2008年度 西村晃先生 特別練習

日程  2008年5月15日(木)
時間  午後7時〜午後9時
場所  大阪音楽センター2Fホール

 第73回定期演奏会(6/7土・8日)に向けて委嘱作品「レモン哀歌」の作曲者 西村晃先生に来ていただいての大切な練習が5月15日(木)に大阪音楽センターで行われました。

団員が2階に集まって体操・発声をしている間、西村先生が1階の練習室に来られました。団長兼演奏教育部長の山本さんと指揮者の守屋さんが参加します。 この曲の創作に至った経緯など話し合われました。この西村先生へのインタビューは、定演直前に発行される「うたごえ新聞」に掲載される予定です。非常に深い思索の一端がうかがえる内容で、演奏するにあたって思い当たる節が出てくることと思います。 このインタビューの速記および原稿作成は、ともに歌う団員のFさんがしてくださいました。この場をお借りして心より感謝いたします。
7時から団の練習に参加されました。ご挨拶の後、前で今までの練習の成果を一通り聞いていただきます。 そして曲についてなぜこの様な表現で作られているのかを詩の分析と共に語っていただきました。いままで歌うので精一杯だった団員も曲が立体的に捉えられるようになりました。 3曲の意味合いもわかりやすく説明して下さいました。男声の2重唱で始まる2章の「山麓の二人」を楽譜の指示の通りのテンポで歌う意味も話され、男性陣は歌詞を何度も暗唱してそのテンポで歌う努力を要求されたのでした!

 5/15の西村先生の指摘事項を山本団長兼企画委員長兼演奏教育部長の努力によりページ、小節、パートについて事細かく書かれた指摘事項一覧表が出されました。もう一度楽譜に書き込み、残された練習で指摘されたことをしっかり表現できるよう活用しましょう。
 この練習の後、西村先生は指揮者や団長と食事会に行かれました。その席で、「“関西合唱団がなぜこんな歌を歌うのか!”と言われませんか?」「関西合唱団が変わるかもしれませんね」と先生はおっしゃられたそうです。この曲に、そして西村先生に出会えたことを、合唱団が成長するチャンスにできるかどうかは、あと2週間余の私たちの姿勢と努力にかかっていると団長は言っています!
【テノール1 S】