機関紙「くれっせんど」より

2005年10月 531号〜534号       バックナンバー  現在

2005.10.27
No.0534
大きな意味を持つ広島祭典!
 いよいよ日本のうたごえ祭典まで一週間となりました。この秋は、公演がいくつも重なったため祭典にむけて集中ができなかった面がありましたが、明後日のふれあいコンサートを成功させて祭典に集中したいと思います。
 今年の祭典は、被爆60年の年に被爆地広島の地で歌います。まだお読みでない方はぜひ10月24四日のうたごえ新聞8面の広島の「炎の歌」を歌う団員の記事を読んでください。被爆者の方と一緒に歌うことの意味の重さと責任を感じながらコンサートでは全曲演奏しましょう。それに先立つ合唱発表会の演奏曲2曲も「鐘」はもちろん、安広真理さんの委嘱曲の全国初演となるわけですから、大きな意味があります。作品集の普及もがんばりましよう。
 大音楽会の曲は本当に練習不足で申し訳ありませんが、現地で4時間半も練習とリハーサルの時間がありますので、集中して臨みましょう。
 最後に、自分の行動について配布資料をよくチェックして把握しておくことと、スケジュールが過密なので、喉や体調に気をつけてください。楽しく一緒に行動しましょう。【演奏教育部】

2005.10.27
No.0534
うたうことの意味を一人一人がもう一回考えてみましょう
 広島での日本のうたごえ祭典まであと1週間となりました。広島での「炎の歌」「墓標」を歌うことの意味は、とても大きいと思います。
 どちらも合同演奏ですが、演奏成功のため関西合唱団の果たす役割はみんなが感じている以上に大きいです。猪原先生もおっしゃっていたように関西の人たちが加われぱ演奏ががらっと変わるのは事実だと思います。ピースウェーブコンサートの成功は「炎の歌」の演奏にかかっています。
 また、合唱発表会はうたごえの創造活動でもっとも研ぎ澄まされた交流の場として全国の仲間たちが注目しています。ここで「何を、どのようにうたうか」はとても大切です。私たちが「鐘」と「ひとつのピース」をうたうことの意味を一人一人がもう一回、考えてみましょう。【常任指揮者 守屋博之】

2005.10.27
No.0534
「炎の歌」合同練習 −京都の仲間を迎えて−(10/23日)大阪音楽センター
 10月23日(日)の「炎の歌」の合同練習は、京都から9団体16名、関西合唱団から25名の参加で行われました。京都からの中には舞鶴から来た人もいたということで、広島から来られた猪原先生の指揮でみっちり4時間・・・中身の濃い練習になったと思います。次に先生からのご注意など書きますが、書き漏らしていることがたくさんありますので各パートの方々で伝え合ってください。
「石」
●祈りを込めて歌う。
●石は永遠にくずれない。だから出だしはmfで。
●バッハのコラールのように、ハーモニーを楽しんで。
●一つ一つの母音の響きを一つにして。
●各パートの音を正確に。
「花」
●この組曲ではこの曲が最初に作られた。
●「やすらかに」とところはお経であるから小節(こぶし)のように東洋的に。
●P44上段1,2小節(無表情に)とあるのはこの言葉がうそであるから。3,4小節はかすれ声で。
な、かり、ちがつ、日々ためP32、ヒロシマ など重要な言葉は、はっきり、しっかり。
 など。

2005.10.27
No.0534
うたごえ新聞の拡大 5部達成!
 ポマト班のテノールTさんは、とても絵が上手。図書館で絵本を借りて絵を描き写してニュースを作り新聞拡大を訴えています。

2005.10.20
No.0533
北部祭典を聞いて(10/16日)茨木ユーアイホール
 北部のうたごえ祭典に出演された皆さん、要員の皆さんお疲れ様でした。合唱団が入った祭典合唱団の後半4曲は、前半と比べて深みのある芯の入った声で明らかに変わりました。演奏も緊張感のある引き締まった好演だったと思います。今年2月の選曲時には北部センター合唱団の中では「墓標」など難しくてとても歌えないと反対の声があがっていたことを思えば、隔世の感があります。北部の方々の音楽的努力と関西合唱団の音楽的連帯が今回の成功に結びついたことを感動して振り返りました。
 祭典全体を見ても、一つの地域でこれだけの祭典ができたことは素晴らしいと思います。祭典合唱団をはじめとした音楽的な前進、特に第2部の飽きさせない企画構成、各サークルがそれぞれうたう会を分担した協議会内の配慮、会場での歌い手がそれを支える気配り、一人ひとりのサークル員のあちこちでの頑張りが見えました。大変だと悩んでいた青年のステージは一番大きな拍手でした。
 大阪のうたごえ祭典に向けて参考にさせていただきました。【テノール Y】

