機関紙「くれっせんど」より

2010年5月 1010号〜1013号       バックナンバー  現在

2010.5.27
No.1013
定演にむけて!!
私たちの伝えたいものって何?
●5月も半ばを過ぎ、毎回の練習で指揮者、ピアニスト、団員も真剣に取り組む姿勢を共有出来るようになってきたと感じています。
 先日、所属する労働組合が、解雇闘争で頑張っている10人の小さな新しい労働組合の激励会を行った。集まった組合員も30人足らずの励ます会であったが切実な訴えがあり、歌を歌うプログラムが始まった。久し振りに「ケ・サラ」を歌った。ギターと何とかいう打楽器の演奏で歌った。訳詞はいろいろだが、闘いを励まし、最後のフレーズは“うたえ、うたえ、うたえ”と繰り返す。
 合唱団でも伝えたい思いを、うたごえにこめたいと努力をしているが、現在、生活がかかった闘争を頑張っている人たちに何が伝えられるのか、と考えてしまった。同時に、目前の演奏会のレベルを上げるための努力と聴いていただく人を増やしたいと、誰に配ったかわからないが、激励会の終了後、声をかけて回った。どうなったかは不安!!
 さて、しっかり伝えたい歌を歌うためには、体力の維持向上が必要だと感じています。慢性の病気のある方は、しっかりコントロールをして下さい。何もない方でもこの気候の変動についていけない体力の方もおられるように見受けます。早めに治療を受け、私たちの思いを聴きに来てくださる仲間にしっかり伝えましょうね。【ポマB班 アルト1 O】

●歌う以前に発声に気を使わなければならない私にとって、どの曲も難しく自信がなくなる一方でしたが、新入団の方々の4:30からの練習に8回参加させて頂きどうにか音がとれるようになりました。本当に気持ちが楽になり、元気も生まれて来て、自分にできることをやりきりたいと思えるようになりました。30日の全体練習には楽譜を離して歌うこと本番では心をこめて楽しくうたうことを目標に!!【ソプラノ2 Y】

●去年の青年ステージから今年は、とも団にステップアップで覚えて表現するのが大変だけど、がんばります。大フィル合唱団準団員合格さらに自分自身をレベルアップしていきたいと思います!【ともに歌う団員 テノール F】

●「永遠のみどり」は日本人にとって大切な歌です。私も60歳になりましたが、平和の事について出来なかった事が多くあります。天皇の歌は全部歌いたかったです。【ともに歌う団員 バス A】

●去年に続いての参加です。今年もみなさんと一緒に歌えるようにしっかり練習して舞台に立ちたいと思います。【ともに歌う団員 テノール T】

●なかなか練習に来られなくて、不安もあるのですが、今回の演奏会は特にメッセージ性のある曲が多いため、来ていただける方に気持が伝わればいいなと思います。心をこめて、思いが伝わるように、頑張りたいと思います。【ともに歌う団員 ソプラノ N】

2010.5.27
No.1013
表現したいもの・2−「永遠のみどり」その1
 関西合唱団の毎年の定期演奏会は、いまこの時代に切り込む内容を多くの方と一緒に歌うことをめざしてきました。今回の演奏会に「永遠のみどり」を取り上げたのは、世界的な「核兵器のない世界」をめざすうねりの中で、この反核平和の名曲を演奏したいと考えたからです。

 5月には、核兵器廃絶・軍縮を議論するNPT核不拡散条約再検討会議が国連本部で開催され(今月28日閉幕)、うたごえ代表団も参加し、うたを通じて日本国民の核兵器廃絶の願いを伝え、大きな役割を果たしました。
 確実に、核兵器廃絶に向けた動きは現われています。5月14日に発表されたNPT再検討会議第1委員会(核軍縮委員会)の報告草案には、2000年の会議における核保有国による自国の核兵器廃絶の明確な約束を再確認することが書き込まれました。これは、5年前はアメリカ・ブッシュ大統領の反対で書かれなかったものです。そして行動計画の中では、廃絶に向けた協議を2011年までに開始し、核兵器完全廃絶のロードマップ(工程表)作成を検討するために2014までに国際会議を招集するという画期的な提案がなされました。核保有国からは期限の削除が求められるなど最終日まで予断を許さない状況ではありますが、多くの国々が核兵器禁止や核軍縮義務の順守を求めるなど積極的な動きが見られます。この背景には、核兵器廃絶を求める世界の世論があります。

