機関紙「くれっせんど」より

2005年11月 535号〜537号       バックナンバー  現在

2005.1124
No.0537
しっかり練習を重ね、本当に楽しんで歌い、客席と心を通わせよう!
ステップコンサート(12/11日)ドーンセンター
 合唱団にとって初の試みである団員と研究生が共同してつくりあげる「ステップコンサート」まであと2週間余りとなりました。どちちにとっても手探りの中でとまどいもありましたが、お互いがベストをつくして1+1=2以上になるように成功させたいと思います。
 合唱団のステージは、ふれあいコンサートのために練習したドレミ・アニメメドレーで始まります。学校公演以外ではほとんど歌ったことの、ないレパートリーです。本当に楽しんで、お客さまに親しみを込めて歌いかけ、心をつかみましょう。
 南班の演奏をはさんで、女声、男声合唱の魅力を発揮したいものです。今回のレパートリーはポピュラーな曲をたくさん取り上げています。それぞれの曲の特徴を出した演奏にしたいと思います。
 続いてのシングアウト、合唱団の演奏会ではめったにないことです。客席に入って一緒に歌い、舞台と客席が一体となるものにしたいですね。その雰囲気を最後の団研合同演奏につなげて、最後に団員とお客さまみんなで研究生を暖かく祝福する「みんなのうた」が歌われるように・・・
【演奏教育部長 テノール Y】

2005.1124
No.0537
いよいよ大詰め! ステップコンサート 第4回実行委員会
 11月21日(月)、ステップコンサート第4回実行委員会が開催されました。
17日(木)にはホールとの打ち合わせもあり、当日の楽屋や駐車場・親子室の事などの説明、企画面では進行表を基に当日の流れの確認がされました。いよいよ本番!という感じです。
 一方、組織面では、研究生が目標の50%を超えているのに対し、団員は?%弱。実行委員会のメンバー一人一人の現状と今後の動きが交流されました。とにかく手紙作戦や、人に広げてもらうよう頼んだり、必ず誰かと一緒に来てもらえるように2枚以上のチケットを郵送するなど、それぞれの工夫も報告されました。その中で確認されたことは、とにかく「配券をいろんなところにする」という事。数打ちゃ当たる?の精神で、どんどんやっていきましょう!(団長は50枚くらい送ったとか…)
 前回の実行委員会から2週間。研究生はサークルの訪問も旺盛にやっていて、その数は7力所にもなります。研究生の頑張りに恥ずかしくないように、終わってから後悔しないように、団員も急ピッチで組織を進めていきましょう!!
組織婁員会からのお願い
☆24日(木)から確約も聞いていきます。班会議で必ず報告してください。
☆当日にチケット代入金の人には、事前になるぺ<封筒に入れてきてもらうように連絡して下さい。(当日までわからない人でも、そのように伝えてください。)☆当日精算券を送った人でも、できるなら封筒で入金してもらって下さい。その際は、「当日精算」の文字を線で消してもらってください。(それで個人の実績としてカウントできます。) 以上、よろしくお願いします。【組織委員会 ソプラノ Y】

2005.1124
No.0537
こうして歌が生まれた!! 「花をおくろう」の場合は?
バスIさんが神谷さんにたずねてくれました
 「1960年安保・三池」のたたかいの中で育ち、結びついたカップルがあちこちで生まれました。「がんばろう」の歌のコンビ森田ヤエ子・荒木栄がしめし合わせて、私たち一九州青年合唱団の専従と第6期研究生終了者のふたり一が結婚の席で始めて聞かされたのがこの「花をおくろう」です。
 「計られたナ」と思ったりも後のまつり。以後「ふるさとをつくる仲間同士が手を携える歌」となっていますが、想い出すのは「黄色はフランスの三色旗で自由をあらわす」とおっしゃった故井上頼豊先生の指揮。「どうしてオレンジなの?」と聞くと「一張羅の黄色のセーターが彼女に似合ってたじゃない」と言う、雪国生まれのヤエさんの色白だった顔とともに一
 なお1953年、当時梅田にあった大阪音楽センターで、石川県内灘射爆場反対運動の現地での第3回全国合唱団会議を終えた中央合唱団と関西合唱団の方たちに始めて会い、九州にうたごえの本格的合唱団を組織するに至ったという因縁もあり、関西合唱団に敬愛の念を抱き続けています。(神谷国善)

