機関紙「くれっせんど」より

2009年 7月 919号〜922号       バックナンバー  現在

2009.7.30
No.0922
祝第74回定期演奏会大成功!熱い感動につつまれて・・・ 客席も舞台も・・・
「こんなに感動して涙したのは初めて」「全てのうたに感激、励まされた」
 定期演奏会は本当にお疲れ様でした。
 皆さん、演奏会の最後の拍手は成功を実感できたのではないでしょうか。祝日・平日という変則的な日程で心配されたチケット普及も客席が9割近く埋まり、舞台と客席が一体となれる演奏会となりました。
 演奏、チケット普及および演奏会の運営について団員一人ひとりが最後まで努力をしたこと、ともに歌う団員や青年ががんばって全体の盛り上がりの中で迎えられたこと、レガーテや60周年記念合唱団、伴奏者の方々、表や裏のスタッフの方々の様々なご支援、ご協力のおかげで成功することができました。あらためてお礼を申しあげたいと思います。
 定期演奏会はこれまで1年間積み重ねてきた日常活動のひとつの集大成であると同時に、次の1年間のスタートでもあります。成果と教訓、課題を総括論議の中でひきだし、団全体の確信にするとともに、今回一緒に歌ってくださったともに歌う団員や青年とのつながりを大切にして、新たな活動に足を踏み出しましょう。【団長】

2009.7.30
No.0922
感動の声続々・・・
打ち上げでの発言・感想
【東京からうたごえ協議会・高橋さん】
 団・60周年・青年・女性色々なスタイルの中で、「生きる」というテーマがそれぞれの中に生かされていた。特に「青年のステージ」は、縦と横のつながりの中で青年を包み込み感動的なステージを作っていた。「人間の歌」は、言葉を噛みしめ胸に迫る演奏を注文したい。

名古屋からバイクで5時間かけて【裏方スタッフ・Tさん】
 歌う人が多くて動きが心配だった。2日目の方が動きがスムーズで歩く姿勢も良かった。

【京都から洛北青年合唱団の佐藤さん】
 初めて関西合唱団の歌を聴いた。大合唱のすごさ、完成度の高さ、ドラムと調和した演奏、特に「夕焼け」印象に残った。青年のステージ見て「京都は負けていられない!」。日うたで青年200人集めたい。成功のために、よろしく。

【ドラム・小川さん】
 素晴らしいステージだった。皆さんの笑顔がきれいで、楽しい演奏ができた。また呼んで下さい。

【ナレーション・Nさん】
 色々な人にナレーションに感動したと言われ、励まされ、元気もらえた。いろいろチャレンジしたい。いい経験させてもらえた。

【青年・N君】
 誘われて初めて音楽の世界に踏み込んだが、自分の気持ちを高めることができた。

【医療生協の青年】
 歌のすごさが自分にも伝わったし、来た人にも伝わったと思う。

【60周年記念合唱団・中西さん】
 この間5、6人新しい団員が増えた。今「55年前に出会ったうたごえ」という自分史を執筆中です。

【チケット組織・バス1のTさん】
 チケットは20日が○○枚21日△△枚当日券は□枚売れました。心配していた二日目も何とかクリアしました。

【新入団、初舞台・Yさん】
 団の人が暖かくサポートして下さったので新入団の私も歌えました。

【ソロにAVANTIに大活躍・バス1のTさん】
 二日目「生きてりゃ・・・」の最初の出だしが真っ白になった。「ひとりひとり・・・」青年も大変だが組合役員をしている人も大変。自分の人生をこの曲に映しながら熱い想いで歌った。

【指揮者・山本恵造さん】
 今回、ともに・青年とたくさん来られて最初どうしようかと思ったが、最後の3回の練習に毎回30人位集まり、その熱意が青年の舞台を作り上げた。「いのちを・・・」の歌の取り組みが、関西合唱団の地域での運動を大きく広げていることは喜ばしい。「ともに」、「青年」の方々に力をいただいた。感謝します。