2005.10.20
No.0533
北部のうたごえ祭典に参加して(10/16日)茨木ユーアイホール
 開演!客席はほぼ埋まっていました。「成功おめでとう。」北部の人たちの頑張りと底力を強く感じました。Mさんはじめ皆さんがどんなに喜んでおられたことでしょう。
 私といえば、母と妹の看病、ぎっくり腰、しつこい風、おまけに選挙とかなりの日々が流れて行ってしまい、ほとんど協力できませんでした。あと一ヶ月という頃やっと時間が取れるようになり、女性合同3曲、地域合同2曲。大うたう会の「こぶし」担当1曲を必死で暗譜し、うたうことだけで協力したのでした。お粗末ですが充実感は残りました。【アルト M】

2005.10.20
No.0533
北部のうたごえ祭典でチケット売りをしてきました
 チケット売りという行為は初めてだったので2人の研究生仲間とビクビクオドオド。見知らぬ方々(こちらのことは関西合唱団研究生と分かっていただいているわけですが)の間に飛び込み買っていただいた時は安堵と喜びで脳がちょっと溶けました。一緒に行った研究生は、会場であった知り合いの助力を得、思わぬ数を売り上げたようです。うらやましい−いや、喜ばしい。祭典は郷土サークル「野火」さんの海のお囃子で、その音もさることながら衣装の赤い蹴出しにすっかり魅了され、、「色気って大事なんやな。」と感じ入りました。さて、自身に対する反省ですが、落語の品川○○ではないけれど、「演奏会への道のりは長いが期限までは身近いや」というところです。【研究生 M】

2005.10.20
No.0533
研究生と共に熱気を帯びた練習が始まりました(10/17月から)
 ステップコンサートを聴きに来て下さる方々が心から楽しめる演奏をめざして練習に練習を重ねてがんばりましょう。
今回(10月17日)は安広真理さん作曲の「TANE−君の心に−」を練習。あと研究生より感想を言ってもらいました。
Kさん:圧倒された。自分の音がわからなくなり、歌がわからなくなった。
Nさん:楽しかった。いつもの守屋さん(指揮者)と違う。
Iさん:みんなの声にのせてもらった。
Yさん:自分の声が聞こえなかった。(研究生の時は聞こえるのに)
Mさん:歌われへんのかと不安になった・・・

2005.10.20
No.0533
あらためて憲法のすばらしさ、重さをズッシリと感じてきました
(10/14金)「憲法9条の会 東大阪」
 10月14日(金)「9条の会 東大阪」の結成総会でジャーナリストの大谷昭宏さんの話を聞きました。
 初めに総選挙の結果をどう見るのかという事にふれながら「この国に胸をはって誇れる事がある!」ということで2つあげられました。1つは「世界一の長寿国」であるということ。2つ目は「平和な国 60年間一度たりとも戦争という名のもとに自国民、他国民の血を流していない国」であるということ、世界に誇れるこの日本のすばらしさは「憲法の通りにしてきたらこういう風になったということだ」「すばらしいことは全部憲法に書いてある」と話された。
 私たちがめざしている“一人ひとりが本当に大切にされる豊かな社会”は憲法に書いてあることがそうなのだとあらためて憲法のすばらしさを感じました。そして、リストラ・合理化・JR福知山線の事故など、もうけ第一で一人ひとりの命が軽視され、また年間300万件の犯罪の半分が14〜16才の少年犯罪が示しているという今の日本の現状をアメリカの例もあげながら「このままの社会でいいのか」とするどく問うておられました。最後に「私たちがつくっている国がいい社会かどうかというのはそこに住む人たち、その命がどれだけ重く受け止められているかどうかにかかっていると話され、「私たちはそこにある命を大切にしようという設計図(憲法)にそってこの社会をつくってきた。しかしこれからもっと命が軽くなるのはこの憲法がなくなる時だ」と話されました。この日の話を聞いてあらためて世界に誇る憲法のすばらしさ、そして重みをズッシリと感じました。憲法改悪が着々と進められている中、今できる事からすぐにしていかないと・・・の思いを強くしました。【アルト O】

