機関紙「くれっせんど」より

2004年4月 406号〜410号       バックナンバー   現在

2004.4.29
No.0410
合宿特集(4/24土〜25日) 2日間お疲れ様!
楽しかった合宿前のミニ交流会!
 緑地公園駅に3時に集合。バスIさんを筆頭にテノールTさん、ソプラノKさんと私の4人で公園内の木や草や花を観察しながら散策しました。草花32種の説明書も用意していただきました。説明書と照らし合わせたり、名前の由来を聞いて納得したり驚いたりでした。そのうちのいくつかを記してみます。
●アラカシの葉は半分だけがフィザギザであること。
●ヤナギに柳(細長い葉で枝が垂れ下がっている)と楊(広い葉で普通の枝)があること。
●帰化したツボミオ オバコがあること。
●葉をこするとキュウリの匂いがするのでキュウリグサ。
●セイヨウタンポポとカンサイタンポポの見分け方 等々。
あげるときりがありません。何といっても今日の収穫は「●ツツジの花びらは、5弁のうち1弁だけにその色の濃い点が集中しているのを見いだし、た」ことです。どの色のものも、どの大きさのものもツツジは全部です。
 来たかいがありました。民家を見学する時間がなくなってしまったほどです。少し風があったのですが、背中に夕日を受けながら4人並んでお弁当を食べました。前を歩いていく人たちは私たちをどんな風に見たでしょう。4人で実にのんびり楽しくそして有意義に過ごした一時でした。テノールTさんはハルジオンをはじめとして今日見た草花の絵心をかき立てられたようです。【ソプラノ K】

2004.4.29
No.0410
練習合宿(4/24土〜25日)に参加して!
 4月24日25日の合宿に参加できた。ほとんど見えない状況であったが何となく目の前の霞が晴れたような練習だった。日ごろの努力が不足しているため、まだまだ聴いたり書いたりする必要を痛切に感じた。交流会はほとんど眠った状態。2日目の午後も時々意識不明になったが、有意義な合宿だった。【アルト O】

 久々に家から近い服部緑地での合宿だったので、ドキドキせず迷わずに当地にたどり着けた。24日は、9時に終わってバタバタと直ぐ帰っていたら、指揮者の守屋さんに「あしたおくれるなよ」と声をかけられた瞬間、「わぁーおくれないようにしなくっちゃ」とめちゃくちゃ緊張して早寝早起きをした。そして次の日、8時50分には会場に着いた。(あたりまえだが)合宿では、自分の歌えないところ、音の不安定なところがより鮮明になった。不安定な音にならないようくりかえし努力したいと思っている。
 どの歌を歌っても自分の心にずしんと響く言葉がありますよね。メーデー前夜祭のMさんの文章を書き写しながら、大切に歌い続けていかなければならないと思いました。定期演奏会の歌の中のそれぞれちりばめられたことばwpdpれだけ皆さんに届けられるでしょう。余裕を持ってうたえるまで練習を積み上げたいと思いました。【アルト T】