【団長・山本則幸さん】
 この演奏会、団だけではできなかった。皆様のおかげだ。舞台にみんな立てるように多くの人が陰で支えてくれた。介助が必要で、ご両親が心配されていた青年、団員の綿密なサポートで舞台に立ち「楽しかった。研究生に入りたい」と。2週間前に骨折された特団の方、(チケット30枚販売!)車イスで舞台に立たれた。来られた人に「こんな感動した演奏会は初めて」と言われ、本当に嬉しかったと言われている。今回青年担当のソプラノ2のMさん、青年集めに奮闘された。今回のテーマは「一人じゃないんだ」。私たちも連帯して助けあって、心ひとつにしてみんなで舞台を作った。

2009.7.30
No.0922
地域に広がる「いのちをつなぐ人たちのうた」
7/26生協森の宮歯科竣工式で演奏
  一人の生協組合員さんの熱意が、地域の人たちに広がり、素晴らしい演奏へとつながりました。目に涙を浮かべながら歌う人、真っ赤な顔で毅然とした雰囲気でうたう人、一人一人が心いっぱい歌っていることが指揮をしていた私にしっかり伝わってきて感動的でした。
 この日のためにご苦労をされた生協組合員のFさんの言葉を紹介させていただきます。

生協森の宮歯科竣工式を迎えて
【医療生協会員 F】
 医療生協森の宮歯科は生協歯科の草分けとして多くの歯科医を送り出し、地域と共に30年、賃貸ビル1棟を借りて診察してまいりましたが、老朽化が激しく、天井にシミが出たり、配管の水漏れ等問題が山積して参りました。昨年2月9日、何年ぶりかの大雪の日の結成式をスタートに新森の宮歯科の建設運動が始まり、約1年半後、ようやく木の香りも新しいモダンな清潔な歯科が誕生しました。これからは地域に根ざした、心やさしい、良質な医療を提供してくださることを私達生協会員も期待しております。実は昨春、のえ生協診療所の竣工式の記事を機関紙で知りコーラスの事を知りました。それ以来、森の宮歯科の完成の暁には必ず私達もよろこびの歌をうたわせていただこう、とずーっと心に暖めてまいりました。地鎮祭、建設予定地での歯科まつり、上棟式も着々と済ませ、ラストスパートで竣工式のゴールを目指せるときが来ました。その時点でひそかに暖めておりましたコーラスの件を建設責任者の中谷氏にお話ししたところ「いいですねー」という返事をいただき、一部の人にはお話し致しましたが、コーラスの選曲の為に何人か集まることも難しく、結局関西音楽センターへ一人で伺い団長さんに目的をお話しし、楽譜とCDをいただいてまいりました。次は選曲です。実はこの歯科竣工式にあたり、同じ地域の「生涯学習のコーラス」の方々にも友情出演していただくことになりましたので、曲の中で、主義主張する内容にややむずかしさを感じましたが、「いのちをつなぐ人たちのうた」の中の「プロローグ」、7章「いのちのために」、「エピローグ」の3曲を選びました。5月から練習を始めまして、生涯学習の方々は合唱団の田中エミ子さんのご指導で医療生協の方は山本さんの指導で、それぞれ月2回のペースで練習が始まりました。(次号に続く)