 うたごえ代表団と同様にアメリカの主催者から要請を受けて参加したシンガーソングライターのきたがわてつさんは、5月1日に開催されたNGO主催の国際平和会議閉会総会に、藩基文国連事務総長が異例の出席をし、そこで行った演説に涙が出るほど感動したと記しています。事務総長は、「私はみなさんがどれだけ犠牲を払って活動しているか知っています。どれだけ勇気を持って人類の大志のために行動し続けているかを知っています。核兵器廃絶は私の優先課題です。核兵器のない世界は達成できないゴールではありません。強い意志があれば達成できるのです。私は核兵器禁止条約を核保有国に迫ります。政府を動かすにはみなさんの力が必要です!各国政府に迫りましょう。」と演説しました。
 私たちが一人ひとりにお願いして書いてもらった署名、ニューヨークに代表団を送るための募金や歌う取組みの一つひとつが人類の大志につながる、このことに誇りと自信を持ってたゆまずに歩いて行きたいと思います。【団長 山本則幸】

2010.5.27
No.1013
95期研究生 入団式(5/21)
 7時の開始時点でみんなの集まりが悪くどうなることかと心配した。しばらくすると連絡が入り「電車のダイヤが乱れているとのこと・・・」、団員も研究生もその影響を受けた。
 全体進行はテノール1のYさん。シングアウトはテノール2のTさんが進めたが緊張しているのがよく伝わった。歌唱指導は「ハイタッチ」を佐藤がした。研究生は2回の説明会で行っていたが、団員の方が初めてのようでしたが、数回歌うだけでみんなばっちり、あっという間に歌えました。ほんと助けられました。その後は、研究生をお世話するスタッフの紹介。今回バスを担当してもらうことになったYさんに対し、おっちゃんが感激の言葉を述べたので耳まで真っ赤にしていたよっしん。ソプラノ応援メンバーはアルト1のUさんとソプラノ2のNさんです。ローテーションのメンバーが減りました。近いうちにS担当者が復活してくれると期待しつつ・・・。楽しくできたらいいな〜、と思っています。先の94期からも急遽発言をお願いし、早く来たメンバー2人は創作曲やなかま作り、ステップコンサートのことを語ってくれました。そして、研究生による「ハイタッチ」の演奏を披露しました。1番だけだったのですぐ終わり、団演奏に入る前に再度、シングアウトをしました。団からのお祝いのメッセージはバス1のTさん。演奏は「小さな空」「MI・YO・TA」を披露した。出来は?挨拶の時から集中してなかったのがてきめんに表れた?!最後は、再々シングアウトで締めくくられた。このときに、新たに1人の研究生が来てくれた。
 茶話会に移って、研究生1人1人に入ったきっかけやこの日の感想を述べてもらった。前回迷ってられた方も「自分の気持ちを大事にしてやってみよう」と決意された、「誘われるままやってきたけど・・・」、「研究生2回目です」の人もいますが、いろいろな人たちが集まって来た研究生、現在5名になりました。もっと人数を増やしていけるよう引き続き声かけをよろしくお願いします。
 団員のみなさん、差し入れ、茶話会の準備、片付けをしていただきありがとうございました。【研究生教育部 佐藤】

2010.5.27
No.1013
(編集後記)
今までは目にもとめなかった小さな白い花が自分もここにいるよとばかりいっせいに咲いています。山ぼうしの花、なんじゃもんじゃの花、シャリンバイの花、エゴの木の花。名前がわかるとよけいかわいいものです。発見の連続です。(た)

