機関紙「くれっせんど」より

2005年1月 441号〜443号       バックナンバー  現在

2005.1.27
No.0443
第2回 日曜講座・浅井敬壹先生終了 (1/23日) 大阪グリーン会館
 100名を越える参加! ありがとうございました!
 
 1月23日(日)グリーン会館にて第2回 日曜講座が行われました。当日の参加者は約100名。会場いっぱいに歌が響き渡りました。一回券の方でも楽譜を持ってらっしゃる方も割と多く、団員のフォローも行き届いてるなと感じました。また、当日件での参加も約30名ほどいらっしゃいました。

感想 「日曜講座に参加して」
 とにかく楽しい講習会でした。浅井先生にお会いするのは2回目です。昨年、京都コンサートホールで指揮をされておられました。とっても素敵な笑顔で指揮をされていたのを憶えています。
 楽しいお話を交えながら…そして、かつてあった国境の「壁」の話を語られる真剣なまなざしを感じながら、楽しみながら歌えた3時間でした。本当に楽しかったです。
「音楽を感じる」ことができるようになりたいなー(*。*)と心から思いました。毎回のレッスンでは音取りで精一杯です。なかなか暗譜できなくて楽譜をはずすことができません。音に自信が持てないのです。でも、今回の曲はある程度歌えるようになっていたので嬉しかったです。「歌うってこんなに楽しいのか!」と思いました。同じフレーズを色々なパートの組み合わせで歌ったり…音遊びのようで楽しかったです。とにかく誉めてもらうのは心地よいです。
 今回娘と一緒に参加しました。はじめは渋々付き合ってくれたのですが、講座が終わったときには「面白かった!来て良かった」と言っていました。親子で参加する事ができてとても嬉しかったです。【アルト H】

2005.1.27
No.0443
西淀川区民ホールでの新春の集いに超久しぶりに参加しました! (1/21金) 
 集合6時30分ということで、住之江区内の会社を退社後、猛ダッシュ!東西線最寄り駅から区民ホールになかなかたどり着けずあせった事も・・・。なんとか時間までに到着し、ホッと一息。でも、日頃の不摂生がたたり(?)声が思うように出てはくれず・・・。会場では入っていてすでに盛り上がっているし、どうなることかとヒヤヒヤ。なんとか3曲を歌いきり、会場と一緒に歌った「ふるさと」では口ずさんでくれる方々もいたり。伝えたい事や気持ちがどれ程伝わっているのかナ。
緊張したけれど、楽しい時間を過ごすことができました。【ソプラノ M】

 1月21日(金)、「新春の集い」での演奏、お疲れ様でした。合唱団から約15名ほどで参加しました。演奏曲は「みんな元気か」「おくりもの」「ねがい」そして最後に会場の人と一緒に「ふるさと」を歌いました。演奏終了後、研究生の個人発表に駆けつけなければいけない団員もいて、ホントにご苦労様です。なんとおっちゃんはCDも売っていましたよ〜。 【ソプラノ Y】

2005.1.27
No.0443
元気とお腹いっぱいになったポマト班総会 (1/22土) 喫茶らん にて 
 こんにちは、ポマト班のTです。今日はポマト班の総会を紹介します。あれは1月22日(土)に、アルトFさんの店、ポマト班の中では暴力喫茶「らん」と呼ばれている店で総会は開かれました。参加はバスF、テノールS、ソプラノY、それに休団中のバスT、そしてこの店のオーナーF、交流会に駆けつけてくれたバスN君(そして筆者 テノールT)です。
 総会の話し合いはどんどん進んでいきました。ポマト班の大きな課題は班員が減っている事。少ないからどうするのかなども出ましたが、2005年度の方針の中で考えていこうと確認しました。
 総会の話し合いも終わり、N君も参加して交流会が始まりました。Fさんの手料理が待っていました。今日のメニューの目玉は、なんといっても、さっきまで生きていた蟹でしょう!ほかにもたくさん出ました。料理だけ見ていると、高級なレストランで食べているようです。僕もFさんに「嫁さんいらんな」と言ってしまいました。Yさんが「Fさんは女性やで」とフォローしてくれました。僕も冷汗タラリでした。
 話も盛り上がり、「班の歌どうする」など、みんなで曲を持ち寄ろうとか、音楽のことで話は弾みました。N君の近況も聞けて、Sさんが持ってきたドーナツも食べて、お腹もいっぱい、元気もいっぱいもらった総会でした。【ポマト班 テノール T】

