機関紙「くれっせんど」より

2009年 8月 923号〜925号       バックナンバー  現在

2009.8.27
No.0925
うたごえ新聞の読者拡大について
 昨年うたごえ60周年の節目に全国でうた新読者12000人達成をめざし、取り組みを始めましたが、現在10500人目前まできているが、という状況で大阪でも1200人の読者をめざし、1100部(浮き含む)で、あと100人の読者を京都祭典までに増やそうと取り組んでいます。取り組みの多い合唱団で「またですか!」とブーイングを浴びそうですが、「なぜ読者拡大?」について、お隣の奈良のうたごえ「うた新支局会議の報告」を紹介します。
・・・・・・そもそもなぜ読者を増やすのでしょうか、なぜうた新を広げる必要があるのでしょうか。それが運動の方針だからという外から与えられた理由でしかないと、本腰を入れて拡大するのは難しいかも知れません。
 今年1月うた新フォーラムで、三輪純永うた新編集長は、「うたごえを知らない人にはうたごえについて知ってもらうため、うたごえの人には世界を知ってもらうため」とうた新編集の意図を話されました。
 わたしたちはうた新を読んで、「いま」という時代を知ることができます。それは、うたごえが「いま」という時代の中でメッセージを発信していくために欠かすことができません。そのことは、うたごえを知らない人にも当てはまります。
 うた新では政治・経済・社会・国際などの広く深い内容が分かりやすく語られています。しかも、そうした問題が必ず音楽・芸術・文化との関連を意識してとりあげられています。こんな視覚を持った新聞はうた新をおいてほかにありません。それこそがうた新の魅力です。こんな新聞がわたしたちの運動の機関紙だなんて、とてもすてきなことだと思いませんか。
 このすてきな新聞をあなたに読んでほしい、この新聞からあなたも世界を見つめ直して欲しい、そんな風に思えたら、読者拡大は外から与えられた課題ではなく、わたしたち自身から身近な人への切なる願になると思うのです。そうなるには、わたしたちがうた新の魅力をしっかりつかむことが大切。そのためには、まずわたしたちがじっくりうた新を読まなければ・・・・・・
いかがでしょうか?全国目標を考えると銀河系宇宙のかなたの話に思える方もおられるかもしれませんが、自分の所属する地域班の目標に向き合いみんなで努力しませんか、よろしくお願いいたします。【副団長 バス1 T】

2009.8.27
No.0925
○今の練習曲紹介
「なにわの伝統野菜」〜ことばのいみ〜
5.オカアサンヤスメからママステキへ
◎子どもがいる家庭でよく作られるメニュー
オ  オムライス ハ  ハンバーガー
カ  カレーライス ハ  ハムエッグ
ア  アイスクリーム キ  ギョーザ
サン サンドイッチ ト  トースト
ヤ  ヤキソバ ク  クリームスープ
ス  スパゲティー
メ  メダマヤキ

2009.8.27
No.0925
城北地域音楽のひろば(8/30日)
・リハーサル 12:10〜12:25
・演奏曲 「Gloria」「忘れっぽい人に」
・会場 鶴見区民センター小ホール

2009.8.27
No.0925
9月の練習計画
・月曜日 19:00〜20:00 大音楽会の練習
20:00〜20:45 ・Gloria、忘れっぽい人に
・なにわの伝統野菜
・ステップコンサートの候補曲
・木曜日 ・Gloria、忘れっぽい人に
・なにわの伝統野菜
・ステップコンサートの候補曲

2009.8.27
No.0925
地域音楽会(各班の様子)
「うたごえの広場in河南」催される
 8月23日(日)河南地域合唱発表会が羽曳野市民会館で行われました。私は前日に司会を頼まれ、ええいとばかり引き受けたのですが、噛みまくりのていたらくでした。和太鼓サークル「天音」(あまね)の太鼓の響きでオープン。その後の合唱発表の出場団体は10団体でしたが、そのうち関西合唱団の団員がかかわっていたのは7団体。団員の活躍ぶりが印象的でした。南班は、「くじら」と「思い出してごらんあの日描いた夢」の2曲で出場。女声5人、男声5人合わせて10人の参加でした。いつものように1曲はアカペラで、意欲的な演奏になったと思います。【南班 バス2 I】

