機関紙「くれっせんど」より

2003年4月 309号〜311号   バックナンバー   現在

2003.4.24
No.0311
明日、87期研究生 修了式 10ヶ月間の研究生生活 ご苦労様
 明日(4月25日)、87期研究生の修了式が行われます。・・・・昨年7月からこの10ヶ月間、本当に大変だったと思います。うたう会を開いたり、3月21日には、大阪フィルハーモニー会館で修了演奏会を行い(チケットもたくさん売ったヨ!)、また、胸ドキドキの個人発表会もありました。全てがとても素晴らしい宝物になったことでしょう。そしてみなさん、強く大きくなられたことと思います。明日、またさわやかな笑顔、見せて下さい。【団長 テナー Y】

2003.4.17
No.0310
  と わ
「永遠のみどり」を歌う合唱団に参加して
 本来なら木曜日の「ゴスペルを歌う合唱団」にはいるべきだったんですが、生来英語(外国語)が苦手で、月曜日に入ってしまいました。関西合唱団を2回退団し、何々を歌う合唱団員は10回以上も勤めているということは、あまり自慢になりません。自分のしたいことだけに首を突っ込んで、コンが続かず、しんどい事がきらいな証拠なのです。本当に申し訳ありません。
 そういう私なので、月曜日で練習している「永遠のみどり」は1981年5月におこなわれた団の初演に参加しているのでした。その時は作曲者である外山雄三さんがピアノを弾いてサポートしてくださいました。一番今でも覚えているのは「燈籠ながし」のピアノ。最後の「限りなくくり返しのようにみえて、いつの間にか消える」ところのピアノだけ残り、そして消える部分。その静謐な祈り・・・、目が潤んでくるのを思い直して我慢していたことです。そしてそれを乗り越えるように始まる「ヒロシマというとき」の短い導入部のピアノ。
 昨年10月のNHK大阪ホールでは、私の聞いた範囲では「歌詞が聞きとれなかった」とよく言われました。合唱団では何を歌っているのかわからないでは致命的です。でもきっと外山さん作曲の「永遠のみどり」では、その点きっと大丈夫でしょう。感動的な演奏にしたいものです。
 最後に、今度の演奏会での強い要望。お客さんに渡すパンフレット。工夫しませんか。型にはまりやすい「挨拶」は程ほどにして、曲目そのものとその周辺の情報を満載して、読み物として内容のあるものを。知恵とアイデアと若干の労力は必要ですが、お金は返って掛からないはずですから。【テノール 特別団員 N】

2003.4.17
No.0310
ゴスペルを歌う合唱団員デース!!
 元団員のソプラノ I です。今回はゴスペルを歌うというのを聞いて楽しみに来ました。ゴスペルの発声ができるか不安なのですが、みんなが一つになって楽しいステージになるといいなと思っています。リクエスト曲は”JOY TO THE WORLD”(『ランチの女王』のテーマソング)【ソプラノ 特別団員 I 】

2003.4.10
No.0309
ゴスペルをうたうみなさんに!
 今年の定期演奏会まで早くもあと三か月余りとなりました。メイン企画の「ゴスペルを歌う」プログラムは、関西合唱団の定演企画としては、これまでのレパートリーから考えるとかなりの冒険です。それを成功させるためにも、「ゴスペルを歌う合唱団」員募集をまず成功させましよう。
 現在、団員の人は二曲を練習しましたが、ゴスペルに対してどんなイメージを持っているでしょうか。映画『天使にラブソング』は有名ですし、『MAMA I Want Sing』などのミュージカルもヒツトしましたね。僕は、このミュージカルを見て、その迫力と黒人に流れる血の叫びを感じました。ゴスペルは、アメリカの黒人奴隷が生み出した黒人霊歌をルーツにして二十世紀に入ってさまざまな音楽と融合しながら作り出されたジヤンルですが、黒人霊歌の魅力が体に残っていて、今回のゴスペルをぜひやりたいと思いました。なんといっても、シンコペーシヨンの強烈なリズムと手拍子や足拍子もふんだんに使って体全体で表現しようとする曲のエネルギー、独特のハーモニーなど魅力がいっぱいです。アフリカから奴隷船で連れてこられ、農園などで苦しい労働を強いられた奴隷たちが、毎夜、馬小屋などに集まり、自由への渇望や魂の救済を、アフリカの自分たちの音楽と白人教会から聞こえる音楽とを混合し、一人のリーダーが一節歌うと、それに応えてメンバーが合わせる…最初はささやき声が爆発的な叫びになっていく…彼らにとっては、仲間たちと歌うことが生きる証、エネルギーだったのだと思います。まさに、コーラスの源と言えるような気がします。最近、若い人たちに流行している原因もわかるような気がします。管理されずに、一人一人がお腹の底から声を発する、そしてみんなで合わせることでエネルギーが増幅する。かっこいいんです。そんなよろこびをもっともっと多くの人と感じあいたいと思います。合唱はちょっと・・という人にもすすめやすいですよね。亀渕友香さんの生のレッスンを受けられるというのもとっても魅力です。どうか、もう一度まわりの人たちを誘ってください。百人でエネルギッシュなステージをつくりましょうよ。【演奏教育部長 テナー Y】

