機関紙「くれっせんど」より

2009年10月 930号〜934号       バックナンバー  現在

2009.10.29
No.0934
全国から約3,000人の歌い手
みんなで歌いかわした
09日本のうたごえ祭典・京都〜この町に生きるうた〜
合唱発表会・一般Bで関西合唱団 金賞
 大音楽会 祭典合唱団・男声合唱・女声合唱・関西ブロック「我が窮状」 大阪から350人
 日本のうたごえ祭典・京都が10月23日から25日、各合唱発表会(文化パルク城陽など)と大音楽会(京都府立体育館)で構成され大成功のうちに終了しました。
 本団が出場した合唱発表会(一般B)では、今年も金賞に輝くことができました。感想を聴くと「よかったよ!」「(7月の音楽会から聴いていて)今回が一番良かったよ。」と好感触のものの一方、「埼玉合唱団と僅差だった」「響きが少し重く感じられた」などの感想もありました。しかしながら、まずはみんなで喜び合いたいと思います。
 詳細は後日出されると思いますが、1年後(長崎)に向けて精進していきましょう。
 大音楽会は、リハから始まって長い1日でしたが、ともに歌う団員や研究生の参加も有り、「リハだけで、もう終わった気がする」「大きな会場でこんなにたくさんの人たちと歌えてよかった」などの感想がありました。また、「大うたう会が途中に入り、近年にない、すっきりとした京都らしい音楽会になったな〜」「元気をもらった」などの感想も聞きました。
 その他の合唱発表会でも団員のいきいきした姿が見られたようです。
 全国協の役員のバス1のTさん、合唱発表会の要員をされたアルト1のYさん、大変お疲れ様でした。

2009.10.29
No.0934
日本のうたごえ祭典・京都に参加して
・・・大音楽会・・・
●出番があるとリハや出入りでバタバタしますが、「我が窮状」後は、2階席に移動して、大うたう会を楽しんだり、男声合唱に聴き入ってました。自分が歌う場面も大人数で楽しく歌えました。【アルト2 S】

●やはり一番の感動は、大音楽会。スタートの鐘の音は長すぎましたが、子どもたちの元気のよい声は、心を動かすものがありました。出演者の人数の多いこと!多くの人たちが支えた音楽会でした!【ソプラノ2 I】

2009.10.29
No.0934
日うた祭典で最新CDを販売!
 いつも祭典で合唱団CDを広げることを心がけながらも気が重くなるばかりでした。
 しかし、昨年のソプラノ2のIさんの頑張りに元気づけられ、今年も1日目から団員の売っている姿に、奮起せずにはおられませんでした。2日目の大音楽会でも出演者席を回って売っていたソプラノ2のMさんの「まだCD持ってる人がいたら(一緒に)行くでー」の声かけに、まだ数年の団員も交えて数人で販売、断られることがあってもめげずに声をかけるとみんなが持参していたCDが完売でき、ホッと一息。3日目の合唱発表会・職場の部でも「売らなくていいのかな?」の私の思いにアルト2のMさんの「やろうか」に休憩中に会場で声かけして販売、完売できました。中には楽しみにしてくれている人もいるようです。
 一人では出来ないことをみんなで力を合わせて達成できる喜び、共感しあえる、みんなの嬉しそうな表情が見られたことが何より嬉しかったです。
 2人に感謝です。ほんまにありがとう!【S】

2009.10.29
No.0934
南班 打ち上げ親睦会をしました
 京都祭典の大音楽会が終わった24日、円町駅前の「養老の滝」で親睦会をしました。つい先日、大阪のうたごえ合唱発表会のあと、藤井寺で親睦会をしたばかりなのに、すごいバイタリティーです。そのバイタリティーに押されて疲れ気味も吹っ飛び、私も参加しました。いつものごとく盛り上がりましたが、それは南班のお得意芸。何を言っても大丈夫という雰囲気の中、それぞれの感想が出まくり大音楽会の太鼓はマンネリだとか、観客の人数から見て、うたごえの周辺からの広がりが乏しいのではないかなど、辛口の感想もありました。しかし、感動した場面もたくさんでてきました。青年のうたごえに涙があふれてきた、子どもたちの溌剌とした歌に元気を一杯もらった、高齢者の頑張りはすばらしかった、などなど。15名の参加があり2千5百円の会費でしたが、よく食べよく飲んだのにかなりのお釣りが出ました。店の計算間違いではないかと思いつつ、急いで店を後にした可愛い南班の面々でした。(x)

