機関紙「くれっせんど」より

2003年12月 343号〜346号       バックナンバー   現在

2003.12.25
No.0346
日曜講座「栗山先生の合唱講座」(12/14日)に参加して
 初めての参加です。栗山文昭先生のお話は、私には少し難しい話しも多かったのですが、ピアノが音を奏で始め、ゆっくり声を出した後は、譜読みから始まった「墓標」のレッスンは、先生の指先と楽譜を見るだけしかできなかったのです。治りかけた風邪がぶり返し、声を出そうものなら咳が・・・とっても残念だったけれど耳だけでも参加することができて良かったと思います。
●しっかり移動度で譜読みすることの大切さ
●楽譜に忠実にしっかり音を伸ばす
●長いクレッシェンドが上手になるようになろう
●大事なことを言う時は大きくは言わない
●♪やわらかい♪の歌詞の所は強く出さないで柔らかく出す
 この音をどこにつなげたいのか、この歌は何を伝えたいのか、この言葉は誰に向かって言っているのか考えて声を出すことの大切さを学びました。次回の講座には万全の体調で受講したいと思います。【アルト H】

2003.12.25
No.0346
皆さん、御協力ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。(機関紙部)
 過去一番不得意と言われ続けてきた機関紙を担当することになり、少し苦しみましたが、今までさぼってきたバチがあたったのだと思い頑張ってやってみました。来年も頑張りたいと思います。【ソプラノ M】

 一度も休むことなく木曜日に機関紙「れっせんど」が出せました。皆さんの御協力のおかげです。記事が集まらなくどうぢようと頭を抱えた時もありました。来年は今年以上に進んで記事を書き投稿して下さいますようお願いします。【アルト T】

 老眼鏡予備軍として5ミリのマス目に文字を入れるのは大変!来年は版下に即ペタッと貼れる原稿チョ〜ダイネ!!【アルト F】

 個人的に誤字・脱字ゴメンナサイ。急な原稿依頼ゴメンナサイ!!【アルト Y】

2003.12.25
No.0346
団研合同練習2回目
12月22日(月)
午後7時から8時まで「墓標」「みんな元気か」をやりました。
そこで、参加した研究生の感想を一言・・・

●ついていけない。大変だ!ガンバルゾ!【そうじろう】
●少し歌えるような気がしてきました。ちょっと嬉しいです。【ネロ】
●良き経験をさせていただきました。【マーサン】
●「みんな元気か」は楽しいです。「墓標」はまだ難しいです。息継ぎ、むずい。【アトム】

2003.12.25
No.0346
クリスマス会(12/21日)に参加して
 ソプラノKさんの通っているキリスト教会のクリスマス会に参加する。午前中はクリスマス礼拝、久し振りに聖書の言葉を聞き、祈り、賛美歌や新聖歌を歌いました。Kさんは、舞台の上でマイクを持ち、歌をリードする役目で、合唱団での落ち着いた練習姿勢は、こういうことをしているから、と納得。
 午後は楽しいクリスマス会。歌、劇、クイズ、ハンドベルの演奏など盛りだくさん。食事もお菓子もおいしく、とても気持ちの安らぐ一日でした。静かに平和を祈ることもいいものだと・・・。最後に副牧師の歌、とても素敵でした。【アルト Y】

