2008年度 特別練習 第4回目

日程  2008年5月11日(日)
時間  午後1時〜午後4時
場所  大阪音楽センター2Fホール

 第73回定期演奏会(6/7土・8日)に向けて、5月5日に続いて4回目の特別練習が5月11日(日)に大阪音楽センターで行われました。
 午後1時から2時までは高村光太郎と智恵子についての特別講義で講師は宝塚造形芸術大学大学院教授、棚橋昭夫 氏。これは、ピアニスト門万沙子さんのご尽力で実現したもの。しかも、棚橋氏は「仲間達」を編曲していただいた徳山美奈子さんの父にあたる方。という不思議な縁でお話を聞くことができました。

「レモン哀歌」の2章「山麓の二人」の難しさに、男性陣は4月に石田さんのピアノで2回特別練習を組みました。そして今日も非常事態宣言を出して緊急招集。午前11時から1時間の男声練習です。しかし参加が少ない、テノール4名とバス1名の精鋭5名です。 ピアノと指導は門さんです。どの音をどうとったらよいのか、楽譜をどう読んだらよいのか、たくさんアドバイスをもらいました。門さんの感想は「努力は認めます。今日聞いていても自分がどこで間違ったかわかってる。その成果はすごい。それだけはすごい認める。」やった甲斐あったなーよかった! 午後1時から棚橋昭夫氏による講演です。前半は高村光太郎、智恵子のTV番組ビデオを鑑賞。後半は高村光太郎自身の「千鳥と遊ぶ智恵子」肉声朗読テープを聞きました。「歌は語れ、語りは歌え」と歌詞の意味、何を伝えるのかが大切とおっしゃておられました。
続いて2時からうたごえ作品集の練習です。1曲目の「仲間達」がなかなか仲間に呼びかけるよう歌えないので、互いに顔を見合わせて歌う練習をしました。 こんな練習の指揮は当然?山本さんです。 ピアノは石田さんです。
やっと「たんぽぽ」も歌えるようになってきました。他の「五月の歌」「俺たちのシルクロード」「その手の中に」も少しずつ様になってきています。 指揮の山本さんは「レモン哀歌」に時間がとられてうたごえ作品集の今後の練習が少ないので、毎回毎回しっかり準備して参加してほしいと大変焦っていました。 練習の最後に演奏教育部のソプラノ1のKさんから諸連絡がありました。

 今回は臨時の特別練習でした。5月15日の西村先生の特別練習が入り、うたごえ作品集の練習が飛ぶため急遽入りました。あわせて「レモン哀歌」の中身を深めるため講演をお願いしました。学習部からも高村光太郎についての資料や冊子が配られていますが、映像や音で説明されると、身近にイメージできたような気持ちになりました。【テノール1 S】