2009.10.29
No.0934
11月のレッスン計画
・ステップコンサートの候補曲
混声「ひとつの歌を」、女声「母さんの手のひら」、男声「ふくろうのうた」
以上 林学作品
「翼」、「奇跡」、「みかんの花さく丘」、「赤とんぼ」
団研合同曲:「今始まる」、「花をおくろう」、「みんなのうた」
・「なにわの伝統野菜」
○11/12(木)山田先生のヴォイストレーニング
○11/30(月)〜団研合同練習開始
○木曜日のファッチャ京橋では部屋をもう一つ借りて男女別に練習することもあります。

2009.10.29
No.0934
祭典のチケットについて
 代金未納の方は支払いを済ませ、当日参加できなかった方は、チケットと引き替えで払い戻しを行いますので、速やかに申し出て下さい。

2009.10.29
No.0934
なにわの伝統野菜シリーズ
 祭典の感動をうたごえ新聞を通して更に広げていこう!!
〜全国協議会より〜

2009.10.29
No.0934
なにわの伝統野菜シリーズ
A 2種類のしろうり
玉造黒門しろうり(大阪市)と服部しろうり(高槻市)の2種類があります。前者は果実長く濃緑色に白い縦縞があり、糟漬けが好まれました。後者は淡緑白色で主に奈良漬に。現在も加工業者が多いため、農家との契約栽培が多い。次回はなんきんです。(い)

2009.10.29
No.0934
CD 連帯〜明日への切符〜
 よっしんも参加していた、国鉄のうたごえ結成55周年を記念して行われたスクラムコンサート(09年7月15日、さいたま市民会館おおみやホール)でのライブ録音とレコーディングによる20曲が収録されたCD「連帯」が9月に発売されました。
 この間、うたごえ新聞でも取り上げられ評判です。大阪では号笛のみなさんが・・・、音楽センターも販売に力を入れている商品です。力強さ、優しさ等、聴き応えがありますよ。「日うたで購入した」という人もおられるかもしれませんが、まだお持ちでない方は、事業部でお求め下さい。そして、広めて下さい。】

2009.10.29
No.0934
94期研究生コーナー
(10/16金) 15回目
@出席者:10/13 S応援:ソプラノ1のKさん
Aユニゾン(新曲紹介):あの素晴しい愛をもう一度
B合唱曲:スコットランドの釣鐘草、いつも何度でも(譜読み)
Cコメント:
 ぶるーむ音楽館での初めてのレッスン、きれいな会場ですがこぢんまりとしています。10月は個人レッスンも行い、今やっている2曲を見てもらっています。
 創作曲も詩の宿題を出したので、悩み抜いた1週間を送った研究生もいたようです。
 日うたへ行くメンバーが複数いるので、「“我が窮状”だけでも一緒に歌おう」と誘い合い打ち合わせする場面が終了後まで続いていました。
 レッスンも1回休みで、その後は修了演奏会に向け、本格的にスタートさせなければ・・・。

2009.10.29
No.0934
編集後記
日うた祭典が終わりましたね。ぜひ、熱い感動を機関紙部までお寄せ下さい。今回は、予想した事なのに作成、苦労した〜。(さ)

2009.10.22
No.0933
さあ、日本のうたごえ祭典です!!
 明日から「日本のうたごえ祭典・京都」が開幕します。祭典が近づくと大阪で開催した祭典直前の高揚が思い出されて、頑張っている京都の人たちにエールを送りたくなります。隣県の仲間の取組みに連帯して成功させたいと思います。
 日本のうたごえ祭典は、1953年に第1回が開催されて以降、毎年開催されてきました。京都は、1975年に初めて東京以外で地域開催されたところで、今年が3回目の開催になります。祭典は、全国のうたごえの仲間の交流の場であると同時に、さまざまな階層や職業の人たちのねがいや要求に根ざした演奏が多彩に繰り広げられ、連帯の輪が広がります。参加者みんなが音楽の主人公になれる魅力があります。京都の個性が発揮される大音楽会が楽しみです。
 同時に開催される、合唱発表会は、全国のサークル、合唱団の個性あふれる演奏に学びたいと思います。
 私たち関西合唱団は、全国の人たちから今年はどんな演奏をするか注目されています。新たな音楽への挑戦である1曲目、そして練り上げた合唱団ならではの2曲目。二つの曲を取り上げた意味を表現しきれるように、集中して演奏に臨みましょう。【団長 山本則幸】

2009.10.22
No.0933
94期研究生コーナー
(10/9金) 14回目
@出席者:11/13 S応援:ソプラノ2のIさん
Aユニゾン(新曲紹介):みんなのうた
B合唱曲:スコットランドの釣鐘草、いつも何度でも(譜読み)
Cコメント:
研究生のレッスンがセンター最終日となった。修演についてはもう少し話をしたかったが、片付けもあり終了となった。
 合唱曲も新しいのに入り譜読みをしますが、メロディは聞き慣れたものなのでテンポ良く進められますが、合唱になるとゆっくりしてほしい、と要望が出されました。個人発表会後、一人ひとりの声が前に飛ぶようになっています。(特にA)
 創作曲もみんなの詩を原やんに送り、研究生みんなにも配布しました。再度、絞って練り直しするよう提案があり、合宿で完成(詩)を目指します。