2005.1.27
No.0443
憲法と私  (シりーズ連載その2) 
 九条が問題になっている。今の平和憲法では国は護れないという議論がある。先日の講演で北朝鮮のテポドンにたいしては、自衛権を言わねばならないという説明があった。ということはどういうことなのだろうか。
 今ひとつ、「自衛のための軍隊」とは何だろうか。歴史を紐解けば、どの国の軍隊も他国を侵略するために作っているなどとはいっていない。「自衛」のための軍隊と規定している。「先制攻撃とははやられるまえにやるだけだ」という意味も含めて自衛なのである。かつての日本軍は国の利益を「自衛」するためやむを得ずに軍事行動を起こしたのだと、戦争犯罪者は言う。「自衛」という言葉を何もかもいつしょくたにするなと言われそうだ。私もそう思う。では認められる「自衛」と認められない(にせものの)「自衛」とはどこで区別するのか。どんな国かは別にして、私たちが思い描く国だけが認められるということか。例を挙げることは可能だろうか。それはアメリカ、ロシア、イギリス、中国、北朝鮮、フランス、スリランカ、それとも?もしこここそといえる国がないとすればどういう事なのだろう。
 今軍隊を持っている国で、ああ、世界平和に貢献している国だと確信を持って言える国はあるか。私にはない。残念なことである。中国も北朝鮮もそうだとは思えない。
 北朝鮮にいたってはむしろ世界平和を脅かしている一員である。少なくとも日本の平和憲法を脅かしている。戦争勢力は北朝鮮の問題に力を得て憲法改悪を企んでいるからだ。北朝鮮への風あたりは実に厳しいものがある。その一例は今私が「北朝鮮」といっていることである。先日の講演でも「北朝鮮」といわれた。私はそのときは「朝鮮民主主義人民共和国」と、言ったにもかかわらず、講師は「北朝鮮」と言い直しをされた。国家として認めず、その国のある場所を国名に替わって言っているのである。私は気分感情から「北朝鮮」と今いっているのだが、冷静に考えると平和憲法に照らしてそれでいいのか疑間の余地はある。
 北朝鮮についてもう少し拘りたい。以前「リムジンガン」を合唱団で歌った。2002年の日本のうたごえ祭典(福岡)である。わたしの好きだった歌だ。40年前、親しかった朝鮮人の家で、朝鮮高校生だった娘さんと、彼女は朝鮮語で私は日本語で一緒に歌った。当時共和国で作られた歌がはやっていた。「平壌は心のふるさと」「統一列車は走る」などがあった。その娘さんとは異なる言葉で「全民青」や「国際学連の歌」もうたった。「リムジンガン」の中に「しあわせはなさく祖国のたみ」という言葉がある。最初はだれもが本当だと思っていた。詩人の金時鐘が共和国への連絡船の着く新潟を題材にした長編詩「新潟」を書いたのもこの頃である。しかし、「しあわせはなさく」は真っ赤な嘘だという噂が帰国者からひろがった。共和国を信じるのか、噂を信じるのか、踏み絵が始まった。その親しかった朝鮮人の長男が共和国を信じるとして「リムジンガン」の歌をうたって北に帰った。その後は想像どおりの事態になった。今何故日本人である私たちが、祭典でその歌を歌うのかわたしには分からなかった。他の合唱団の練習のとき発音指導にきた韓国人から「何故歌うのか」という質問があったと聞いたが、その後どう返事をしたのだろうか。関西合唱団のパート会議で私は「リムジンガン」のことを質問したが、「そんな事知らんしなあ」で終わってしまった。
 私が北朝鮮の問題に拘るのは、平和憲法の鼎の軽重が問われているからである。勿論中東の間題もある。しかしそれは「戦争反対」で論理が明快である。北朝鮮の場合は明快とは言えない。私の勘違いでなければ先日の講師の回答も明快でなかったように思う。平和憲法があるからこそ解決ができるというなら、平和憲法は誰の眼にも燦然と輝くであろう。しかし平和憲法の理念ではなんとも対応ができないのなら、どうしたらいいのだろうか。「新しい憲法の話」の理念をひっさげて共和国と交渉する人はいないのか。朝鮮総連とわたりあう人はいないのか。平和憲法があるからこそ日本は世界平和に貢献できたという実績は乏しい。私は、平和憲法は存在するだけで価値があると思ってきた。だから、平和憲法を旗印に、民主勢力を含め日本が紛争の現場にでかけることがあまりないことに、疑問はさほど持たなかった。しかし今そのことはどうだったのかと思う。
 共和国や朝鮮総連と腹をくくって話し合うといっても、そこから何がでてくるのかわからない。いろんな意味の怖さもある。しかし、平和憲法こそが明日の世界を切り拓くという確信があるのなら、避けることのできないことだと思っている。【バス I】

