機関紙「くれっせんど」より

2007年 2月 645号〜647号       バックナンバー  現在

2007.2.22
No.0647
日うた総会に参加してきました(2/10土・12日)東大寺金鐘会館
大阪もえらいんだぞ!おっほん!!  日本のうたごえ協議会総会in奈良
 とびっきり上機嫌な青空を見ながら、私は、奈良の道を歩いていた。昨日「柏原さんのコンサート」があり、打上げで飲み、2次会で元バスのパートリーダー「Fマーボー」と日本の気象及び大地震について語りあい、河内長野の地酒を気持ちよくあおり二日酔いであった。
 しかし、わたくしは、関西合唱団の代議員として2006年度日本のうたごえ協議会総会に参加するという重大な使命があった。目的地は、東大寺の金鐘会館というところで、さっさといきたいのであるが、観光客のコースになっているのか人が多い、鹿も多い、鹿のえさとなる鹿せんべい売りも多い、非常に進みにくいではないか!すると「あなたはさっきあげたでしょう、よくばらないの・・・」「おお!このご婦人は、鹿と会話できるのか?馬鹿ヤロー!鹿にそんなことゆーても通じるかい!」人と鹿を避け、路面に転がる黒丸をも避け会場へとずんずん進むわたしでした。       つづく
 そんなわけはなく、会場に到着してしばし、協議会のエライさん小沢さんからあいさつ、運営体制確認があり、その後は、記念講演がありました。木津川計氏が講師で「趣味と人生 文化をわれらに」というテーマでお話をされました。簡単に紹介しますと明治になってから脱亜入欧、富国強兵等次々と国民を忙しい世界に取り込み、ゆっくりと趣味や文化を楽しむことの自由を奪っていった経過を歌の話を交えて説明し、さらに戦後も企業戦士として長時間労働に縛りつけてきたこと、これもまた歌や歌詞を使って説明しました。そして、現代、なにがおこっているか、格差社会、ワーキングプア・・・今こそうたごえの出番なのではないか!うたごえは平和のちからも大切だが、うたごえは生きる力!これが今求められていること。力強く語っていました。「僕らはみんな生きている生きているから・・・」こんな歌が今の時代にほしいいと歌までうたっていました。
 熱き講演のあとは、全体討論に移り、日本中の仲間から発言がありました。全体討論は、二日間あり、我が団からは、初日にアルト1のYさんから医療、介護に関わって創作の話、二日目にテノール2のYさんから音楽9条、うたごえ9条の取り組みについての話、二人ともりっぱな発言をしていました。自分がしゃべっているわけじゃないのに、大阪もえらいんだぞ!おっほん!という気持ちになりました。二日間で合計49本の発言があり、とても充実した総会だったと思います。詳しくは、うたごえ新聞、季刊日本のうたごえに掲載されると思います。総会に送り出していただきありがとうございました。
 最後にいい忘れましたが、うたごえ新聞を2月12日〜5月3日まで拡大するぞ、提案するぞ!というような話があり、決定しました。【バス1 T】

●総会参加者 <吉岡団長、バス1のT、テノール2のY、アルト1のY、ソプラノ2のM、バス2のI、アルト1のS>以上7名
←総会で発言するアルト1のYさん


     総会参加者で9条行動→
←日うた祭典の大音楽会会場

2007.2.22
No.0647
日本のうたごえ全国総会
 2月10日から12日まで上記総会が、奈良東大寺の金鐘会館で行われました。私は部分参加でしたが、アルト1のYさんの訴えをクレッセンドに報告します。気管支炎と風邪で咳き込んでおられましたが、制限時間一杯の迫力ある彼女のスピーチは満場の代議員の心にしみこんだことと思います。いま医療の現場はどうなっているのか、病院の医者や看護師さん・ヘルパーさんに実際ききとりをして作詞したこと、その結果とてもすばらしい詞が出来上がったこと、それを安広真理さんが作曲されていること、木曜日の練習直前にその日の練習分の楽譜がファックスで送られてくるスリリングな進行になっていることなど、ユーモアをおりまぜて話されました。最後に宣伝の依頼、共に歌うお誘い、制作協力金の三つのお願いをされました。矢達さんならではの独壇場でした。
 それと三多摩青年合唱団の研究生の報告に胸うたれました。12人の研究生のうち6人が入団したとのことでしたが、入団への決意はうたごえとは何かをあらためて問うものでした。「信じる」は松下耕さんの指揮で練習をしたそうです。「信じる、という言葉が頭をぐるぐる回っていました。三青の団員は同じ理想を持って互いに信じあっている、うたごえで元気になる源は自分と仲間を信じることだと思って入団しました。」
 若い彼女、これからの幾多の試練をこえて今の発言が磨かれることを期待します【バス2 I】