2009.10.22
No.0933
なにわの伝統野菜シリーズ
@ 毛馬(都島区)のきゅうり
半分が白っぽく、いぼがあります。歯切れよく奈良づけに重宝。何十年かまえは、みんな普通に食べていました。糟漬けにも最高です。私が小さい頃は塩をふっておやつがわりに。最近のきゅうりは色鮮やかで、いぼがありませんね。 次回はしろうり(予告はあまのじゃくさんのまねです。(い)

2009.10.22
No.0933
月例エッセイ 
指揮なしで歌うメリット  守屋博之
 ハートランドはいつも合発では指揮なしだが、今年はえいと連合唱団も自治体のうたごえ合唱発表会では、指揮なしで「生きる」「おはよー!私は看護師」をうたい、自治うた大賞となった。
 どちらの合唱団の演奏も「指揮がないのに、こまかいニュアンスなどもよく表現されている」と評価された。
 指揮なしでうたうと、うたい手の受け身はなくなり、一人ひとりの自発性が発揮される。どう音楽を理解し、どのようにうたうかについて全員が自分のものにすることも不可欠だ。集中力や、聞きあうことへの意識も要求される。
 指揮なしで演奏することは合唱団の力量を高めるために役にたつと思う。
 が、指揮なしには問題点もある。ダイナミックスのレンジなど表現の幅は狭くなりがちだし、演奏の持つ即興的な側面がなくなるのはやむを得ないことだ。もっとも、ヘッポコ指揮者が演奏の中で突如変わったことをするのは、うたい手にも聴き手にも迷惑以外の何物でもないとは思うが、微妙なテンポのゆれなどが音楽を面白くすることもある(失敗の原因になることも多いが)。
 指揮者が練習指導者だけに終わらない存在意義はあると信じている。【常任指揮者 守屋博之】

2009.10.22
No.0933
夢の実現へ 宣伝組織部
 私は高校からずっとコーラス部で、就職しても続けたいと思っていたところ、友達の紹介でうたごえ教室に入った。確かうたごえ教室は週1回、研究生は週2回だったと思います。その当時の研究生は、若い人が多く50人ぐらいいたと思います。未婚者も既婚者もいたが、練習後に赤のれんで一杯飲みながら何やかんや喋って交流を深め、最終電車で帰ることもしばしば・・・もちろん私も仕事をしていたけれど、決して練習を休みたいとは思わなかったし、翌日は、元気ぶって仕事をしてきたな、と思う。入団してから子どもが出来るまでの3、4年しか団で活動しなかったけれど、私にとっては貴重な体験となりました。
 うたう会も楽しく盛り上がった。大きな集会では前に立って労働歌を歌って集会を盛り上げる。デモの時も歌いながら参加。国鉄などの旗開きなどでアコーターの人と一緒に行って歌唱指導などもした。選挙の時も民謡班の人たちと一緒に歌ったり踊ったり・・・。演奏会は年に2回あった。若かったから覚えるのも今より早かっただろうし、チケット広げも苦になって困ったという記憶はない。私が広げていなかったか、人数が多かったので(100名ぐらいの団員)一人の個人目標も少なかったかも知れない。合宿では、みんなで新しい衣装をどうするかで喧々諤々の話し合いをしたり・・・世の中全体にゆとりがあったせいか、楽しみながらの団生活を過ごしてきたように記憶している。団員もニックネームで呼び合ったりしてみんな仲良しだったかな?今が違うというのではないですよ!
 時代背景や団員が若かったから出来た事も多いと思うけれど・・・、もし、50名の研究生や100名の団員(ちょっと大きすぎます?)が実現できたら、今の苦労や悩みが解消されることが多いのではと思う。チケット組織が楽になる。カンパ額が減るかなくなる。いろいろな仕事の分担が減る。団活動も分担できるなどなど・・・うたごえが盛んだった頃のことを今に当てはめても無理だという声が聞こえてきそうですが・・・みんなでどうして今団員が少ないのかの原因を考え合ったり団員や研究生を増やす取り組みに知恵や力を出してみませんか?今のままの団で何の問題もないという意見の方もおられるでしょうか?私は少々不安に思っています。
 関西合唱団研究生を卒業された人数は、何百人と聞きます。その人たちの力も借りながら関西合唱団が今取り組んでいることを宣伝し、力を貸してくれる人を組織していく取り組みを進めていくなら何か道が開けるような気がするのは私だけでしょうか?宣伝組織部はそんな夢を実現するために発足した部だと思っています。でも、矛盾も山ほどあります。活動すれば交通費がかかる。宣伝物を郵送するのもお金がかかる。電話でお願いしたら電話代がかかる。今も忙しいのにそんな夢みたいなことには時間を取れない、などなど・・・。いろいろ悩み多き部長の思いでした。【宣伝組織部長 アルト1 U】