2005.1.20
No.0442
関西合唱団とともに歌う団員募集
45名! 1月27日(木)より START
 年明け早々いろいろな行事が目白押しの中、1月27日(木)からはいよいよ特別団員を迎えての練習が始まります。皆さん、今年の募集目標は知っていますか?そう、見出しにもあるように45名です。
 今年の演奏会は被爆60周年、合唱団の演奏会も70回目という節目に当たります。記念すべき演奏会となるように企画もほぼ決まりつつあります。その中から平和への想いを込めて交響曲「炎の歌」より「石」と「花」を、そして打って変わって、明るく楽しくラテンアメリカの音楽を特別団員の方々と一緒に歌っていきましょう!(望む方があれば安広真理さんのプログラムもOK)
 現在、合唱団の実動団員は約45名です。(休団者の復活でプラス1〜2名)団員一人が一人を連れてくるということを基本に、より多くの方への呼びかけをよろしくお願いします。
 みんなで望んで決めたいずみホールでの演奏会。昨年以上の演奏と、会場いっぱいのお客様に来ていただくために、みんなで力と知恵を出し合って、特別団員の募集を成功させましょう!【組織委員会】

2005.1.20
No.0442
日本のうたごえ合唱団 新春合宿開催される (1/8土〜10月)名古屋
 この8日から10日にかけて2005年日本のうたごえ合唱団の恒例合宿が名古屋市港区役所講堂にて行われました。
 昨年の団員登録は100名を切っていたようですが、今年は120名を越える(126?)申し込みがあり、熱気あふれる練習会となりました。関西合唱団からは12名の参加で、何と衛都連合唱団からも8名が参加されていました。今年は被爆60周年で広島祭典、初めての客演指揮で浅井さんがこられるということもあったのでしょうか。新しいやり方やしばらくぶりの方の参加が目立ったようです。1日目、2日目は守屋さんの指揮で、1:さとうきび畑、2:壁消えた、3:死んだ男の残したものは、4:交響曲「炎の歌」よりV章 石、5:大地讃頌、6:墓標 を練習しました。3日目は浅井さん指揮でこのうち「3、4」以外の曲を練習しました。団員の声がどんどん(?)変化していく、その潜在能力を引き出すユーモアを交えた、エネルギッシュな指揮ぶりに改めて目を見張りました。
 この4曲を浅井さん指揮で11月の広島祭典で歌うことになりました。西日本の練習も7月3日(日)に予定され、8月7日(日)には、長崎での原水爆禁止世界大会にて歌うということで私達にとってはすでに練習している曲も多く、またとない機会ですから、皆さん、今からでも団員登録をして練習に、本番に参加してみませんか。【バス T】
←名古屋で行われた練習会後の交流会にて

