機関紙「くれっせんど」より

2010年2月 946号〜949号       バックナンバー  現在

2010.2.25
No.0949
第75回定期演奏会の企画について
 ともに歌う団員の皆さま、このたびは第75回定期演奏会に向けた練習にご参加いただき、本当にありがとうございます。練習がスタートして今日で3回目となりました。
 今回の演奏会では「核兵器のない世界を」というテーマを掲げて、「永遠のみどり」を演奏します。この組曲は、1981年に当団が外山雄三先生に委嘱し、『日本原爆詩集』と栗原貞子の詩集から六つの詩を選び、作曲された合唱組曲で、「五月の音楽会」で初演したものです。(後に、独唱のための「失ったものに」が付け加えられました。)鋭く密度の濃い言葉と、それを端的に伝える音楽をどう表現するか、これまでにない音楽表現のあり方に苦労しながらも大いに勉強することができました。その内容においても、被害と加害との複合的自覚がない限り核兵器廃絶への連帯はありえないと歌う「ヒロシマというとき」など当時の私たちに対して重い問いかけがなされ、様々な議論を呼んだ曲でもあります。
 昨年、オバマ・アメリカ大統領の「核兵器のない世界を」目指す発言を契機にして、国際社会や世論が大きく動きだしました。今年5月には、NPT(核不拡散条約)再検討会議が国連で開催され、日本のうたごえから110名の代表が参加します。被爆65年でもあるこの年に、核兵器廃絶へ国際政治を動かす絶好の好機に、この曲を歌うことは大きな意味があるのではないでしょうか。
 演奏会第一部の最後には、昨年相次いで亡くなった、林学の「芦別の雪の中を」と山ノ木竹志の「うた」の2曲を演奏します。うたごえ運動の中で親しみやすく心に染み入る人間の真実を歌った曲を多数作ってくださった林学さん、広島のうたごえ活動家で、人間味あふれる創作活動に活躍していた山ノ木竹志さんを偲びつつ歌いたいと思います。
 そして演奏会の最後は、青年とともに「Heal the World」を歌います。「ウィ・アー・ザ・ワールド」など世界的なチャリティイベントにも取り組んできたマイケルジャクソンが20年前に発表した曲です。昨年大晦日の紅白歌合戦のマイケルを追悼するコーナーでも歌われ、TBS系列の「THE NEWS」や「NEWS23」などのオリンピックコーナーでは毎日流れていますね。ポップなリズムと静かであたたかいメロディで「僕と君と、世界中のみんなのために この世界を変えよう・・・」と歌われるバラードは、青年の若く素直な声と人生経験を経た深みのある声とが重なりあい、世界中の子どもの人たちの平和と幸せを願う癒しと希望の歌声となって響くことでしょう。
 演奏会まで3か月半、ご一緒に素敵な音楽をつくっていきましょう。【企画委員長 山本則幸】

2010.2.25
No.0949
これからの予定
☆2/27(土)・28(日)団総会 新大阪ユースホステル
27(土)19:00〜
28(日) 9:00〜17:00
欠席の方は委任状を出して下さい。
☆3/7(日)大阪うた協総会 国労会館
10:15〜16:30
※代議員、各班から3名選出して下さい。

2010.2.25
No.0949
うたごえ新聞拡大状況
(ポマB班)テノール2のTさん、テノール1のSさん各1部ずつ、2部増えました!!

2010.2.25
No.0949
3月のレッスン計画
木 「永遠のみどり」
「うた〜春を夢見た労働者に捧げる歌」
「芦別の雪の中を」
「Heal the World」・・・ 3/18(木)19:30〜20:45
  25(木)     〃
月 「みんな一緒に」「鶴」「赤とんぼ〜アリラン」「おてもやん」他
・武満徹作品
3/28(日)13:00〜18:00
青年13:00〜14:30
前半 木曜レパ 後半 月曜レパ