2004.4.29
No.0410
メーデー前夜祭(4/23金)に参加して
プログラムの第一部は「うたは闘いと共に」
 プログラムの第一部は「うたは闘いと共に」というもので歌とナレーションを映像で(私の位置からは見えなかったが)構成されていました。「赤旗の歌」と「メーデー歌」は10人ほどの人達がメーデーの歴史のナレーションに合わせて歌っていました。憲兵役の人が直ぐ近くで歌をやめさせるために「中止」と何度か叫びました。その部分に、リハーサルに出ていない私は驚いてしまいましたが、そんな時代に引き戻させてはならないなと思いながら聞きました。「晴れた五月」と「三池の主婦の子守唄」はメーデー前夜祭をうたう合唱団(私たち合唱団からはテノールTさん、ソプラノKさん、団長と私)がぞろぞろ出て行って歌いました。「地底の歌」の大部分は、男声が歌い(その間女性は座って)「おれたちは、はえある・・・」から女声も合流させてもらい「団結のきずな更に強く」「スクラムをすてた仲間にくまず」「弾圧おそれぬ不敵の心」「真実の敵うちくだく」などの部分を歌いながら、年金も消費税も憲法も戦い抜かなくてはと思いながら歌いました。「未来をかけて」で第一部は終わりました。
プログラムの第二部は「人間のうた」
 第二部は「人間のうた」ということばで現在勝利したり裁判で闘っている人達の出し物と紹介でした。一幕は民営化と闘っている大阪市労組保育支部による「ソーラン節」の踊りでした。なかなか上手でした。二幕は、「男たち女たちのプロジェクトX」。大阪争議団物語でした。テープによる中島みゆきのうたに合わせてタヒチから来たような女装の3人が舞台いっぱいに踊り回りました。「エー何?」と思っているうちに争議をしている個人や集団、勝利した人や集団が次々に闘いの様子を報告していきました。中村さんや堺市の過労死した教員の奥さんの話など、どれも感動的でした。拍手で手が痛くなりました。胸が熱くなりました。
プログラムの第三部は「平和を歌おう」
 第三部は、「平和を歌おう」で再び私たちの出演となり「その手の中に」と「今この時代に」を歌いました。どの部分でだったか忘れましたが皆でプロジェクトXと言って手をXにし足を出す部分があったのですが、第二部のリハーサルに出られなかった私にはあまり突然のことで面食らってしまったのですが、0.9秒くらい遅れてポーズを取りました。この後「闘うわれら」と「人間のうた」を歌いました。「闘うわれら」は知らなかったのですが、スクラム中なので歌詞を見るわけにもいかず困りましたがなんとかなりました。「放り出されてなるものか紙切れ一枚で」そうだ!そうだ!!と心の中で叫びながら歌いました。「人間のうた」の時は、会場で泣いておられる方たちが見えたということでした。最後は、会場の人達もたち、全員で「心はいつも夜明けだ」「世界をつなげ花の輪に」「がんばろう」をスクラムを組んで歌いました。
 初めは客席に50人位しかいなかったのですが、最終には300名ほどおり、なかなか元気の出るメーデー前夜祭になりました。【アルト M】

2004.4.22
No.0409
定期演奏会 チケット49枚 がんばる南班のKさん
 定期演奏会のチケットの取り組みが始まっています。南班では19日現在70枚で到達度は38%です。それに大きく貢献されているのがソプラノKさんです。すでに49枚。友人、知人、かつての同僚など、色んな伝手をたどり、手紙や電話などさまざまな手段でアプローチされています。なんといっても出足の早いのがすごいですね。しかも全部入金済みということです。地の班は分かりませんが南班では10枚以上の方が複数おられます。これからが、取り組みの勝負どころ、1600の目標をめざしてがんばりましよう。【バス I】

2004.4.22
No.0409
研究生(89期)募集始まる 目標は!?
 定期演奏会で忙しいことと思いますが、研究生の募集という大切な課題もあります。目標人数は覚えておられますか。そう、15名でしたよね。研究生の演奏のためにも、関西合唱団の将来のためにも、対象者を掘り起こしましょう。定期演奏会のチラシの裏面にも印刷されていますが、演奏会のチラシと一緒に研究生の募集チラシもあわせて配る中で、対象者も見つかるかも知れません。研究生生活は大変だけれど、絶対に楽しい!…確信を持つて薦めましょう。6月4日から面接が始まります。入団式は6月18日。先のこととしないで、地道に研究生募集活動をしたいものです。【研究生募集実行委員会】