北西地域合唱交流会
 8月23日(日)午後4時から、北西地域合唱交流会が東淀川区民ホールにて行われました。
 12団体、約130人が参加しました。うち、バス2のYさんが指揮するサークルが3団体あり、いずれも大うた合発に推薦され、ソプラノ1のKさんが指揮されたサークルも推薦されました。アルト2のSさんが指揮するサークルは準推薦でした。関西合唱団の面々がよくがんばっているという印象を受けました。
 この地域の合唱交流会の特徴として、いつも作業所の方々が参加してくれるのですが、今回もしっかりと歌ってくれたことが、会場の参加者全員に純粋な感動をあたえていました。【きたえ〜る班 テノール1 N】

北河内合唱発表会『ぼくらの街のふだん着コンサート』
 8月23日(日)サーティホールで、『ぼくらの街のふだん着コンサート』が行われました。本番は午後から始まり、ポマBでは、吉田さんのあったかい司会でスタートしました。子どもたちのうたごえや、女声など7団体が歌い、ポマBは、「仲間達」と「人間のうた」をうたいました。第2部は、鳴子を使ったおどりなどがあり、楽しみました。うたう会では、山口さんが、歌唱指導では、相摸さんが活躍していました。全体の講評では、ひとりひとりがうたう楽しさを伝えていた。今後のうたごえの広がりに期待しているということを話されていました。【ポマB班 アルト1 N】

2009.8.27
No.0925
改修委員会からのおねがい
・各自の私物の持ち帰り
・9/第1週の片付け
・9/21(月)⇒引越荷物の整理
・9/23(水)⇒引越の手伝い(1日)※人手がいりますので、よろしくおねがいします。

2009.8.27
No.0925
60周年記念合唱団の練習(8/29土)
8月29日(土)に、60周年記念合唱団の練習があります。

2009.8.27
No.0925
中桐雅夫について
D中桐雅夫が言えなかったこと
 「だれにでも死ぬ時でないと いえないことがある。/黙って墓の下へもっていかねばならぬこともある」「夜も夜、ただ一人まっくらななかにいて/蜘蛛の巣の糸に心をしめつけられていると・・」そして「難しいのは死から逃れることでなく/罪から逃れることだ、/罪は死よりも早くやってくる」という風に彼の詩を読んでいくと、いったい彼は何にそんなに苦しんでいたのかが問われることになる。彼は上京するとき、父の金をぬすんでいる。「めくらの乞食の膝から一銭を盗み、返さずに費ってしまった少年の日の恥ずかしさ」という一文もある。それが彼の言う罪だろうか。それもその一つかもしれないが、もっと大きな罪を背負っていたように思える。加島祥造は書いている。「誰かの言葉に感動すると手帳にすぐに書き留めていたが、それ以外に新聞記者という彼の本業のにおいは全く感じなかった。」と言い、汚い政治的人物と彼の詩はどこで結びついていたのか、と問う。そして酒が間にはいっていたのかもしれないと言う。酒は別として、かれの苦しみは新聞記者としての自分のしてきた罪の深さへの認識であると、私ははっきり言いたい。おおくの文学者は戦争協力を懺悔して己の回復を図った。中桐雅夫はそんなことでは罪の償いはできないと強く考えていた。そんな贖罪は欺瞞とみていた。妻文子は言う。「ぶきっちょによろよろと、どこへ行くのかも解らずに宙空をさまよっている」彼は定年を前にして退職している。それにも意味があるように思う。しかし彼はボロボロになっているが、自己崩壊などはしない。そんな柔な精神ではない。戦後彼は叫ぶ。「国」という詩で「ながい過ちを どうして正すのかを告げよ・・・書物や帳簿・・・に死者の名しかないあの孤独に・・」
 私は中桐雅夫という詩人に思いを寄せるとしたら、まさにこの嘘のない生き方にあるように思う。次回Eは中桐雅夫の戦争観です。【あまのじゃく】