2010.2.25
No.0949
94期研究生の修了式(2/19金)
 2/19(金)19:00から修了式を始めました。式次は、シングアウトをはさんで講師・ピアノ伴奏者・担当者からのメッセージ、修了証書・通知表・花一輪(差がつきました)贈呈、研究生からのあいさつ・最後の演奏「夢をもって生きよう」(創作曲)「TANE」の2曲、団からの祝辞・演奏「美しき五月のパリ」「みんな一緒に」の2曲、の流れで行いました。
 今期の特徴「真面目・硬い・積極的」の言葉が何度も出てきました。研究生からのあいさつもそれがよく現われていて担当者はほほえまざるをえませんでした。団員も終了後の茶話会の準備のために早く集まってくれて歓迎ムードいっぱいでした。
 研究生から担当者(5人)へプレゼント(花束?)と団への記念品代をいただきました。〜いつもなら終了後、別会場へ移動するところですが、それをまわしてくれたのかな?!〜
 研究生はステップコンサート以降、教育期間終了後についてずいぶん悩んでいる様子でしたが、この日来て早々に「入団決意したよ、○○さんも一緒に・・・。入団用紙下さい。」と言われ嬉しくなりました。「最後の茶話会で発表してや!」と言いましたが、その前に全体に知れ渡ることとなりました。
 茶話会では、94期の決意を聞こうと指名する間もなく・・・、「入団を決意した順に話しをしていこう」と94期から提案がありました。(修了)式の時には6名だった?!入団者が、決意を聞く間に8名になりました。入団にならなかった3名も定期演奏会に向けて、木曜日の「ともうた団員」1名、「青年の舞台」に2名として参加してくれることになりました。「青年」の1人は、昨年秋からレッスン日と必須授業が重なり、出席日数が足りず修了できませんでした。今回は仮修了証書授与という形だったので、「演奏会に出て、修了証書をもらいます。」と決意してくれました。たくさんの方にしゃべってもらえませんでしたが、団員からも温かい(励ましの)言葉が寄せられました。
 条件的には厳しい方もいますが、新たな風を吹き込んでくれる94期の新入団8名をよろしくお願いします。
※茶話会の準備を各班ごとに体制を組んでもらえたのはほんとに良かったです。ありがとうございました。【研究生教育部 佐藤】

2010.2.25
No.0949
月例エッセイ
守屋博之
 「芦別の雪の中を」は、林学作品の最高傑作だと私は思っている。彼はたくさんの優れた歌を残したが、この曲は音楽的にも思想的にも内容が高いうえに品格がある。
 だが、出来た当時は彼のまわりでは、あまり評価が高くなかったらしい。この歌について次のように言われたと、林学は1976年にうたごえ新聞でぼやいている。「たいへん難しい、コードがつけられない、美しすぎて?誰にも歌えるものではない、という声。がっかり、傷つきました。それでも、演奏を聴いて泣けてきそうになった、といってくれた人もありました。こんなわけで、みんなが愛唱する歌はできませんでした。現代的な曲ができませんでした。すみません。」
 そんな事情はあったが、この曲は林光さんがピアノをつけ、太田真季が独唱し、関西合唱団が林学自身の編曲による合唱としてうたう中で全国にひろがったのである。

 なかなかしぼりきれないが、あえて私の選ぶ林学の歌ベスト5を考えると、「芦別の雪の中を」、「おくりもの」、歌劇・沖縄よりアリア「きよ子の朝の歌」、「ふくろうの歌」、「父ちゃんは枯れ木のように死んだ」となる。【常任指揮者 守屋博之】