2005.10.20
No.0533
「国連 子どもの権利委員会」委員を迎え
子どもの権利を考えるつどいで歌いました(10/15土)いきいきエージングセンター
 10月15日(土)、いきいきエージングセンターで、「ボクたちのさがしもの」の中から、第7章「一人ひとりが主人公」と「エピローグ」を歌ってきました。全曲初演は1999年11がつですから、6年近く歌っていないので、歌を忘れ、メゾソプラノだったのかアルトだったのかも分かりませんでした。午前中、国労会館で2時間ほど歌の練習をし、やっと思い出してきました。それで本番で楽譜は離せませんでした。
 メンバーは20人くらい。ソプラノが少なく、主人公の子どもは2人しかいませんでした。(中学・高校は試験の最中)でも何とか歌え、ホッとしました。指揮をして下さったテノールYさんもおっしゃっていましたが、子どもが大きくなっていき、歌う子どもが少なくなってきている。練習する機会もなく、「ぞう列車がやってきた」より難しいこの歌を歌える子どもが出てこない・・・これからどうしていくのか考えていかねばと・・・歌の最後は小学生〜大学生までの5人の子ども達の意見表明がありました。
 帰りは土砂降りの雨となりましたが、他のサークルの人達と歌え、子ども達の意見も聞け、とてもいい一日となりました。【アルト Y】

2005.10.13
No.0532
ステップコンサート(12/11日)ドーンセンター
いよいよ活動開始!
 関西合唱団初の試み、研究生とのジョイントコンサート「ステップコンサート」がいよいよ始動開始しました!
組織委員会も合唱団と研究生の合同で組織されています。
 まずは9月末の研究生の合宿に参加。組織・企画について説明・提案・意見交換が行なわれました。その中で、組織目標は700枚。(ドーンセンターの座席数500をいっぱいにすることを目標に、7掛けで算出)チケット料金は、一般1500円、高校生学生及び障害者・70歳以上は1000円、中学生以下は500円となりました。
 今までの修了演奏会に比べ大きな数字のように感じられます。でも、このコンサートは団が正式な主催者です。また、今年度の総会ではここからの団出演料が予算案で承認されています。チケット代が安くなったといっても、決して簡単にできる数字ではありません。が、「私たち自身のコンサート」として、責任を持って演奏も組織も取り組んでいきましょう。
チラシはすでに北部祭典(10月16日)用に折り込みました。チケットも本日出来上がりました。北部祭典当日は、チケット・チラシを忘れずに持参し、知り合いに会ったら必ず声をかけて下さい。
また、いつも演奏会に来て下さる方々はもちろんの事、都合で来れなかった方々にもぜひ声をかけて下さい。
 もう2ヶ月を切っています。あまり日はありませんが、研究生と協力し合い、成功に向けてがんばっていきましょう!【団組織委員会 ソプラノ Y】

2005.10.13
No.0532
明日はまわす星?
 学校公演で「天使の羽のマーチ」を歌うことになった。曲も歌詞も素敵なのだが、一箇所だけ気になるところがある。「きみたちがあすはまわすほしさ」という歌詞だ。それは、ヒットラーに扮したチャップリンが地球制覇を目指して大きな地球儀を満足げにまわす映画のシーンを思い出させる。そしてそのチャップリンが、おごり昂ぶる今を生きる人間に重なっていく。自分の意思に従わない人間を制覇し、森を制覇し、海も空も制覇していく。自然を制覇することが明日の幸せにつながると考えていたつい最近の私たち。人間が自然の上に立つことは輝かしい科学の勝利だと信じていた愚かな私たち。そんな時代を背景にしてこの歌詞が作られていたのではないかと思う。しかし今私たちの考えは変わろうとしている。未来を生きる次の世代には、さらにその次の世代を生きる人たちに地球を受け渡していって欲しいと願い始めている。
 「きみたちがあすもいきるほしさ」という歌詞に替えることは不可能だろうか。【バス I】

2005.10.13
No.0532
学校公演(10/29土)に向けて、今から楽しみにしています
 私には6人の子どもがいます。23才、20才、高3、高2,小6、小4です。小学生の子らに、学校公演で歌うアニメメドレーを知っているか?と聞くと、知らないのは「天使の羽のマーチ」だけでした。「君をのせて」は1986年、「トトロ」は1987年につくられ20年近く前の曲ですが、上の子から下の子まで、宮崎駿の映画とその中に流れる曲で育ってきたような気がしています。「勇気100%」も10年はたっていると思います。でも今、NHK教育テレビで「忍たま乱太郎」が再放送されており、みんなもよく知っています。 「手のひらを太陽に」は昭和38年につくられ。39年、NHKの「みんなの歌」で放送されました。
 10月29日(土)には数多くの歌を歌いますが、合唱団に入りたての頃、メドレーや「トリッチ・トラッチ・ポルカ」、「ウィーン我が夢のまち」など練習してきたし、知らない曲はないのでスゴク助かっています。初めて学校公演に参加しますが、子ども達がどんな顔をして聞いてくれるのか今から楽しみです。【アルト Y】

