練習や話し合いがあったことでしょう。個人の発声練習ひとつを例にしても努力が必要ですが、集団で一つの目標に向かって協力し合い前進していくことは、とてもやっかいで根気のいることだったでしょう。しかし、困難を乗り越えることによって集団としての高まりや自信を深められたのではないでしょうか。
 修了するということは新しい出発です。失敗を恐れず悔いを残さぬよう力いっぱい演奏され、その思いがかけつけていただいた客席の方、一人一人に届かんことを団員一同願っています。そして、これから先も私たちとともにうたごえを響かせていくことを心より期待します。【関西合唱団 副団長 バス T】