機関紙「くれっせんど」より

2008年 4月 806号〜809号       バックナンバー  現在

2008.4.24
No.0809
うたごえ運動の砦・音楽センター改修へ智恵と力を結集しよう
・改修委員会立ち上がる
 3月15日(土)大阪のうたごえ協議会、関西アコーディオンクラブ、関西合唱団、レガーテの4団体により大阪音楽センター改修委員会が結成されました。この日の議題は、改修プランの確認、改修にかかる予算案の確認と各団体や募金目標の提示、募金運動の進め方、委員会の体制(別項参照)について討議されました。委員会は改修の進捗状況管理と募金運動の達成に責任を負う事になります。改修委員会は2ヶ月に1回(第3土曜日)に行われ、または必要に応じて開かれます。

・改修工事についての経過

 建物の改修が必要な箇所について、昨年1年間、音楽センター問題懇談会において相談してきました。その結果別項のとおり9項目について改修をすすめることとし、12月から2月にかけて5社に対して合見積(比較見積)を行い検討した結果、改修工事を日興塗装株式会社(堀内行治社長)に発注することにしました。また設計監理については内山進氏に、コンサルタントとして大脇茂彦氏に依頼をしました。大阪のうたごえ協議会総会の中で出された要望や意見についても種々検討しました。バリアフリーについては今回の改修では予算の範囲内で階段部分安全保全を図ることが現実的な選択ではないかと考えています。

・今後の予定

 今後の予定ですが、プランに基づく設計を行い、6月から7月には工事内容と工事代金を折衝の上確定させることとしています。改修工事は来年3月の予定です。
(改修委員会ニュースbPより転載)

改修項目
1.3階のプレハブ撤去
2.屋上の防水
3.外壁の強化
4.防音(1・2階の練習室)
5.1階の練習室を2部屋にする
6.トイレを男女別にする
7.台所の水漏れ箇所の修繕
8.玄関の新装
9.耐震補強
 なおこれにともない外壁および内装が新しくなります。

改修委員会体制
・委員長 Y(関西合唱団)
・副委員長 M(大阪のうたごえ協議会)・T(関西合唱団)
・財政 I(関西アコーディオンクラブ)・S(関西合唱団)
・広報 T(レガーテ)

3種+1の心強い改修グッズ
趣意書・お願い文・申込用紙・振込用紙
 知人友人所属する団体へ訴えができる3種+1の改修グッズが完成しました。これを携えて広く訴えましょう。遠方の方へは振込用紙も用意しております。積極的にご活用下さい。また訴え・宣伝のできる場があればご一報下さい。

2008.4.24
No.0809
これからの催し物予定
・4/26(土) チャリティうたう会
場所:音楽センター 参加費:1500円(昼食付き)

・6/22(日) ジョイントコンサート
場所:エル大阪(府立労働センター)
時間:13:30会場 14:00開演
入場料:1500円
・10/31(金) 大阪音楽センター改修チャリティコンサート
場所:クレオ大阪中央

2008.4.24
No.0809
現在の音楽センター建設にあたり当時にはこんな議論がされていました。
−(1966年8月18日くれっせんど主張より転載)−
 私たちの音楽センターの建設の運動は長らく懸案だった土地も見つかり、いよいよ具体的に一歩を踏み出そうとしていますが、今でこそ狭くて暑くておよそ音楽という面ではまったく悪い環境の現センターですが、これを建設した時は矢っ張り当時のうたごえ運動にとって飛躍的発展の基礎になりました。今度の新センター建設も現在の大阪うたごえ運動を飛躍的に発展させる力になるもので同時にうたごえ運動の歴史にとっても一つの段階を区切るものです。このうたごえ運動にとって歴史的な音楽センターはだから当然のこととして関西合唱団だけのものではない訳です。
 大きな潜在力を秘めている大阪のうたごえを全面的に飛躍させるためには片隅では声楽レッスン真ん中では会議をしており窓際ではガリを切っている。そして床では足の踏み場もなく壁は隙間もなく何か貼ってあるというセンターでは保証できるはずありません。
 大阪のすべてのうたごえの仲間がいつでも気軽に集中できるところその量と質にふさわしい音楽センターがどうしても必要です。このように音楽センター建設は決して関西合唱団だけの問題ではない大阪のうたごえ文化運動にとって大きな問題だと言うところに確信を持つ必要があります。

2008.4.24
No.0809
(新入団員紹介)
ソプラノ2のKさん
 2月に研究生を修了し、決意新たに入団しました。訪問介護に看護師をしていて仕事で忙しい毎日ですが、バイクを走らせながら大きな声で歌っています。週2回のレッスンは遅刻や欠席ばかりで皆についていけてませんが、歌をうたうのは大好きなので、頑張って続けていきたいと思っています。猫背で姿勢が悪いのと腹筋が弱いので、まずはいい声が出るように姿勢に気をつけることと腹筋を鍛えることが課題です。猫背になっていたら注意して下さい。よろしくお願いします。
(※所属班はポマB班です)

2008.4.24
No.0809
代田幸子ファーストアルバムCD「へこむな」発売!と記念ライブのお知らせ
 青年サークル「ブルースカイ」でピアノ伴奏のお世話になっている代田幸子さんがこの度、CDを出されました。これを記念したライブが4/29日に行われます。お母さんがともに団員で参加されています。ご希望の方はソプラノ代田さんまで。
・代田幸子ファーストアルバム「へこむな」発売記念ライブ
4月29日(祝)18:00開演
¥2500(1drink)
musicBarヒポポタマス(JR安治川口下車)

2008.4.24
No.0809
「友よ闘ってこそ明日がある合唱団」コンサート(4/19土)ドーンセンター
 ドーンセンターを見ると91期研究生の修了演奏会の事を思い出しました。時の流れの速さと懐かしさでジーンとくるものがありました。また、建物が大阪府の見直しの対象になっていることは残念でなりません。何としても存続させたいものです。さて、1部のオープニングは「仲間たち」の歌で始まり、一村好郎さんの指揮で5曲が歌われ、途中関西アコーディオンクラブのゲスト出演「男はつらいよ」で良かったのですが、交響曲「フィンランディア」は合唱入り中々のものでした。2部は合唱構成劇「人間らしく働きたい」で7曲が歌われ最後に「人間のうた」で閉幕となりました。いや〜労働歌はいつ聞いてもいいものですね。来年の定演で「地底のうた」でもうたいたいものです。【バス2 Y】