2010.5.20
No.1012
表現したいもの−武満徹作品−
 このところ月曜日、木曜日の夕方5時前後には、いつもソプラノ、アルトの練習する声が聞こえてきます。感動するくらい本当にがんばってくださっています。パート練習や補充練習に積極的に取り組んでいる成果が現れてきて、音楽づくりにも前進が見えてきました。最後までみんなの力を合わせて、集中した努力で演奏会を成功させましょう。
 でも、「必死で覚えて歌えるようになりました」「難しい曲をよく歌いきりました」ということで終わりたくはないのです。そこで再度、今回の定期演奏会企画で目指すものについて考えてみましょう。
 武満徹の無伴奏合唱曲は、指揮者が常々語るとおり、関西合唱団にとっては難易度の高いものです。練習期間からして選曲に無理があったことについては企画責任者として痛感しています。これらの合唱曲は、もともと1950年代から60年代にかけて武満が書いたソングを、1981年に東京混声合唱団のために「さくら」を合唱編曲したことをきっかけにして次々に編曲したもので、これら12曲は、『混声合唱のための「うた」』として楽譜集が発行されています。(「小さな空」と「死んだ男の残したものは」が入っています。)お洒落で親しみやすいメロディと繊細で美しいハーモニーが際立ったいます。
 武満徹の数多くの管弦楽曲などの中で声楽曲の占める割合は決して多くはありませんが、これらがポピュラーソングのスタイルで書かれている理由について、武満はCD『翼 武満徹ポップスソング』の中で「きっと多くの方が、なぜクラシックの、しかもこむずかしい現代音楽を書いている作曲家がこんなアルバムをつくったりするのか、不思議に思われただろう。『翼』といううたにも書いたように、私にとってこうした営為は、「自由」への査証(ビザ)を得るためのもので、精神を固く閉ざされたものにせず、いつも柔軟で開かれたものにしておきたいという希いに他ならない。」と書いています。このCDアルバムは、「楽しいアルバムを作りたい」と武満が自ら望んで石川セリ(井上陽水の妻)に歌ってもらったもので、病床にあった武満が録音編集作業にも立ち会うほど情熱を傾け、亡くなる3か月前に発行されました。ハイセンスなアレンジと軽くて明るいセリの声がマッチしてシャンソン風なもの、かわいくて楽しいもの、ジャズ的な色彩・・・上質なアルバムは何度聞いても楽しめます。
 武満の言葉とこのアルバムの音楽からは、精神の自由、自由な魂が感じられます。共感して歌いたい、自由でのびやかに想像力の翼を羽ばたかせ歌いたいのです。
 「MI・YO・TA」は、学習係発行のかわら版に掲載した谷川俊太郎さんの文章をじっくり読んでください。現代詩の巨匠の私的な思いがこんなに切々と書かれていることに驚きます。この歌詞にはそんな思い出が詰まっています。
 芸術は、深く取り組めば取り組むほど、歌い込めば歌い込むほど、自由になっていくと言われます。技術的なことを身につけるというのは、自由になるためなのだと思います。武満のうたは、楽譜の指定も細かいし、練習での指揮者の指示も細かくてがんじがらめになりそうですが、武満はそんな窮屈なうたではなく、それを乗り越えた自由な表現を求めているように私には思えてなりません。【山本則幸】

2010.5.20
No.1012
95期研究生 説明会(その2−5/14)
 今回も1人は確実に来るとわかっていて7時頃に来られた。続いてワインコーラスの方が来られたので直前に電話が入ったその人かと思いきや・・・、その後に来られた方が「先ほど電話したものです。」と入ってこられ「見学で・・・」に、受付をしている間に「何を見てこられたのか?」と聞くと「HPです。」に今回は問い合わせがないなっと思っていたのでホッとしました。その後、「申込書を記入してください。」とおっちゃんがすかさずいったのですが・・・、最後まで迷われていました。先の2人は申込書を記入されました。それから、前回はできなかったシングアウトを先にして、練習し、説明をしました。ワインコーラスの方は、「他に声をかけてみよう」と思い当たる方がおられるようです。
 次回は「入団式」です。7時開始ですので、最初から参加して盛り上げてください。それと終了後に茶話会をするのでお菓子・飲み物を用意できる人、募っています。よろしくお願いします。
 演奏会後の金曜日まで募集は続きますので、引き続き「声かけ」出来そうな人がいないか、周りをよ〜く見てください。【佐藤】