2009.7.30
No.0922
平和の大切さを改めて感じた
ピースフェスタ門真(7/25土)ルミエールホール
 演奏会の疲れも残る7月25日(土)、毎年恒例のピースフェスタ門真がルミエールホールで行われました。
 曲は「手紙」と「ひとりひとりがHERO」。今年は団員の参加は10名でしたが、青年からも3名参加。演奏会初日にメッセージをお願いしたNさんに、今回もお話ししていただきました。なみはや高校のフォークソング部の皆さん(約30名)も一緒に歌ったので、恵造さん曰く、「関西合唱団の演奏というより、高校生の演奏やなぁ」。
 この催しでは毎年講演が行われます。今年はアフガニスタン、イラクをずっと取材しつづけているジャーナリストの西谷文和さんが、映像を交えて色々なお話をして下さいました。今のイラクの子ども達の様子(劣化ウランのためにがんや白血病に侵され、治療もままならない)や、現代の戦争の仕方、戦争はうそから始まること、結局一部の人間の利権が大きく関わっていること、日本との関係・・・(内容があまりにも多すぎて、紙面では伝えきれません)最後は涙なしには映像を見られない、本当にお話が聞けて良かった、そんな内容でした。
 その中で感じたのは、私たちが置かれている今の暮らしにくさも、世界の戦争とそれに対する日本の政策が大きく関わっているということ。問題はすべてつながっているのですね。今回の選曲は直接的な平和の歌ではなかったけれど、この場でこの2曲を歌うことにすごく意義を感じました。
 高校生との共演もなかなか楽しかったです。顧問の先生も、「また一緒に歌いたい。高校生にとっても、とてもよい経験でした。ありがとうございました」と仰って下さいました。これをきっかけに、うたごえのことを子どもたちにも知ってもらうことができたら、そんな事もちょっと、考えたりしました。【ポマB班 ソプラノ2 Y】

2009.7.30
No.0922
ともに歌う団員・団員の舞台に立った感想
 3か月間、快適な情動の中楽しく練習をすることができました。舞台に立つまでは不安もありましたが、いざ立つと度胸もすわり、指揮者に集中してみんなの声を聴きながら精一杯歌うことができました。演奏会に来てくれた友人が、今まで合唱を聴いたことがあるが、こんなに感動して涙を流したことはなかったと話してくれました。大変ご苦労はあったと思いますが、今回の企画は大成功だと思います。
 関西合唱団の皆様、私達を引っぱって行ってくださいましてありがとうございました。美しい声に憧れています。【心は青年、体は歳相応のM】

2009.7.30
No.0922
94期研究生コーナー
7/17・24 レッスンbR、4
 ・出席 17日 8人中参加6人+ソプラノ応援 ソプラノ1のKさん
24日 8人中参加7人+見学3人+ソプラノ応援 アルト1のUさん
・ユニゾン 17日「おくりもの」 24日「そんな町を」
・合唱曲 「ありがとう」、「フライデーレポート」(17日、24日とも)
 コンサートを挟んで“ともに団員・青年”が見学に来て入団された方もいます。2桁の研究生で練習できるとパワーが凄い。演奏会の直前チラシ配布で見学の方も・・・。31日も数名の人が見学されるのでもう一声掛けてください。
 8/1−2の合宿!何とか出来そうな雰囲気になってきたので一安心。次回、お楽しみに。