2008.4.24
No.0809
北河内サークル協議会総会 ポマB班参加(4/20日)交野市ゆうゆうセンター
 4月20日(日)いい天気でハイキングに最適の日、交野市ゆうゆうセンターにおいて2008年北河内サークル協議会総会が行われ、5団体15名が参加しました。ポマB班からはテノール2のTさん、ソプラノ2のYさん、アルト1のYさん、テノール1のYさんが参加しました。メインの議題は音楽センターの改修について資料を基に提案説明を行い論議・承認されました。

2008.4.24
No.0809
帰ってきたぞ!Kちくわ!
 (83期研究生を修了し、ちくわことバス1のKさんは、福山の大学に進学し、大学卒業後、大阪に就職し帰ってこられました。先日行われた友よのコンサートでばったり再開し、近況を語っていただきました。)
 私は特定派遣会社に科学系技術者として就職しました。派遣と言ってもネットカフェ難民とか今問題になっている一般派遣と違い、私は特定派遣なので一応正社員です。
 今はまだ派遣先が決まっていないので大阪の営業所に通って科学等を自習しています。だからいまは朝から夕方まで営業所の机の上で睡魔と闘いながら大学の教科書とにらめっこしている毎日です。

2008.4.24
No.0809
4/20パート・自主練習
 4/20アルト有志および男声合同のパート練習がそれぞれ行われました。その成果はいかに・・・
 アルト有志3名とピアノにソプラノ2のNさんを迎えて自主練習音楽センターにおいて行われました。練習曲はレモン哀歌とたんぽぽ。普段、日常練習ではできない丁寧さで充実したものとなりました。
 男声(T・B)ピアノ石田さん、テノール1のSさんの指導で男声レモン哀歌限定パート練習が桃谷ブルーム音楽舘において行われました。協会風の座席に行儀良く並び、よく響く場所に取れていない音を大声で歌うと余計にわからない。聞き合う事の大切さを身にしみて気づきました。更に演奏成功めざし、励ましあいながら頑張っていきたいと誓いました。

2008.4.24
No.0809
(ともに団員紹介)
《1名前/2パート/3所属団体/4趣味/5特技/6練習してみて一言ご意見・ご希望》
1Mさん/2(うたごえ編曲団員)S/3友よ合唱団/4映画鑑賞/6知っている曲ほど難しい。という事を実感しながら、練習はそれなりに楽しんで参加しています。自分に投資した時間・お金を(?!)無駄にしない為にも舞台に立てる日を目指して皆さんと一緒に頑張りたいと思います。
1Fさん/2(うたごえ編曲団員)S/6仕事が定時に終わらなくて1か月休みました。あせっています。練習は団員さんの声を聞きながら辛うじて楽譜を追っています。なかなかむつかしい・・・ピアノを聞くのがとっても楽しみにしています。(何しに来てる?)そんな呑気なことをいっているのも今日まで。これから一生懸命覚えます。
1Mさん/2(うたごえ編曲団員)S/3ぐみの木、すずかけ/4ドライブ・ピアノ/6よく知っている曲をこんなきれいな合唱編曲されていて嬉しいです。比較的やさしい曲ばからで唄いやすいです。
1Kさん/2(うたごえ編曲団員)B/4家庭菜園、料理/5餃子作り/6覚えてしまえば楽しいんでしょうが、今のところ皆さんについてゆけるのか?と心配です。録音して家でもしっかり練習します。
1Oさん/2(うたごえ編曲団員)T/6 30年ぶりの合唱もやっとなれてきました。まだまだ声は出ませんが団員の方と一緒に歌っていると音程は狂っていると思いますが大きな声で歌え、今は練習がとても楽しいです。

2008.4.17
No.0808
60周年記念定期演奏会の企画について
(60周年記念定期演奏会まであと1か月少しとなりました。演奏会の確信を深め、チケット普及の力にするために山本企画委員長に企画について語っていただきました。)
 関西合唱団が1948年に創立されてから営々と大阪の地でうたごえ運動の音楽創造と普及、サークル建設を続けて60年の今年、記念すべき定期演奏会が開催されます。今回の演奏会の企画はうたごえ60周年にふさわしい、うたごえ運動のこれまでと現在、そして今後を現すものとなっています。
[ロシア・ソビエトの曲]
 うたごえ運動は、3つの種類の音楽、すなわち、@日本の人々の生活とたたかいのうた、A日本の伝統的な民謡、B世界の民謡と労働歌などを基本として歌い広げてきました。世界の民謡ではとろわけロシア民謡やソビエトのうたを紹介し普及しました。
 創立の時期に北川剛や井上頼豊などシベリア抑留者の帰国が大きな役割を果たしましたが、「カチューシャ」や「バイカル湖のほとり」、「ともしび」などうたごえ運動の発信により日本社会に広がっていきました。また、50年代の世界青年平和友好祭にうたごえ代表者が参加する中で多くのソビエトの曲が摂取されました。その中の一曲が今回開幕で演奏する「とべよ鳩よ」です。
 ステージTは、こうした創立期のうたごえ運動が社会に大きな影響力を持っていた歴史的時期の中心レパであるロシア・ソビエトの曲を歌います。
[うたごえ作品集]
 うたごえ運動は、50年代には基地反対のたたかいや原水爆禁止運動と結んで大きく発展し、60年代の三井三池、安保のたたかい時に最盛期(日本のうたごえ祭典の参加者が最大規模)を迎えます。以降時代の流れの中で試行錯誤も行いながら、80年代にかけて女性や子ども、障害者など多彩な階層に広がってきました。
 こうした中で、うたごえでしか作り出せない、うたごえならではの魅力あるうたたち、生活やたたかいの真実を実感を込めて生き生きとうたいあげた大衆的なうたがたくさん作られました。ステージUは、そうした珠玉のうたたちを新たな編曲で現代的に歌いたいと思います。
 この5曲の中に、芥川也寸志の曲が入っているところが味噌です。運動の初期には芥川を始め、小林秀雄、外山雄三、林光、間宮芳生などそうそうたる若き日の専門家の方々が参加していました。その後も池辺晋一郎さんを始め多くの専門家の方々にお世話になり私たちは多くのことを学び財産をつくってきました。その中でも大きな影響力のあった芥川が第1回日本のうたごえ祭典(1953年)のために作った曲「仲間達」を歌うことの意味は大きいと思います。
[レモン哀歌]
 そして、ステージVの「レモン哀歌」です。今回縁があって委嘱できた西村朗先生は、「武満徹なきあと、日本の作曲界をリード」「戦後生まれの作曲家の第一人者」とも表され、ウルティマ現代音楽祭(オスロ)、ハーノーヴァー現代音楽協会などから新作依頼され演奏されるなど海外での評価が高い方です。今回の委嘱はとても光栄であり大きなチャンスです。
 この作品に真摯に向き合い、西村先生の音世界を実現することが私たちに求められていることだと思います。その先には新たな可能性が見えてくるかもしれません。
[60周年記念合唱団でしめくくり]
 そして、私たちの先輩や協力していただいている方々が関西合唱団60周年記念合唱団を結成して最後のステージを飾っていただきます。今回の演奏会を多くの支援者の方々と一緒につくれることをうれしく思います。