2010.5.20
No.1012
NPTニューヨーク行動 報告会(5/15土)
11:00〜13:00 国労会館地下会議室
 大阪のうたごえ代表団5人からの報告と大うた協で集まった派遣カンパの贈呈が行われました。
 設営や軽食の準備もみんなで行い、少し遅れての開始となる。20人弱の人が集まりました。まず、写真も交えて概要説明をKさんがしました。途中映像が止まり、中断している間にTさん(北部センター合唱団)と佐藤が報告しました。「食べながらしよう」の声に、Kさんが撮った写真や日うたニュースも回しながら雑談しながら会食。その後、Mさん(吹田おらがまち合唱団)とKさん(レガ−テ)とKさん(関西紫金草合唱団・北河内サ協)の報告が続きました。
 代表派遣されることになり、そこへ向かうためにそれぞれが努力したこと(特に署名は大阪が他を抜きん出てた・・・やうたの練習もギリギリまで頑張った等)、現地に着いてからも行動して感じたこと等の話が出されました。武田さんは、帰国翌日の平和行進1日目にも参加された報告があり、会場からも驚きの声が上がりました(同じ班の人が通し行進に参加されるとあって・・・)。
 日にちは経っていますが、他の4人の熱い思いは続いているなぁと感じました。
※この日、参加できなかった団体もあるので、大うた協として、報告集を出すことになりました(たくさんカンパを戴いたのだから、まとめを渡しておこう・・・)。【佐藤】

2010.5.20
No.1012
〜メーデーで歌ってきました〜
 5月1日 枚方・交野・寝屋川のメーデーが交野市の松塚公園で行われ、ポマB班よりテノール2のTさん・アルト1のYさん・ソプラノ2のKの3人が参加し、交野うたう会の方も来られ総勢12人でアコーディオンの伴奏でうたを歌いました。T「寅さん」とY「さくら」の名コンビで、会場を笑わせ、楽しい雰囲気の中で歌いました。
 当日は「晴れた五月」のうたの通り、本当によく晴れていて、町中とは違ってみどりの木々がたくさんある中で気持ちよく歌えました。
 メーデーの実行委員会の方で歌集を作っていたので持って行ったメーデー歌集が売れるかな?と心配でしたが、メーデー歌集も心よく買っていただき、演奏会のチラシも受け取ってくれました。
 メーデーの参加者の発言の中で、「社長がワンマンな会社で、長時間労働や残業代の不払い、リストラや不当な配転等が行われている。労働組合に入っているというだけで組合員の女性が会社役員に取り囲まれて解雇か配転かを迫られ、やめずに働くことを選択し今も働いているが倉庫で監視カメラの下で常時監視されながら、仕事をさせられている。本当におかしいことがまかり通っている。そんな中で労働者の生活と権利を守るために労働組合員が頑張っている。」という発言を聞き本当にひどいなぁと思いました。働くものの生活が保障され、権利が保障されることは当たり前のことだし、仕事にやりがいや誇りを持って働くことで働くものの喜びにもなり、会社の利益にもつながるのになぁ・・・と思います。
 毎年参加している富岡さんが「メーデーに参加する団体が減ってきている」と言っていました。仕事の忙しさからか?労働組合に入る人が減っているのか?働く者は本当に大変で困っているのに、団結することを妨げられているようで・・・こんな時だからこそみんなで団結して、労働者の暮らしを・権利を守っていくために声を上げなくてはいけないと思います。メーデーに参加して、歌をうたうことがみんなの励ましになり、集まった人たちの団結になり・・・あらためて「うたごえってすごいな〜」と感じました。こんな時だからこそ、うたごえの・関西合唱団の出番だなって思いました。
 帰りは交野の並木道や水路の横を3人で二駅ほど歩き、途中「緑がきれいやなぁ」「鯉がいる〜」「亀が甲羅干してる〜」と楽しみながら歩き、昼食の親子どんぶり定食とビールでほんのり赤い顔で帰りました。【ポマB班 ソプラノ2 K】

2010.5.20
No.1012
(編集後記)
佐藤さん N.Y.行おつかれさまでした。(い)

2010.5.13
No.1011
八尾地区メーデーに参加して
 まさしく『晴れた五月』のさわやかな青空の下、近鉄八尾駅近くの買い物公園で開かれたメーデーに参加してきました。
 メーデー開始前の舞台でメーデー歌集から3曲、そして7月4日八尾プリズムホールで開かれる「ピースコンサート」の宣伝を兼ねて「ぞうれっしゃよはしれ」も歌いました。集会後「がんばろう」で行進する人たちを送り出した後、私達も3くまのテノールのOさんのギター伴奏、ソプラノ1のKさん、アルト1のUさん夫妻のリードで市役所前を通って、西武デパートへの八尾のメーンストリートにうたごえを響かせて行進してきました。特に賑わっている八尾駅近くから終点まで「ニューヨークの行進はすごいだろうな」と佐藤さんに思いを馳せながら、「歩いていこう」を元気一杯、何回も歌って、道行く人々にアピールしてきました。
 参加者は、バス2のFさん、テノール2のNさん、Oさん、アルト1のUさん、ソプラノ1のKさん、ソプラノ2のI、地域のコーラス「3びきのくま」から3人でした。【南班 ソプラノ2 I】