2009.7.30
No.0922
編集後記
 定演後の打ち上げ盛り上がりましたね。出席者全員の声が載せれなくてすみません。【井】

2009.7.16
No.0921
定期演奏会成功のために
チケット普及も最後の最後まで
 定期演奏会は、その時々の時代や社会に切り込んでいくテーマをもち企画され、同時に音楽的達成の前進を目指して挑んでいく場です。したがって、うたごえ運動の中や様々な方面に音楽を通じて発信していく場にもなります。何度か申し上げていますが、招待者から返ってきたメッセージを見ても、今回の演奏会に対して、意欲的な企画とどんな音楽づくりがされるのか大きな注目と期待が集まっています。その期待にこたえて、いや期待を超える演奏ができるように、熱い志と冷静な意識をもって集中した演奏を行いましょう。
 今回の出演者は、関西合唱団人が実働全員の52名、ともに歌う団員が32名、青年とともに歌う団員が41名、レガーテ32名、関西合唱団60周年記念合唱団42名、AVANTI4名で、重複の人を除いて総勢194名となります。
 自分の生活や仕事の悩みと重ね合わせて「人生の応援ソング」を歌いたいと思い必死で歌いに来ているともに歌う団員、ジャズミサなど新たなジャンルの曲を歌いたいと難曲を歌えるようにがんばっているともに歌う団員、そして、「ひとりひとりがHERO」に出会って、自分の辛い体験と照らし合わせて励まされたから、今度は聞いてくれる人を励ましたいと言ってくれた青年・・・一緒に歌いたいという方々、とりわけうたごえに初めて参加する方々とともに音楽をつくることは困難も伴いますが、音楽や運動を豊かにすることにつながりますし、私たちの喜びにもなります。一緒にいい演奏会ができるように努力していきたいと思います。
 同時に、演奏会は聞いてくださるお客さまと舞台とが一体となってこそ成功します。両日とも客席が一杯となるように、チケット普及についても、最後の最後まであきらめずに、21日のチケットにつき、団員1人があと2枚の普及を目指しましょう。【団長】

2009.7.16
No.0921
ともに舞台をつくりあげる合唱団レガーテさんから
 いつもコンサートへの出演ありがとうございます。
 今回は「歩くうた」「きみ歌えよ」「ねがい」の3曲を歌います。その中でも「ねがい」は、来年のコンサートの中で「ジュピター」と共に沢山の方と歌いたいと思っている歌です。この歌の詩の中にある様に世界のあちこちで飢えや戦争に巻きこまれている子どもたちが沢山いること。守られるべき子ども達が決して守られていないというはがゆい思い、そして戦火の中にいる子ども達の痛々しい姿を思わずにはおれません。どうかこれからの時代は、そんな子ども達が少しでも減っていき、いずれはなくなってしまう日がくることを切に思っています。
 コンサートに来られる方にその願いが届くよう心をこめて歌いたいと思います。【レガーテ T】

2009.7.16
No.0921
チケット普及 21日(火)分に全力を!!
 演奏会まであと4日となりました。チケット普及の状況は、7月13日の集計で○○枚となりました。目標が△△枚でしたので、81%の達成です。前から売れ行きがいいとお知らせしていました7月20日のチケットは完売の状況です。残された時間は、たくさんありませんが、まだ600枚も達成していない7月21日の普及に全力をあげましょう。お知り合いにチケットを渡すチャンスがなくても確実にご来場いただけるのであれば、チケットお渡しコーナー、チケット代精算コーナーも設置いたしますので、積極的に利用してください。素敵な企画で、演奏会はきっといいものになります。これを大勢の人に聞いていただけないことぐらいもったいないことはありません。よろしくお願いいたします。
 また、チケットを購入したが、急なキャンセルがあって困っている、引き取ってほしいいという方がおられたら、至急チケット普及委員までお知らせください。それと、くれぐれもチケット忘れ、紛失のないよう来ていただく方に周知をよろしくお願いいたします。【チケット普及委員会】

2009.7.16
No.0921
演奏会にかける思い
●アリトルジャズミサは、きれいな曲だなと思いつつ、ラテン語でうたうのがたのしみ。人生の応援歌は、メッセージが伝わるようにと、うたいます。【ソプラノ2 A】

●超忙しの学期末と、1泊2日の臨海から帰った翌日のコンサートで、舞台にずっと立っていられるか心配です。体調管理と体力が勝負!笑顔でいきまっしょ!【ソプラノ2 O】

●プロ並みの入場料?!でいつも気がひける私ですが「よかったよ!又次回も誘って下さいネ」と言っていただけるように一曲一曲心をこめて歌い感動してもらえるようがんばりたいと思っています。そのためにも残る日も練習テープを毎日聞いて励みま〜す!共にがんばりましょうね。【アルト1 U】