2005.1.20
No.0442
団総会(2/20日〜21月)をみんなの力で成功させよう
 団員の皆さんいよいよ総会が近づいてきました。今年は2月20日(日)〜21日(月)の日程で開催されます。何とか全員の参加(一部参加も委任も気持ちも含めて)で成功させたいと強く思いますのでよろしくお願いいたします。
 さて、私事になりますが去る1月16日(日)学校事務で働く人間が集まって文化祭典をしました。展示部門とステージ部門とがあって私はギター抱えてステージの方に参加しました。仕事や組合がらみの付き合いなので文化面では、誰が何をしてるなんて知らないことの方が多いのですが展示コーナーでは、絵画、俳句、川柳、写真、陶芸、生け花等の作品を見て思わずスゲー! あの人がこんなことをしているなんて、また、ステージの方でも踊りあり、手品、朗読劇、コーラス、照明、音響等裏方含めみんな事務の仲間手作りでやっつけてしまって、どっひゃー!!わからんもんやのー 以外といったら失礼かもしれませんが非常にわたしは、新鮮な気持ちになったのでありました。
 いかんいかん、紙面には限りがあったのだ、話を戻してと。。。
 総会は、旧年度を中心に過去を振り返って成果や反省点を総括し、新年度を中心に将来構想をおったて、具体化の道を議論する場です。そして、人事を決定する重要な会です。資料等は、団長を中心に各セクションの代表者の努力で用意しますが、それはただの紙切れです。先に私事を述べましたが、事務の仕事が共通べースになっている中でいろんな人が白分の手作りの作品を持ち寄ったから豊かな文化祭典になったのです。うたごえをべースにする私たちも参加者一人一人が自分なりの想いや考えを出し合い、そして議論することが総括・方針に息を吹き込み実を持ったものになると確信します。1月は「いく」2月は「にげる」3月は「さる」というあわただしい期間のど真ん中でおこなわれる総会をみんなの力で成功させましょう。【バス T】

2005.1.20
No.0442
「憲法と私」 シリーズ連載 その1
 憲法を今程意識させられ、護らなければならないと思う時はありません。毎日が落ち着かず遊びに出かけたり、美味しいものを食べたり、映画を観たり等など楽しいことの最中でもこれでいいのかないつまでこんな事ができるのかなという思いがよぎります。
 憲法講演の中で小学校の「こころのノート」というのがありました。低学年のものですが、1つは今日1日楽しく過ごせたら何色、そうでなかったら何色と毎日塗っていき、そのぺージを見ると学校生活での状況がわかるというもの。また胸のうちに何かとがめるものを隠しもっていてはいけない、ちゃんと出してすっきりさせよう。あなたはどうですかと事例を提示しながら、絵入りで展開していくというものでした。一見よさそうですが、子どもの考え方をだんだん1つの方向に誘導していくもの、実に怖いことだと思いました。
 先日のニュースの書き初め大会。就学前後の子どもの課題が「くに」でした。「春」でも「夢」でもありません。この字は書きやすいからではすまされません。テレビでは自衛隊や防衛庁長官の登場が日常茶飯事になってきています。3月の通常国会には防衛庁を省にする案が出されるとか。はっきりそれとは分からない形で我か国を戦争をする国にするための準備の輪がひたひたと迫ってきているのを痛感します。
 私に生後11か月になる孫がいます。まだ言葉はありませんが少しばかり意志の疎通ができるようになりました。ふと「奪われし初恋」が可愛いこの子の行く末にだぶってきます。「心のノート」で侵されメディアに毒されて、この子と意志の疎通もままならなくなるのではないか、今のこの幸せはいつまで・・・と悲観的になります。
 戦争をする国の準備は財政面からも急速に進められ、私たちは暮らしにくくなっていくのがはっきりしています。我が子、孫は勿論のこと子どもたちや若者のこれからを思うと暗たんたる気持ちです。
 これといって出来る事はなかなかありませんが、何とかしなければと思っているところです。【ソプラノ K】