2010.5.13
No.1011
第81回大阪メーデーに参加して
 さわやかに晴れわたった早朝8時、扇町公園に集まり、歌の練習が始まりました。12曲中知っている歌が多かったので、嬉しかったです。でも「あきらめない・手のうた・人間の歌・ねがい」は、しっかり歌えなかったので、早く歌えるようになりたいと思いました。
 9時の本番になる頃には、公園内は、ぎっしりと人々が集まって来ていました。色とりどりの旗がひるがえり、くらしや雇用・平和のねがいが、様々に工夫をこらしたデコレーションや仮装・プラカード・うちわ・ゼッケンなどに表されていました。気持ちも高揚してきて、元気一杯うたうことができました。
 送り出しの演奏開始まで団員の方たちと、各分野からの訴えを聞きながら、ビラ配布やメーデー歌集の普及に、大勢の人々の間に入っていきました。用意したビラや歌集がまたたくまに無くなりました。私も24冊も売ることができました。送り出しが終わった後、大阪市教の列に入って行進しました。次回は、行進中も歌えるように用意したいと思いました。【ポマB班 アルト1 I】

 5月1日(土)扇町大阪中央メーデーのうたごえ参加者は30余名でした。合唱団からはアルト1のIさん・Iさん・ソプラノ2のYさん・Uさん・Kさん・Iさん・ソプラノ1のKさん・バス1のTさん・バス2のYさんの9名、ともに団員のテノールのFさん・バスのAさん・ソプラノのMさんの3名でした。この他にも、北河内、八尾、摂津地域でもメーデーの集会が開催されて、たくさんの団員のみなさんが参加されました。

2010.5.13
No.1011
おかえりなさい 佐藤さん
NPTに参加して
 ただいま!無事、帰ってきました。
 成田に飛行機が到着した瞬間、大拍手が起こり、喜びと共に、ホッとしました。長くも感じられましたが、あっという間の日程でした。
 初の海外で、いろんな場所へも行き、肌で感じることができ、貴重な体験をすることができ、ほんと感謝の気持ちで一杯です。みなさんへのお土産が“体験談”ぐらいしかないので非常に申し訳なく思っています。これからの「くれっせんど」で報告、掲載していきます。たくさんの署名やカンパをして送り出していただき、有り難うございました。【佐藤】

2010.5.13
No.1011
NPT(核不拡散条約)再検討会議
ニューヨーク行動 報告のつどい(5/15土)大阪国労会館
 ニューヨーク行動に参加したうたごえ代表やうたごえ関係者から、楽しく元気な話を聞きたいと思います。
 皆さん!是非ともご参加ください!
日時/10年5月15日(土)
11:00〜13:00
会場/大阪国労会館・地下会議室【】

2010.5.13
No.1011
95期研究生 説明会(その1−5/7)
 95期の第1回目の説明会。7時前に電話が鳴り、「今日は体調が悪いので参加できない」や「仕事が遅くなるみたいで〜」と誘ってくれている団員から連絡が入り、どうなることやらと心配してましたが、一人の参加者が来られホッとしました。入団を決意されていたので早速入団用紙に記入してもらい、声調べも終えてから、一曲目の歌唱指導と期間の流れや要項の説明をしました。
 いよいよ95期もスタートとなりますが、これから1ヶ月でどれだけの人が集まるのか不安一杯、期待半分といったところです。宣伝もたくさんしていただいていますが、身近にうたをうたってみたい、という方はおられませんか?是非、金曜日に連れてきてください。よろしくお願いします。【佐藤】