●あの埼玉合唱団の「人間のうた」がうたえるのは、本当に嬉しい事だ!頑張るぞ!【バス2 Y】

●『世界にひとつだけの花』
 現実は、なかなかうたのようにはいかないようだ。でも、このようなうたなどで、「うん、そうなんだ。本当は、そうでなきゃ。」と気付かされるおろかさよ・・・。
 金子みすずのような人でないと敏感にはなれないのか・・・。【R.T.】

●練習の積み重ねがよくわかる演奏をしたいです。期待して聴きにきて下さっているみなさんに感動を届けたい。【アルト2 T】

●中々歌詞は覚えられないが、それぞれの曲に対する思い、伝えたいという気持が、高まって来ている。来ていただけた方達に思いがしっかり伝える事が出来るように毎回の練習を大切にしたい。【アルト2 O】

2009.7.16
No.0921
団長さんにききました。
これから当日までにすることは何ですか?
まずチケット!!あと1人2枚は広げないとなあ。それからチケットを買ってくれた人の座席メモは作ってもってきた方がいいな。それから楽譜を読みかえし、注意事項を思い出し練習カナ。あとは体調管理!!万全にしておきたいね。
ありがとうございました。

2009.7.16
No.0921
94期研究生コーナー
7/10(金)レッスンbQ
・出席 7人(この時点の募集数)中参加7人+ソプラノ応援 アルト1のUさん
・ユニゾン「たんぽぽ」
・合唱曲「ありがとう」、「フライデーレポート」
 譜読みがなかなか大変で反応がわかりづらかったりしますが、何度も繰り返し練習しています。最後は、名前覚えゲームをしました。

2009.7.16
No.0921
編集後記
 今年もまた定演に出演できるうれしさよ。【アルト2 T】

2009.7.9
No.0920
定期演奏会成功のために
 今回のコンサートほど音楽つくりで苦しんだことはありません。その一番の要素はいつも同じ方向で練習しているメンバーばかりでなく、一緒に演奏に参加して頂けた本当にたくさんの様々な合唱団員がいるということです。これはうまくいくととてつもないエネルギーを結集して圧倒的な演奏になりますが相当な課題克服が必要です。短期間の練習でよくまとまってきましたがもう一歩の所です。合唱は量が増えると演奏の質を高めることができます。その為には、技術的にはパートの響きを揃え統一感のある声つくりが必要です。ピッチ、リズムも当然きっちりと合わせねばなりません。歌詞を覚えることはそれ以前の問題です。この最低限のことができて初めて美しいハーモニーの合唱が形成されます。しかし限られた練習時間ではそのような余裕のある事はできません。本番へ向けてもう練習は1回しか残されていません。最後の練習に向けて各自ができることは、歌詞を読み直し、詩の訴えかけている思いを自分の心に落とし込む事、練習テープで自信が出るまで繰り返し口ずさみ楽譜を頭に叩き込む事、また本番では我を忘れず周りの声、思いを感じて指揮者に集中すること。このことが最低限できることだと思います。最後まであきらめず、会場に聴きにきて頂いた方に「励まされた。」「感動した。」「聴きに来て良かった!」などの言葉を頂ける様、最後の最後までひとりひとりが努力しましょう。【副指揮者 バス2 Y】

2009.7.9
No.0920
本当の意味で「本番に強くなる」ために!!
 「本番に強い」という言葉があるが、私は練習で出来たこと以上のことが演奏会で実現するとは思っていません。
 もちろん練習には欠席者がいることが多いのに、演奏会では全員が出席しているし、ステージには独特の緊張感や集中感があるから、練習の時より充実した演奏になる可能性は大きいです。だから、充実した演奏ができたとしても、「本番に強い」からではありません。演奏の成功は、日常のねばり強い練習の蓄積の結果にほかならないのです。
 今日まで私たちは、演奏会の成功めざし歌を自分のものとするために、一人ひとりが大変な努力をしてきました。その努力と、今までの練習の苦労を無駄にしないために、あと残された時間はわずかですが、楽譜をもう一度開いて今日までの蓄積と達成を確認し、自分の出来る最大限のことをしようではありませんか。
 もう一つ大切な健康管理にも、くれぐれも気をつけてください。【常任指揮者 守屋博之】