2004.4.22
No.0409
被害者たたきを憂う
 今回イラクで人質になった3名の方々が解放されて本当に安心した。しかし、気になるのは、人質になつた被害者や家族に対する批判的な風潮である。被害者や家族の言動に対して無言電話やインターネット上でのいわれなき誹誇、中傷の書き込みが多々あると聞く。自衛隊の派兵についての意見の相違はあっても、思想信条の自由のもとで、何よりも人命を救うという公平が求められるのではないだろうか。一部であっても意見の違う人を排斥するような杜会状況に不気味さを感じる。
 さらに、16日付けの大手紙社説は、被害者が危険な地域に出かけたことの「軽率さ」「無謀な行動」を非難し、「自己責任」の自覚を求めるものが主流だったことに驚きを感じた。(貴紙は良識を示したと思う。)政府・与党首脳からも解決前から同様の主張がなされ、損害賠償請求といったまるで被害者を加害者扱いするかのような意見も聞かれた。今回の事件は登山で遭難したといった事故ではなく、犯罪の被害に遭った事件である。もちろんこれだけ緊迫した事態の現地に入った時期の設定など彼等の行動に問題はなかったかを検証することは必要だろうが、むしろ責任を云々するのであれば、こうした危険な状況を作り出したアメリカなどの行動などを冷静に問い直すべきではないだろうか。
 私が悲しく思うのは、こうした議論によって、今回被害に遭った彼らの人道支援行為が傷つけられることである。毎日のように戦闘行為で生命を奪われ傷つけられるイラクの人々や子どもたちを助けたいというやむにやまれぬ思いからボランティアで行動することは非常に貴い行為だと思う。一人の人間として、遠く離れた国の生命の危機に想像力と共感を働かせることを忘れたくない。
 彼らが帰国してから、必要以上に追い掛け回して傷つけることだけはやめてほしいと願う。
(朝日新聞「声」欄投稿原稿)【テノール Y】

2004.4.15
No.0408
憲法第9条を守るコンサート 4/9(金) ムラマツリサイタルホール新大阪
 戦後の日本の誇りであり、宝物である憲法代9条を守るという思いを集め、音楽を通して社会に意思表示を行うコンサート。出演者、スタッフはすべてボランティアで行われました。コンサートの収益は憲法だ9条を守る活動に使うとのことでした。関西合唱団の演奏曲は組曲「そして一輪の花のほかは・・・」より、「憲法第9条」「木の実」「墓標」でした。

コンサートに参加しての感想
 出遅れた上に地図も忘れ、人に聞いても“ムラマツリサイタルホール”を知る人はおらず、もう出演はダメかとあきらめの境地になりかけていた時、アルトFさんと携帯で連絡が取れた。彼女が私にわかるように会場を出、信号の所で立っていてくれた。アリガトウ!アリガトウ!走り回っていたのでウォーミングアップ、OK!あとは深呼吸を何十回もし、緊張を和らげた。関西合唱団は外山作品を歌わせるとすごくうまいと友達が以前いっていた。私は微力ながら、ヨシ、歌って伝えるゾと思った。我ながら集中して歌えて良かったと思った。客席の方がすごく真剣に聞いて下さっていたのがよくわかりました。私は人とうまくしゃべれませんが、歌は歌える。「戦争のない平和な世の中になりますように」、これからも練習を重ね、人に伝え、感動してもらえるような演奏をしたいと思います。【アルト Y】

その他の感想
●共感して聞いて下さった。大きな拍手だった。感動した。
●回を重ねるごとに上手になっていく。前回よりも余裕を持って歌えた。
●茂山千之丞(狂言師)さん、洋服で出てこられたのでアラッと思ったがすごく良かった。
●ハーモニカにしても、狂言にしても、長く続けておられることは本当に素晴らしいことだ。

2004.4.15
No.0408
和気あいあいの2時間でした! 東淀川うたごえ喫茶4/13(火) あすわーく
 北えー班(合唱団内の5の班のひとつ)の呼びかけのうたごえ喫茶に行ってみました。ソプラノNさん、テノールYさんの伴奏で、シングアウトの進行はソプラノOさんでした。おひとり「歌なんてできない。」という方がおられ、バスTさんは、その方の近くまで行って歌ったり、声を掛け、やさしかったです。演奏会の宣伝はバスTさんが「そして一輪の花のほかは・・・」を今演奏する重要性、「ねがい」の魅力を語られました。「LOVE AND PEACE」の歌唱指導もありました。バスTさんがわかりやすく指導して下さいました。東淀川ぞう列車合唱団の演奏もありました。指揮はテノールNさん、アンコールもあって「世界に一つだけの花」をテノールNさんのコールでみんなで歌いました。Nさん、関西合唱団にもきちんといらして下さいね。コーヒー、紅茶、手作りケーキもいただきとても楽しい2時間でした。きたえー班は、地域とつながっていて素晴らしいなと思いました。【ソプラノ k】うたごえ喫茶参加者は大人24名、小人5名でした。きたえー班からは、バスT、ソプラノN、O、アルトT、団からテノールY、ソプラノA、Kが参加しました。私(アルトT)は久々の参加です。年齢層も様々で新1年生の元気の良い声もきけました。私としてはまずソプラノKさんにすぐ今日の感想の原稿をお願いし、隣に座っていたソプラノAさんから一言感想を聞かせてもらいました。「道に迷ってやっとたどりつけました。ぞう列車合唱団から元気をもらいました。」(ソプラノA談)。北西の地域の輪をさらに強いものにしていきたいと思いました。【アルト T】