2010.2.25
No.0949
編集後記
今年度、最終号になりました。みなさん、原稿のご協力、ありがとうございました。毎回、楽しみに『くれっせんど』を書かせて頂きました。(パ)

2010.2.18
No.0948
―日本のうたごえ総会で―
青年のうたごえの拡大についての発言
 私は、青年のうたごえの拡大について発言します。
 一昨年に非常にショッキングなことがありました。毎年行われている「ピースフェスタ門真」の平和コンサートに関西合唱団が出演しました。そこには、高校生のフォークソングやロックのクラブも参加していました。その高校生がコンサートを聞いた感想文がまとめられたものを後で読んだのですが、ロック研究部1年生女子の感想です。「合唱団のおばあちゃんとおじいちゃん、元気やなーって思った。」・・・
 関西合唱団の平均年齢を調べてみました。50代前半なのです。現状のまま推移すると、10年後は60何歳、果たしてうたごえ80周年には関西合唱団は存在するのか!と相当な危機感を持っています。大阪のうたごえを見渡しても高齢化が目立っています。もちろん、うたごえ運動はすべての人々が歌えるということを目指していますから高齢の方々に参加してもらうことが大歓迎だと言うことはいうまでもありませんが。
 関西合唱団は、この数年、戦略的課題である青年層へのうたごえの普及を目指して定期演奏会で「青年とともに」のステージを設けています。昨年は、深刻な雇用不安を抱えている青年と一緒に歌うという内容で、43人の青年が舞台に立ち、「今までで一番感動した」などと多くの人の心を打つものとなりました。青年の率直で若々しい声と経験を重ねた深みのある団員の声が重なりあい響きあい、明るさと力強さのある演奏となりました。ある青年は、「関西合唱団の演奏会に出演させていただくのは初めてです。何か自分を変えるきっかけになればと思い参加させていただきました。成長したい、自分の可能性を伸ばしたいという思いでした。練習に参加する中で、一緒に歌うことが楽しみとなり、元気が出ました。少しでもいい演奏をしたい、歌の持つメッセージを聞きにきてくれる人に伝えたいという思いが、練習を重ねるにつれて強まり、その中で演奏会当日を迎えることができました。演奏が終わって、今まで、中途半端だったことを成し遂げることができたという思いがしました。今回のことをきっかけに、自分の中で、なにか一歩が踏み出せた気がします。」と感想を寄せてくださいました。定期演奏会の青年の舞台に初めて参加して歌うことの喜びを実感した一人の医療生協の青年職員が、地域の組合員にも呼びかけて月1回の「うたいましょう会」をつくるなど頑張っています。今年の定期演奏会では、「青年とともに」マイケル・ジャクソンの「Heal the World」を歌います。
 もう一つの仕掛けは、青年のサークル「ブルースカイ」です。
 このサークルは4年前の定期演奏会に参加した青年を中心に、大阪のうたごえの中で、青年のうたごえを発展させる受け皿になるように作ったサークルです。昨年の定演で歌った青年が5人増え、十数人で元気よくがんばっています。
 このサークルを立ち上げた思いは5年前の大阪のうたごえ祭典のまとめの話し合いの中で、青年のうたごえのステージを担当した青年から「青年だけですすめるのが大変だった。経験ある人にもっと助けてほしかった。」という言葉を聞いたことがきっかけでした。青年分野のうたごえの発展のためには、「青年のうたごえ」だけにまかせずに、青年とおとなが世代を超えて共同することが大切であり、広がる可能性があるのではないかと思います。【団長 山本則幸】

2010.2.18
No.0948
94期研究生コーナー
(2/12金) 個人発表会2
出席者:11/11
 修了演奏会も終えて、個人レッスンを詰め込んで行ったので気合も充分?!早々に集合した皆さんでしたが、リハや本番が始まっても集中しきれず浮き足立っていました。これは今期の特徴?緊張のせい?
 歌詞が出てこない、メロディーを歌ってしまう、リズムが・・・、ハプニングの連続でしたが、最後まで一所懸命歌う姿に感動しました。一人で歌う大変さを改めて感じた研究生たちでした。
 いよいよ次回は修了式。研究生として歌う2曲の練習、少し感慨深くなっていました。研究生よりこの間出ている、修了後の進む道―本団入団―を真剣に考えてくれている様子・・・、19日の茶話会で声かけをお願いします。

2010.2.18
No.0948
衛都連合唱団といっしょに演奏(2/14日)
 2月14日(日)に貝塚市に「いのちをつなぐひとたちのうた」第1章・第7章を歌いに行ってきました。「泉州南部の地域医療を充実させる学習会」のオープニング演奏で衛都連合唱団との合同演奏でした。
 ステップコンサートでお世話になった丹羽野さんが責任者となられている関係で、ソプラノ2のMさんを通して南班にお呼びがかかりました。会場いっぱいの150名くらいの方を前に2曲を歌いましたが、オープニングにもかかわらずとても集中して聞いて下さいました。
 記念講演の日福大・牧野先生には励ましの言葉をいただきCDと楽ふも買っていただきました。
 南班からは、5人の参加でしたが、「いのちをつなぐひとたちのうた」を衛都連合唱団と一緒に演奏できたことに喜びを感じつつ帰路につきました。【南班 ソプラノ1 K】