「くれっせんど」には上の他に、新聖歌84「ああベツレヘムよ」の楽譜と4番までの歌詞、新約聖書の「マタイによる福音書」2章1節〜12節が掲載されています。

2003.12.18
No.0345
「美しいと感じてほしい!」第1回日曜講座 栗山先生の合唱講座(12/14日)
 12月14日(日)第1回日曜講座が開催されました。講師の栗山先生が会場に早くおこしになり、少し早い目の開催となりました。1つ目の曲の指導をお願いしましたが、まず1曲目は栗山先生が用意された「アヴェマリア」。昨年と同様ルネッサンス期の作品。前半はキリストを宿すマリアを称える。後半はそのキリストへの願いをマリアに託す民の気持ちが歌われています。ルネッサンス期特有(合唱の歴史は千年)の各パートが同じような旋律を追いかけて繰り返す曲。「カノン」の商法の特徴についてわかりやすくお話しされ、不協和音でぶつかる音やテノールの部分的だがとても特徴のある音など栗山先生曰く「こういう曲を美しいと感じてほしい」の意図が徐々に受講者に浸透していったようです。後の感想でも「だんだん気持ちが良くなって体と心が解放されていくようだった」とのことです。それに何とみなさんの声がだんだんそろっていったんですよ。2曲目の「墓標」も違った角度からの迫り方で新鮮でしたね。1つの曲の中で一番感動するところは一ヶ所、この曲でいうと最後の「来い」が一番にいたいところでそこへ向かっていく音楽づくりが「なるほど」とみなさんをうなずかせていました。その中で「そしてそのだれの・・・」の部分を何度も繰り返されたのと無声音の使い方も効果を考えた栗山先生なりの手法が印象に残りましたね。この曲を「いい曲ですね」っておっしゃっていたように思いますが、ご自身も気持ちが入っていたのかいかにこの曲を聴き手に効果的に伝えるかを追求するその姿勢は指揮のみならず、曲作りを進めるものにとってとても強く印象に残りました。この曲をあらためて見直す機会にもなったようです。
 この日の参加者は女性70名、男性24名の計94名で100名を切りましたが、愛知、愛媛、兵庫、京都、奈良からの参加もあり、その関心の高さを示しました。2回目、3回目の参加もどんどん呼びかけましょう。
 最後に、今回は第九の練習などでお疲れだったのでしょうか、栗山先生の声が聞き取りにくくてメモを取るのに必死でしたので、お話しと違っているところがあるかもしれません。お許し下さい。【バス T】

2003.12.18
No.0345
自衛隊のイラク派兵反対 うたごえ宣伝行動(12/13土)に参加して
 私は都合で少し遅れて参加しました。JR天王寺駅を出て歩道橋を上りかかると何やらそれらしい歌声が聞こえてきました。上がりきるとバスTさんの顔が見えます。「やってるやってる」と思いながら近づくと「署名を・・・」と言われてしまいました。一昨日の練習後、アルトYさんが描いていた大きなポスターを一人で持っていた特別団員Mさんと一緒にポスターを持ち、署名の呼びかけをすることにしました。殆どの人は歩きながらも必ずポスターや私たちを見ていきます。その顔に向かって呼びかけます。心を動かされても躊躇する人たちの多い中、署名に踏み切って下さるのは女性が多かったようです。年輩の女性、ギャル、女子高生、中学生も応じてくれたことは嬉しかったです。若者も飲み物を片手に署名するなどありました。署名するお母さんの傍らにいる子ども達を見ると、この子たちが怯えや不安のない社会で育っていけることを切に思いました。
 2時間程で500名近い署名が集まりました。逆の立場を考えてみますと私もやっぱり躊躇するだろうなと思います。しかし躊躇した人たちもあちこちで宣伝活動を目にすることが多くなれば署名しようと思うでしょうし、一緒に行動しようとする人も増えてくると思われます。要所要所でイラク派兵反対の情景を繰り広げ、雰囲気をつくっていかなければならない、そうしなければやすやす派兵は実行に移されると思います。本当は今こそやらなければならないのでは、と思います。そうは言っても私は到底自分からはできませんので、21日(土)の青年主催の大阪城公園集会には都合を付けて参加しようと思っています。【ソプラノ K】

 自衛隊のイラク派兵反対の風が天王寺駅に吹きました。12月13日に天王寺でイラク派兵反対署名活動に参加しました。ボクは歌う人が多いので署名の方をしました。寒い中でたくさんの人に署名をしていただきました。歩いている人は、向こうから進んで署名をしていただいたり、年配の人は、「戦争は絶対あかん。私は戦争体験をしてきたから」と書いていただいたり。若い人も多く、タバコを吸いながらヤンキーのお姉ちゃんも書いていただいたり、アベックも男は書かないが、女性が男の分も書いてくれました。男はいやがっていましたが、女性が説得していました。すごい署名活動でした。人がとぎれなく署名は続き、あっというまに2時間で終えました。参加者も多く盛り上がり元気が出ました。「うたごえは平和の力」を体で感じた一日でした。

2003.12.18
No.0345
“日本のうたごえ長野祭典”参加感想
 日本のうたごえ祭典で、関西合唱団の一員として長野県の舞台で歌えて、本当に嬉しかったです。指揮者の守屋さん、ピアニストの門さん、団員、特別団員の方々ご苦労様でした。何度も何度も練習を重ね創作されていく合唱団。「ヒロシマというとき」は歌詞が同じ言葉で繰り返されながら音は少しずつ違っている。一人でも早く前に出てはならない!出るタイミングが遅すぎてもダメ!早口言葉で思うように口がまわらなく、難しい曲でした。音楽室でテープを聞いているとffのところは思い切り声が出ていて、まるで電車がホームを通過するように響き渡り、pのところでは反対にふぁっと雲が浮いている感じでやわらかく、やさしく聞こえました。カーブにさしかかると、みんなで支え合って脱線しそうでしない!言葉もはっきり伝わってきました。みんなで聞き合って呼吸が一つになった時に、すばらしいハーモニーが生まれるのだと、感動で胸を熱くしました。まだ、アルトの役目は果たさずにいますが、新しい曲を1曲でも覚えられると一歩前進、励みになります。今後もよろしくお願いします。
 とても良い日本のうたごえ祭典でしたね。準備した現地の方、祭典に参加した方、本当にお疲れさまでした。【アルト W】