2009.7.9
No.0920
地元の平和行進(7/4土)に参加しました
 ほとんどが顔見知りです。「久しぶりー元気?もうすぐコンサートがあるねんけど見に来て」とチラシを配っていると若者の姿が・・・地元の健康祭りでいつも大活躍!西成民主診療所の若きホープの橋本さんでした。「コンサート見に来て・・・いや一緒に舞台で歌ってくれへん?青年の歌取り組んでるんやんか?青年が少ないねん・・・2、3回合唱団で練習したら一緒に舞台に立てるんやけど・・・明日練習あんねんけど来て?」などついでに研究生募集の話しをしながら楽しんで歩きました。あっという間の1時間でした。平和を訴えながら歩いてついでに青年もゲットして楽しかったです。【アルト2 H】

2009.7.9
No.0920
ともに舞台をつくりあげる合唱団@
−与えられた役割を全力で−
 私たち、関西合唱団60周年記念合唱団は、集まるのは月1回の練習だけ。入会金なし。月例会費なし。団員名簿はありません。
 そんな合唱団が伝統ある関西合唱団74回目の定期演奏会に、第1部のトリを努めることについては面映ゆさいっぱい、感謝いっぱいです。
 うたごえ合唱団にもそれぞれ特徴ある「音色」があるでしょうが、わが合唱団のそれはまさしく関西合唱団のそれに近いでしょう。先に挙げたユニークさのなかで、もう一つ付け加えたいのは、「関西合唱団常任指揮者」守屋博之さんの音楽に魅せられた、他のサークルの主軸であるベテランから、ずぶの「新人」までが舞鶴・沖縄・淡路島からも通って一線に並ぶ、「志」をもった合唱団であることでしょう。
 定期演奏会にこめられた、伝えるべきメッセージを秘めて、今の時代の音楽で、与えられた場所で精いっぱい役割を果たしたいと思います。【60周年記念合唱団 中西昭治】

2009.7.9
No.0920
94期研究生コーナー
7/3(金)レッスンbP
・出席 7人(この時点の募集数)中参加6人+ソプラノ応援 ソプラノ2のTさん
・ユニゾン「ぼくのひこうき」
・合唱曲「ありがとう」、「フライデーレポート」(譜読み)
 練習1回目、とまどいの方が大きいように感じられますが、歌っていくうちに大きな声も出てきています。自己紹介もしました。残念ながら、今回、見学者なしです。

2009.7.9
No.0920
中桐雅夫について
「酒」から「何と呼ぼう」まで
C中桐雅夫の手
私たちが今回歌う中に、中桐雅夫の「想像力」というのがある。この詩のなかに「ぼくは自分の小さな手のつまらないしわを眺めながら、/生きているのが恥ずかしくなった。」という一文があるが、なぜか曲のなかでは省略されている。このことは後ほど触れるつもりだが、手を見るという行為はなにを示しているのだろうか。手をみるということから思い起こすのは石川啄木の歌だという人が多いと思う。「働けど働けど わが暮らし楽にならざり じっと手をみる」当時朝日新聞の校正係をしていたが、月給は50円で、生活に喘ぐ家族も次々と病に冒されてゆく。ちなみに同時期夏目漱石も朝日新聞社に在籍していたが、給料は200円だったという。啄木はなぜ手をみつめたのか。将来を占うために手相をみていたのか。そんなことはないはずである。手を見るということは、自分の過去や現在をみつめることである。内省がそこにある。中桐雅夫の行為もまさに内省であったと思う。「それほどの創造力もきみらはもっていないのか」と大上段にかまえたが、それでは自分はどうなのか。戦争にかりたてた記事を書き続けた自分はそんなことを言える立場にあるのかという思いが石のように胸にわだかまっている。自分が「小さなつまらないしわ」のように思え、「生きているのが恥ずかしくなった」と身を潜ませる。この二つに裂ける感情に悩み続けた姿は、「何とよぼう」に色濃くあらわれているが、これも後に触れるつもりである。石川啄木もそう言えば27歳で結核のために命を失っている。中桐は結核にもかかわらず長生きして重い自責の念を抱えてしまった。人生の織りなす綾の前にあっては、私たちはただそれを見つめるのみである。