2005.1124
No.0537
南班 がんばる
 11月20日(日)、10時から12時までの2時間、南班はステップコンサートに向けて猛特訓をしました。「ずいずいずっころばし」は河南合唱発表会で「ずいずいずっこけ」たあの迷曲。どうしてもリベンジしなければ南班が生きていけない怨念の曲です。もう一曲は「ダニーボーイ」。こちら側は何となく安心して歌えるのは、トラウマがないためかも。ソプラノのTさんの指揮でやっと2曲ともハモってきたように思えました。大阪うたごえ祭典にむけて練習中の女性合唱に研究生からコンサートの訴えがあって南班も合流。一曲うたえ!の声にはやる気持ちをおさえ、本番を楽しみにしてもらうことになりました。この日の南班の参加者は16名中12名でした。【南班 バス I】

2005.1124
No.0537
お誕生日会に参加してきました!(11/13日)砂子療育園
きたえー班と研究生
 11月13日、西宮市にある重症心身障害児施設「砂子療育園」のお誕生会に、きたえー班と研究生で参加しました。ことの始まりは、今年の定期演奏会での青年の舞台の歌を聴いて感動し、この曲をみんなに聞いて欲しいという青年がソプラノHさんと同じグループにおられて、そのグループが11月のお誕生会を担当することになり、企画の会議の中で、3曲を歌うことが決まったそうです。グループの職員と、演奏会の青年の舞台で歌った青年職員と、練習を聞いて自ら一緒に歌おうと集まった職員と共に、きたえー班や研究生2人も参加していくことになりました。始まる前には、フリースペースでくつろいでいる方々に研究生の「わし」と「まんてん」でステップコンサートの案内もしっかりしてきました。さて、本番はというと、始めにきたえー班と「まんてん」で「おくりもの(手話つき)」を心を込めて演奏しました。そして、安広作品の3曲は、全体で22名(団員8名、研究生2名を含む)で、青年のパワーあふれる歌声に感激しながら、精一杯うたいきり、園生さんも保護者の方々も、じっくりと聞いていただきました。【テノール A】

2005.1124
No.0537
“日本のうたごえ祭典inヒロシマ”に参加して
 今年は長崎、広島にと被爆地を訪れ、平和を願って多くの人たちと一緒に歌うことができ、気持ちを新たにしました。また、千羽鶴を折り続けた年でもあります。
 あれから2週間余りすぎて祭典をふり返ってみると、一番印象深く残っているのは、やはり幻想的な雰囲気の中で行われた川辺のコンサートです。この地で、この川の中で、たくさんの人たちが苦しみ、途絶えたこと、今もなお、心身共に苦しみ続けている人たち、今こうしているときも、戦火に怯え、逃げまどっている人たちがいる厳しい生活を強いられている人たち・・・それらを思い起こさせるに充分でした。そんな思いで、それぞれの演奏に聴き入りました。
 3日目を充実したものにしてくれた広島の人たちのご苦労と努力を思いながら、帰りは雨上がりの原爆ドームを見に行きました。鉄骨のドームは写真でも見、遠く新幹線の窓からも見えるのですが、壊れた壁と崩れたレンガの塊を目の前にすると、やはり、イラクのことなどを思い出せずにはいられませんでした。気概もエネルギーも薄らいでしまった私ですが、歌うことでその思いを忘れないようにしようと思ったことでした。【ソプラノ K】

2005.1124
No.0537
初めての参加でーす。日本のうたごえ祭典
 今回初めて団員として参加しました。何もわからずバスのIさんについて行った様な形で3日間アッという間に過ぎました。
 そんな中で合唱団が1位になったことは大きな喜びです。他の団員の顔を見ると当然と言った自信に満ちた表情はさすが関西合唱団と思いました。それも思えば守屋さん、山本さんといろいろ素晴らしい指揮者そしてピアノは門さんとそんな恵まれた環境の中で歌えた事は私にとつて何よりの幸せだと思っています。【バス Y】

2005.1117
No.0536
日曜講座(11/13日)城北市民学習センター
第1回講師は、高嶋昌二氏
栗山先生に代わり、淀川工業高校グリークラブの高嶋先生が来られ、笑いのわきおこる楽しい日曜講座となりました。
 日曜講座の感想です・・・
●専門家に教えてもらってのは初めてなので、大変むつかしい反面、納得といった感じです。勉強になりました。また参加します。
●言葉やフレーズの大切さを改めて学べたように思います。両手で押す動作で歌うと、自分でも声の出し方が変わったように思います。また、音符の動きでクレッシェンドやデクレッシェンドを意識することもすごくよくわかりました。とても楽しかったです。
●とっても良かったです。音楽を作るとはどういうことか・・・ものすごく勉強になりました。目からウロコ・・・という感じでした。また、高嶋先生の講座をぜひ受けたいので、企画してください。次回呼んで欲しい講師も高嶋先生。
●わかりやすく面白かった。歌詞の説明があり、歌いやすかった。メゾソプラノはどちらでも歌っていいよといわれ、うれしかった。聞いていて手で押すとみんなの声が変わるのがよくわかった。
●本当に参加できて良かったです。とても楽しく、その上にいろいろなことを教えていただいて、合唱って楽しいな、いいなと思いました。家が遠いところにあるので、合唱団に参加できないのが本当に残念です。皆さん、とても楽しいそうで、素晴らしい歌声ですね。また参加できる講座を楽しみにしています。
●いろいろ勉強になりました。笑いながらも指揮の仕方などもよくわかりました。もっと回数を増やしていただければうれしいです。
●指揮者により、こんなにも変わるのかと思った。今日は気持ちよく歌えました。言葉を大切にしたいですね。
●関西風のこてこての音楽作り。とっても気に入りました。