2010.2.18
No.0948
日うた総会&NPTのうたごえ練習会に参加してきました
うた新ウェーブ→うたごえウェーブへ
 今年の総会は、うた新ウェーブがすごかった。部数拡大がスクリーンに続々流れるのを見ると「何とかせな・・・」と奮起せざるを得ない状況だったし、「大阪」が表示されると嬉しくなりました。全国総会で大阪の目標−80部が達成されたことはほんとに良かった。
 うたごえの輪を広げていくために・・・、連帯し合うこと、若い層にどうつなげられるか、うた新拡大やNPTうたごえ代表派遣の参加者が署名活動に奮闘されたり、京都祭典での広がりなんかを見ても、共通してる部分があることを感じました。
 足元から・・・、あきらめず、どれだけ広め手を増やせるか等々、様々なことに通じることですが、行動あるのみですね。全国からパワーをもらいました。
 総会に続いた長崎祭典実行委員会後に音楽センターに移動してNPTのうた練習をしてきました。現時点で110名が参加することになっています。現地でどれだけ歌えるかは未定のようですが英語で歌う曲もあるので「どないしよう」と頭を悩ませてしまいました。8時には抜けだし帰路を急ぎました。
 みんなの代表として思いを届ける大事な役割を課せられている重みを少しずつ感じてきました。
 私もみなさんの力をお借りしたいのでよろしくお願いします。【佐藤】

2010.2.18
No.0948
うたしんビッグウェーブはまだまだ熱いぞ!
 合唱団では今週に入って、毎日団委員の皆さんにメールで速報をお送りしていました。11日(木)に目標15部を達成し喜びあいましたが、翌日には、佐藤さんと藤田さんの拡大報告が。これでおみやげを持って、13日から東京で開催される日本のうたごえ全国協議会総会に参加できます。
 総会は、うたごえ新聞拡大ウェーブの熱く大きなうねりが肌でビンビン感じられる場でした。この日までに11,200部の読者を目指そうと、総会の間も電話やメールで拡大報告があり、拡大本部臨時専従の大熊君(調布市狛江合唱団)の入力により、それが刻々と正面スクリーンに速報としてテロップが映されます。会場には、携帯電話の充電器まで用意されています。
 感心していると、16時50分田中エミ子さんからお兄さんに購読約束してもらったとの嬉しいメールが。早速、大熊君に伝えると「関西合唱団+1 現在11,170部」とテロップが流れます。再び団委員にメール発信。21時には、北林さんから「なにわの伝統野菜」の三條場さんに拡大できたとの知らせが。この日のうちに11,200部にとの大熊君の訴え!そして、22時20分に上村さんから新婦人の会場で訴え1人購読約束とのメール。すぐに大熊君にメールで報告、これで11,200達成!との大熊君からの返信。
 総会2日目も拡大が相次ぎ、最終的に11,279部に到達、二日間で270部が増えました。41都道府県で拡大があり、本当に全国が心一つに連帯して取り組んできました。大阪も80の目標に対して85部と目標達成、合唱団も15の目標に対して20部と目標を達成できました。お疲れさまでした。
 全国1万2千部の目標達成まで拡大をすすめるということになっています。大阪もそれに見合う1200部の到達目標まであと52部です。3月7日の大阪うたごえ協議会総会には大阪1200部達成してしまいましょう。【団長 山本則之】