 うたごえ運動の歴史を絵巻物のように音楽でたどり、これからの可能性を秘めた今回の歴史的な定期演奏会を団員全員の力をあわせて必ず成功させましょう。
【企画委員長 山本則幸】

2008.4.17
No.0808
西村先生立ち会い練習は5月15日(木)です。
この日に向けて「レモン哀歌」を仕上げる努力を各自行いましょう。また15日は休まない様に今から段取りを行いましょう。

2008.4.17
No.0808
構成(案)
第1部 ステージT(ロシア・ソビエトの曲)
AVANTI
レガーテ
ステージU「うたごえ作品集」
休憩
第2部 トーク(西村朗)
ステージV「レモン哀歌」
ステージW「60周年記念合唱団」

2008.4.17
No.0808
(新入団員紹介)
Kさん
 昔から美しくハモっている歌を聞くのが大好きでした。高校三年生の時、関西合唱団の58期研究生に入り、うたごえの楽しさを知りました。17年前に大阪から三重県名張市へ引っ越して、13年間過ごして、再び大阪へ戻ってきました。田舎暮らしも良かったのですが、手軽に様々な文化に触れることのできる大阪が一番だと思います。私のような音痴でも入団させていただき感謝しています。
 雨にも負けず、花粉にも負けず、更年期にも負けず歌って踊れる看護師目指して頑張りたいと思います。皆さんよろしくお願いいたします。
(※所属班は南班です)【】

2008.4.17
No.0808
チケットいよいよ発売開始!
お待たせしました!
 第73回定期演奏会のチケットを、やっと皆様のお手元にお届けすることができました。遅くなってすみませんでした。
 今回も全席指定の演奏会。すでにたくさんの予約を取って、早速チケットをご購入いただいた方も多いようです。そこでマニュアルにもありましたが、お取扱いの最重要ポイントを2〜3、再度お伝えいたします。
 @チケットは金券です。絶対に無くさないようにご注意下さい。再発行はできません。必ず配券袋の表に各項目の記入をしておいてください。
 AS席の班への配券は、平等になるようにできる限り考慮したつもりです。その為かなり細かいブロックに分けてあります。お互い譲り合って、できるだけ様々なブロックからご購入いただくよう、ご協力をお願いします。
 BA・B席に関してはその担当者からご購入下さい。予約申し込みをされる場合は、必ず1週間以内にご購入下さい。何らかの理由で遅れる場合は、必ず連絡をお願いします。(無い場合は予約が取り消しになります!)
 また、付き添いが必要な障害をお持ちの方で、付き添いの方がチケットをご希望の場合は500円引きとさせていただきます。車椅子席もご用意しています。組織委員会にお問い合わせ下さい。
 今年の演奏会は昨年と違い、1600もの座席をほとんど団員で広げなければなりません。従って、昨年と同じような広げ方では客席もガラガラで、また財政的にも赤字となってしまいます。(無数の千鳥が閑古鳥になってしまいますね!)様々な取り組みで忙しいとは思いますが、団員一人一人が昨年を大きく上回る力を発揮して下さることを信じ、期待しています。みんなで力を合わせて満場のお客様を迎えましょう!
【組織委員会】

2008.4.17
No.0808
お知らせ
 4月7日、“ズームイン朝”でも放映された“ロラ マシン物語”というミュージカルのお知らせです。62年前のフィリピンで教師になりたいという夢を持った13歳の女の子が目の前で日本軍にお父さんを殺され、強姦され、2年半もの間、慰安婦にされた後、どう人間としての尊厳を取り戻していったかという、トマササリノグさんの半生をこどもたちから中高大学生、社会人、主婦、70歳までのオーディション(全員合格)を受けた100人がうたい、踊り舞台をかけめぐる笑いのシーンもいっぱいあるミュージカルです。(全員ひっこむ場所がなくでずっぱり・乞うご期待)トマサ役に俳優座の有馬りえさん(和歌山県出身)、映画、すし王子に出演中のアルベルトさんもいます。今度、4月16日(水)午後5時から「ニュースシグナル」の番組内でミニ特集でするそうです。(私、でるかも〜・声を出す時の姿勢で突然指名されて、金田さんからいつもいわれていることをみんなにいいました!)このミュージカルのブログ、ホームページはhttp://blog.goo.ne.jp/osakakenpo2008、(ブログから大阪憲法ミュージカル2008)です。4月26日(日)クレオ大阪中央1時半。同じく夜6時。4月29日(火・祝)大東市サーティホール4時。5月3日(土・祝)柏原市リビエールホール4時。5月11日(日)堺市民会館3時。英語、手話通訳付き約1時間半公演です。おっかけやってほしいのはやまやまですが、ひとりでも多くの方にこの公演を見ていただいて、たくさんのロラたちのことを知って欲しいです。三上せつ・踊ってうたって、セリフもいいます。チケット注文、励ましのおことばかけは南班三上せつへよろしく。
追伸:研究生募集ももちろん視野にいれてるでぇ〜土日の練習は公開でしてますので、ぜひオルグしましょう。老若男女いっぱいだよ〜
【南班 ソプラノ2 M】
(※このミュージカルにはバス1のAさん(南班)も出演されます。)