2009.10.22
No.0933
「我が窮状」の歌詞
@「英霊」という言葉に抵抗がありますが、「英霊の涙」という表現は初めて見ました。よくある表現なら「英霊の命に代えて」となる思うのですが、そう言ってみると、「英霊」が勇ましい単細胞的な言葉になってしまいます。「英霊の涙」というのはよく考えられた言い方だと思います。そう考えるとここのフレーズが少し好きになりました。
A「諦めは取り返せない過ちを招くだけ」は、「諦めは、取り返せない過ちを招くだけ」と読むのが正しいと思いますが、どう思いますか?この部分に注目してジュリーの演奏を聴いてみたが、判断がつきませんでした。【テノール2 N】

2009.10.15
No.0932
うたごえ新聞を読んでいますか?
うたごえ新聞拡大のお願い!
 毎週手元に届いている“うたごえ新聞”皆ちゃんと読めているのかなァ。きっと皆は読んでおられる事と思いますが・・・私は、気が向いたときにチョコチョコ・・・と読み、後は家でゆっくりと・・・親子の会話にも役立ってくれるのですよ。
 10/12付p4〜5に「日本のうたごえ祭典の出演団体」の記事を見つけました。読者の声のコーナーに市成さんの「合唱発表会のマナー」の記事をみつけ、はびきのリックの合発でのマナーの悪かった人の事を思い出したり・・・きっと皆さんの中にも同じ思いをされている方も多いのでは?うたごえ新聞を読んで思った事・感じた事を一言づつでも話してみませんか。毎月曜日に発表していきたいと思いますのでよろしくお願いします。
 「うたごえ祭典までに大阪で100部の増紙を」と目標をかかげて各サークルも大奮闘されています。我が合唱団でも各班3部を目標に奮闘していますがなかなか実を結ぶまでに至らず、あと2週間みんなで頑張ってみませんか。「もうひとまわり、もうひとこえ!!」あなたのまわりの人に声をかけて下さい。
 読者が増えれば、うたごえ運動が広がります。カラー刷りになったり、文字も大きくなり読みやすい紙面になるそうです。頑張って読者拡大活動を進めましょう。【アルト2 H】

2009.10.15
No.0932
大阪合唱発表会(9/20)の感想の続き
●11時すぎに会場に到着し研究生の所から聴く事が出来ました。研究生少しあがってた?良かったです。全体的な感想はと言うとそれぞれに持ち味を出していて良かったと思います。聴くことで勉強にもなりました、。合発終了後南班親睦会楽しかったです。【ソプラノ2 M】

●「ありがとう」と「フライデーレポート」の歌い出しが少しバラバラに聞こえた。「ありがとう」で音をまちがえた。【バス1 H】

●いろんな合唱があるんだと感心して聞いていました。合唱団もいいけれど「ウェルカム」のような歌いかたもカジュアルで力を入れずに歌っていて好感が持てました。【N】

●二度目の発表会ですが、やはり、まだ緊張感か歌詞を忘れるような感じがしましたが、少しずつ緊張がとれて頭が回り出したんですが、あがった所がいくつかありくやしく思い、次こそは。【研究生 K】

●一日舞台進行をしていました。女声のステージは熱いものがありました。勝負気配とかゆーか気合といいますか。楽しかったです。【バス1 T】

●声が響いていて気もちよく歌えました。地区の発表会とは全然違い、どの団体も練習たくさんしてきたんだなぁと思いました。きれいな歌声をたくさん聴けて楽しい一日でした。【研究生 G】

●今回の発表会は楽譜なしで・・・。心?の杖、目で確かめられる物が手元にない事は不安この上なし。歌詞を覚えたつもりでも所々でつまづく。頭の中で次の言葉をまさぐり乍ら、指揮をすがる思いで見て、前回よりか覚えた分、又心の重荷になってしまったりも。その上あがり症。あがらないでリラックスして歌える様になれたらな・・・。常日頃指導してもらったもろもろ飛んでいました。【研究生 F】

●それぞれみなさんのうた声をきいて、うたがもつチカラ・つながりはとても大きいものだと感じました。この活動を続けてこられた先輩達がありこの中で私もうたえることができたのは幸せです。これからの励みになります。【O】