2010.2.18
No.0948
編集後記
私のひとりごと・・・
文章を書くのは、ほんとうに大変な作業だなと思いながら、くれっせんどの編集をしています。みんなにしっかり読んでもらえますように。(T)

2010.2.11
No.0947
「永遠のみどり」のこころを広めよう!
 第75回定期演奏会に向け、ともに歌う団員の練習が本日からスタートしました。
 「永遠のみどり」は、1981年に当団が外山雄三先生に委嘱し、「五月の音楽会」で、外山先生自身のピアノで初演しました。私は入団して最初の定演でしたが、演奏終了後に外山先生が招待した被爆者の野中フミ子さんが客席から舞台に上がり花束を先生に渡していた姿が鮮やかに印象深く残っています。この年の8月6日に、広島合唱団と一緒に、広島で毎年開催されている「原爆犠牲者に捧げる音楽の夕べ」(見真講堂)で演奏した時の被爆者の方々の声が聞こえるかのような演奏が忘れられません。
 この曲は、4年連続して日本のうたごえ祭典大音楽会の全国合同曲として演奏され、うたごえ運動の音楽への向かい方を変えるとともに、選ばれた詩の中身は様々な議論を読んできました。
 今年、核兵器廃絶へ国際政治を動かす絶好の好機に、この曲を歌い上げることは大きな意味があるにちがいありません。
 終曲の「とわのみどり」を厳粛に歌いあげた後、コンサートの最後は、青年とともに「Heal the World」を歌います。マイケルはスキャンダラスな話題に事欠きませんでしたが、「ウィ・アー・ザ・ワールド」など世界的なチャリティイベントにも取り組んできました。この曲もそんな1曲です。「僕と君と、世界中のみんなのために この世界を変えよう・・・」と暖かく希望あふれるバラードが会場を包み込むとき、「とわのみどり」を希求するこころが世界とつながるのではないでしょうか。
 こんな素敵なコンサートに一人でも多くの人に歌って参加してほしいと思います。【企画委員長 山本則幸】

2010.2.11
No.0947
レガーテ「うたの花束」(2/6土)に行ってきました
 2/6(土)の夕方6時開演ギリギリに到着しました。会場はあふれるぐらいの人たちでした。うたう会が中心で、間に歌唱指導やレガーテのミニコンサートが入りました。前列の方だったのでソプラノの声がよく聞こえました。今回は「NPT代表者派遣のカンパの訴えもしたらいいやん」の誘いもあり、休憩後半にレガーテで参加する北飯さんとともに舞台に立つことになりました。このために一所懸命勉強されたことを話されていましたが、ちょっと時間がオーバー・・・、でもそばにいた私は「あんまりしゃべらなくて助かった」と思ったものです。署名は125筆集まったそうです。カンパも○○○円を超える金額になったようです。
 最後まで会場が一体となって盛り上がっていました。「合唱団でもこんな楽しい取り組みができたらいいのに・・・」と思いました。【アルト2 S】

2010.2.11
No.0947
ステップコンサートに93期生も14人集う!!
 残念ながら1人欠席でしたが、沖縄からも駆けつけてくれた仲間あり、コンサート後の同窓会は盛り上がりました。
 「94期生はみんな真面目やね。声がきれいに響いてた。」「創作曲も良かったね。」と1年前の私達の舞台を思い出しながら話しに花が咲き、最後は「個性的な者同士なのによくまとまっていた93期生」と自画自賛で収まりました。あと金田先生、おっちゃん、佐藤さんが参加して下さり、また乾杯!!本当によくしゃべり、よく笑った楽しい会でした。これからも年2回、ステップコンサートと定演には集まろうと連絡係を決め、別れましたが、この強い絆を生み出してくれた研究生生活、先生、担当者の方々に今も感謝の気持ちで一杯である。【ソプラノ2 Y】

2010.2.11
No.0947
何かがはじまる・・・うたう会(2/20土)大阪音楽センター会館2F
2/20(土)よる6時〜8時
何かがはじまる・・・
うたう会
にぜひおこしください
場所:大阪音楽センター会館
無料です!

2010.2.11
No.0947
 第7回 フリーダムコンサート「胸いっぱいに」(2/20土)喫茶らん
喫茶らん 第7回 フリーダムコンサート「胸いっぱいに」
日時:2010年2月20日(土)開場18時00分 開演18時30分
ところ:おかまち・あーとらんど(旧店舗の向かい)
参加費:2,300円(サンドウィッチ、飲み物付き)

2010.2.11
No.0947
「素晴らしい経験ができた」「歌っていて楽しかった」
―ステップコンサート感想―
(「打ち上げ」での一言より)
・たくさんの人に支えられてこんな経験できた。300人のチケット普及、実際できるかなと思ったが実現できた。家族も来てくれた。【Yさん(がっちゃん)】