2008.4.17
No.0808
俺たちのシルクロード
これまでの国鉄のうたごえ作品を変えた画期的な曲
 かつて研究生の同期で合唱団に国鉄の労働者が在籍していた。その名は富永良徳氏。94年4月27日に病気のため37歳という若さで逝ってしまった。みんなからトミー・ひよこまんじゅう、富之小路日和麻呂と呼ばれ、国鉄で不当な差別と闘いながら、京都・大阪で歌い、いつも合唱団で国鉄の闘いの状況を熱く語り「歌は闘いとともに」を地で生きている男であった。宴会になると彼は「シルクロード」に振りを付けてつぶらな瞳を輝かせ踊っていた姿を思い出す。よく山へ一緒に出かけ喧嘩もたくさんしたが、今、国鉄大阪合唱団号笛に身を置くのは彼の影響もある。国鉄・分割民営化で20数年もの歳月が流れ、その闘いの中で生まれた「俺たちのシルクロード」はこれまでの国鉄のうたごえ作品を変えた画期的な曲だと聞いたことがある。
 今年、10月4日(土)合唱発表会クレオ大阪東、5日(日)大音楽会クレオ大阪中央にて国鉄のうたごえ祭典が開催される。俺たちのシルクロードが大音楽会で演奏されると聞いた。日々勤務の都合をやりくりしながらの練り上げられた彼らのうたごえにきっと胸に響くものがあるはず。国鉄のうたごえ祭典の成功に向けて是非ともみなさんのご協力をお願いいたします。

イベント情報・・・省略・・・

国鉄のうたごえ祭典成功に向けて個人賛同金のお願い
国鉄のうたごえ祭典成功に向けて個人賛同金のお願いをいたします。1口500円でパンフレットに名前を掲載させていただきます。
■申込は吉岡まで

60周年記念合唱団ニュースNo.07が発行されていますので紹介します。

20084.26
No.7
演奏会の後も
記念合唱団に集い歌っていきましょう
 6月7日・8日の演奏会まで決まっていた定例の練習はあと1回を残すだけになりました。そこで4月22日、指揮者の守屋博之さんを含めて、世話人の間で、その後のことについて改めて話し合いました。結局何の異論もなく「続けよう」「演奏会で味わった充実感と元気さをほっとくことはないよ」
 返信ハガキに書いていただいたコメントには、なかなか出席できない事情・なやみが書かれたもの、又運営についてのアドバイスも多くありましたが、お互い自主性・個性を発揮しながら、尊重しながら、それが大きな輪になっていき、その演奏を聞いた人が飛び込んで来たくなるような、そんな合唱団になれたらいいのに、と思っています。それには勿論、今度の演奏会を機会に幅広い新しいメンバーも加えていくよう取り組み、事務局態勢の集団化も必要です。
 月1回、土曜日の午前中という条件を、各人いろいろ受け止めておいでですが、うたごえ60年の中での到達点ともいえる環境・条件で、気軽に楽しめるこのユニークな合唱団活動を継続し、又折角のここでの世代を超えた出合いをも大切にしていきながら、この合唱団に集い、育てて行こうではありませんか。
【団長 中西昭治】

20084.26
No.7
(演奏会当日までの流れのあれこれ)
○スケジュール
5月24日(土) 午前10時定例練習 遅くてもこの日には暗譜で
5月25日(日) 特別練習
 ・午後1時45分〜午後3時(発声・合わせ・連絡事項)
 ・場所 港区民センター(最寄り駅はJR、地下鉄の弁天町駅)
○演奏会当日のこと
6月 7日(土) 演奏会の1日目
 ・午後1時 客席に集合 リハーサル
 ・入口 いずみホールの楽屋口から出演者票を受け取って入館
(帰りには必ず返納する)
 ・時間割は当日確認します。関西合唱団などのリハーサルを御自由にご覧下さい。
 ・出演準備(舞台袖と客席から舞台へ)のタイミングは当日確認します。
 ・出演は演奏会のフィナーレで、「レモン哀歌」のあとです。
 ・「鉄路」「いとし子よ」を歌った後に団員がはいり、合同で「ふるさとの風」をうたい
 ・「みんなのうた」を客席の皆さんといっしょに歌って終幕となります。
6月8日(日) 演奏会の2日目
 ・12時に客席に集合 以下、7日と同じ
○服装
男性 黒(または濃紺)の上下のスーツ
白のワイシャツ 黒の蝶ネクタイ 黒靴 白のポケットチーフ
女声 白の長袖のブラウス 黒のロングスカート(またはズボン)
黒靴
○チケット
 チケットの取り扱いはすべて関西合唱団の担当者が行います。練習日以外は音楽センターTel06(6962)5482 佐藤恵美子さんまでお申し付け下さい。
 会場はすべて指定席になっています。出番まで聞きたい方はチケットをお求め下さい。
 チケットを購入しない日は舞台袖から舞台へ上がります。
○並び方
 並び方の参考にしますので身長をお聞きします。(女性の方はヒールの高さをプラスしてください)
○打ち上げ(8日)が予定されています。
○その他
・当日は表方の要員をお願いする場合があります
・記念合唱団員募集のチラシをプログラムにいれ、受付机を出す予定です。ご協力下さい。
・後日変更があるかもしれません。【】