2009.8.27
No.0925
94期研究生コーナー
(8/21金) 7回目
@出席:10/13 S応援−アルト1のUさん
Aユニゾン(新曲紹介):原爆を許すまじ
B合唱曲:ありがとう、フライデーレポート
Cコメント:
 久しぶりに参加したメンバー有り、急遽欠席となったメンバーいたり、なかなか揃いませんが・・・。
 1週間休むと忘れてしまってる事も多く、30日の合発に向け練習がもう1回あるものの、金田講師も個人レッスンで何とかしようと計画してくれています。
 シングアウトやニックネーム付けでは賑やかな雰囲気で盛り上がりました。

2009.8.27
No.0925
編集後記
地域合発、ごくろうさまでした。
急に涼しくなっているので、体調には、気をつけてくださいね。(パ)

2009.8.20
No.0924
合唱とピアノ
 合唱発表会などの司会で、指揮○○・伴奏△△と紹介することがよくある。
 私はアカペラでない合唱のピアノは伴奏ではないと思っている。伴奏については、どの辞書をみても次のような意味のことが書いてある。「楽曲の主な旋律や声部を支え、ひきたてるために他の楽器で補助的に演奏すること」
 合唱の演奏のなかでのピアノが、補助的なものでないことはいうまでもない。関西合唱団員で門さんや石田さんを補助的な存在だなどと思っている人はだれもいないだろう。演奏の成否をきめる比重は合唱もピアノも五分五分である。
 合唱発表会を聞いていると、せっかく合唱がよくうたっているのに無神経なピアノのためにぶちこわしになっていることがある。そんなピアニストにはせめて「支え、ひきたてる」という伴奏の定義どおりのことだけはしてほしいといつも思う。
 司会者の紹介は、指揮○○・ピアノ△△と言うべきである。【常任指揮者 守屋博之】

2009.8.20
No.0924
大きな訴求力と拡がり
(うたごえ新聞‘09・8・24、No.2168より)
 6月に松本で開催された講習会に講師として参加したのが縁で、この演奏会を聴くことになったのだが、「ひとりじゃないんだ 人生にはみんな意味があるから あきらめないで 自分を 今を生きていこうよ」というプログラムのキャッチが示す通り、「うたごえ」あるいは「合唱」が、音楽の領域から飛翔して、意思のある言葉によって大きな訴求力と拡がりを持つことを再認識した貴重な時間であった(21日)。
 演奏会は、関西合唱団、同60周年記念合唱団、同ともにうたう合唱団ほかにより、守屋博之、山本恵造の指揮によって進められた。守屋指揮のステージは、どれも曲の深奥を見据えて、一音ずつに付されたメッセージを丁寧に表現していたのが印象に残った。
 おそらく再演ということによっても表現が練れていた外山雄三作曲、混声合唱のための組曲「忘れっぽい人に」は、メンバーの歌詞と音楽に対する共感がしっかり伝わる感銘深い演奏であった。
 またイギリスの現代作曲家チルコットの「Little Jaza Mass」は、ドラム、ベース、ピアノのトリオによる伴奏で、各曲をほぼアタッカでつなぐ見通しの良い演奏で、合唱団としても新境地を切り拓いたのではないかと思う。一方、山本指揮のステージも性格の異なる各曲に細やかな配慮を見せ、彩り豊かな音楽が楽しめた。
 そして圧巻はフィナーレの「青年とともに」で、出演者全員により演奏会のスピリッツが高らかに歌い上げられ、会場が一つになる高揚感を得たのである。合唱音楽をとりまく環境が、嗜好が細分化され多様になる中で、真摯な音楽への取り組みが、聴き手に明確なメッセージを届ける原動力になることを感じた演奏会であった。【本山秀毅(合唱指揮者)】

2009.8.20
No.0924
定演を終えて
●緊張したけど、終わってからの方がメロディーが出て、また歌いたくなった。

●音楽をつかむために今回ほどCDを聴いたことは今までになく、Little Jazz Massは練習を重ねました。演奏はどうだったのでしょうか。青年のステージ・人生の応援ソング、熱演で良かったと思います。【ソプラノ2 T】

