機関紙「くれっせんど」より

2004年12月 437号〜440号       バックナンバー   現在

2004.12.25
No.0440
研究生の皆さん 修了演奏会、成功おめでとう!!(12/18土) クレオ大阪西
 12月18日(土)、第89期研究生の修了演奏会がクレオ大阪西で行われました。 当日は研究生も全員そろい、約230名ほどの(団員含む)入場があり、無事成功しました。研究生の皆さん、団員の皆さん、お疲れ様でした!一部ですが、研究生の感想を紹介します。【 】は研究生のニックネーム(担当者は裏面で紹介)

●楽しんで歌えた。【きゅうきゅう】
●来た人に「元気あるな」と言ってもらえて嬉しかった。終わり良ければ全て良し!と思っている。【ソーラン】
●今まで想像できないことだった。(修演のような事)【コリコリ】
●今日初めて全員が揃った。楽しく歌えた。【カリメロ】
●今年一番の思い出になった。成功できたのは団員の力も大きい!これからもよろしく!【あきんど】
●ようやく皆と歌えたし、皆と舞台に立てて良かった。【たんご】
●一時は病気の事もあり不安だったが…。若い人と一緒にできたのは良かった。【せいさん】
●担当者にありがとう。学生時代のクラブを思い出した。【こふう】
●大人にまぎれる事はなかったが、皆の歌好きが良くわかった。人前で平気で歌えるようになった。【ミケ】
●「ねがい」が好き。子供達と一緒に歌います。【わふう】
●緊張しながらも大成功だったと思う。これからも研究生同士、交流できればよいなー。【ペコちゃん】

2004.12.25
No.0440
感動を呼んだ門真労連(11/11木)での公演 ありがとうございます
先日の門真労連結成15周年レセプションでの講演の感想が、合唱団にメールで届きました。全文掲載します。

前略
 11月11日の門真労連15周年記念レセプションでの公演ありがとうございました。感想をすぐに書かなくてはと思いながら、次回の労連幹事会で感想を交流してからにしようと思い、大変遅れてしまいました。歌声祭典前のお忙しい時に、来ていただきまことに申し訳なく思いましたが、しかし来ていただいて本当に良かったというのが率直な思いです。30人の正装した方々が、守屋先生の指揮の下、圧倒的迫力で合唱され、大きな感動を呼び起こしました。恥ずかしながら、文化的に貧困な門真の労働者にとってこんな歌聴いたことが無いという人たちが大半でした。
 私は、何度か関西合唱団の公演にも行っていますが、普通の公演とはまったく違った印象を持ちました。ステージと観客席と段差があるのが普通の公演です。「アー上手だなあ」とか「この歌、すごい感動したあ〜」という感想を持って、会場を後にします。今回は、同じ高さの場所で迫力の歌を聴きました。しかも、争議を抱える労連の15周年という記念レセプションの場です。すでにこちらの思いが十分にみなぎる場所に、われわれのたたかいを励まし、連帯する歌声が会場を満たしました。しかも、とても上質な歌声!歌っている団員さんの目の力、表情の豊かさを目の前で見ることができました。ふつうの公演とちがい、歌う団員さんたちと心まで同化してしまう錯覚におそわれました。私は、胸がなんか一杯になってきて、目頭が熱くなり、涙がこぼれました。今思い出してもジーンとしてきます。歌の力を実感しました。終わって、感動をさまさないようにと、そそくさと打ち上げに10数名で行きました。また盛り上がりました。「関西合唱団が来てくれてよかった!」「労連の歌、良かったなあ〜」そんな話が飛び交っていました。「ステージに立つ関西合唱団の人たちも同じ労働者なんだ,仲間なんだ」それを感じた今回の公演でした。
 世の中、信じられないほどに捻じ曲がり、みんなの願う方向とは逆のコースを突き進んでいます。抗議しても叫んでも、弱い人々の立場に立たない国の施策、方針がまかり通り、国中に無気力感が充満し、「何をやってもだめだ」とお互いが信じられない状況が生み出されようとしています。これって、もしかしたら、国の策略かもしれません。無気力・不信がファシズムを生み出すのではないでしょうか。今こそ、人々に「希望と信頼」をとりもどすことが求められています。人を熱く感動させる文化の力、歌声にそれを感じます。  
 忙しい仕事の合間をぬって、疲れた体で練習を続けている皆様に本当に感謝します。 寒風吹きすさぶ世の中を「ほっと、あったかく」してくれる皆様の活動に敬意を表し、今後の活躍を期待して御礼の言葉とさせていただきます。
                草々            【門真労連 H】   2004.12.16