・演奏会前にステップコンサートの看板見て嬉しくて、改めて気持ちよく歌えていい一日だった。ありがとうございました。【Fさん(グリーン)】

・今日は初めてのことで緊張の連続、今はホッとしている。残り少ない研究生生活楽しみたい。【Yさん(ランちゃん)】

・やっぱり緊張したが、歌っていて楽しかった。これからもみんなの力を借りて頑張っていきたい。【N君(クック)】

・こういう舞台は2回目。(1回目は定演の青年の舞台)すごく緊張したが終わった後すごく良かったなあと思えた。【Kさん(しずかちゃん)】

・銭太鼓を落として却って開き直った。声出なくなって研究生辞めようかと思ったが・・・今日は楽しく歌えた。【Nさん(あまりき)】

・こんな素晴らしい経験はできないと思います。1人1人にお礼を言いたいです。【Iさん(おとめさん)】

・始めはついて行けるかなと心配した。すばらしいハーモニーに感動している。【Yさん(ボギー)】

・シングアウトの時マイク高くてびっくりした。「苦手な事に挑戦している」って言われた。感謝の1日でした。【Fさん(やまちゃん)】

・「来て良かった」と言ってもらえるようにしたかった。「表情良かったよ」「団に入りや」とか言われて嬉しかった。さらに磨きをかけて歌っていきたい。【Iさん(フラン)】

・練習の時、首とかあごとか注意されていた。本番で肩とかガチガチで、場数を踏まないといけないなと思った。今度は個人発表会が心配。【Nさん(三雀)】

2010.2.11
No.0947
真面目な研究生、よく頑張った!−研究生へお祝いのメッセージ
(研究生のピアニスト・森本さん)94期の皆さんと銭太鼓をした事が一生の思い出です。12月末「このパイプで作るのですか」と何気なく聞いたら自分のも作ってもらって、演じることになった。歌の響きは良かった。

(舞台監督・衛都連合唱団のバスNさん)今日は証明つけっぱなしでずっとオープンで楽な監督でした。リハから2週間あって良かった。みんなの努力でみんなの思いが伝わるいいコンサートでした。

(表方責任者・元団員のバスBさん)77期研究生で同じ会館で歌った。今日は席やパンフレットがなくなり、お客さんに謝った。ドアが一つつぶれた。要員9人で初めての人、ベテランの人協力して楽しくできた。研究生には団に入って戦力になってほしいと思う。

(看板作り・バス2のYさん)昨日はおっちゃんと2人で遅くまで作った。スケールの大きな物にしようと思っていたが、上から吊るせず悩んだ。研究生の人に喜んでもらって、励ましになって良かった。また作り続けたい。

(司会・ソプラノ2のMさん)司会は歌に集中できず大変でした。400枚以上のチケットが売れ、たくさんのお客さんを見てウルウル。その中に母親を見つけて泣きそうになった。真面目な研究生のよく頑張ったコンサートでした。

(事務局長・ソプラノ2のIさん)実行委員の人はみんな意見を出し合い、よく仕事をし頑張りました。「大フィルを満員に」の目標通りになり良かった。担当者、表方裏方の要員の方お疲れ様でした。研究生の人ぜひ団に入ってほしい。感動の日々が待っています。

(講師・金田先生)歌詞を早く覚えたり、一人一人頑張る人たちが今期集まった。声ができている人、まだの人もいるが声はよく出ていた。ブルームでの練習が大変だった。声を聴いてまとめるのが難しく、研究生には申し訳なかった。今日やっとまとまった感じがする。

(担当者・アルト2の佐藤さん)この1年会場変わったり大変だった。でもみんなに歌ってほしい一念で強気で頑張った。本番ギリギリまでバタバタして迷惑をかけたと思う。研究生終わっても、歌い続けてほしい。「みんなで入ればこわくない」

(団長・山本さん)大フィル会館を満員にしたのは初めてで、いい気持ちで演奏会ができて良かった。表方、裏方、実行委員の方ご苦労様でした。新しいセンターでの研究生の練習が2ヶ月しかないのはもったいないので、ぜひ団へ。今回の研究生の企画はスマートでスッキリしていた。思いを伝えたいときっちり考えていた。創作曲もよかった。うたごえ運動に人生を重ね合わせてぜひ一緒にやっていきましょう。

