日本のうたごえ祭典in東京 出撃記

日程  2008年11月22日(金)〜24日(月・祝)
場所  ティアラ江東、パルテノン多摩、日本青年会館、日比谷公会堂、有明コロシアム

 今年は「うたごえ創立60周年」の記念祭典で、久しぶりに東京で行われました。団としても創立60周年の節目の年、全団あげて祭典の成功のために取り組みました。珍しく副指揮者のY氏が新幹線(残念ながらひかり)やホテルを格安で手配してくれました。合唱発表会をすべて聴く立場から朝早い新幹線に団体で乗り込みます。団としては滅多にない団体旅行での東京ツァーの始まりです。
 11月22日から24日の祝日を入れた三連休の内、関西合唱団は22日(土)に合唱発表会「一般の部B」に参加。また「一般の部A]に参加する人、夜は「お江戸のにぎわいコンサート」に参加する人や日本のうたごえ合唱団の練習会や班ごとの交流会を行いました。23日(日)はそれぞれ「職場の部」や「女性の部」、「小編成の部」に参加したり、記念音楽会のリハーサルに参加する人などに分かれました。夜は日比谷公会堂の記念音楽会に参加する人や聞きに来る人などもいました。24日は有明コロシアムで大音楽会があります。守屋さん指揮の「共に生きる町」「」と池辺晋一カさん指揮の「私たちが進みつづける理由」のリハーサルの後、本番を待ちます。おっと、今回も忘れてはいけません。団が作った第73回定期演奏会のCDと「5人の作曲家の編曲によるうたごえ作品集」の楽譜も販売しなくてはなりません。
 その出撃記を簡単にまとめてみました。ただ、相変わらず、いや当然、自分たちの演奏場面は写真が撮れないのでありません。


 
22日(土)は団員のほとんどが早朝の新幹線ひかりでお昼頃に東京に着き、慣れない?団体行動でティアラ江東を目指します。途中でお弁当を買い、ホールに到着。まずは腹ごしらえです!ホールが開くと中に入り、「一般の部B」の他の合唱団の演奏に聴き入ります。そして、団のリハーサル前に意思統一をして発表会に臨みます。今回の発表曲は定期演奏会で初演した難曲である組曲「レモン哀歌」の1曲目「千鳥と遊ぶ智恵子」です!リズムのずれ、不協和音の処理、ピッチ、そして何といっても聴いていただける方にその音楽が伝わるかどうか?私たちの思いがすべてを決めます!その後は、合唱発表会「一般の部A」に出る人、聞きに行く人、お江戸のにぎわいコンサートに参加する人、そして班などのグループごとに楽しみがあるようです!

お昼頃にティアラ江東に到着。合唱発表会「一般の部B」とその後の「一般の部B」が行われます。 ホール入口に合唱発表会の看板がありました。会場前の案内はこれだけです。 中に入ると狭いロビーは人でいっぱい。
ロビーは階段状になっていました。少し上のコーナーを占領して思い思いにまずは腹ごしらえです。 ホールは天井が高く、反響板も高いです。「一般の部B」の他の団体の演奏を聴きながらホールの特性をチェックします。 出演前に着替えて集合。ロビー横で簡単な体操と呼吸をしてから意思統一を団長のテノール2のYさんの司会で行います。
今回初めて参加するソプラノ2のIさんや、たくさんの団員から今日の思いを語ってもらいます。 副指揮者のバス2のYさんからも。 その横に前のピアニストの千秋(土肥)さんが!すかさず前団長の吉岡さんがツーショットを要求。
リハーサル室で練習。前にはボイストレーナーの山田さんもいます。ピアノは門さん。 指揮は守屋さん。ソプラノのピッチに心配を残しつつも短いリハーサルは終了。 てなことで、今年も一応「金賞」をいただきました。

 23日(日)は団員それぞれ思い思いに行動しました。「小編成の部」「職場の部」「女性の部」。そして夕方からは日比谷公会堂の記念音楽会に参加する人や聞きに来る人などもいました。

 24日(月)は早朝から有明コロシアムへ向かいます。多くの団員がホテルからタクシーに分乗して向かいました。ホールに入り、指定された場所に荷物を置き、リハーサルに参加しますが、会場は寒い!暗い!遠い!わが団の年齢構成を全く考慮していないかのような場所ですが、さすがは良く訓練されている団です。文句を思いっきり言いながらも決められた席に団員は座っていきます。会場が見えない、司会が聞こえないから他の空いている場所に移動しようとする人はあまりいません!裏から見るスクリーンで我慢し、遊ぶ団員も?。

有明コロシアムに到着です。外も寒かったですが、中も寒い。 暗い会場の中ではリハーサルが進行中です。ステージの上に見えるスクリーンの上あたりが私達の座席になります。 横からステージを見ると見下ろすような感じです。
急な階段を上り最上階に座ります。フーフー言う団員、「足が滑ったらどないすんねん!」とこぼす団員。 「こんな後ろの上からはでは何も見えん!」と言っていた人もスクリーンにステージの様子が映されるのでいくらか満足。しかし、あれーっ左右が逆です。スクリーンを裏から見ているのです。無いよりはましか。 さっそく副指揮のYさんがスクリーンを使って影絵。リハーサルだから許される行為ですが、リハーサルの邪魔になっているのでは?
やっとリハーサルです。上の座席から急な階段を下りてステージ後ろの席に行きます。守屋さんの指揮で「共に生きる町」 振り返るとこんな感じです。テノールやアルトの人で人で一杯。 続いて池辺先生の指揮で「私達が進み続ける理由」のリハーサルです。
後ろの反対側はバスで一杯。この後、暖房の効いた狭いリハーサル室で練習がありました。 団員の鏡!定期演奏会のCDと楽譜の販売を率先して会場内でバス2のFさんが行っています。しかし、足下が危ない! 本番が始まりました。舞台裏の天辺から見下ろすような座席です。
最初の江戸らしい郷土の舞台に見とれていきます。結構見えるんですね。 亀渕有香さんのステージが後ろで待機していたために間近で聞けました。さて他の感想は「くれっせんど」11月号で。 帰りの新幹線も同じ列車で帰ります。駅のホームで売っているせんべいを一人が買うとみんなが次々と買う連鎖反応。そしてホームでみんなで食べ始めました。なるべく近寄らないようにします。

 やはり演奏している写真が欲しいですね。何とか手に入らないものかな。他のグループの写真や記事も募集中。【テノール1 S】