2009.10.15
No.0932
城東9条の会との宣伝行動
 この間メンバーが固定化されつつありますが、マイク宣伝されているときは共に署名活動を行い、うたごえ9条の会としてうたでも訴えています。城東9条の会の人たちの行動に私たちも励まされています。
参加:ソプラノ2のAさん、Iさん、テノール2のTさん

2009.10.15
No.0932
荷物移動(音楽センター改修に向け)
 木曜(団員)、金曜(研究生)のレッスン後、暗闇の中ガレージへ荷物を運び込みましたが、残っている荷物(TV)をどこかへ保管しなくては、と12日朝に集まってもらいガレージを整理し直すと1Fに残っていた楽器関係も収納できる位のスペースが空き入れ込むことが出来ました。
参加:バス1のTさん、テノール2のTさん、アルト1のYさん

2009.10.15
No.0932
中桐雅夫について
「酒」から「何と呼ぼう」まで
H「何と呼ぼう」の持つ意味
 また予告の表題を変えてしまいました。息子の死を忘れようとしているお婆さんを認めるのか、認められないのか、中桐の心は動揺している。いま目の前にいる美しいしわのあるお婆さんは、やはり忘れられない息子を思い出して涙をながしている。その存在に中桐は圧倒されるが、だからといって、感情にながされるほど彼の心は柔らかくない。机をたたいたあの叫びは今も生きている。どうしても答えがでない。「無援孤独のおれの一生、いったい / お
れは何を求めて遍歴を続けてきたのか」といらだっている。この二つに裂けた中桐のだした結論は、「何と呼ぼう」と迷いをそのままぶつけることであった。それ以外にはなかった。三木卓は言う。「彼はその両極端のあいだで引き裂かれている。そしてその力学が不思議な調和
を保った時、わたしたちは・・・詩がうまれるのを知るのである」 まさに「白いハンカチ」がそうである。多くのことを発信しているこの詩の深さを確かめずにはおれない。
 最後に中桐雅夫の精神にさらに一歩入り込んでみたい。「何のために生きてきたのか、とまたおれは思う / 南京の虐殺に、おれの血はかかわりがあるのだろうか」という苦悩は戦争を鼓舞激励してきた悔悟ゆえのものだが、「南京」を「硫黄島」に置き換えたとき、中桐はお婆さんの前で無事ではおれなくなる。そこまで考えたかどうかは不明だが、その後に思いあたったかもしれない。先日テレビにでていた老人は、沖縄戦で家族の首を絞め殺したという。この60数年彼は一言ももらさず、一人苦しみを抱えてきた。中桐も同様である。精錬潔白な人は戦争の悲惨さを口にしやすいが、彼らのように手を染めた人たちは、自己の行為をそれに結びつけるのは責任転嫁になるのではないかと、簡単には口にできない。その誠実な姿こそが、実は戦争の悲劇を深いところで訴えている。(完)
(あまのじゃく)

2009.10.8
No.0931
京都祭典への期待高まる
京都祭典プレ企画「奈良うたごえ祭典 いかるが」(10/4日)いかるがホールで開催
 会場の「いかるがホール」は家から車で15分のところ。それだけでも嬉しくて開場20分前に着いたが、もう50人位の列ができている。その数はどんどん増えるので、10分前に開場となった。「チケット完売のため当日券なし」と入り口に張られている。7百余席が満席である。2年前「日本うたごえ祭典in奈良」以後の奈良のうたごえ運動の広がりと勢いを感じる。
 U部は京都祭典のプレ企画である。最初は青年のうたごえ、およそ20人の青年が前列に、その中に南野さんと中野くんの姿も見える。女性がバックで歌う「翼を下さい」女声の柔らかい響きと青年の若々しい声がマッチして清々しい演奏になっていた。
 国鉄「号笛」と「昴」も交えて70人位の男声合唱。「ダニーボーイ」も良かったが、「光のエチュード」は、男声の力強い深い響きが際立つような歌で「朝陽が昇るとき、目を伏せてはいけない・・・」という最初のフレーズがしっかり心に残った。
 一番関心を持った女声合唱だが、日頃原曲の「モルダウ」を歌いたいと不満に思いながら練習していたが、舞台から流れてくるイルカの「いつか見る虹〜モルダウ〜」は美しかった!「曲が完成したらこうなるんだ」と思った。次回の練習からは頑張れそうだ。「光に向かって」響き合うハーモニーが随所にあり、全国の人達と歌うとどんなに素敵になるだろうと思った。
 そして混声合唱の「生きる」指揮は勿論、祭典当日も指揮される守屋博之さん。思わず大きく拍手する。この曲は歌っても楽しいし、聴いても感動する。特に女声がのびやかで、詞の感じがよく表現できていたように思った。
 西恒人さん指揮「我が窮状」もスケールの大きい演奏だった。
 奈良のうたごえのがんばりに奈良県民としても喜びを感じ、また京都祭典への期待が大きく高まった演奏会だった。【南班 ソプラノ2 I】