2004.4.15
No.0408
笑劇のジジツ
 ある時、なんとか少しでも楽に声が出ないものかとやっている時、空気にかみつく、ということを思いついたのだった。空気を、あむあむ、がぶがぶと噛みまくるのですね。そういうイメージをもって発声すると、なんか少し楽になるような気がした。
 一つに、物に噛みつく、ということは生まれてこの方毎日毎日休むことなくやってきたことなので、完全に身に付いているのですね。噛みつくことをイメージしたからといって、他のことの注意がおろそかになることは、あんまりない。首の後ろを固くすることもない、なぜならば、首の後ろが固いとうまく噛めないからです。
 それから、物を食べる時、下あごだけ動かして食べようとする人もあまりいないのです。そんなことしたら、ロボットみたいでおかしいもん。噛みつくときは、必ず上あごでかぷっといきますなあ。上あごでガッと噛むというイメージをたいていの人はご飯食べるとき持っていると思います。
 そういう訳で、これはいけるんちゃうか、と思いましたので、ある日、久しぶりにあるソプラノの人と帰りがいっしょになった時、こんななんやけど、と話し始めました。少し誉めてくれるだろうと期待しながら。そしたら、「ふ一ん。…すごい顔になるわね。」…完全に想定外の観点に、私は動揺し、うろたえ、すぐ話題は変わったのであった。以上、若干の脚色あり。【笑ちゃんこと テノールN】

2004.4.8
No.0407
入団おめでとう! そうじろう・ネロ
 こんにちは!88期生の、“そうじろう”です。修了演奏会では大きな力添えを頂きありがとうございます。今度は団員としてがんばってゆきたいと思っています。あんまりたくさんのことはできませんが、出来ることを自分なりにやってみたいと思っています。“そうじろう”と気軽に声をかけてください。どうぞよろしくお願いします。【そうじろう(テノール A)】

憧れの関西合唱団にはいりました!
 88期研究生を無事?何とか修了しました!色々な思い出ができて。つらいつらい事もありましたが。将来有望でいっぱい可能性をもっていた仲間。今も。コツコツ団員として少しずつだと思いますが成長していけたらと思っています。修演を経験して、ああやっぱりこういうこと考えるのは大好き!“こどもの頃から遊びを考え出したりそれをみんなでしあげてワーつと遊ぶのが大好きで。それと少し似た部分があった企画の会議。楽しかったのでした。こういう感じの私です。うたは。ごめんなさい× でも合唱は大好きなのでがんばって付いていけように努力しまーす。それから。それから。みなさんにお願いです。研究生の頃のニックネームですがネロと云います。ネロと呼んで下さい。“Sさんー!”って呼ばれても場合によっては返事をしないかも× よそよそしい感じでかしこまってしまいます。よろしくお願いします。【ネロ(ソプラノ S)】

2004.4.8
No.0407
メーデー歌集は うたごえの種
 メーデー歌集の季節がやってきました。ポマト班でも、木曜日の班で相談して動きだしました。まず名簿を使って電話をしました。昨年あたった組合にあたりました。昨年の実績もあり、いがいと簡単に買ってくれました。
 これだけでは、昨年と変わらないので昔の名簿が出てきたので病院関係に電話したのですが、大変でした。なかなか買ってくれそうにない雰囲気でした。時間をかけて話しても40部しか広がりませんでした。めげそうになりましたが、メーデー歌集の数字ではなく、組合との繋がりをつくる道具だと自分自身にいいきかして電話しました。電話のあとは、メーデー歌集をもって、半日、京阪沿線をまわりました。動きながら感じたことは、メーデー歌集は、うたごえの種だと。地域に種をまく。それを刈り取るのは、団員が刈り取る。それを忘れてほっといたら枯れてしまいます。5月1日まで種を大阪のすみずみまでまきましょう。今日の達成は180部でした。まだまだ目標まで程遠いですが。【テノール T】