2005.1117
No.0536
私でもできた!CD・楽譜の販売
 11月4日、ピースウェーブコンサート終了後、安広さんを囲んでの交流会でいろんな人の話を聞き、みんな前で「(事業物)普及します。」と言った私。
翌日、職場の部の合唱発表会会場へ足を運び、開演前に後部席の人にすすめると楽譜2冊とCD1枚買ってくれ、好調なすべり出し。後でわかったが、「その手の中に」を歌う団体だった。先ず楽譜をすすめ、反応を見てCDをすすめると、この日3人がセットで購入してくれた。広島合唱団のボイストレーナーの人もその一人です。(平和公園でバッタリ会い声をかけました。)
 CD2枚組2000円と言うと、どうしてそんなに安いんですか?」と尋ねた人もいました。5日だけでCD5枚楽譜5冊達成。作品の良さ、その曲が入っているCDと普及しやすい条件が整っていたのだ。安広さん。素敵な曲をありがとう。【アルト M】

2005.1117
No.0536
8人の指揮者と出会って!
 指揮者によって歌が変わるということを改めて実感しました。1曲をどう理解したのか、曲を聞く事によって、それがわかれば合唱のおもしろさが倍加しそうです。ただ、その為には曲を聞く力をもっと身につけなければならないのですね。【バス I】

2005.1117
No.0536
はじめての“日本のうたごえ祭典”(11/4金〜6日)広島
 3日もの間、皆さんと一緒に参加できるか、とても不安でしたが、終わってみると何と楽しい3日間であった事か・・・と思っています。入団してまだ1年も経っていないのに本当に沢山の素晴らしい事に出会えてうれしいです。
 祭典で良かった事は、まず、全国から来た様々な方々の合唱が聞けた事です。職場の発表では、郵便局や、国鉄労働者のたたかいの姿が合唱となって、心を打つものでした。音楽的な事はまだよくわからないですが、合唱というものは各々の生きざまがハーモニーになるのだろうか、と思いました。
 元安川をへだてての野外音楽会は原爆ドームも舞台装置の一つとなって平和への願いの静かな、しかし強いテーマを持つ集会ともなっていた、と思います。ナターシャ・カーシャ姉妹の澄んだ声も忘れられないものでした。
 最後の日、アリーナでの大合唱。現地での合同練習の成果もあり、全身で快く歌えました。800人もの人の歌声はあの広い会場にどんな風に響いたのでしょう。聞く立場にもなりたかったなあ・・・。
 広島の町並みはすっかり美しく整備され、60年前の歳月を感じるものでしたが、平和公園には沢山の人々があふれていました。海外の人も多く、うれしいことでした。この日、広島に来たくても来られなかったたくさんの全国のうたごえの仲間。その方々のエネルギーも感じられて、私の感動は思いがけず大きくて、帰ってからも数日間快い高揚感と余韻の中にいました。【ソプラノ B】

2005.11.09
No.0535
日本のうたごえ祭典inひろしま2005(11/4金〜6日)
お疲れ様でした!
 皆さん、うたごえ祭典お疲れ様でした。合唱発表会では堂々1位!うれしいですね。よかったですね。CDも楽譜も頑張って売りました。いろんな取り組みに参加し、広島で歌うことの大きな意味をそれぞれ感じて返ってきたのでは・・・。

雨にも負けず熱気あふれる大音楽会でした。
 今年は大音楽会で(11/6ヒューマンフェスタ)青年のうたごえよろず相談員として活動しましたが、うたごえ新聞のブースト同居したため、もみじまんじゅうの引き渡し、2Fへの案内、女子トイレの案内など真のオールよろずマンとして任務を全うしました。
 その中でもゲストの中山謙さん、親のうたごえ新聞配達を手伝っているという岐阜の少年、大洲中学校の中学生、5月にニューヨークで一緒に行動を共にした人などに出会い、紅葉まんじゅうをプレゼントし、交流を深め、楽しい一時を過ごしました。結局、青年の相談件数は2件(Tシャツの手配、荷物の一時預かり)でしたが、雨にも負けず熱気あふれる大音楽会でした。【テノール Y】