2003.12.18
No.0345
団研合同練習に参加して 研究生の声
 研究生に感想を聞いてみました。
【研究生S そうじろう】
 いきなり難しい歌でついていけるかわからんけど頑張っていきます。楽譜が見にくい。
【研究生H ネロ】
団員さんの素晴らしい声に圧倒されました。感動しました。でも私は歌についていけるかなーと不安に思いますが。でもがんばります。
【研究生M アトム】
緊張はなかったですが、「墓標」がすごく難しかったです。息継ぎしている暇がありませんでした。ついていけるように、親(団員)に聞いときます。

2003.12.18
No.0345
アルトの忘年会と歓迎会(12/13土)
 13日(土)、豊中の岡町にあるアルトパートリーダーFさんの店・喫茶「らん」で午後7時よりアルトの忘年会とHさんの入団祝いをしました。(参加者9名)
 テーブルの上には手の込んだ栄養たっぷりの御馳走がズラッと並び、おいしい!!スゴイ!!の連発にFさんは「そりゃあ、プロやもの」ととてもうれしそうでした。「我が家にお嫁に来て!!」と言うと皆笑っていました。本当にFさんの料理はボリュームがありおいしく、「この22年間、専業主婦として一体何をしてきたのだろう?何がうまくなったのだろう?」と考えさせられました。食べて、食べて、しゃべってしゃべって、とても楽しい一時でした。Hさん、これからもヨロシク。【アルト Y】

2003.12.18
No.0345
府民大集合に参加して(12/15月)
 12月15日(月)、午後7時よりナンバ府立体育館で12・15府民大集合がありました。うたごえも6時集合で歌の練習をし、本番6時55分より大きな特設舞台で、一村さんの指揮で「たんぽぽ」「ヒロシマの有る国で」「今この時代に」「よみがえれ大阪の街」を歌いました。
 府立体育館はとても大きくて人もたくさん入っていて(平日の午後7時なのに)そして、うたごえの仲間も来ていて、とても力強いうたごえになりました。最後まで話を聞きたい気持ちもありましたが、8時から団の練習があるので急いで帰りました。駅に向かい、ひたすら歩き、走り、練習前のいいウォーミングアップになりました。【アルト Y】

2003.12.11
No.0344
もうこれ以上犠牲をださないで!自衛隊のイラク派兵に反対 うたごえ宣伝行動(12/7日)に参加して
 大阪のうたごえのメンバーと一緒に7日(日)、天王寺駅前の陸橋で自衛隊のイラク派兵反対の署名宣伝を行いました。宣伝には、関西合唱団(テノールY、Y、N、K、アルトM、Y、ソプラノU)と松原ぞうれっしゃ合唱団、コーラス三びきのくま、河南混声合唱団、なのはな、K親子などのメンバーが高校生も含めて16名参加し、「戦争はもういやだ」「その手の中に」「今この時代に」「故郷」などの曲をギターに合わせて歌いながら「もうこれ以上の犠牲を出さないで!自衛隊をイラクに送らないようにしましょう。」と署名を呼びかけました。
 道行く人が駆け寄って署名待ちの列ができ、1時間半ほどの行動で220名が署名に協力してもらいました。高校生や若者が「署名させてください。」と寄ってきてペンをとり、与謝野晶子の「君死にたもうことなかれ」の詩を書いたプラカードを見て「これ知っています。」と話しもはずみました。息子が自衛官だという女性も署名をしてくれました。口々に「反対です。がんばってください。」と応援の声もかけられました。
 いままでにない署名に対する反応に、自衛隊をイラクに派兵して犠牲者をだしてほしくないという人々の思いの強さや広がりが実感できました。とても寒くて震えていましたが元気になれる行動でした。この署名に込めた願いを小泉首相や国会に届けなければという思いが強くなって、もっとこの声を大きくしたいと思いました。「自衛隊イラク派兵反対」の請願署名は12月中に100万名分を集めようと提起されています。街頭での宣伝行動とあわせてみなさんもまわりの人に署名の協力をお願いしてください。【テノール Y】