●「たくさんの人で作る合唱はいいものだ。団員の方の奮闘ぶりに感動した。」団員がお礼を言う前にセンターに便りが届いていた。

●「手紙」手をたたいたところは、客席にものらせてもよかったのでは、と言われた。

●職場の人に来てもらった。「良かったので来年は妹を誘いたい。」

2009.8.20
No.0924
写真販売してます。
申込・・・8月末日まで
Sさん(または佐藤)さんに。代金は後日。

2009.8.20
No.0924
94期研究生コーナー
(8/7金) 6回目
【@出席者:9/13 S応援 ソプラノ1のKさん
Aユニゾン(新曲紹介):「ヒロシマの有る国で」
B合唱曲:「ありがとう」「フライデーレポート」
Cコメント:
 ピアノの人が急遽休みで金田さんが大活躍!ご苦労様でした。30日、城北地域合唱発表会参加のために暗譜を!と言っていますが、入団間もない人もいるのでかなり大変です。しかし、意欲はすごくあるメンバーです。8月は個人レッスンで緊張ありの研究生、でも、みっちりみてもらえる事でしょう。
 あだ名の付いてない人に自己アピールしてもらいあだ名を付ける。これは、次回も続く・・・。

2009.8.20
No.0924
“ボイス・トレーニング”(8/24月)
8/24(月)山田先生の“ボイス・トレーニング”があります。

2009.8.20
No.0924
編集後記
あっというまに盛夏から晩夏へ。合発も京都祭典も目の前!気持ちを切り換えて頑張ろうっと!(大)

2009.8.6
No.0923
2年続けて目標突破!演奏会成功の成果
第94期研究生13名に!
 6月末の入団式以降も94期研究生募集を行い、締切日を1週間延長し、この2回で見学も含めて来られたのが7名。そして、5名が入団を決意し13名となり、2年続けて目標を突破することが出来ました。今期は、「ともに団員」「ともにうたう青年」の人が多く「これ(演奏会)で終わってしまうのは物足りない」と決意されたり、また、演奏会を聴きに来た人が「定年になってからやってみよう、と思っていたが、今回の演奏会を見て『今しかない』と決意」されたり、演奏会のチラシを見て見学に来られ、1回目の見学の時は決意しきれず、2回目に私の話で少しは不安が解消され、「やってみよう!」となった人もいた。何はともあれ、研究生募集が成功したのは、演奏会成功が大きなカギになっていると思っています。
 募集終了後すぐでしたが、8/1・2と箕面(順教寺)で合宿(研究生7名参加)を行いました。8/30には、城北地域合唱発表会にも参加するので、合唱の特別練習も行いました。前日入団した人たちにとっては、いきなりの呼びかけでしたがうち2名が参加されました。研究生恒例のあだ名付の前に、創作曲づくりについて提案を行いました。テーマにしたい事柄がいくつか出てきましたが、定例レッスンで引き続き話し合っていく(研究生みんなで創る創作曲にしたい)、と結びました。あだ名付では、一人目から警戒している感じでしたが、いろんな話が飛び出てきて笑いあふれる雰囲気ですごく盛り上がりました。日帰りメンバーもギリギリまで残り参加してくれました(最後まで参加したそうでしたが・・・)。2日目は、予定通り「箕面の滝」へ行くことが出来ました。何度か来ている人たちは「今まで見たことがないくらいの迫力(前夜の大雨のせい)にびっくり!」と「サンショウウオの親子に遭遇に感動!」でした。道中も会話が弾んでいた様子に今後の研究生が大いに楽しみになりました。【研究生担当 アルト2 S】

2009.8.6
No.0923
94期研究生コーナーbU
7/31(金)レッスン
・出席 8人(この時点)中参加6人+見学者6人+ソプラノ応援 ソプラノ2のIさん
・ユニゾン(新曲紹介)「青い空は」
・合唱曲「ありがとう」「フライデーレポート」
 前回に引き続き、見学オンリーの人も含め6名が新たに参加。新曲紹介後に声調べ。1名は今回入団出来ないのが確定ですが、今後のためにと見学し「テノール」と分かったことがうれしかったようです。1人は翌朝電話が入り入団が決定!7/31のレッスンの雰囲気が良かったのだと思います。