2010.5.13
No.1011
(お知らせ)林学さんが亡くなって1年 林学作品の演奏&シングアウト
石黒真知子さん(詩人)の「林さんとの歌づくり」を聞く“つどい”(6/6日)大阪国労会館
◇10年6月6日(日)13:30〜16:00(会場13:00)
◇大阪国労会館3F会議室
参加協力費:1000円
主催/大阪のうたごえ協議会・大阪創作センター рO6−6969−3373

2010.5.13
No.1011
(編集後記)
 東住吉区に「つむぎ福祉会」があります。定期演奏会のビラを置かせてもらっています。その会の5月号の会報ので伝言板に定演の記事が載りました。お礼の電話をかけたところ担当の方が「これからもどしどしお寄せください」と声をかけていただきました。(ゆ)

2010.5.6
No.1010
よく集中して、お互いに聴きあい 中身の濃い練習を!!
 2日、3日の長時間練習お疲れさまでした。暗譜のめどはつきましたでしょうか。今回は、演奏教育部会で出された課題等について書きたいと思います。
 「世界のうた」では、練習回数の少ない「赤とんぼ・・・」はユニゾンがそろっていません。出だしの女声、委縮してお腹からしっかり声を出さないと下がってしまいます。聴きあって、委縮しないで歌いましょうね。
 「おてもやん」は楽譜を見ている人が一番多かったです。歌って行く中で覚えられると思いますが。
 なお、「鶴」の出だし、ア〜はアルトがメロディです!意識して歌ってください。
 「武満の3曲」は、よく集中して練習できていたと守屋さん。少しめどが立ったと恵造さん。「学習かわらばん」をよく読んで歌いましょう。特に「MI・YO・TA」は歌詞が浮かんできます。3曲とも最後まで緊張感をもって・・・。
 「永遠のみどり」やっと譜読みが終わったところ。これから、パート内で響きをそろえていくためのパート練習を取り入れていきます。
 「永遠のみどり」についても、守屋さんと外山先生の対談等「学習かわらばん」が出ていますので、しっかり読んで曲の理解を深めてください。わたしは改めて今回の定演でこの曲を歌う大切さを感じました。
 先日学生時代の友人に会いました。彼女は栗東カレンヂュラ(日曜講座でおなじみの伊藤先生が指導されている)でずっと歌っているのですが、練習会場には「脳」と書かれた紙が貼ってあると言うこと。練習中は集中してしっかり脳を使いなさいということだそうです。聞いてみると、平均年齢は関西合唱団よりも上。指揮者の話を一度で聞くという訓練が日々なされているそう。わたしたちも見習いたいですね。【演奏教育部長 ソプラノ1 K】

2010.5.6
No.1010
5月30日(日)特別練習について
場所:福島区民ホール
スケジュール
 ・集合9:30
 ・体操発声10:00〜10:30
 ・「永遠のみどり」10:30〜12:00
 ・「芦別・うた」13:00〜13:30
 ・「HEAL THE WORLD」13:30〜14:00
 ・「世界のうた・武満」14:10〜17:00

2010.5.6
No.1010
月例エッセイ 「永遠のみどり」について
守屋博之
 今回の演奏会で歌う「永遠のみどり」の初演当時は、私達にとって目の覚めるような事ばかりだった。
 1)それまでの歌の詞は、ほとんどが歌うための詞として書かれたものが多く、単純明快だった。「永遠のみどり」は優れた詩人の書いた詩の中から選び、そもそも歌うためのものではない。内容も表現方法もぐんと広く深くなった。
 2)言葉と、音楽がかたく結びついていて隙間がない。日本語を音楽にすることが非常にすぐれているので、きちんと練習すれば演奏して言葉がわからないと言われることは少ない。
 3)それまでの歌は、最初が4拍子なら最後まで同じだったが、小節ごとに拍子が変わることもある。それも5拍子とか7拍子とかだ。言葉のリズムを大切にしているからである。
 4)曲頭に調号がなく、途中でシャープやフラット、ナチュラルが出てくる。

 以上のようだったから、一見難しそうでとまどったが、実際に歌ってみると音の取りにくいところは少ないし、言葉通りに歌えば音が流れるので思ったより歌いやすかった。
 何よりも、本当の意味での「大衆性」とはどういうことか、「音楽が写実的である」とはどんなことかを考えさせてくれたことが大きかった。【常任指揮者 守屋博之】