2007.2.22
No.0647
練習直前にFAXで曲が届く はらはら・わくわく楽しい木曜日 日うた総会発言全文
  皆様今日は。関西合唱団のアルト1のYと申します。
 本日は、合唱組曲「いのちをつなぐ人たちのうた」について、私達の取組みを報告いたします。資料をお配り致しましたのでご覧になりながらお聞き下さい。
 この組曲は看護・介護をテーマにしています。皆様もよく知っておられることと思いますが、今医療・介護は大変な状況になっています。その趣意書の最初に今の医療のかかえる問題点を書いています。先ほど報告もありました。どうかお読み下さい。医療の仲間達はナースウェーブとか厚労省への陳情とか様々な取組みをしていますが、今の国の政策はどんどん悪くなっていくばかりです。医療従事者は疲れて、悩んで、職場を去っていく。ますます人手不足が深刻になるという悪循環にあります。また政府は、医療従事者と患者・国民を分断し、闘いの本質を国民の目から逸らそうとはかっています。だからこそ私達は、この闘いを励まし、頑張っている医療の仲間の心に寄り添いたいとこの組曲をつくりました。
 制作は、大阪民主医療機関連合会(以下民医連という)に申し入れまして、昨年7月に実行委員会を立ち上げ、共同制作するということになりました。作詞者は上田仮奈代さんにお願いしました。上田さんは働く人達に関心をもって詩を作っておられる方です(プロフィールはこの裏に載せています)。話し合いの結果、大阪民医連の院所を訪問し、実際に働く現場をみて、インタビューして作詞していくことに決まりました。医療は職種が多いのですが、看護師、ホームヘルパー、ケースワーカー、医師と絞って、聞き取りをいたしました。詩の構成は、プロローグ、第1章から7章、エピローグになっています。第1章・第2章は看護師に、第3章はホームヘルパーに、第4章は医師、第5章はデイサービスで、第6章は訪問看護師さんと同行した利用者さん宅、第7章はケースワーカーさんから聞き取りをして作詞されました。けっして声高でなく、人間に対するやさしい視点をもつ詩だと私は思っています。作詞は初稿から数回書き直しをされています。実は歌詞はまだ変更中でして、今度は作曲者からの意見が出されて、最終的に曲ができて作詞も完成というこわい状況の中ですすめています。
 作曲は安広真理さんに依頼しました。安広さんにつきましては皆様よくご存知だとおもいます。
 どういう曲かといいますと、とてもいい曲です。2月1日からこの曲の練習が開始になりました。毎木曜日がレッスン日です。2回終わってプロローグと第1章を練習いたしました。歌った人はもうこの曲のとりこになりました。作詞の最初から関わっていた私ですが、「この詩がこんな曲になるのか」と感激でした。見学に来られた人も「いい曲だから、一緒に歌いたい」と言って下さいます。この組曲は各章は独立しており、単独でも、どの章とくっつけても演奏できるという構成になっています。全曲歌って何分かといいますと、実は分からないのです。毎週木曜日、練習直前にFAXで曲が届くという、とてもスリリングな状況で、はらはら・わくわくと、とても楽しい木曜日です。
 さて、作曲がこういう状況になるとはつゆ知らず、作詞がほぼ完成した昨年12月に、この曲をどう歌い広めていくかと話し合いを持ちました。5月20日の定期演奏会、NHKホールで初演をしますが、その後でも、民医連の行事、医療・看護の集会で歌っていこうということを確認し合いました。まず5月20日の定期演奏会では100人の舞台をつくろうということになりました。関西合唱団員は約50名ですから、50名の共に歌う団員を募ろうということになりました。その確認の下、大阪民医連各院所を訪問オルグする計画を立てました。関西合唱団には4つの地域班がありますが、それぞれ該当する院所を分担訪問することにしました。お配りした趣意書と団員募集ちらしと、カンパ袋を用意いたしました。看護部長、師長さんに電話でお願いし、多くの場合、会議や職員が集まっている席で訴えさせていただきました。訪問行動は期間が限られていることでもあり、急速に盛り上がっていきました。大阪民医連以外でも日赤労組の旗開き、貝塚市民病院労組、藤井寺市民病院、大阪保険医協会などにもオルグに行き、訴えた院所・団体は30箇所を超えました。私は大阪民医連に看護婦として長年勤務をしていましたので、積極的にオルグ活動に参加いたしました。何処でもとても暖かく受けとめて下さり、「とても具体的ないい歌詞やね」「ほんまにこのとおりや」等々歌詞に対して共感が生まれます。そして私達がこの取組みをしていることに歓迎の声が寄せられます。ある人から「関西合唱団はよくオルグに来ていた。このごろ来ないのでどうしているかと思っていたら、今回来てくれて、合唱団が健全に存在していることが分かった。」と言われました。言われたのは若い団員で、昔の合唱団活動を知らない人だったのですが、団に持ち帰り発言し、この活動がうたごえ運動の本来の姿であると確認しあいました。この取組みの中で団も成長しているのです。歌詞作りの途中では、「あまりピンとこないわ」という意見が大勢でしたが、オルグを取り組む中で一人一人の胸に落ち、確信にもなっていきました。こうして私たちと、医療の現場との連帯感が広がって行っています。この組曲が“待たれていたんだ”という確かな手ごたえを感じています。実は私この取組みのなか喘息になり、ヒューヒューいいながらオルグに歩いて、主治医に怒られ、「こんなんしてたら死んでまうなー」と思いながら、それでも出かけていくのは、どうしてもこの取組みを成功させたいという強い思いにかられているからです。
 さて、現場から歓迎の受け止めをされるのですが、肝心の一緒に歌いますと言ってくれる人が少ないのです。現場の厳しさからか、コーラスは敷居が高いのか現職看護師、ヘルパーさんの参加がまだ少ないのです。この人達をどう増やすかというのが次の課題になっています。
 しかしそうは言っても、2月1日の初レッスンには20人の共に歌う団員の参加があり、、いつもにない雰囲気のなか、“世界で初めてうたう歌”を練習しました。作詞者の上田さんも来て下さり、「感動しました」と言っていただきました。2回目のレッスンは30名を越す参加人数になりました。練習会場は熱気ムンムンです。終わりのあいさつで責任者が「100人といわず、もっと多くの人と歌いたいですよね」と言っておりました。
 そこで、最後に皆様方にお願いがあります。この組曲の成功のために、ここに書いてあります3つのお願い、@宣伝をして広げていただきたい A一緒に歌っていただきたい、また歌える方をご紹介してほしい Bカンパにご協力下さいの3点でご協力頂きたいということです。どうかよろしくお願い致します。
 これで私の発言を終わります。有難うございました。【アルト1 Y】