2010.2.11
No.0947
編集後記
定演に向けて練習が始まります。外は冷たい雨ですが「もうすぐ春・・・」を信じて・・・(井)

2010.2.4
No.0946
大フィル会館を一杯にするコンサートが出来ました。
94期研究生も感動!
 第94期研究生&関西合唱団のステップコンサートが1/31(日)大フィルハーモニー会館で開催されました。久しぶりの大フィル会館、この会場を満席にしたことはかつてなかったと記憶しています(研究生主催の修了演奏会をやっていた頃)が、オープニング時点で客席がパラパラと空いているだけで、その後も続々と来場していただき、階段に座ったり、休憩時に座席を追加するなどして、たくさんの方々に聴いていただけたのは本当に良かったです。310席に対して、356名(当日20枚)の方が来ていただきました。研究生も本団もよく頑張った取り組みです。
 サブタイトルは、創作曲のタイトルでもある〜夢をもって生きよう〜で、演奏曲目等でその思いが伝わる内容になっていたと思います。研究生「銭太鼓」のオープニングから始まり、本団の演奏6曲「奇跡」「母さんの手のひら」「ゆめいっぱい」などを聴いていただきました。会場と一緒になって歌う「シングアウト」も研究生だけでなく団員も一緒に盛り上げていることが分かりました。
 創作曲を作る過程で出てきた詩をシングアウトの前に入れて朗読するようにして、前半最後の創作曲「夢をもって生きよう」につなげました。第2部は研究生の演奏「ありがとう」「フライデーレポート」(5曲)から始まり、団研合同曲2曲(「今始まる」等)、そして、実行委員長の感極まる挨拶の後、「みんなのうた」で終了となりました。
 アンケートは27枚分が集まりました。研究生については「歌う仲間が出来てよかったという気持ちが表に出ていて良かった」「うたも人の心のつながりですね」「創作曲がとてもいい歌ですね」や団演奏では「力強い声が心に響いています」「何度聞いても素晴らしい」、団研合同は「歌の厚みができてとてもよかった、研究生の人たちが次へ進む励ましのうたごえですね」等等、用紙一杯に書かれたものもあり一所懸命聴いていただいたことが伝わりました。
 核兵器廃絶を求める国際署名は26筆、NPTのうたごえ代表団派遣募金には、16,500円が集まりました。追加でスタッフから4,000円いただきました。
 手慣れた感じ采配していただいたプロ級のスタッフのみなさんには感謝の気持ちで一杯です(パンフレットも足りなくなったようです・・・)。実行委員会の方々も研究生を終えて数年のメンバーが多かったからか一所懸命に班員や全体を盛り上げていってくれました。これが今回の大成功につながったのだと思います。
 打ち上げでも様々な感動の声が寄せられました(別枠)。真面目な研究生たちは修了後のことを真剣に考えています・・・。
 本当にいろいろと有り難うございました。【研究生部 アルト2 佐藤】

2010.2.4
No.0946
うたごえ新聞拡大
13日(土)の全国総会まであと8部を!
 1月の拡大は7部でした。目標達成まであと8部です。
 全国では、1月に391部を増やしました。全国のうたごえの仲間の頑張りに連帯して私たちも努力しましょう。