2005.10.13
No.0532
うたごえ新聞を増やそう そして、もみじまんじゅうをGetしよう!
各班、目標について話し合い、各自の対象者をあげていきましょう。南班では新しく来られたピアニストの石田さんに声かけをし、新聞を取って下さることになりました。期間は短いですが、元読者にあたったり、地域サークルにあたったりといろいろ努力していきましょう。【機関紙部】

 うたごえ新聞の拡大に向けて「うたごえ新聞と私」を復活させたいと思います。各班の機関紙部員が声をかけますので、よろしくお願いします。【くれっせんど担当】

2005.10.6
No.0531
北部祭典演奏(10/16日)・組織の成功が
大阪のうたごえ祭典(2/5日)成功の鍵!
 10月16日の北部のうたごえ祭典まであと10日あまりとなりました。
 私たち関西合唱団も今年春、祭典合唱団としての参加を決め、この夏から応援練習、合同練習など参加しながら、北部の人たちと交流を深め一つの音楽音を作り上げてきました。
 15年少し前に北部地域の人たちと関西合唱団北部班(現在の指揮者山下さん、団長の鍵村さんたち数人。)がともに北部センター合唱団を立ち上げました。
 それから月日は流れ、徐々に実力をつけた北部センター合唱団を中心とする北部地域サークル協議会は単独で北部地域のうたごえ祭典を行う事となりました。
 あまり大阪では他の合唱団と合同で音楽を作り上げ演奏することがない中で、この祭典ではお互い良い刺激を受け合い理解も深まったのではないでしょうか? 地域単独でのうたごえ祭典は大阪では類がなく画期的なものです。その企画の特徴は北部地域の全合唱団・サークルが合唱・シングアウトなどあらゆる企画を担当をして主体的に関わっているところにあります。
 私たちがその祭典に参加し、演奏を成功させることはそこで頑張っている北部の人たちを励まし、勇気づけ、来年吹田で行われる大阪のうたごえ祭典を成功させる鍵となることと思います。
 合同練習に諸事情で参加出来なかった団員のみなさんもぜひとも団練習にしっかり参加して演奏成功の一助を担っていただきたいと思います。
 また、良い演奏は確かな練習も勿論ですが、たくさんの観客の中で生まれるものでもあります。自分の分はもとより声のかけれるところがあれば周りの人にも声かけを行いチケット広げましょう。チラシ・チケットはまだたくさんありますので申し出てください。
 当日集合は9:30ですぞ遅れないようご用心!【団長 吉岡】

2005.10.6
No.0531
はじめまして
 この10月よりお世話になります。どうぞよろしくお願い致します。
 私と合唱との出会いは、地元の少年少女合唱団。以来、小中高大と、合唱の授業や文化祭でのミュージカルと楽しく歌って参りました。卒業してからは、伴奏という形で合唱に携わることになり、好きなことが仕事でできて本当に幸せだと思っています。合唱を始めて20年(年齢が分かりますね。巳年生まれです。)ですが、伴奏の方はまだまだ勉強中です。皆様宜しくご指導下さいませ。余談ですが、趣味は歌舞伎鑑賞です。お好きな方はお声をかけてください。【ピアニスト 石田瑞枝】

2005.10.6
No.0531
うたごえ夢フェスタ2005 阪神センター合唱団第23回定期演奏会
 阪神センターさんの演奏会というと太鼓が出てくるのでヤだなと思っていたら獅子舞も出てきたので楽しかった。青年のステージはさすがに爽やかで動きもピシッと決まっていた。特別ゲストは号笛さん。テノールYさんの声がキレイによく聞こえました。阪神センターさんとの合同演奏では女性の明るい響きが加わり美しかったです。第3部では阪神センターの演奏がやっと聴けました。「涙をこえて」は自然にリズムに乗られ、こちらも楽しかったです。おとなとこどもの「ぞう列車がやってきた」は私ではよく分からないけど子ども達もこのような歌を歌っていることが嬉しかったです。それにしてもおっちゃん(テノールTさん)がいつの間にか団員になっていることにびっくりしました。【ソプラノ K】