20084.26
No.7
うたごえ60年の「音楽絵巻」に
60周年記念定期演奏会の企画について
 関西合唱団が1948年に創立されてから営々と大阪の地でうたごえ運動の音楽創造と普及、サークル建設を続けて60年の今年、記念すべき定期演奏会が開催されます。今回の演奏会の企画はうたごえ60周年にふさわしい、うたごえ運動のこれまでと現在、そして今後を現すものとなっています。
[ロシア・ソビエトの曲 ステージT]
 うたごえ運動は、3つの種類の音楽、すなわち、@日本の人々の生活とたたかいのうた、A日本の伝統的な民謡、B世界の民謡と労働歌などを基本として歌い広げてきました。世界の民謡ではとろわけロシア民謡やソビエトのうたを紹介し普及しました。
 創立の時期に北川剛や井上頼豊などシベリア抑留者の帰国が大きな役割を果たしましたが、「カチューシャ」や「バイカル湖のほとり」、「ともしび」などうたごえ運動の発信により日本社会に広がっていきました。また、50年代の世界青年平和友好祭にうたごえ代表者が参加する中で多くのソビエトの曲が摂取されました。その中の一曲が今回開幕で演奏する「とべよ鳩よ」です。
 ステージTは、こうした創立期のうたごえ運動が社会に大きな影響力を持っていた歴史的時期の中心レパであるロシア・ソビエトの曲を歌います。
[うたごえ作品集 ステージU]
 うたごえ運動は、50年代には基地反対のたたかいや原水爆禁止運動と結んで大きく発展し、60年代の三井三池、安保のたたかい時に最盛期(日本のうたごえ祭典の参加者が最大規模)を迎えます。以降時代の流れの中で試行錯誤も行いながら、80年代にかけて女性や子ども、障害者など多彩な階層に広がってきました。
 こうした中で、うたごえでしか作り出せない、うたごえならではの魅力あるうたたち、生活やたたかいの真実を実感を込めて生き生きとうたいあげた大衆的なうたがたくさん作られました。ステージUは、そうした珠玉のうたたちを新たな編曲で現代的に歌いたいと思います。
 この5曲の中に、芥川也寸志の曲が入っているところが味噌です。運動の初期には芥川を始め、小林秀雄、外山雄三、林光、間宮芳生などそうそうたる若き日の専門家の方々が参加していました。その後も池辺晋一郎さんを始め多くの専門家の方々にお世話になり私たちは多くのことを学び財産をつくってきました。その中でも大きな影響力のあった芥川が第1回日本のうたごえ祭典(1953年)のために作った曲「仲間達」を歌うことの意味は大きいと思います。
[レモン哀歌]
 そして、ステージVの「レモン哀歌」です。今回縁があって委嘱できた西村朗先生は、「武満徹なきあと、日本の作曲界をリード」「戦後生まれの作曲家の第一人者」とも表され、ウルティマ現代音楽祭(オスロ)、ハーノーヴァー現代音楽協会などから新作依頼され演奏されるなど海外での評価が高い方です。今回の委嘱はとても光栄であり大きなチャンスです。
 この作品に真摯に向き合い、西村先生の音世界を実現することが私たちに求められていることだと思います。その先には新たな可能性が見えてくるかもしれません。
[60周年記念合唱団でしめくくり]
 そして、私たちの先輩や協力していただいている方々が関西合唱団60周年記念合唱団を結成して最後のステージを飾っていただきます。今回の演奏会を多くの支援者の方々と一緒につくれることをうれしく思います。

 うたごえ運動の歴史を絵巻物のように音楽でたどり、これからの可能性を秘めた今回の歴史的な定期演奏会を団員全員の力をあわせて必ず成功させましょう。
(関西合唱団機関紙「くれっせんど」808号より転載しました)
【企画委員長 山本則幸】

20084.26
No.7
守屋さん、門さん 中国公演に
 7月11日から、当合唱団指揮者の守屋博之さん、ピアノの門万沙子さんが、日本のうたごえ合唱団115名に帯同して中国を訪問し、南京理工大学などでコンサートをおこないます。曲目は「太陽の旗」(林光 曲)、「永遠のみどり」(外山雄三 曲)など。

2008.4.10
No.0807
メーデー歌集普及の取り組みについて
1967年のくれっせんどから再録してみました。
平和歌集を持ってエントツからエントツへ
メーデー特集
 僕と胡瓜はメーデー歌集を一杯つめこんで、5時40分から夜遅くまで奮闘し、93冊を売り上げた。その体験を紙面上詳しく書けませんが、最初、組合のありそうな所へ行ってバッサリ買ってもらおうということでした。
 組合では50冊買ってもらいましたが、ほとんどが「うちは御用組合やからなぁ」とか「うちは組合なんかおまへん」ということでしたエントツからエントツへ−あそこに入ろう−と、しかし組合がなかったりして、そういう中で僕たちは、「一人一人によう説明して買ってもらわなあかん、1冊ずつ売って歩いて50人に当たれば50冊やんけ、頑張ろう!」ということでもう薄暗くなったエントツの町を次のエントツを目指し歩き回った。その辺は硝子工場が多く中は溶鉱炉のように火が真っ赤に燃えていた。日焼けと油とで真っ赤になった顔から黒いタオルをぶら下げ「うちは若い者はおれへんし、それに三交代で年中無休や、デモなんかに行ってられへん。」そういう労働者に一冊一冊売っていった。もう真っ暗になった。
 町中をもうどこを歩いているのかわからないまま、「あそこにエントツがある」と疲れた足を励ましながら、次のエントツに急ぐ。特に印象的だったのは、「あんたらベトナムベトナムと云ってるけどベトナムベトナムと云ってる人はそれだけ余裕があるんや。わしら自分の生活で一杯や」という言葉であった。労働者はこれほど迄に痛めつけられている。こういう本当に独占資本と米帝国主義に搾り取られている下の下の方で苦しんでいる労働者にこそもっともっと歌を広めていかなければならないのではないだろうか。
 しかし、硝子の溶鉱炉の労働者は何の飾り気もなく活き活きと僕たちに何らかの期待をしているように話しをしてくれ一人二人と何や何やと言いながら話しの輪に入ってきてくれたりした。僕たちはその中で合唱団に対するまるっきし未組織労働者の期待とそれに対する我々の責任という物を強く感じた。僕たちの一挙手一投足は、あの人達の期待に充分添うものでなければならないと。
【東大阪班 千秋昌弘】(1967年5月8日付くれっせんどより)

2008.4.10
No.0807
(新入団員紹介)Iさん
 歌を歌うのは昔から大好きでした。でも歌うのは歌謡曲。みんなで一緒に歌うのは友達のギターに合わせて、フォークソング。合唱と無縁でした。小学校の教師になってから、地域の合唱団に参加し、関西合唱団の存在を知りましたが自分が入るなんて全然思ってませんでした。仕事を辞めて悶々としている時、以前の職場の先輩から研究生に誘われて入りました。今は合唱にはまってます。ハモることの素敵さ。そして、歌がとても良くて歌いながらジーンと来たりしています。これからもよろしくお願いします。
−所属はきたえーる班です。−