2007.2.08
No.0646
「いのちをつなぐ人たちのうた」本日2回目の練習
 初日2月1日(木)20数名のともにうたう団員のみなさんが来てくださいました。まわりの人を誘っていっしょに歌いましょう。
 2月1日(木)、ともにうたう団員のみなさんを迎えての第1回目の練習が行われました。20数名の参加があり、練習場はいっぱいになりました。プロローグを時間をかけて練習しました。
 作詞の上田假奈代さんが来て下さいました。昔風の感じのする着物と羽織がよくお似合いで自己紹介のあと、プロローグからエピローグまでの9つの詞をゆっくり朗読して下さいました。言葉がひとつひとつ身体に浸みこんでいきます。
 練習のあとは、ともにうたう団員みなさんの自己紹介。初めての方、お馴染みの顔、また医療関係の方もおられ、本当に詞のとおりと同感される方も・・・。たくさんおしゃべりしていただき、和気あいあいとした雰囲気になりました。
←作詞の上田假奈代さん


     作曲の安広真理さん→

2007.2.08
No.0646
第72回演奏会第1回実行委員会の報告
○企画委員会
時間が決まりました。
開場16:00、開演16:30、終演19:30

○組織委員会
チケット金額決まりました。
S3500、A3000、B2500、出演者1500
祝賀広告を取る−金額未定です。
3月上旬チケット・チラシ完成予定。
特別団員 募集目標−50名 木:34名(見込み) 月:4名
制作賛同金 入金状況 目標30万/5万

○その他
体制は企画委員長:山本則幸、事務局長:吉岡は決定。
実行委員長、財政、A班組織担当がまだ決まっておりません。
次回第2回実行委員会は3月5日(月)全体報告後です。

2007.2.08
No.0646
柏原信江コンサート(2/10土)サンスクエア堺
 チケット売りきれとなりました。ご協力ありがとうございました。

2007.2.08
No.0646
日曜講座<伊藤光子先生>の感想(1/28日)大阪グリーン会館
 伊藤先生は2回目の登場である。今回あらためて感じた事は、普段おろそかになりがちな詞について、意識する大切さだ。又、前回同様大変勉強になった事は、声を引き出す手の振り方と「眼の力」だ。眼に力のある指揮者は、歌い手を集中させ、音楽づくりをするうえで非常にプラスになると感じた。しかし、練習のテンポについてはどうだろうか。合唱人口は「うたごえ」のみならず高齢化し、若手の獲得が難しい状況になってきている。若手が音楽に集中し、満足できる練習のテンポが必要ではないだろうか。今回は参加者への配慮であのような練習であったと思うが、ベテランも若手も音楽に集中できる適切なテンポでの練習をしたい。【ソプラノ1 M】