2009.8.6
No.0923
今回の定期演奏会は・・・定演後、初の練習日(7/27月)
DVDを視聴し、定演成功を祝って乾杯の後みんなで感想を出し合いました。
★60周年記念の「さとうきび畑」は本当にざわわざわわと風が通りぬけていくように聞こえた。
★うたごえの演奏会に初めて来た人、「すごく励まされた。」「青年のうたごえに感動した。」
★聴きに来てくれた息子、「今日は泣けた。青年の訴えが身につまされた。感動的だった。」
★「指揮者と歌い手が一緒にのって歌っていたのが良かった」と友人。「良い歌ばかりで懸命にうたっているところが良かった」と娘。
★人間ドックにひっかかっていたが、「異常なし」の判定。「歌いたい」という気持ちが涌き、楽しく歌えて良かった。
★曲が覚えられないので練習時間を長くして欲しい。
★1月に父を亡くし、落ち込んでいたが、こんな時こそ歌おうと思い参加した。1日目は恐い顔していたと言われたが、次の日は笑顔になれた。
★二度目の参加だが、去年と違った感動を覚えた。青年のステージで胸が熱くなり歌えなくなった。着替えが複雑で、その事をパート会議で話したら、パートの人達が工夫して手伝ってくれた。着替えが多すぎたと思う。
★二日目の舞台、歌っていて感動で涙した。「手紙」の15の僕には−で涙、「母子草」の四つの子どもが−で涙。白ブラウスと緑スカートを新調したので、来年も使えるよう健康に注意して頑張りたい。
★和歌山近くから毎年聴きに来て下さる80歳の方、「団に敬意を表します。忘れっぽい人にはここでしか聴けない。多くの人を指導された山本恵造さんに敬意を表します」と言われた。
★ピアニスト・石田さん 両親・近所の人・母や私の友人がきてくれた。「演奏会自体にパワーがあった。」「言葉がよく聞こえて、知っている曲も知らない曲もよくわかった。」
★指揮者・山本恵造さん 1日目冷静で2日目気持ちの入った演奏ができた。いつもは評論家的な感想を言う人が「胸打たれた」「感動した」と言ってくれた。「励ますコンサート、未来を担う青年を集めよう」という意図は観客に伝わったと思う。
★指揮者・守屋博之さん 団員・ともに歌う人達・青年の努力は素晴らしかった。演奏会には色々な人が来る。今回は色々な歌で、すべての人達に満足してもらった。青年で締めくくった事も感動的だった。

2009.8.6
No.0923
地域に広がる「いのちをつなぐ人たちのうた」
生協森の宮歯科竣工式を迎えて(前号からの続き)
 皆初めて耳にする曲ばかりですから、これは繰り返し聴いていただくことが最も有効だと考え、皆さんには楽譜のコピーと3曲吹き込んだカセットテープを一緒にお渡ししました。医療生協の練習は天井の抜けてしまった職員さんの食堂です。音が天井に抜けていく感じでした。生涯学習の方々は北中道小学校の音楽室です。小学校の音楽室は懐かしいですねー。バッハ、シューベルト、モーツアルト・・・などの写真が張ってありまして約半世紀ほど前の子どもの頃にタイムスリップしたうれしい時間を楽しみながら3回皆さんと練習させていただきました。さて、竣工式も間近になり別々に練習をしておりました二つのグループの音合わせには、生涯学習の責任者でいらっしゃる「高齢者総合ケアセンターハミングベル中道」の事務長のIさんのご好意で素敵なホールをお借りして最後の合同練習をさせていただきました。
 さて本番です。新森の宮歯科の3階、約60uの組合員ルームの約3分の1くらいが舞台ですから生涯学習の方、関西合唱団の方々、そして生協会員と約40名の合唱団にしては少々狭くはありましたが、先生方のお陰で日頃の練習の成果は充分発揮させていただいたように思います。5月以来、団長さん、ソプラノ2のTさん、そして多くの関西合唱団の方々のお力を借りて良い経験をさせていただきました。「よかった!素晴らしい!」と生協理事さんが目をうるうるさせて握手をしてくださいました。お世話になりましたすべての方々、そして一緒に歌ってくださった地域の皆様方、本当にありがとうございました。【医療生協会員 F】