Dは「中桐雅夫が言えなかったこと」です。【あまのじゃく】

2009.7.9
No.0920
編集後記
 「人間の歌」をうたう時、「傷つき倒れた友〜」に前団長の吉岡勝さんを思い浮かべて歌っています。ヨッシン、頑張ってね!。【大】

2009.7.2
No.0919
定期演奏会成功のために
 7月に入りました。演奏会までカウントダウンが聞こえそうです。
 6月に入り、練習では出席率がグ〜ンと上がってきたようにも思え、班会も充実してきましたね。入金も毎回30枚から40枚ぐらいがコンスタントにあって、団員の頑張りが見えています。そのおかげで20日はソールドアウト宣言がありました!
 が、チケット普及委員会からもお話があったように、21日はまだ座席の半分も埋まっていません。想像してみましょう。800の座席が400ほどしかお客さんが入っていない様子を・・・。
 今回の演奏会のプログラムは、今頑張っている人に、頑張っているけどくじけそうになってしまいそうな人に、そして悠々自適な生活を送っている人(いったいそんな人がどのくらいいるんだろう・・・?)にもぜひ知ってもらいたい、感じてもらいたい内容ですね。関西合唱団のチケットははっきり言って高いです!毎年同じ人には言えないわぁ・・・と思ってしまうのも無理ありません。でもちょっと待って!ホントにみんながそうなの?自分がそう思っているだけってことはないの?もちろん毎年は無理な人もいるでしょう。でも、あなたから声がかかるのを楽しみにしている人もいるはず。まずは思考の転換をしてみましょう。ダメでもいいじゃない。「私は合唱団で頑張っているんだよ」って知ってもらうだけでも価値がある。必ず何かで応援してくれるはずです。まずは声をかけて、「21日はいい席があるよ」ってどんどん宣伝していきましょう。本番まであと5回。毎回1人が1枚広げれば会場はまずまず。まずは個人目標を頑張って。そして1回1枚を目指しましょう!必ず演奏でも組織でも成功するはずです!あとは手洗いうがいを心がけて、体調管理にも気をつけましょうね。【班委員長 ソプラノ2 Y】

2009.7.2
No.0919
定期演奏会成功のために
 定演まで2週間あまりになりました。みなさん、暗譜は大丈夫でしょうか?おぼえたつもりでも、いざ歌ってみると、歌詞が出てこないのはよくあることで。目がカメラになってその写真を頭に刻みこむように楽譜をそのままおぼえるのが良いとは聞きますが、なかなか理想通りにはね・・・。
 私の暗譜は車の中。センター、職場の行き帰りにひたすら聞き歌います。助手席には楽譜を置いて、信号待ちで、休符や音符の長さ、強弱を確かめる。という毎日です。でも、これだと自分のパートはいいのですが、楽譜を読み込むところまで行きません。無意識のハナウタで歌詞が出てくるようになったら、ゆっくり楽譜をながめて、他のパートとの関係も見たいと思います。
 時間切れで舞台に上がるのは不安なものです。お客様にメッセージを伝え楽しんでいただくためには、こちらに演奏を楽しむくらいの気持ちがないとね。私達の演奏に感動していただくために、残された日々、努力いたしましょう。
 しかし、年々暗譜が大変になるのも事実。青年のみなさん、私も昔は苦労せずにおぼえられたんだよー!!【演奏教育部 ソプラノ1 K】