2009.10.8
No.0931
最近思うこと
 10月4日(日)秋晴れの陽ざしの下、城東診療所健康まつりに参加した。自分の職場の行事であるが、ポマB班以外からバス1のTさん、ソプラノ2のTさん、Aさん、班員は、アルト1のYさん、ソプラノ2のIさん、Kさんさんに参加していただけた。歌の大好きなボランティアの方も熱唱、Yさんの名司会で子どもさんも参加、しっかり歌っておられた。「『大阪の子守歌』は聞いたことがある。なつかしい」と感想をいただいた。ありがとうございました。
 終了後お弁当をいただき、その後の予定に各々が参加された。
 午後は団委員会があり、参加者が少なく、こじんまりした雰囲気の会議だった。課題が後から後から押しかけて来るように予定されている。午前中の医療生協の活動、合唱団の活動を通して共通の問題があることに気付いた。
 一つ目は、役割分担が余りにも不公平になっていないか、一部のメンバーに大きな負担がかかっているように感じることが増えてきている。
 二つ目は世代交代がスムーズに出来るのか。
 三つ目はメンバーの抱える課題が公私共に増えていて、経済的にも困難になってきているように感じる。
 完全な解決策はないと感じるが団員全体の知恵と力で各自出来ることで頑張り、活動を盛り上げたいという思いが強くなった。
 センター右隣の家の白い夕顔に通勤時に出会うことで癒されている今日この頃です。【ポマB班 アルト2 O】

2009.10.8
No.0931
日本のうたごえ祭典・京都
大音楽会の舞台(10/24)で高らかに響かせましょう
練習会
10月12日(月・蔡)
13:00〜女声合同(光に向かって・いつか見る虹)
14:00〜関西合同(我が窮状)
15:00〜混声合唱(生きる・アメイジンググレイス)
中央青年センター5F第1体育館
(JR環状線・地下鉄「森の宮」下車)
参加協力費500円(大阪以外300円)

2009.10.8
No.0931
10月12日(月・蔡)団員は・・・
ねむかホールにて練習18:00〜20:00
ボイストレーニング(女性)山田克子さん
19:00〜20:00

2009.10.8
No.0931
中桐雅夫について
「酒」から「何と呼ぼう」まで
G中桐雅夫の動揺
 いまさら息子の死を悲しむ心に戻りたくないというお婆さんの心境を、中桐は十分理解している。「人間が生き続けていられるのは、苦悩と忘却があるからだ」と言い、「10年たったら
戦争もなかったのとおなじだ、/ おれも もっと早く記憶を棄てるかもしれん」「八月よ早くされ / それはきのうの夢だった」と詠う中桐はお婆さんの言葉に同調しなければならない。しかし一方で「忘れっぽい人に」では「机をこぶしでたたきつけて」「あらゆるときに、あらゆる人に聞くぞ、 /  戦死したやつは何のために誰のために死んだのかと」という激しい感情を秘めている。この中桐はお婆さんの言葉に承服できない。息子は硫黄島であなたを待っている、と叫びたかったに違いない。二つの感情は相いれないものである。この対立の構図は中桐の深いところでいつも渦まいている。お婆さんの「しょうがない」という言葉に中桐は二つに引き裂かれ、立ち往生した。「しょうがない」という言葉だけが中桐の頭を駆け回る。作曲家戸山雄三はこの部分をピアノでくりかえしている。ひょっとしたら、私と同じ読み方をされていたのかも知れない。(というのは僭越かも)
 「白いハンカチ」の最後は、「洞穴を出ていって後ろから味方に射たれた」「彼を弱虫とか卑怯者とかいうのは間違いだが/ 「盲目のお婆さんを何と呼ぼう」という核心の部分に触れたいと思う。AはBだが、CはDである、という文章があれば、普通はDはBでないことを意味する。ではAはBだが、CはDだろうかといえば、DはBと同じだろうかと問いかけることになる。この部分をどう読むか、いままで中桐の思考の背景をみてきて、私なりの読みを続けたいと思う。Hは「この詩のすばらしさ」で、最終になります。
(あまのじゃく)

2009.10.8
No.0931
センター改修作業について(団員敬称略)
9/30の参加(5人) 南班−1人 北えーる班−1人 ポマB班−2人 大うた−1人
10/1の参加(1人) ポマB班−1人
10/4の参加(3人) 南班−2人 北えーる班−1人 ポマB班−1人