2005.1.20
No.0442
うたごえ新聞 私もひとこと。
 私にとって“うたごえ新聞”とは・・・
を一言で表すとしたら、「歌いたい気持ちを呼び起こす原動力」かー
 あまり・・・(殆ど?)練習に行けない私ですが、ずっと行ってないと“行ける”時には多少なりとも足が重くなるのです。仕事終わって電車に乗って行くのしんどいナー・・・と。
 しんどい気持ちの時、ふとうたごえ新聞を見ると、(欠かさず見ているわけではないので、小さな声になりますが)いろんな地域のいろんなサークルの頑張っている記事が目に入り、なんだか、とても励まされます。そして、自分も歌いたくなるのです。そんな気持ちにさせてくれる“うたごえ新聞”は、私にとってはなくてはならない物だなぁ と思うのです。(でも、なかなか毎週欠かさず読む事はできないのですが・・・)【ソプラノ U】

2005.1.13
No.0441
新年明けましておめでとうございます
2005年がいよいよスタート!今年も皆で頑張っていきましょう。

 では、年頭に当たり今年の抱負 まずは団長から…

 今年も一年、健康管理をしっかりと!!何事も体が資本です。【団長 吉岡勝】

次に今年の年女?年男?(余計な詮索はやめましょう)

 私もとうとう?才。なのに、去年かぜをひいて体力に自信がなくなり、とても弱気になっています。まずは体力を取り戻して、それから声楽でも音楽面でも、なにか方向が見えてきたので、ゆっくり、かめのように進んで行きたいです。【ソプラノ K】

 今年は酉年。威勢良く夜明けを告げる鶏は、世界中で予言、警戒、復活などのシンボル、霊鳥とされているそうです。昨年は「今年一年を表す言葉」に「災」が選ばれたほど天災や人災が相次ぎました。今年が「災い転じて福となす」年になりますように…。個人的には、災いが起こらないように体をきたえたいと思っているところです。“酉年の人は早起きが得意で、足が速い”というのはまったくうそだと思っているcupiでした。【テノール Y】

2005.1.13
No.0441
2005年うたいはじめ 梅田章二さん、憲法を語る(1/6木)音楽センター
 関西合唱団の“2005年うたいはじめ”では、新年にあたり今年の活動の方向を考え合おうという趣旨で、弁護士で大阪憲法会議副幹事長の梅田章二さんをお招きして「憲法と芸術文化を語る」というテーマで学習講演会を行いました。(1月6日)
 梅田さんは、読売新聞の元日の社説などをとりあげ、憲法第九条をめぐる情勢の特徴は、2004年には議論の段階から各党が草案作成の段階に入ったこと、その中でも自民党の憲法改正大綱草案が、九条改正について、現行第一項を残し「徴兵制は禁止」「必要最小限」などの言葉で国民があたりまえと思うようなやさしい文章を使いながら、実質的にはアメリカとともに戦争をする国にしようとしている危険性に注意が必要だということなど、その特徴を説明されました。
 また、「北朝鮮問題をどう考えたらよいか」という質問に対しては、もちろん拉致問題は深刻であるが、それで人質問題と同じく右翼的な言論が日本では支配的になっているところ、核問題などロシアや中国がどう対応していくのかなど冷静に考えていくことが必要ではないか、と応えられました。この問題でも、憲法問題でもこうした同質の人だけで話すのではなく、意見の異なる人との間で議論をしていくことが大事であるという話に納得するところ大でした。
 さらに、「九条の会」などの運動参加者を見ると、戦争体験世代の人たちの「二度とあんな悲惨な戦争を起こしたくない」という九条への思いはとても強いものがあるが、それを若い世代がどこまで受け止められるか、直接体験していない戦争を知らない人たちは何をもって、五感で知っている戦争体験世代と同じものをもてるのか、が重要である。それは、大江健三郎さんが言われるように、「想像力」である。想像力をわきたたせるうえで、ベトナム戦争の時のように、音楽などの芸術文化の役割は大きい。“うたの持つ不思議な力”に期待したい。と話されました。
 戦後60年にあたる今年、憲法をめぐる緊迫した情勢の下で、どんな活動を展開していくべきか様々な示唆をいただいた講演でした。【テノール Y】