2009.7.2
No.0919
チケット普及ニュース
 毎年、チケット売りは本当に大変だ。毎年同じ人に売るのもどことなく、まずい様な気もするし、と言って、新しい人の掘り起こしも思う様にいかないのが、どの方も同じだと思います。
 そんな中で私の勤め先である藤井寺保健センターの人事異動。いきなり、この4月にあり、今までおられた職員さん達は、市役所本庁に、全員移転されました。しかし、業務は今迄通り保健センターで行うと言うことで、毎日本庁と保健センターを納得いかない様子で往復されています。これも、お役所の事情なのかと思い静観しています。そして、4月以後「訪問看護ステーション」として15名余りの方が来られ、迷いましたが、思い切って合唱団の話しをし、CDの「いのちをつなぐ人たちのうた」を聞いてもらいました。すると、思った以上の好感度に驚き、さっそく定演の事を話すと、思いのほか、4名の方がチケットを買って下さいました。やはり看護師の方たちもなぜ、保健センターに移転してきたのか納得いかない様子で仕事をされています。【バス2 Y】

2009.7.2
No.0919
94期研究生入団式
 6月26日(金)午後7時から入団式を始めました。前2回の説明会で入団を決意された人とこの日来られた3名の人を交えてシングアウトからスタートしました。講師・ピアノ伴奏者・担当者のあいさつでは、「出会い、絆、楽しいレッスンを作っていこう」等々の言葉が述べられました。研究生として1曲目の「ありがとう」を合唱で団員とともに練習をしました。ゆっくりとしたペースで、でも「周りの声で何とか歌えている気がするだけ?」と感じていた研究生も・・・。その後、いきなりの発表にハテナマークの研究生でしたが「今は歌えなくて当然、これからしっかり練習していきましょう。」と担当者も一緒に歌いました。
 団挨拶・演奏では、本団演奏会のテーマともなっている青年に向けたメッセージや人生の応援ソングが語られ、研究生からは、「普段一緒に歌ってるけど(ともに団員・青年も・から数名参加)感動した」「こんな間近で演奏が聴けるなんて・・・」と感動の声が聞かれました。後半のシングアウトでは、ギター伴奏も入り和やかな雰囲気で式を終えました。
 その後、3名の人に是非入団を!と勧め、2名は確定になりましたが、残る1名もレッスン参加しつつ入団してくれる事でしょう。

 1回目の交流会を行い、次週からのレッスンが楽しみになりました。7月24日(金)のレッスンまで募集は続きますので、2桁以上の研究生になるように引き続き声かけをお願いします。
 こぼれ話・・・募集はすごく大変ですが・・・、団員一人一人の声かけ、すぐ効果はなくともどこかで結びついているものです、諦めずに頑張りましょう。【研究生教育部 アルト2 S】

2009.7.2
No.0919
演奏会にかける思いを語るコーナー
(団員と、ともにうたう団員のみなさんです)
 1年ぶりに練習してるけど。ついていけてないかも・・・。でも、演奏会の時には、ちゃんと歌えるように!残り少ない時間でがんばりたいです。若さで追いつけたら、なによりです。笑。【ともに歌う団員 ソプラノ E】

 「やっぱり聴きに来てよかった。さすが 関西合唱団!」といわれるような演奏をしたいですね。【ともに歌う団員 テノール Y】

 定期演奏会出演も4回目。少しだけ慣れてきたかな。チケットを売った人に少しでも満足して帰っていただけるよう、せいいっぱい努力するつもりです。それが売った者としての責任かと・・・。25年ぶりに連絡がとれた友も来てくれます。がんばります。【アルト1 K】

2009.7.2
No.0919
編集後記
 もう、7月に入りましたね。音楽会まで、あと少しですが、体調に気をつけて、がんばりましょう。【アルト1 B】