演奏会リハーサルの様子  

日程  2005年6月10日(金)
場所  いずみホール

今年もとうとうやってきました! 今日は演奏会当日。昼から本番の会場で通しのリハーサルを行います。

。全員集合は昼の1時。少し早い目に団員は集まります。1時からステージ上で体操と発声練習で今日の一日がスタートします。

いずみホールです。大阪城の北東にあるビジネスパーク内にあります。 リハーサル前に表方の準備。早く来た団員が手伝います。 今回ともに歌う団員として参加しはずの元団員ソプラノMさん。門さんと共演するパーカッション担当として新たにピンクのマラカスを買いました。
ステージいっぱいを使って今日の出演者全員で体操と発声をします。 体操と発声はバスのTさんです。会場に良く響く声が出るように色々な指示が出ます。 まずは舞台の動きの確認。ステージTの立ち位置を決めます。この後、ステージU、Vと続けて立ち位置だけ確認します。
1列目が等間隔かどうか、2列目がきちんと1列目の間に立っているか、3列目は1列目と同じ位置にいるか。 ところが何人か会場に来ていないので空きが出て、そこをきちんと開けてステージシートを見比べながら位置を調整します。 この位置決めや動きの確認だけで1時間近くかかりました。

ステージTの指揮者のバスYさんと演奏教育部長のテノールYさんのうち合わせ。 ステージングを担当する文屋さん(写真右)。 舞台監督を毎回お願いしている森さん(写真中央)です。
次はステージUの立ち位置の確認。 「コンドルは飛んでいく」の立ち位置。このようにしてステージVまで立ち位置を確認します。 このHPの作成用にリハーサルもそこそこに写真を撮りまくるテノールS。「練習に集中せんかい!」と団長から一言。しかし、この写真は団長のデジカメ!

ここから各ステージのリハーサルになります。1回通す時間はあっても2回通す時間はありません。指揮者はポイントを絞って注意していきます。歌い手の方も本番用に声や体力を残す必要があります。

1部のステージT。指揮は山本さんで日頃の練習に輪をかけて指揮が大きく動きます。 「生きる」「信じる」「壁きえた」「死んだ男の残したものは」をどう歌い分けるか、指揮者が問いかけてきます。 ピアノは土肥さんです。
1部のステージTが終わり、AVANTIの舞台。2曲目の「ロマンチストの豚」の動きや歌詞がまだ決まりません。休み時間に練習することになっています。 その舞台袖ではステージUに出演する人が本番の服装で待機しています。 AVANTIの後は門さんのピアノとソプラノMさん、バスYさんのパーカッションでボサノバを演奏。その間に団員は舞台に出ます。AVANTIのメンバーはこの間に着替えます。
「グラナダ」から練習開始。初めに立ち位置を決めたおかげでビシッと位置が決まります。 「コンドルは飛んでいく」ではケーナ奏者の岩城さんが登場。会場いっぱいにケーナが響きます。 「コンドル・・・」最後の決めのポーズ。うまくそろい、会場で聴いている人から思わず拍手がおこりました。よし、これで本番はうまくいくぞ!
続いて「マリア・エレナ」。少し体形が変わり、男性陣が前に出ています。 あとで「アリア・エレナ」をやさしく歌い、その後ダイナミックに歌うように守屋さんから指示が出ました。 みんなの表情が命。視線も含めて文屋さんからも指示が出ます。
4曲目の「シェリト・リンド」では最後のサンバになった時、突然踊り出すことになっています。。 「ポルケ・カンタンド・セアレグラン」で女性は次々に好きなパターンのポーズを決めていきます。 下手側はピアノがあって前に出れないので、なんと袖からピアノの前に躍り出てきます。
男性陣も動き出して、またパーカッションもたくさん入って大変にぎやかな、いや騒然とした状態になります。 そして決めポーズが入り、エンディングに入っていきます。 最後は全員で決めポーズ。ここで照明が落ち、その間に整列となります。

これで1部の練習は終了。2部の最初はレガーテ。今回も緻密な響きを聞かせてくれることでしょう。レガーテの演奏会が同じいずみホールで7月10日(日)午後2時開演で行われます。ぜひ、お越し下さい。

次はレガーテの舞台。「さとうきび畑」を難しい編曲で歌います。 指揮は山本さん、ピアノは山下さんです。またステージングでは文屋さんが指示を出していました。 2曲目の「うた」では、舞台の体形を変え、歌うごとに前に、横に広がって迫ってきます。

つづいてステージVの舞台。「炎の歌」。

「炎の歌」の体形に並びます。「石」「花」を歌います。 指揮は守屋さん、ピアノは門さんです。 トップソプラノとトップテノール側。
メゾソプラノと第2テノール側。 メゾソプラノからアルトと、第2テノールからバリトン側。 第1アルトから第2アルト、バリトンからバスの側。

ここで夕食休憩に入ります。この間に研究生の募集の訴えの練習とか、AVANTIの練習、レガーテの練習が入ります。
そして、ステージWの舞台リハーサル。その後すぐに開演になるので、団員はステージTの衣装で出ます。そこに左右から青年やステージTだけに出たともに歌う団員が出ます。動きや位置の確認をして、その後合唱の練習になります。

休憩時間に行う第90期研究生募集の宣伝です。 ステージWの舞台に上がった団員をみる指揮者の守屋さんと門さん。 そこに左右から青年が団員の前に入ってきます。こちらは高音部の下手側。
こちらは低音部の上手側。 演奏教育部長のテノールYさんとステージングの文屋さんが並びを決め、3曲の動きを確認します。 駆けつけたばかりの青年のために簡単な体操と発声練習をテノールSが行います。
その間、団員はお休み。ホントに舞台の上で休んでいます! 守屋さんも休んでいます。隣は守屋さんが後援会第1号となった安広真理さん。歌集も出来ました!自筆の5曲を載せたもので600円です。 そして最後の練習。「その手の中に」に続いて今回作曲を委嘱した「ひとつのピース」では団員と青年が混じります。
本番は団員は女性が下は黒ロングドレス、男性は黒の上下と、まったく違う衣装になります。 「ひとつのピース」では簡単な手話もつきます。この動きもたっぷり練習してきました。詳しくは特別練習6(6/5日)を見て下さい。 この後、「ねがい」では青年が5人ほど左右から塊で前に出て来ます。これも詳しくは特別練習6(6/5日)を見て下さい。

このあと、会場はお客さんが入ってくるため全て開けることになります。団員やともに歌う団員はリハーサル室に行き、最後の意思統一をします。そこにステージTを指揮するYさんが手ぐすねを引いて待っています。再度、4曲の出だしの練習をします。
さて、その本番の演奏はどうだったのでしょうか。

11日のリハーサルと打ち上げの様子や本番の様子は後日UPします。(以上の写真はテノールSと元団員のバスTさん、写真担当の方、そして団長の提供でした)
。大きな写真をUPしました。(2005.8.22)【テノール S】