2010.5.6
No.1010
5月2日のソプラノパート練習
 この日は、メゾパートが随分前から予定していたものでした。「声を揃えるための練習は是非必要!」とパート会議で言ってくれる声もあり、みんなも、「午後から特別練習だけどがんばろう!」と意見が一致。指揮者の山本恵造さんに伝えると、スケジュールを変更してでもソプラノ全体の指導をやります、と言ってくださり、急遽、ソプラノ1の人にも声かけしました。
 朝、10時30分からのスタートでしたが、20分に行くと、もう半数ぐらいの人が来ていて、椅子も並び、準備万端。意気込み十分です。おしゃべりしたり、和気あいあいと体操・発声をするうちに、続々とメンバーが到着。欠席者もほとんどなし。30分間私たちで「明日に架ける橋」の練習をしているうちに恵造さんが到着。一番気になる武満作品の指導が始まりました。「小さな空」の最初の部分の、<>やスラーを、透明感のある美しい響きのある声で、明るく、自然な流れで歌うことを要求され、みんなの前向きな努力で少しずつ表現できるようになると、恵造さんの顔もほころび、私たちもほっとうれしくなり、和んだ雰囲気になっていくのがわかりました。「MI・YO・TA」も、「死んだ男の残したものは・・・」も同じく厳しい練習でしたが、とても充実した一時間でした。少し目の前が明るくなり、はっきりとした道筋がみえて、意欲が湧く練習会でした。【ソプラノ2 T】

2010.5.6
No.1010
祝!!第81回メーデー(働くものの祭典)
 5月1日、さわやかなみどりの風にむかえられて、今年もメーデーが開催された。
 長い歴史を背負ったこのメーデーが、ますます盛んになるように心から祝いたい。
 労働者の苦しみ、願い、平和への誓いなど新たに心にきざみ、ともに手をとり、進みたいものだ。
(参加者の報告・感想は次回お楽しみに)

2010.5.6
No.1010
城東診療所デイサービスに参加して(4/28日)
 前日の雨が上がって五月晴れになって軽やかに「もしもし亀よ」のストレッチから始まりました。今日はポマB班からソプラノ2のNさん、アルト1のパートリーダーMさんも参加してくださり場が盛り上がり、利用者さんからリクエストも次々あがり大きな声で歌ってくださいました。久しぶりに合唱団も「花」を歌い、そう最後にはアルト2のOさんも加わって「高原列車」をみんなで歌い、歌ったなーって感じでおひらきとなりました。
 やっぱり生演奏のアコーディオン、ギターがパックにあるといいですね。猪越さん、市成さんいつもありがとうございます、感謝!!そしていつも優しくテンポよく司会進行すすめてくださるアルト1のYさんその底力どこからでるの?【ポマB班 ソプラノ2 I】

2010.5.6
No.1010
城東診療所デイサービスうたう会(4/28日)
4月28日(水)午後1時〜1時50分
参加 ギター(市成) アコーディオン(猪越)
ポマB班 ソプラノ2のIさん、Nさん、アルト1のMさん、Yさん
 デイサービスうたう会ではうれしいことがありました。前田さん(仕事が休み)、新入団員のソプラノ2のNさんが初めて参加、そして、診療所の送迎バスの仕事をされている78期研究生のテノールのMさんも参加下さったことです。二人から五人となり、心強い応援でした。「花」(滝廉太郎)を即興で合唱もでき、いつもより元気なうたう会となりました。利用者さんは少なめでしたが(20人足らず)、96才のおばあちゃんも「声がでえへんわ」と言いながらもうたってくれました。98才のおばあちゃんはずっと目を閉じたままでしたが、うたを聴いてくれてたのでしょう。アルト1のMさんやNさんも初めてでしたがすっと馴染んでくれ、利用者さんとうたってくれました。2007年4月から始まったうたう会。私達は3つ年をとりましたが、生まれてきた子が3つになったと思うとその年月は感慨深く、いつも協力してくださっている伴奏の市成、猪越さん、診療所の職員の方、ヘルパーさんに深く感謝する次第です。【ポマB班 アルト1 Y】

2010.5.6
No.1010
(編集後記)
さくら散り光る若葉に衣がえ。太陽のエネルギーをいっぱい感じられる季節。ランランラン たのしいな。(た)