2003.4.10
No.0309
ジャパンユース合唱団演奏会に行って
 3月30日、JR神戸駅を下りて、ハーバーランド内にある松方ホールへ行きました。建物の前では、アカペラグループの演奏会準備がされていました。入口で神戸市役所センター合唱団の方からチラシをもらい、4Fへむかいました。Kさんはすでに来られていて、Yさんは後から来られてコンサートを聴きました。
 オーディションで選抜され、世界青少年合唱団とアジア青少年合唱団を経験した日本全国(北は秋田から南は大分まで)から集まった17才から28才までのメンバーで構成されているので、その実力はどんなものだろうかと期待して出かけました。
 3月26日から3月29日の集中練習をして本番を迎えているにもかかわらず、松原千振先生の指揮による前半のアカペラは、その疲れも感じさせず、のどもよくあき、重心も下がっていてピッチもよく、響きも統一されていて素晴らしいハーモニーを聴かせてもらいました。曲による歌い分けもされていて、発語、発声、フレーズ感もバッチリでした。
 ピアノが中央に置かれ、浅井敬壹先生の指揮で「木とともに、人とともに」が演奏され、今まで聴いた中で一番だと思いました。指揮、歌い手、伴奏者各々に実力があり、音楽づくりの上でも最高のものができあがったのではないでしょうか。関西合唱団でも歌ってみたいと思いました。
 終了後、ゴスペル講座のビラを100枚ほど配りました。神戸からも来てくれるといいなぁ・・・。【アルト M】

2003.4.10
No.0309
レガーテコンサート in サンスクエア堺
 お一人お一人が、内容を伝えようというお気持ちがあることがとても良くわかりました。私は歌う時、こんなに集中していないよなーと思い、とても勉強になりました。歌はもちろん、工夫や演出も素晴らしかったです。2時間も過ぎたなんて信じられないぐらい、あっという間でした。
 素敵な演奏を、どうもありがとうございました。【ソプラノ K】

2003.4.10
No.0309
“せんそうはあかん”の人文字づくりに参加してきました
 「高校生と大学生が中心となって進めています」「いっしょに作りましょう」と、午前中から大阪城公園駅前広場で青年の人たちがビラをまいてました。うたごえの宣伝は11時から駅前広場と午後は太陽の広場でしました。(合唱団からは7名参加)良く晴れていて気持ちの良い日曜日でした。(大阪城ホールではタッキー&翼のコンサートがあり、駅前広場や太陽の広場でライブをしてる人たちがいました) 午後からは大きな輪で歌うことができ、Kさんたちも参加していました。ゴスペル講座のチラシもまきました。
 人文字は2時からスタートという事で、その頃には人数もだんだんと増え、安心しました。2500人も参加したとの事です。TV会社のヘリが何台も頭上を飛んでいる間、緊張して立っていました。ヘリコプターの騒音の下にいると戦場ってこんな感じかな?と思いました。
 4時からのパレードには合唱団からTさんと自転車を引いて梅田まで参加しました。歩き始めのときに、前の若い子3人で「世界にたったひとつの花」(SMAP)を笑いながらはじけて歌っていました。合唱団でも歌えたらと思いました。【ソプラノ A】

2003.4.3
No.0308
研究生修了演奏会 大成功
 3月21日(金)87期研究生終了演奏会、入場数は約180名でした。『美しい地球を作ろう』のテーマのもと、研究生6名は、落ち着いていろんな曲を演奏。「ひとりひとりが主人公」ということばがぴったりでした。「人間のうた」を聴いて涙がこぼれ、足ドンドンの詩とピアノの演奏は素敵でした。
 全てが終わり、控え室にもどってきたみんなは、とてもさわやかで、笑顔いっぱいでした。 研究生、担当者の皆さんお疲れさまでした。【アルト Y】

2003.4.3
No.0308
研究生の皆さんの感想
あっという間に終わった感じの終了演奏会だったけど、今までこの日のために費やしてきた長い時間よりもとても大きな充実した時間に思えました。それは、みんなそれぞれに自分の花を一生懸命咲かせた結果だったと思います。【研 I】
 緊張のあまり、まちがいも多かったけど大成功に終わったと思います。本当にうまくいってよかった〜。今度は、入団して定期演奏会に出演だ!!【研 U】
 今までで一番声が出て、しかも一番美しい響き、気持ちよかった。今までの全ての事を(練習不足ですが私なりに)出しきれたし、歌うことってすばらしい。舞台に立てたことに感謝と感激の気持ちでいっぱいでした。どうもありがとう。【研 K】
 全員揃っての練習が少ないにもかかわらず、何とか形ができ、小さなミスはあるものの、無事にみんなでやり遂げることができ、ホットしました。会場の響きがよく、気持ちよく歌えました。みんなに協力や支えをいただきながら舞台作り。本当に良い経験になりました。ありがとうございました。【研 K】
 ヤッター、ヤレヤレ。やっと終わった。という状態です。個人的には少しミスったりしましたが、あっという間に時間が過ぎてしまい、出来栄えにかかわらず、精一杯やったという思いでコンサートを終え、久々の充実感を味わう事ができました。【研 T】
 今は終了演奏会を終えてほっとしています。研究生6名、色々な人たちに支えられ、やればできるという思いが、それぞれの胸に刻まれたのでは、と思います。これから終了式までもうひとふんばり頑張るぞ!!【研 B】

2003.4.3
No.0308
パソコンカンパ、ありがとうございました!
 カンパは10日間ほどで?円も集まりました。(すごい!)すぐにNさんと私が日本橋に走り、パソコンとプリンターを購入して事務所に設置し、インターネットに接続しました。Fさんのご厚意もあり、購入したソフトがたくさん入ってます。どうか使ってやって下さい。さて、懸案のホームページを3月28日付で開設しました。ご意見、ご要望など、どしどしお寄せ下さい。
   HPのアドレス: http://www.geocities.jp/kansaigasshoudan/
       e-mail : kansaigasshoudan@ybb.ne.jp
 リンクをはったうたごえの合唱団に「HP開設しました」とメールしたところ、5つの合唱団からすぐに返事のメールをいただきました。【テナー S】