次回の宣伝行動
12月13日(土) 午後2時から4時 天王寺駅前陸橋


 歌うつもりでいったのですが、ずっと署名を呼びかけていました。署名をしてもらいながらKさんは沖縄戦の生き残りとして話しかけ、Iさんは「憲法九条を知っているか?}と若者に聞いていました。私もいろんな人の話が聞けて良かったです。「息子は自衛隊です」とおっしゃった方は悲しそうで、私もつらかったです。土曜日もありますが、時間のある方は是非、行って下さい。寒いので暖かい格好で、・・・【アルト Y】

 約束の天王寺駅前陸橋に上がると、遠くにテノールのYさんとYさんが見えたので、仕方なく近づいていったのであった。2本のギターを中心に、歌うメンバー、プラカード持って訴えるメンバー、署名を集めるメンバーに分かれて行動は始まった。最初は通り過ぎる人から見られるのが恥ずかしい。だんだん慣れてきて出す声も大きくなると不思議に署名も集まり出し、たぶん、こちら側が自信を持ってやっていると署名しようかと思っている人も入って来やすくなるのであろう。時々署名板に列が出来るのを見ていて、かなり小泉した。参加してよかった。【テノール N】

2003.12.11
No.0344
長野の印象 抜群!
 長野の日本のうたごえ祭典では、たくさんの合唱、演奏に触れ、感動しました。それと共に嬉しい事柄にもいくつかで合いました。その中の一つを披露します。
 祭典3日目のオリジナルコンサートでは、北え〜班(関西合唱団の地域班の一つ)が最初に出演です。9時までに行かないと間に合わないので、ホテルを出て直ぐに駅前のタクシーに乗りました。ドアが閉まり行き先を告げると「こちらはビッグハットの反対になります。駅の向こう側の方が近くになります。」と運転手さん。「向こう側にもタクシー乗り場があるのですか。」「降ろしてもらってもいいですか。」「どうぞ、駅の中を通って行けます。」そんな具合で、お礼を言って降り、反対側のタクシーに乗り直しました。そしてそのいきさつを言うと「普通は、いったんドアを閉めると出発するのが規則ですが。」との事。今度の運転手さん、なんと前日の大交流フェスタに参加されていたのです。「見ることはあっても大勢の中で自分が歌うなんて事は考えてもいませんでした。」と。その方は「麦の会」という障害者の会に週一度行ってお世話をなさっているとのこと。大交流フェスタでは、おそろいの黄色い服で仲間の皆さんと大きな声で歌って感激したとのことでした。
 運転手さんと大交流フェスタの感動を共有できたなんてなんと素敵なことでしょう。私は嬉しい気持ちのまま北え〜班の創作曲を聴くことができ、本当に幸せでした。【ソプラノ K】

2003.12.11
No.0344
ゆっくり、から速くへ。「習うことより馴れよ」の大切さ
 うたう会でアルトのHさんは2拍子と3拍子を左右の手で同時に振って見せました。難しくて私は直ぐダウン。家で検証してみました。ゆっくりやればでき、少しずつ速くするとダウン。確実にするにはどうしたらいいかを論理的に考えてみました。2拍子×3回=6拍、3拍子×2回=6拍。6拍目で手の振り出し点で両手が一致します。1から6まで口の中で数えながら、繰り返すとスピードを上げてもできます。実は馴れると数えなくてもできますが、途中であっているのかどうか迷いが出ると狂ってきます。数えていれば、6で必ず両手が会います。いきなり提起されても出来ませんが、練習すればでき、なれてきます。
 このゲームは何を意味しているのか考えてみました。
 リズム・トレーニングの仕方、基本ではなかろうかと思いました。足で床を叩きながらカウントし、両手をリズムに合わせて打ち鳴らす。4拍子なら1拍目を空いている方の足で床を叩く。つまり、五体(口も)を使って、それぞれ別な動きをしながら統律され一体となる。リズム練習って難しいですね。根気がいるので、私は直ぐ投げ出してしまいます。【テノール K】