2005.1.13
No.0441
2004年うたいおさめ&守屋さん古希のお祝い (12/23木)音楽センター
 12月23日(祝)恒例のうたいおさめが、今年は守屋さんの古希のお祝いと併せ、にぎやかに行われました。開始のころは少なかったのに、すぐに満席の40名をこえ盛り上がりを見せました。総合司会は、合唱団きっての役者、バスのFさんとソプラノのUさんの凸凹コンビ。軽妙な司会さばきで、たちまちに他のメンバーたちに司会を振りまくり。そうそう、会場の盛り上がりのひとつは、テーブルの名前が、花・星・雪・宙(そら)あと一つは、風?緑?とにかく宝塚のチーム名だったこと。ひとしきり歌ったところで、守屋さんの古希を祝うセレモニーが始まりました。花束の贈呈。記念品はステージシャツ2着分のお仕立券。古参OBの中西さんから、お祝いプラス助言のはなむけの言葉。そしてテレ気味の守屋さんの挨拶。(お祝い賛同金は49名61口が寄せられました。ありがとうございました)古希のお祝いが済んでも、合唱団の歌うエネルギーは底なし。
萩原さんの絵描き遊びをはさんで、中華料理、お寿司、餡餅、さしみ、それからそれから・・・ビールにウィスキーに焼酎に泡盛・・・。研究生の呆れ顔をよそに楽しい交流は続いていきました。【バス I】

2005.1.13
No.0441
クリスマス アンド 忘年会五月共同作業所
  2004年も押し迫った12月24日、テノールのTさんとYさんの2人で89期研究生のHさんとHさんが働いている吹田の五月共同作業所に歌いにいってきました。
 会場に入ると沢山の仲間たちに迎えられました。タイトルには「クリスマス アンド 忘年会」と書かれていました。最初にクリスマスソングを2曲歌いました。会場の仲間たちも舞台に上がってきてうたったり手拍子をしてくれて盛り上げてくれました。うたごえの曲もうたい、岬めぐりもうたいました。それから「ねがい」を研究生の人も入って四人でうたいました。会場も聞いてくれました。うたってる方も気持ちよかったです。終わりにみんなで「きよしこの夜」を歌いました。あっという間の20分間でした。歌う喜びを体で表現している姿に、自分自身も励まされた公演でした。五月共同作業所の仲間たちありがとう。そして研究生のHさん・Hさん、ありがとうございました。【テノール T】

2005.1.13
No.0441
A HAPPY NEW YEAR! in N.Y
 みなさんお元気ですか? 私は31日ニューヨークに戻ってきました。ニューヨークは思ったほど寒くなかったのですが、昨日あたりから、ちらほらと雪が降ったりしています。ひさびさにセンターに行ってうたいおさめに参加できて、本当に楽しかったです。日本への一時帰国が10日という短さだったので、長く参加できなかったことが、残念です。皆さんとも、いろいろお話したいなあなんて思っていたのですが・・・。今年の10月までと思っていたのですが、滞在がもう少し長くなるかもしれないなあと思っています。目分のやる気しだいで何でもできるニューヨークが本当に素敵です。日本帰国前に引越しをして、今年から新しい部屋に移りました心静かで、落ち着いた場所なので、本当にニューヨークにいるのかと思ってしまいます。今は、ベッドとテレビ以外の家具が何もないので、結構不自由な生活ですが、今週末に買いに行こうと思っています。
 またしばらくは、みなさんにお会いできませんが、メールします。【ソプラノ K】

2005.1.13
No.0441
年末大そうじ(12/24金)音楽センター
 12月の寒い中、恒例の年末大そうじが、26日にありました。ソプラノのAさん・Kさん・Uさん・Kさん、テノールのUくん・Nさん・Tさん・Yさん、アルトのYさん・Sさん、バスのFさんの皆さんがきてくださいました。11人が来てくださっので、あっというまに終わりました。一人一人よく動いてくれたことや、床をいつもだったらワックスがけをするんですが、今日水ぶきだけで終わりました。これで正月が迎えられます。でもこのきれいなセンターはいつまでつづくやら、お昼はおすしとぶた汁、ちゃわんむしを食べました。昼なしで帰ったアルトのSさん、ソプラノのUさん、ごめんなさい、二人分までおなかいっぱい食べました。参加者の名前で抜けていたらすいません。【テノール T】