2005.11.09
No.0535
ステップコンサート、第3回実行委員会 開催!(11/7月)音楽センター
 日本のうたごえ祭典の翌日早々、ステップコンサート(12/11日)の第3回実行委員会が開催されました。企画面では、研究生はハンドベルの曲2曲が決定(「もろびとこぞりて」「小さな世界」)、合唱団からはシングアウト2曲を近々決めるとの報告がありました。組織では、案内状を送ったサークルへの訪問宣伝先、チケットの進行状況が報告されました。
 コンサートまであと1ヶ月。もうあまり日はありませんが、これからは急ピッチでチケット普及に努めていきましょう!まずは、6月の演奏会に来ていただいた方、振られた方にもあきらめずにお知らせ下さい。12月11日は自治体のうたごえの取り組みもあります。なるべく急いで取り組みましょう。【組織委員会 ソプラノ Y】

2005.11.09
No.0535
真剣な顔に励まされた、“ふれあいコンサート”(10/29土)八上ドーム
 実は、ふれあいコンサートを前に私は不安をいっぱい抱えていました。まずお客さんが入っているかということ(八上小の教頭先生は安請け合いしてくれたけど)。子どもたちが集中して聞いてくれるかということ。次に曲が完全に暗譜できていないということ。最後に天気予報が雨だということ。当日、やはり雨。ドキドキしながら八上小の体育館に着くと、中学生のブラスバンドがリハーサル中でした。この子立ちが聞いてくれるんだと思うと、急に心が軽くなり心を込めて演奏しよう、少しでも平和のメッセージを伝えようという気持ちになりました。
 最初、会場にざわつきはありましたが、最前列の子達の真剣な顔に励まされながら歌っていくうちに、みんなが集中していくのを感じました。特に「ねがい」には、私たちのメッセージがたくさん込められたと思います。歌詞を間違えたり、司会のミスもありましたが一緒に手話をしながら歌ってくれた人もたくさんいて、演奏してとっても良かったです。でも、もう少し平和の歌を歌いたかったかな。【ソプラノ K】

2005.11.09
No.0535
9条うたごえパレード(11/3木)御堂筋  またしよう!
 テノールのYさんに「Mさん、なりもの頼むよ!!」とうれしそうにいわれ、楽しそうな企画だったので私も歌好きの人に電話したりFaxで誘ったりしました。その人達も都合が悪く、日が近づくにつれ、私もきっとその日は体調が良くないぞ、歩きやし・・・と思っているところに主催者発表「3日は今のところ20数人3列縦隊で7列!」あんまりや〜!!かっこ悪いのはいやー。行くだけ行こう。当日地図も持たずに。確か堀江公園やったなと人に聞きながらやっと出発の時間までには間に合って「楽器渡して返ろう」との気持ちも、おっちゃん(テノールTさん)の頑張る獅子舞や、南大阪班の人や他の半の方々の顔を見るとふっとび、しっかりおっちゃんの横でパーランクーを和太鼓だたきしてご機嫌な私になっておりました。1回でもやるとこんなん続けたいなー道を歩いている人がすうーと入ってきてくれるには、どうしたらいいか。・・・等やみつきになりそうですね。おっちゃん獅子舞本当にご苦労様!!【ソプラノ M】

2005.11.09
No.0535
はびきのチャリティーコンサート(10/29土)の報告
 コンサートのメイン、ゴンチチのステージは、良かったと思います。最初静かな曲が続いた時はちょっと眠気に襲われかけた(日頃の疲れがあるしね)が、最後の1っきょくとアナウンスされたときは・・・えっもう終わりかいなと思いました。その最後の曲は、サウンドオブミュージックから「マイフェイバリットスウィングズ」(舌をかむよ)。ボリュームのある、すごい演奏。前に押尾コータローさんが弾いてくれたときもそうだったが、ギターと言っても普段聴いているのとは別の楽器のような楽器でした。鳴りやまぬ拍手に相当時間がたってから(アンコールはしないのかと思った)、初期の曲からと言って2曲アンコールに応えてくれました。
 来てくれた人から、コンサートの1部の障害者のステージがすごく感動した、と言われました。同じことは、毎回言われるのです。改めて、これからもずっと続けなあかんな、と思いました。
 今回の最終的なチケット普及枚数は1、000枚を超えるようで、収益の予算はクリアするらしいです。よかったよかった。みなさん、来年もふたかみ福祉会のチャリティーコンサート、よろしくね。【テノール N】