2003.12.4
No.0343
12月8日(月)より団研合同練習!<研究生日記より>
 11月は3回のレッスンしかない中で、うたごえ理論や指揮法が入り、盛りだくさんな内容となりました。しかし、合唱練習が少ない(?!)中、「祖国」に取り組んでいます。修了演奏会(2/22)での研究生合唱の終曲となるので、たっぷり歌いたいな〜と頑張っています。
 うたごえ理論は、事前説明無しでいきなりだったので戸惑う研究生もいたのではと、反省しています。話の中で「うたごえは生活の中に密着したものがある」にうなずいていたように思う。今年も日うた祭典に行った研究生もいますが、来年一緒に行こうと思った担当者です。
 指揮法では久し振りに登場した研究生は、実技をするとは思っていなかったようでタジタジ。しかし、2巡した時には、強弱もわかるくらいになっていました。普段なかなか指揮に集中していなくて指摘されますが、指揮の大事さが少しはわかった研究生でした。曲は「花をおくろう」だったので、研究生も気持ちを込められやすかったようです。
 今は修了演奏会に向けてのこと・・・なかなか話しが進まない所もありますが・・・と合唱を覚えないといけないので、また、団研合同も始まるので、不安が一杯の研究生です。
 12月8日から団研合同練習が始まりますので、団員の皆さんよろしくお願いします。【アルト S】

11/ 7 うたごえ理論  講師は西さん
11/21 指揮法      講師は守屋さん
11/28 コールユーブンゲン bP1a ユニゾン「もんな元気か」

2003.12.4
No.0343
混声合唱組曲(11/30日)「悪魔の飽食コンサート」に行っての感想
 長いエスカレーターで最上階までグンとあがり、広くて木目調の落ち着いたホールでした。最初は、作詩:森村誠一、偏詩:片岡輝、作曲:池辺晋一郎による「正義の基準」でした。
 これは「悪魔の飽食」コンサートにふさわしい曲をと言うことで、2001年9月11日に起きた、ニューヨークの大規模同時多発テロをテーマにしてつくられたものです。コンサートの始まりは明るい感じで始まるのかと思っていましたが、涙で始まったのです。
 次に合唱団京都エコーの演奏。浅井敬壹氏がニコニコ笑顔で登場。こんなふうに登場する人もめずらしいのかと思いました。言葉が明瞭で詩がよく伝わってくるし、ビブラートがかからないのが印象的でした。
 後、太鼓衆団「輪田鼓」の演奏。そして「正義のこころ、平和のこころ」と題してのシンポジウム。池辺晋一郎さん、森村誠一さん、榎木孝明さんの3人がディスカッションをしましたが、向かい合ってしゃべっているので、少し声が聞き取りにくかったです。
 最後は「悪魔の飽食」の演奏。神戸市役所センター合唱団、「悪魔の飽食」をうたう合唱団、京都エコー有志の人達です。広い舞台にひな壇が6段くらいだったでしょうか、歌い手でギッシリと埋まったのです。制作20周年ということですが、私は初めて演奏をききましたが、こんなに恐ろしい歌を耳にしたのは初めてで涙が止まりませんでした。731部隊は、中国のハルピン郊外で捕虜やスパイ容疑で逮捕された人達にありとあらゆる種類の実験を生体にしていき、約3000人の中国人、朝鮮人、ロシア人、モンゴル人が虐殺されたといわれています。そのことを歌っているのです。731部隊は戦後、さほど裁かれることなく、関係者の何人かが薬品会社を設立しているということ。涙を流しながら歌われている方もいらっしゃいました。
 今日の演奏は曲がどうのというより、私は詩を必死に聞こうとしていました。客席にしっかり言葉を届けることはとても大切で、努力をしなければならないことがよくわかりました。そしてピアノの音で、言葉が消えることも・・・。
 いちもながら、良かったね、楽しかったねと言って帰る演奏会が多い中、今回は非常に気持ちが重たかったです。池辺さんの伴奏で「ふるさと」を歌って終わりました。【アルト Y】

2003.12.4
No.0343
反戦・平和への思い、ひとコマ漫画に(12/21まで)ピースおおさか にて
特別展「イマジン−漫画家たちが描いた戦争・平和、愛、そして人間−」
12月21日まで、ピースおおさか にて
午前9時半〜午後5時(月曜日休館)
入館料 大人250円 高校生150円 中学生以下・65歳以上・障害者無料

2003.12.4
No.0343
ソプラノKさんが、ハンドベル・劇に出ます!クリスマス礼拝・祝会(12/21日)
日 時 12月21日(日) クリスマス礼拝 午前11時〜12時
               クリスマス祝会 午前12時〜 2時半
会 場 鶴見区民ホール(鶴見区役所3階)
食事代 大人1000円、高校・大学生800円、中学以下500円<食事をしない場合無料>
主 催 大阪栄光キリスト教会・鶴見栄光キリスト教会

2003.12.4
No.0343
北西地域 うたごえ喫茶(12/6土)
2003年12月6日(土)午後7時〜9時
喫茶トゥリーピピットにて
大人 500円

主催 北西地域サークル協議会

飲み物&クッキーが付きます。