2009.8.6
No.0923
お知らせ
 8月6日(木)10日(月)20日(木)は、班練習もあります。
 8月13日(木)は休み。

2009.8.6
No.0923
ともに歌う団員・団員の舞台に立った感想
●1泊2日の臨海から帰り、次の日から、コンサート。心の切りかえもさることながら、ステージに立ち続けられるか、が心配でしたが、大丈夫、余裕でした。一日目の方が、青年のステージ、ピッチも良かったと思いますが、今を歌う合唱団にふさわしいステージのしめくくりで、成功したと思います。「忘れっぽい人に」を歌って良かったです。「ジャズミサ」は体にラテン語のリズムを感じて、もう一度のびのびと自由に祈りながら、歌いたいなと思いました。来てくれた友人が「いつ聞いてもすごいな!」と言っていました。どう、すごいの?【ソプラノ2 O】

●練習での到達80%、その実力を本番で80%発揮、8×8=64(点)初挑戦はやはり厳しいものでした。【ともに団員 テノール IY】

●一曲一曲歌っては忘れ歌っては忘れの積み重ね・・・一時、どんなんなるやろ・・・と練習あるのみの数ヶ月間でした。聴きに来て下さった人から「感動した」と喜ばれると、又頑張ろうと勇気をもらいました。【ソプラノ2 I】

●6月20日〜1ヶ月間毎週が本番でした。毎週メイクの人にメイクしてもらった1ヶ月でした。でもDVDに自分の顔が映った時はひいてしまった、こわかった・・・。メイクの人にも音楽会二日目聴いてもらいました。「みんなのうた」口ずさんで帰りはったようです。
 いつもの音楽は、終わった後は封印してしまうのですが、今回は「時代」とか“Jazz Mass”とか「手紙」とか(学童で弾き語りしたら、子ども達が集まってきたよ〜)歌い続けています。みんなと一緒によく頑張ったと思う私です。【ソプラノ2 M】

●“世界に一つだけの花”、“人間の歌”は自分自身をも勇気づける歌でした。自分の存在価値を否定するつらい日々があったので特に“生きとおして”の歌詞は一番思いを込めて歌いました。【ともに団員 ソプラノ F】

●練習が始まった時は、ジャズなど今まで経験したことのない曲に不安がいっぱいでした。練習期間中は自分なりに必死でしたが、多くの団員の方々にささえられ舞台で歌うことができほっとしています。これからも歌っていきたいと心に決めました。【アルト2 I】

2009.8.6
No.0923
(聴き手の感想)
 いいステージをありがとうございました。
 この日はいつになく、リラックスした、素直な気持ちで音楽を聴くことができたのです。そんな気持ちには、第1部最初の“人生の応援ソング”の5曲がすんなりと、またしっとりと、心のなかに入ってきたのです。
 特に4曲目の「生きてりゃいいさ」が、前の3曲の余韻の中で他の事などどうでも、ただ、生きているだけまたは、生きていてくれるだけでいいんだよ、と心地よいコーラスで歌いかけるのを聴いて、自分をふくめ周りに高齢者が増え、「身体の不調」や「死」というものを身近に感じだした今、年齢に関することだけではなく、色々な人生のシチュエイションも浮かび、生きているだけでいい、または、生きてそこにいてくれることが幸せなんだと、しみじみとした感慨が湧いてきて、自然と涙が溢れてきたのでした。
 合唱技術に関する意見でなくてごめんなさい。全般には、いい音色とハーモニーで、色々な分野の名曲や、大いに共感を呼ぶ曲をたくさん聴かせていただき、本当にいい演奏会でした。「ひとりひとりがHERO」もいい曲ですね。本当にありがとうございました。【大阪外大グリークラブOB合唱団員の方から(60周年記念合唱団員の友人)】

2009.8.6
No.0923
編集後記
 8/6秋葉広島市長の「核兵器廃絶のために活動する責任がる」という平和宣言に感動!【い】