参加された皆さん、大変ご苦労様でした。
 30日は小雨の中の作業でしたが、前回出せなかったゴミを回収してもらい随分すっきりしました。みんなが集まると置き場所に困っている様子。でも、まだ片付いた気がしませんが、8日のレッスン後にほぼ空にしなくてはなりません。
是非、ご協力よろしくお願い致します
 ※この間、元団長の山口みゆきさんも手伝いに来てくれています。(有り難いですね)

2009.10.8
No.0931
94期研究生コーナー
10/2(金) 13回目
@出席者:8/13
A「うたごえ運動って何?」講座−団長(講師)
B合唱曲:スコットランドの釣鐘草
Cコメント:
 ここ数年、「うたごえ運動って何?」講座が修了演奏会後にしか行われなかったのが、この時期に出来たのはよかった。しかし、参加者が少なかったのは残念です。CDやビデオ(なつかしの映像たっぷり)は60年の歴史を感じさせるものばかりでした。
 1年に1度の祭典に研究生は歌い手や観客として参加します(多くが行きそうです)。
 人数のバランスが悪いレッスンだったので、「特にバスを聴いて歌うこと」を意識させるレッスンだったので途中から集中しました。

2009.10.8
No.0931
大阪合唱発表会(9/20)の感想の続き
●舞台に立つのは3回目ですが、やはり緊張しました。あっという間でしたが、笑顔で歌うのって難しいですね。【Y】

●どらねこ、3くま、歌声よし、演出よし、楽しませてもらいました。朝から長時間でしたが、全体的にレベルの高い、充実した発表会で、一日があっという間に過ぎました。【ソプラノ2 T】

●歌声よもっと広がれ、水をまけば雑草のように強く広がるようです。何ごとも練習が大事だとおもいました。【Y】

皆さんお上手で甲乙つけがたいと思いました。沢山の人達が歌を楽しんでおられ、そのひびきがすばらしいです。【Y】

2009.10.8
No.0931
レッスン会場
いよいよ次の月曜日から変更になります。ご注意ください。
月曜日・・・ねむかホール
木曜日・・・ファッチャ京橋
楽譜等、忘れずに持ってきて下さい。

2009.10.8
No.0931
編集後記
台風一過、青空がまぶしいです。秋が一段と深まっていくようです。(い)

2009.10.1
No.0930
CD発売にむけて!
 第74回定期演奏会のCDが完成間近です。みなさん首を長くして待っておられることでしょう。二日間の演奏からいいとこ録りです。まずはじっくり鑑賞して演奏会の感動をもう一度味わいましょう。(指揮者の声もどこかに入っていますので、探してみて下さい。)
 CDの売上は合唱団の財政を支える大きな柱です。例年通り、一人8枚として班ごとに目標を設定して普及活動に取り組むことになりました。「周りの人に買ってもらうのは難しくて・・・」と困っている人はいませんか?京都祭典は絶好の機会です。日帰り参加なので荷物も軽いですね、CDをたくさん持って行きましょう。人生の応援歌や、働く青年とともに歌ったステージなど、おすすめポイントはいっぱいです。
 もちろん、昨年までのCDやいのちをつなぐ人たちのうたなどのオリジナル楽譜もカウントします。一万円ごとに発行の商品券もお楽しみに。【事業部長 ソプラノ2 N】

2009.10.1
No.0930
うたごえ祭典・京都練習会(10/12月・蔡)中央青年センター
10月12日(月・蔡) 13:00〜16:00
中央青年センター5F 第1体育館
(参加協力費500円、大阪以外300円)
13:00〜女性合同「光に向かって」「いつか見る虹」
14:00〜関西合同「我が窮状」
15:00〜混声合唱「生きる」「アメイジング・グレイス」

2009.10.1
No.0930
東混、聴きました!
〜よくまあ、こんなのを歌ったわ・・・。「レモン哀歌」〜
宝石をちりばめたようなピアノと空から降って来るような透き通った歌声
9月18日の東京混声合唱団の演奏会に行きました。団員も多くの方が行かれていたので、それぞれでご感想をお持ちと思います。私は「レモン哀歌」3章を聞いたとき、前述のように感じました。死に向かう智恵子の様子と、対する光太郎の悲しみや想いが伝わってきて、身を乗り出して聴き入ってしまいました。そしてこんなふうに表現するべきものだったのか≠ニ改めて自分達を振り返りました。それは1章の智恵子が狂気の世界へ行く様子や2章の光太郎の心の叫びも同様で、西村先生が仰っていた表現上のアドバイスが再現されると、こんなふうに聞こえるのかと、曲の素晴しさを実感!自分達の演奏はただひたすら一生懸命だったなあ・・・と。(よくまあ、こんなのを歌ったわ・・・とも思いましたが)正調「レモン哀歌」(?)を聞く機会に恵まれて、私の中でこの曲がやっと完結したように感じました。
 他の4つのステージも素晴しかったです。すべて曲想が違い、それに合った表現がされていて、ただひたすら感心。また、ソプラノのひとつになった響き、アルトの若々しくしっかりした響きに魅了されました。(これがお手本となる声?)
 難しい事はわかりませんが、私なりにいろんなことが勉強になりました。終了後、何も言うことはございません・・・と半ば放心状態ではありましたが、「良いものを聴きにいかなアカン」と改めて実感しました。【ソプラノ2 Y】