2007.2.08
No.0646
「昴」春を呼ぶコンサート(2/2金)阿倍野区民ホール
  2/2(金)阿倍野区民ホールでありました。伴奏の近藤静さんのピアノソロ。ころげる指の動き、特に「月光」の柔らかい音色に魅了されました。檀美和生さんのテノールソロ。高く細い声で関西合唱団にはあまりない声の感じでした。昴の合唱「死んだ男の残したものは」「花の歌」「川の流れのように」「昴」が心に残りました。花の歌のソロ富樫さんが終わった後、思わず拍手が起こっていました。ヨッシンのギター伴奏、人道人夫も力強く男声合唱魅力いっぱい。川の流れのようにを歌っている男性方の幸せそうな顔々に観てる方が幸せになりました。昴の追っかけ(ちょっと年配の女性が多かった)が増えるわけがわかる様な全然疲れない、いやされる、安いコンサートで得しました。【ソプラノ2 O】

2007.2.08
No.0646
月曜練習の曲目
(定期演奏会での団の発表曲)
「アゲイン」「ソロモングランディー」「ダニーボーイ」「空に小鳥がいなくなった日」
「ステンカラージン」(男声合唱)
(合唱団OBとともにうたう曲)
「芦別の雪の中を」「花を贈ろう」

2007.2.08
No.0646
今後の演奏予定
○春を呼ぶ文化のつどい
2月14日(水)午後6:30 大阪グリーン会館
歌「花を贈ろう」「芦別の雪の中を」「ダニーボーイ」 歌唱指導「夢をつむいで」

○医労連四役合宿での訴え
2月17日(土)午後6:00 ホテルセイリュウ(近鉄奈良線石切)
歌「いのちをつなぐ人たちの歌」

2007.2.08
No.0646
フリーダムコンサート(2/3土)喫茶らん
素敵なハーモニーに心安らぐ!
 2/3(土)の夜、豊中市桜塚の喫茶らんで「フリーダム」のコンサートが開かれました。フリーダムが結成されたのがなんとなんと約30年前、原田・神谷夫妻が岡山県のひるぜんへ転居して15年になるそうで月日のたつのは早いものだと実感しました。当日は奈良・京都・兵庫の近県、大阪府下(南の方が多い)から45名の参加で大盛況でした。私は休けい時に出す飲み物の準備でほとんど聞けなくて残念でしたが会場内の反応の良さはビンビンと伝わってきます。年々レパートリーも増やしていて原やんのピアノの弾き語りも定着してきました。今回は「さとうきび畑」で心うたれました。久しぶりに歌を聴いて涙が出た、感動したという声も聞かれました。今回2度目の参加の北A班の佐藤さんは、団でフリーダムの事を知っている人も数少なくなっていますが、私達もフリーダムの歌を歌ったことがあるので楽しかったです。どの曲もハーモニーがきれいで素敵だったけど私はうどん屋娘と人生ありがとうが好きです。ひる山の地域に根ざした歌や活動も素晴らしいと語ってくれました。又、田中さんもフリーダムの歌には心がある、原やんの音楽性はすごいと感動されていました。最後に弱小喫茶店の主催という事で受付、飲みものの運搬、器材のあとかたずけ等協力していただいた団内外の方に感謝します。来年もやりたいと思いますので団員の皆さんも是非おいで下さい。【アルト2 F】

2007.2.01
No.0645
ともに歌う団員のみなさんと
 まちにまった練習が今日からスタート!!みなさんどうぞよろしく
 今日から、ともに歌う団員のみなさんとの練習がスタートしました。これから定期演奏会までの約4か月間どうぞよろしくお願いいたします。
 私たち合唱団は、昨年4月からこの合唱組曲「いのちをつなぐ人たちのうた」の制作に取り組んできました。いま何を歌わなければいけないかと考えたとき、医療や介護が削られ人間らしい生活ができない人たちが増えていることに思いを寄せて、医療・介護の現場で厳しい状況の中でもがんばっている人たちを励ますことができる歌をつくりたいと思いました。
 「はたらくことば」をテーマに詩作や朗読に活躍されている上田假奈代さんに作詞を引き受けていただき、若い世代の感覚で曲をつくっている安広真理さんに作曲をお願いすることができました。
 現在は、大阪民医連の絶大なご協力のもとで別表のとおり病院や診療所を訪問し、合唱団員募集のお願いにまわっているところです。この取り組みの中心になって文字どおり命がけで頑張ってくれている矢達さんは、「砂漠に水がしみこむような手ごたえを感じます。いまこの曲が待たれていた、と感じます。」と訪問活動の感想を語っていました。
 さあ、いよいよこれからは、心待ちにして出来上がってきた歌たちに「わたしたちのこころ」を吹き込んでいく練習です。早くも2月中に演奏する機会があります。がんばってもっとたくさんの人と一緒に歌えるようにしていきたいと思います。【制作部 テノール2 Y】