2008.4.10
No.0807
メーデーの歴史
メーデーの起源
 メーデーは、5月1日、全世界の労働者が集会とデモなどで、団結と力と国際連帯の意志を示す一大統一行動のことです。
 メーデーの起源となったのは、1886年5月1日8時間以内に労働時間を制限する要求(当時は欧米は9〜10時間。日本は14時間)「8時間を労働に、8時間を睡眠に、8時間を人間らしい何かのために」のスローガンを掲げ、8時間労働靴や8時間労働帽子などのグッズを身に着けてアピールし、アメリカ労働者のゼネストで全米で約35万人が参加したといいます。アメリカ労働総同盟が1890年同月同日に再びゼネストを決めたことを受け、1889年7月第2インタナショナル(社会主義諸党の組織)の結成大会(パリ)で“すべての国で、8時間労働の法制化、その他の要求で一斉にデモを行う”事を決め全世界に提唱。1890年5月1日史上初めて、世界各国の労働者が共通のスローガンのもとに一斉にストライキ、デモを実行しました。そしてその年の行動だけだった提唱を各国の労働者は発展的に受け止めその後、毎年メーデーを実施して労働運動の伝統となったのです。
 日本の第1回のメーデーは1920年、上野公園に約5000人が結集。その要求は「8時間労働制の実現」と「シベリアからの即時撤兵」、「失業防止」、「最低賃金法設定」、「公衆教育の実現」でした。その後、日本でも毎年開かれますが、1935年の第16回を最後に天皇制政府によって禁止され戦後の1946年に復活。今年で59回目となります。(注:今年2008年は79回目。)労働歌、革命歌が禁止された戦前でもメーデー歌は欠かせず、「聞け万国の労働者」(旧制一高寮歌より)などが愛されました。戦後は、公募による「世界をつなげ花の輪に」(篠崎正誌/簑作秋吉曲)「町から村から工場から」(国鉄詩人編集部詞/坂井照子曲)そして「晴れた五月」(江森盛弥詞/関忠亮曲)などが愛唱されています。1979年の第50回メーデーでは記念の新作が現日本のうたごえ幹事長の浜島康弘作詞で、「君は生きているか」「大空に飛べ」などで知られる石原いっき曲の「国のすみずみから」が1位入選しました。メーデーの全員合唱に立ち会ったことが、故・関鑑子のうたごえ運動創立とも深く結びついた話は有名ですが、1973年、メーデー壇上で「世界をつなげ花の輪に」を指揮した直後に関鑑子は倒れて還らぬ人となりました。
(1988年4月24日付うたごえ新聞より・一部加筆)

2008.4.10
No.0807
「メーデー合唱講座」が開かれる
 3月28日から関西国民文化会議と大阪総評の共催で「メーデー合唱講座」が開かれる。だいたい、週2回の講座で4日間は“メーデーのための歌唱指導”あとの3日間は桜井武雄、井上頼豊、芥川也寸志の三氏が話しをする。4日間の歌唱指導は私たち関西合唱団が担当。常任班を中心に団員がそれに当たる。最初の28日には模範というわけでもないが、簡単なレパートリーで二班の演奏も企画されている。メーデーを前にしてそれぞれの職場で「メーデー歌を正しく」「新しい歌をもっと覚えてもらうために」友達にすすめて下さい。詳細は常任班に。三氏の日程は次の通り。4月9日桜井武雄「歌唱指導の仕方と見方」 4月14日井上頼豊「国民の音楽」 4月12日芥川也寸志「作曲はどなたにもできます」。
(くれっせんどbPより(1958.3.22付)

2008.4.10
No.0807
メーデー歌解説
・しあわせのうた
石原健治:作詞/木下航二:作曲
1955年、“電産労働者のうた”のよびかけにこたえてつくられ、今では国民的愛唱歌として広く歌われています。
・インターナショナル
ピエール・ドゥジェテル:作曲/佐々木孝丸・佐野碩:訳詞
この歌の原詩は、パリ・コンミューンの年、フランスのウジェーヌ・ポティエが書き、1888年ピエール・ドゥジェテルによって作曲され瞬く間に全世界の労働者に広く歌われるようになりました。新劇運動の先覚者佐々木孝丸によって邦訳され、1922年「文芸講演会」で弾圧の中初めて歌われ昭和初期、佐々木・佐野碩によって現在の歌詞に改められました。
・国のすみずみから
浜島康弘:作詞/石原いっき:作曲
メーデー50回を記念し、中央実行委員会の呼びかけにより応募された中の第1位入選曲
・町から村から工場から
国鉄詩人編集部:作詞/坂井照子:作曲
1947年メーデー歌募集の入選曲第一席。当時は労働運動をはじめ広汎な人民の民主主義運動が未曾有の高揚を示していた時で、この曲はNHKのラジオを通じて歌唱指導され、たちまち全国に普及されました。
・聞け万国の労働者
旧制第一高等学校寮歌「アムール河の流血」より
五月を迎えるたびに、必ず歌い出されるこのメーデー歌は1922年第3回メーデーの準備の中で新しいメーデー歌を作ることが提案され、作られたもので池貝鉄工所の労働者、大場勇がストライキの高まりの中で作詞したと言われます。曲は「アムール河の流血」で旧制第一高等学校寮歌として歌われていたものです。

2008.4.10
No.0807
「仲間達」作曲者故芥川也寸志氏の奥さんへ「仲間達」の編曲許諾をお願いしたところ、
許可の返事とメッセージをいただきましたのでご紹介いたします。
 前略、「仲間達」の編曲に関するお便りを拝受しました。混声合唱への編曲について了承いたしました。
 55年も前に書かれた曲が時代の変遷を経て現在も皆さまに歌い継がれ、また新たな編成で演奏される、ということも大変嬉しいことでございます。
 貴合唱団が創立60周年を迎えられるとのこと。「仲間達」は中央合唱団の5周年記念に作曲された記録がございますので、同期の合唱団でいらっしゃいますね。6月の演奏会のご成功と、団の益々のご発展をお祈りいたしております。
草々
芥川眞澄

2008.4.10
No.0807
スクリーン一杯に広がるさわやかな歌の奇跡−
 今日は僕の好きな映画のことを書きます。
 映画は週に1本は、見るようにしています。今日紹介する映画は「うた魂(たま)」という映画です。ストーリーは、北海道のとある町、高等学校合唱部のソプラノパートリーダーの「荻野かすみ」さんを中心に地区予選までのそして全国大会までの青春ドラマだ。合唱をしている人は是非見て欲しい。感動したのは湯ノ川学院高等学校のヤンキー合唱部の歌は感動もんでした。シネリーブル梅田で公開中です。【テノール2 T】