2009.10.1
No.0930
9の日の宣伝行動
 毎月参加しています、城東九条の会との行動。
 今月もレッスン日でない金曜日ですが、是非ご参加下さい。いつも参加のメンバーは署名行動にも積極的に取り組み、喜んでいただいています。
・10/9(金)17:00〜18:00
・JR鴫野駅前
※雨天中止です。
「開始前に賑やかに始めてもらえると嬉しい」と言われています。

2009.10.1
No.0930
2009大阪のうたごえ創作&小編成発表交流会に参加して
 9月27日(日)グリーン会館で午後1時半から4時くらいまで行われました。聴くだけの参加です。創作&小編成ということで、何だかこじんまりした感がありましたが、行ってびっくり、会場はたくさんの人でごったがえしていました。小編成は7、創作は11団体の発表があり、どれも楽しく興味深く聴かせてもらい、行って良かったとつくづく思いました。ただ、一番後ろの席は頭しか見えず残念でした。審査委員の中には作曲家や詩人もおられ、最後に丁寧に講評しておられました。(大阪合発ではなかったなぁ)
 小編成ではAVANTIがだんとつ。創作で関西合唱団が関わるところでは第93期研究生、コーラス3びきのくま、ピースコールの発表がありました。私のお気に入りは吹田おらが町コンサート&吹田ぞうれっしゃ合唱団の「またあした」です。食べる、眠る、遊ぶ、学ぶ全ての子どもに大切な明日が訪れますようにと創られ大人も子どもも楽しくうたっていたのが印象的でした。【アルト1 Y】

2009.10.1
No.0930
94期研究生コーナー
9/25(金) 12回目
@出席者:12/13
A個人発表会:研究生初の一人舞台。
「何で一人で歌うのか?」「リハからドキドキで・・・」という人も。いつもなら個人発表会をする月に個人レッスンをするのにそれもなしで行われたことで不安だったのかも。コールユーブンゲンの補習に参加したのは一人のみ。2回の舞台を踏んでいる研究生ですが、指導の問題も明確に!リズムが・・・練習し直さないと、と思いました。しかし、レッスンでは目立たないようにしてたのか、と思うような人がなかなか良かったじゃありませんか。研究生も自分のことを嘆いている人が多かったのですが、他の人の歌を聴いて、勉強になったようです。

2009.10.1
No.0930
大阪合唱発表会(9/20日)の感想の続きです
●ハートランドのハーモニーがとても良かったです。動きも!ヒロシマの思いが届きました。らららの手の動きと声の重なりも美しいと思いました。“Gloria”と“忘れっぽい人に”の違いを出そうとしすぎて、二曲目、ちょっと私、顔がこわかったかも・・・。【ソプラノ2 O】

●最初から最後迄、昴は聴けなかったけど全部見ました。とても勉強になりました。皆精一杯歌ってドレスアップして素晴しかった。こつこつ頑張ろう!!【ソプラノ2 I】

●“A Little Jazz Mass”は定演の曲の中で一番好きです。でも“Gloria”は難しい。舞台では、それぞれの曲の想いを込めて歌ったつもりですが、日頃の発声の大切さをつくづく感じました。全曲聴けていませんが、レガーテの演奏と衛都連の「いのちをつなぐ人たちのうた」が印象に残りました。【ソプラノ2 I】

●やったぁ〜 うれしい〜「忘れっぽい人に」のリハーサルでのこと。いつものすごい男性の声が後から降ってきた途端、鳥肌が立った。それはそろえなきゃ!ピッチを上げて!と緊張しっぱなしで声を出せなかった私には信じられない出来事だった。うれしくて、この夜の打ち上げの酒は最高にうまかった。「毎年新入団員も入れて歌うのが関西合唱団だよ」との友の言葉に勇気をもらった私。日本のうたごえ祭典もがんばります。【ソプラノ2 Y】

●LICはびきの うたごえ同窓会のような一日でした。(私にとって!)若い人たちもいっぱいでてて、“ええなー”貝塚でもたちあげたいな!と思ってました・・・。【ソプラノ2 M】

2009.10.1
No.0930
編集後記
定演のDVD見ました。緊張して、こわばって歌ってた・・・。あ〜、恥ずかしい!!(O)