2007.2.01
No.0645
2007年1月28日(日) 大阪グリーン会館
日曜講座 第2回 合唱に求められる声とは
伊藤光子氏(声楽家、関西合唱連盟副理事長)
伊藤先生は音楽作りを「千曲川メモリー」と「さくらさくら」を使って指導された。
「千曲川メモリー」
@今日の練習1回で歌詞を覚えようということで歌詞をたて書きにしながらその間に歌詞を覚える、今日の受講で覚える決意で書くよう求められた。また朗読を生かし言葉の持つイメージを広げること。
A音取りの時、楽譜を縦にも読むこと。音の重なり(他のパートと同じ音は縦長四角で囲みながらも意識し音を合わせるようにすること)。
B言葉を深く掘り下げて解釈しながらイメージをわかす。そして歌に色を付けて行く仕事が大事である。ともすれば音取りの段階で発表会にならないようにしたいものである。
「さくらさくら」
@選曲の訳を、日本古来からの合唱曲が少ない中でこの合唱曲は良くできていると紹介された。【アルト2 T】

2007.2.01
No.0645
日曜講座(1/28日)の感想
 私は高校生まで長野県で育ったので「千曲川メモリー」の曲はなつかしいものでした。信州の他とは違う峻厳な自然を、早春のよろこびや、夏の日ざしのはげしさ、秋の紅葉の真っ赤なこと、冬のこな雪のサラサラと裸のから松にそそぐ様子など、一つひとつがよくぞ表現して下さっていると胸に落ちてきました。ただひとつ「あなた」が「太陽」だと言われたことがびっくり。私は「あなた」は私にも少々思い出のある初恋のたくましい青年と思っていたからです。「さくら」は不協和音の美しさを、色と色を重ねた中間色の美しさと言われたことが特に印象に残りました。【アルト1 B】

2007.2.01
No.0645
「この詩はいい!!」とつぶやいた委員長
 1/30貝塚市民病院訪問奮闘記
 1月30日、貝塚市立病院労組にアルト1のUさん、ソプラノ2のMさんと3人で組曲の申し入れに行ってきました。「1週間前に電話してんけど・・・」とせっつんの独り言を聞きながら地下の組合事務所へ訪ねていくと書記長さんが対応してくれ、ちゃんと話は通っていたようでした。
 昼休みの30分間という短時間の会議の最後に紹介されると第1弾、Mさんが「私たちは関西合唱団です!」と名乗り、Uさんへ話を振る!第2弾、Uさんが「曲の内容をペラペラ喋りまくり」息が切れたところへ私がフィニッシュ!お願いしたいこと3点を熱く語る。とまあこんな感じで無事終了。委員長さんが「この詩はいい!!」とつぶやいていたのを3人は聞き逃さず、手応えを感じた病院訪問でした。【テノール1 Y】

2007.2.01
No.0645
友人たちを誘って少しでも力になりたい
 こんにちは!!ご無沙汰ばかりしていますが、御元気でご活躍の様子嬉しく思います。
 私もあり余る元気(?)を有効に使い、何とか有意義な日々を過ごしています。いよいよ演奏会に向けての練習が始まりますね。唯一のストレス発散のできる所なのに諸事情が重なり参加できず残念でなりません。今年のテーマは「医療」で今の政策に怒りを感じその意思を反映するためにも多くの参加が必要なのにと思うと心苦しく思いますが、演奏会を成功させるのが大切だと思います。友人たちを誘って少しでも力になりたいと思います。
 健康には気をつけて成功に向けて頑張ってください。団員の皆様によろしく!!
2007年1月30日 89期 あきんど

2007.2.01
No.0645
全国の仲間と交流しよう 日本のうたごえ全国協議会総会(2/11・12)
日時 2007年2月11日(日)13:00〜12日(月・休)15:00
会場 奈良・東大寺金鐘会館(東大寺南大門横 近鉄奈良駅より徒歩15分)
記念講演 木津川計氏 11日13:30予定