2008.4.10
No.0807
(ともに団員紹介)
《1名前/2パート/3所属団体/4趣味/5特技/6練習してみて一言ご意見・ご希望》
1Nさん/2(うたごえ編曲団員)A/3城東新婦人支部ドリーム/4山歩き/6以前、ともに歌う団員を挑戦しましたが、練習不足でとても残念な思いをしました。吉岡先生に指導していただいて7年が過ぎました。今回その思いをアルトでしっかり挑戦したいと思います。88期研究生で歌ったときより今の方が緊張しています。(年取ったせいかも?)練習がとても楽しいです。欠席しないよう頑張ります。
1Oさん/2(うたごえ編曲団員)A/3城東新婦人支部ドリーム/4音楽/6大変なところへ来てしまったと少々後悔。頑張らねばという思いがいりまじっています。
1Mさん/2(レモン哀歌団員)S/4水泳/6とてもむずかしくてコンサートに唄えるか心配です。がんばります。
1Yさん/2(うたごえ編曲団員)T/3立命館大学若者OB合唱団/4史跡探訪/5昼寝/6みんな素晴らしい声の持ち主ばかりなので正直ついていくので精一杯です。でも合唱っていいですね。
1Fさん/2(うたごえ編曲団員)/4絵手紙/6知っている曲はあるのですが編曲が難しく苦労しています。でも、皆さんと歌えることにとても喜びを感じています。足を引っ張らない様がんばりたいと思っています。

2008.4.3
No.0806
歴史を刻んで50年 1958→2008
(50年前の1958年3月22日は、くれっせんど創刊日です。(ふぉるてという機関誌が存在していた様です。)1995年に機関紙部長であったAさん(60周年記念合唱団参加)をはじめ、現役団員でかつて、くれっせんど発行に力を尽くしていただいた方々にメッセージをいただきました。)
・機関紙はもう一人の組織者
【バス2 A】
 発行がずっと続いていることは喜ばしいし、地味だけど、それぞれのつながりをつけるために、活動の理解のために合唱団としてそういうことが一本つながっている。かつて50年前に発行し続けていたということを聞いて僕としては嬉しいし引き続きつづけていって欲しいなという気持ちですね。
 当時、もうこれ(くれっせんど)一筋にこれこそ1週間ごと発行したんですが、1回もそれこそ、はずれずによくぞやれたなと、合唱は逆に捨(ほ)ってでもこれは自分のためだしみんなのためだと思って集中してやったという思い出がありまして、振り返ってみればそういうことがあったなと、思います。
 機関紙という位置づけ、「機関紙はもう一人の組織者」という有名な言葉がありますが組織を強化するために「1人にオルガナイザーを作る」と同じ値打ちがあるという意味で機関紙の位置づけが大事と思うし、そういう意味でくれっせんどが(発行が)続いていることは非常に大事なことだと思います。

・団の方針や主張を前面に押し出した紙面の構成
【アルト2 F】藤田一子(70年代後半頃)
 私がくれっせんどを担当していたのは、70年代後半頃です。機関紙部という部は存在しても、今みたいに各班から出てくる部員はいませんでした。4oのFAX原稿用紙にロットリングペン(製図用ペン)で書き、今より字数はずっと多かったです。コピー機も使えず、カットは手書きするか切り貼りで、カット集は穴だらけでした。そして何よりも団の方針や主張を前面に押し出した紙面の構成でした。専従をしていた私は団長の西さんからできたてのほやほや原稿を木曜日の練習に間に合わせるのに必死だったのを覚えています。

・合唱団での取り組みもよくわかり、毎回読むと楽しみになる紙面作りができるといいな
【アルト1 N】
 今までに機関紙作りに関わったのは、3年。その内、1年は部長にもなりました。紙面づくりには、時間がかかり、原稿を集めるのも大変でした。行事の後には、原稿お願い!皆さん忙しいのに原稿の協力をしていただきどうにか発行できたときもありました。合唱団での取り組みもよくわかり、毎回読むと楽しみになる紙面作りができるといいなと思いました。

・連載記事を中心の紙面づくりを工夫
【バス2 F】(1998年頃)
 1998年頃だと思いますが、1年ほど「クレッセンド」を書いていました。なかなか記事が集まらず、そのため連載記事を中心の紙面づくりを工夫しました。当時の人気連載企画は、おっちゃんの「別れても好きなジャズ」、哲久の「クラシック講座」だったと思います。
 団員一人一人の特技や趣味を中心に、その人なりを知る企画としていろいろと考えればと思います。
 もし今の団員で企画するなら(勝手に考えました)
○バス2のIさんの「自然と親しむ」
○バス1のOさんの「明るい農村」
○バス1のTさんの「飲んでもおぼれない=酒の話」
○ちゅうねんの「おすすめテレビガイド」
○十三の「安かろう悪かろう=私の手料理」
○アルト2のIさんの「くらし・命・営業 守ります」
○恵造の「メゲない生き方講座」
などなど、是非実現してください(!?)。

・機関紙部の思い出「あぁ、栄光のくれっせんど」
【ソプラノ2 Y】(2004年)
 私が機関紙部長を担当したのは2004年度。機関紙部員にもなった事が無かったのにいきなり部長!?戸惑いながらもベテランの部員達に助けられ、何とか1年乗り切りました。
 当時は表面・裏面を1人ずつ、2人で1号を担当し、持ち回りで作っていました。注目記事は連載の「うたごえ新聞、私もひとこと」。団員が順番に書いていくのですが、うた新でも2回も紹介されました。そしてこの年、日うた総会では、“くれっせんど”が「機関紙誌賞」を受賞したのでした〜!
(その他、くれっせんど発行にソプラノ1のKさん、バス1のTさん、テノール2のYQPさん、アルト1のYさんが関わっておられました。)

ぼやき
 綱渡りの発行。歴代くれっせんど関係者のコメントにあるようにまさにいまその境地で原稿を書いている。あてにしていた原稿が来ない時はカットでも埋めろ!という風に考えるが200字クラス原稿となるとそうはいかない。定期発行を途切れさせることなく、というプレッシャーを日々感じながら、実は次の号を仕込みながら・・・今月分の記事仕込みもそろそろ。あかん!ここはカットでごめんちゃい!