2004.4.1
No.0406
88期研究生 修了おめでとう (3/26金)
 3月26日、音楽センターで緊張と笑いの中、無事に修了式がとり行われました。今期の研究生は9人でスタートしましたが、亡くなられた方や家族の都合で取りやめられた方がおられ、この日を迎えたのは7名。そのうち6名が規定の出席率をクリアし、修了証書が渡されました。さらに全員に一年間の記録はアドバイスなどを書いた「通知表」、修了演奏会などのビデオ、そしてミニ花束が渡されました。研究生は、「修了演奏会の取り組みは大変だったが、やり終えた後、本当にやって良かった」と感想文に書いています。そのせいでしょうか、研究生の笑顔はとても輝いていました。講師やピアニストや担当者も、お祝いの言葉に力がこもり、6月から始まった88期のフィナーレにふさわしい温かい修了式になりました。
 一年をふり返った研究生の感想文の一部を紹介します。「いつか時間ができたら青春時代のうたごえをまたやってみたかった」というAさん、「軽い気持ちでセンターをのぞいたのがきっかけで思いもしない経験をした」というBさん、「音楽センターには年齢差の違う人達が住んでいて、大家族のようなあたたかさがあった」というCさん、「うたごえの熱い思いに目覚め自分の生きる道はこの道かもしれない」と思ったというDさん、「修了演奏会のテーマ『仲間・平和・生命〜そして歌〜』は、何より素晴らしい仲間に出会い支えられた私たちにとって、研究性生活そのものだった」というEさん、「家でゲームばっかりしていないで研究生になろうと思ったが、歌ってみると気持ちよく歌えたし、ストレス発散になった」というFさん。
 7名のうち、特別団員になったら入団したりした人たちは5人、あと2人もなんらかのかたちでうたごえにかかわっていかれ、人数は少なかったけれど、実りの多い88期研究生でした。団員の皆さん、何かと研究生の活動を支えていただきありがとうございました。【担当者 バス I】

写真はここにあります!

2004.4.19No.0406 アフガニスタン現状報告を聞いて (3/13土)
 中村哲さんを中心にアフガニスタン、パキスタン、辺境地域で医療及び井戸や用水路をつくる活動を行っているペシャワール会、広報担当の福元さんから活動状況についての話を聞く。他のNGOが行かないような辺境の地で活動することをモットーにしているという。診療も2日間車で走り、後は断崖絶壁の馬の背よりも狭い道を馬を信じて進むとか、女声は肌を見せることを禁じられており、服の上からの診察なので病状がわかりにくいと大変だ。また子ども達が腹這いになった水たまりの泥水を飲んでいる。いい水を飲めば病気にもかからないし、そして「緑豊かな土地をつくり、農業を行うと皆の生活がうるおってくるという。それで今までに1000の井戸をつくり用水路を造り続けているということだ。スライドを見る限り、石ころだらけ、何もない地でも掘れば水が湧くのです。木陰もないところで現地住民や日本人のスタッフが気の遠くなるような作業(手)をしているということ。中村哲さんも医師でありながら井戸に入ったりブルドーザーを動かすのです。日本に比べ、生活がひどく違うようだが、青年たちも三ヶ月すれば見違えるようにシャキッとして来るという。現地に直接行っている人から話が聞け、勉強になった。後半は演奏や語り、美しいポルトガルギターが気に入りました。【アルト T】

 とにかく1時間以上、途中、缶入りのお茶をすするのももどかしい気に熱く語ってくれたアフガンの実体験。スライドも交えながらいろんな角度から話しをしていただいた。イスラムというと、あまり知らないから一色のイメージを持ってしまいがち。一緒にごはんを食べている時、夫の方が1日何回目かの礼拝のため、西はどっちだとかいいながら、下の駐車場に降りていったのに、妻はぼくらと一緒にスパゲッティを食べていましたよ。なるほどな亜。【テノール N】