2010.2.4
No.0946
原田義雄さんのコンサート(1/24日)ギャラリーキットハウス
 1月24日(日)原田義雄さんのコンサートが長居の「ギャラリーキットハウス」で開かれました。
 “待ち合わせ時間より早く着いたので、長居公園のひだまりで1時間程ギターを弾いて歌ってました”と原田さん。今日のコンサートにふさわしい穏やかであたたかな日曜日です。
 キットハウスの前庭のくぐり戸を抜けるとすぐ部屋が見えて、そこには、壁一面に水彩画が並び、おちついた風景画がやさしい空間をつくり出しています。開演の2時には、40人以上の人が集まり会場はびっしり。原田さんを知る人達でいっぱいです。始まる前から演奏への期待が高まっています。
 「風のうた」から始まり、「いとし子よ」「ヨイトマケのうた」と母親の気持ちをうたった歌がつづきます。うなずきながら聴く人、目頭をおさえる人。静かな感動が波のように伝わっていきます。曲と一体となったトークも心を惹きつけます。新作の「石けんのうた」では、廃油から石けんづくりをする作業所の人たちをうたっています。今回初演奏とのことですが、“粉、粉石けん、粉石けん”と同じフレーズが何回も出てくる部分を会場の人たちも一緒にうたい、楽しく盛り上がりました。障害のある人たちの働けることのよろこびをうたった明るい曲です。
 原田さんのうたの合間に、“みんなでうたいましょう”コーナーで大合唱したり、南班員の「大阪の子守唄」や、知っている人みんなで「夫婦のぼちぼち」をうたい好評でした。ちょっと変わったところで、“英語のトンチクイズ”、これも受けました。
 会場には、盲学校時代の先生も来られていて、その方は現在闘病中にも拘らず、教え子を応援しつづけられている姿に心打たれました。
 最後に手話も入った「みんなのうた」を原田さんのリードでうたって終わりました。あたたかくて、やさしい、とてもすばらしいコンサートでした。ピアノを運んで下さったアルト1のUさん(ご主人)、うたのサークルの人達7人も連れて来て下さったポマB班のアルト1のIさん、ほとんど無料で会場を貸して下さったキットハウスのオーナーさん、いろんな方の協力のおかげで、いいコンサートになりました。ありがとうございました。
 南班参加者 ソプラノ2のIさん・Mさん・Mさん・アルト1のUさん・Sさん・Bさん・ソプラノ2のTさんの7人でした。【南班 ソプラノ2 T】

2010.2.4
No.0946
センター2Fの掃除について
 「センター会館をきれいなまま、使おう」と使用団体で掃除していくことになりました。合唱団としても掃除当番の提案がされました。きたえ〜る→ポマB→南→きたえ〜る・・・となっていきますのでお忘れなく・・・。今週から月か木レッスンの前後どちらでもよいので各班毎に相談して決めて行って下さい。掃除道具は1、2Fそれぞれに、掃除機も1Fにあります。汚れの目立つところは濡れ布巾で擦ってください(レッスン前にされる時がいいと思います)。
 全班員がかかわれるようにお願いいたします。

2010.2.4
No.0946
ポマB班総会(1/23土)に出席して
 5時集合で4時30分にはらんに着いたら、アルト2のOさんがコーヒーしてました。ちゃっかりトースト半分分けてもらい、私もコーヒー飲んで待っていました。
 5時半になってやっとバス2のFさん、テノール1のSさん、アルト2のOさん、アルト1のMさん着、会議開始となりました。その内ぼつぼつ到着して、全部で14名出席、アルト2のOさん1年を振り返りつつ進行(慣れたもの)皆よく頑張ったな。そして今年はソプラノ2のYさん休団とのことで、団委員誰がするか、ヤバイ、Oさん近いから班長やっていると言われ、長い沈黙−(なら次に近いのは私や)に背中つつかれ、「では、物忘れの激しい私でも良ければ」ということで、なりました。
 終りに残念なことに、大関さん、お仕事が多忙なのでしばらくお休みか(辞めるかも)というショックな話しがあり皆がっかり。落ち着いたら復団して下さいね。皆待っています。
 話しが終わるか終わらないかの間に料理が次々運ばれ、ソプラノ2のOさんの乾杯音頭でいただきました。いろいろ話も盛り上がり皆とても美味しくきれいに平らげました。【ポマB班 ソプラノ2 I】

2010.2.4
No.0946
9の日宣伝行動
 1ヶ月経つのは早いもので、2月の行動日がやってきました。寒くて暗い中での行動になりますが、参加者のみなさんの思いは熱いです。署名集めとうたごえで平和を訴えましょう。是非ともご参加よろしくお願いします。
日程:2/9(火) 夕方5〜6時
場所:鴫野駅前
※雨天中止

2010.2.4
No.0946
編集後記
ステップコンサートご苦労様でした。研究生の時を思い出し、楽しかったです。(パ)