2008.4.3
No.0806
(新入団員紹介) ソプラノ2のIさん
 週1回、または2回音楽センターに通う生活が始まって1年になります。その間の新しい人や新しい仲間新しい歌との出合い−すべてが新鮮な感動でした。
 奈良に住んでいます。最寄り駅は近鉄五位堂(ごいどう)です。電車の中が、歌詞を覚える場となっています。が、すぐうつらうつらしています。
 趣味の奈良の古寺巡りや山歩きで足を鍛え、家では腹筋を鍛え、いつまでも元気で楽しく合唱できるよう努めたいと思っています。よろしくお願いします。
※所属は南班です【ソプラノ2 I】

2008.4.3
No.0806
いまざと診療所  デイケアうたう会(3/19水)
 3/19(水)午後2時〜3時のうたう会です。参加は南班アルト1のU、B、ソプラノ2のK、T、バス1のT、テノール2のN、Yでした。私は初回より連続で4回目でしたが、回を追ってデイケア利用者が積極的になっているような気がします。今回は前に立ってみると、皆さん、何だか待ちかまえているような感じでした。司会などに応じたやりとりも面白かったです。また、全部で10何曲か歌う中で、2曲については前に出てきて歌ってくれる人がありました。
 この取り組みは時間帯の点で参加できる人が限られてくるのですが、それが残念に思います。私は正直の所、最初あまり面白くないだろうと思っていました。少し。しかし参加してみて意外に面白いことが分かりました。行ってみれば分かりますから、機会があったら是非参加してみて下さい。【南班 テノール2 N】

2008.4.3
No.0806
きたえ〜る班 入団おめでとう・結成おめでとう会(3/23日)
(朝・公演、昼から特別練習のハードな1日。3月23日(日)、新入団・新班結成をお祝いし、鴫野駅前居酒屋「養老の滝」においてきたえ〜る班の入団結成おめでとうの会が行われました。そのときの会の様子です。)
★あー明日、また練習ある。
★Iさん恐れずに月曜の曲いいと言ってくれたので嬉しいわ。
★ベース高いんですよ−チイチイと高いのでしんどい。
★全員揃ってないのが残念ですが久しぶりの人もいろんな面を見せてくれて嬉しいです。
★今日は1日すごく充実していました。朝9時に家を出てずっと歌っておりました。
★メンバーも増えて地域合唱発表会で歌うと思うと嬉しい。今度どんな歌を歌うのか?優秀な人が多いので。
★優しい優しいB班からキツーイ、キビシーイA班へ。こっちはピリッとカライ。できへんもんはできへん。
★そうやね。久しぶりに会う人がいてよかった。また来ます。
★南班と違って楽しい班やにぎやかな班から−A班に来て沼上さんて未知の人やねんな。
★今日の機会にみんな団結して頑張らな。合発の歌、誰が責任者なん!皆さん頑張りましょう。変な声で歌わないでね。
★あまり練習にでれないので自分自身、メンバーに会うのが久しぶり。これから1日でも多く出て取り戻すよう頑張ります。
★せっかくいい顔でステキな笑顔で会えたので怖い顔じゃなくいやな顔でなく合唱団も班活動も頑張りましょう。
★前回のコンサート、夫の母が亡くなり(出演できなくて)ごめんなさい。九州の母が92歳でいるので胸が痛い。歌以外の話しもしたい。
★入団すんの迷っていたけど私も嬉しいです。いろんな方がいて歌以外の楽しみができました。

2008.4.3
No.0806
映画の中のうたごえ「トキワ荘の青春」
 映画の概要「昭和30年代、漫画の神様、手塚治虫が住み、彼に憧れ明日を夢見る若い漫画家、石森章太郎、赤塚不二夫、藤子不二雄らが青春時代を過ごした実在のアパート“トキワ荘”。いまや伝説となったトキワ荘を舞台に、のちに漫画界の重鎮的存在になる彼らの、漫画にすべての情熱を注いだ若き青春時代を描く。監督は「ノーライフキング」「東京兄妹」の市川準。」
 映画後半、売れっ子になった「藤子不二雄」が徹夜でマンガを作成中、「しあわせのうた」を口ずさんでいます。【ポマB バス2 F】

2008.4.3
No.0806
(コンサート紹介)
友よ闘ってこそ明日がある合唱団コンサート
・とき:4月19日(土)
・ところ:ドーンセンター
・開場14:00開演14:30
・1000円
・チケットはバス1のTさんまで

2008.4.3
No.0806
喫茶らんがライブハウスに変身
(3/22土)フリーダムコンサート
 家に帰ってこの楽しかった一夜の出来事を忘れまいとペンを取る。その内容は藤田さんの店で開かれたフリーダムコンサートだ。僕とマサ子ちゃんと、失礼しました。マサ子ちゃんは僕の妻です。知らない人もいるので書いときます。
 僕が行くと店は超満員で座るところがなく僕とマサ子ちゃんは一番前の席に通されかぶりつき状態でした。席がなく関西合唱団の団員の方が席を替わっていた。「フリーダム」が出てくると客席からどよめきと大きな拍手が巻き起こった。1部は歌も良かったが、歌の間のトークも説得力があり歌に幅が出ていた。1部で印象に残ったうたは曲目は忘れたが作業所の子どもをテーマにした歌がなぜか心を動かされた。自分も今働いているから、それと賃金が安い事もあげられる。「うどん屋娘」「マイボーイ」もよかった。1部が終わりサンドウィッチが出た。サンドウィッチの量の多さに驚いた。飲み物を運ぶのを団員が手伝っていた。フリーダムの原やんがお酒とビールもあると宣伝していたが僕は飲まなかった。2部が始まると寝てしまうからだ。2部で歌っていた「小さな心に」を歌い出すと今は行けてないサークルのことを思い出した。昔サークルでこの「小さな心に」を歌ったり学習もしたりしたからだ。終わりに近づくにつれ歌唱指導もあり「ハイタッチ」と言う曲も会場一つになって歌った。アンコールは「みんなのうた」であっという間に終わっていた。アルト2のFさんの喫茶らんがライブハウスに変身していた。大きなホールもいいけど歌い手がそばにいてお客さんの熱気むんむんのコンサートもいいのでは。2008年3月22日(土)のコンサートを聞いて明日から頑張ろうと思った。元気が出るコンサートでした。【ポマB班 テノール2 T】