2004.12.25
No.0440
担当者の感想 89期研究生修了演奏会を終えて
●研究生でもなく担当者でもなく講師でもなく変なおじさんで定着していました。全員で舞台に立てたのはよかった。助っ人としてどれだけ力が出せたのか?これからもお声がかかれば・・・【バス F】
● 集まらないので不安一杯。アルトもそろったらすごい力があるので本番良かったの声に少し残念だ。入団決意して・・・研究生通し誘い合って・・・今日で終了ではないよ。修了式までみんなで歌っていこう!【アルト S】
●意欲的に声を出すメンバーが揃っている。粒揃いや!と思った。心配そうな顔で歌うたんご。12/13の団研合同練習後もしたが、ええ声と改めて思った。もっとやれば、もっともっと歌える・・・更に気持ち込められたら、もっとよく声出たはずだ。1回1回のレッスン大事!だということすごく感じた。“未来の合唱団をになう人達になろう”とみんなで入団して!!!【講師 K】
●「陽気〜」が腰に来たが・・・ありがとう。【バス I】
●本番すごく良かった。会場と一体感があった修了演奏会だった。【ソプラノ S】
●集まりが悪く、いろいろとするのに厳しいなと思った。決めることもなかなか進まず本当にどうなるのかなと思ったが・・・【ピアノ N】
●一人一人力は持っている。しかし集まってなんぼ!一人一人たたかいながら来てるのもよく分かった。今日の喜びを原点にしながら、このメンバーで歌い続けて欲しいと思っている。【講師 Y】
●研究生の歌を聞くと一人一人の一生懸命さがわかる。団に来て歌って欲しい。もしくは地域で歌い続けて欲しい。【テノール O】

2004.12.25
No.0440
うたごえ新聞 私もひとこと。
 みなさんは、現在の「うたごえ新聞部長」と「事業部長」が同時に誕生したことをご記憶でしょうか?
団歴も浅くわからないことだらけの中で課題に取り組まなければならないという境遇への共感と,2年間はうたごえ新聞担当部員だったこともあり、拡大月間の苦労(プレッシャー)はとても他人事とは思えません。具体的な成果があがらなくても、「声をかけてみた」などもみんなの中に「拡穴を意識している」という姿勢が見えることで,担当者はとても励まされるのです。普段は“積読”でも拡大月間が始まると“熱読”に変わるもというのもありがちな話ですが、読んでみれば魅力も誤宇も(?)見つかるうたごえ新聞。「この記事をあの人に読んでもらいたい」と思ったら、部長に見本誌をもらいましょう♪【ソプラノ N】

2004.12.17
No.0439
研究生修了演奏会に向けて! (12/18土)午後6時半〜
てんや わんや!          クレオ大阪西にて
 「えらいこっちゃ・・・一が、あかんねんやってー」「・・はほんまに来るんやろねー」「ああ、・・は来てるー」12日のリハーサルの朝、担当者はハラハラどきどき。でも顔は明るくにっこりニッコリ。『お尻しめてしめて!そうそう、こういうふうに、内側へくいっとするねん」こんぎは両手で身振り手振りの発声指導。研究生の声が心なしか、ひゅつと上へぬけたか? 「シングアウトのその曲、・・がまだ来てへんやないか、あとであとで」「♪手のひらを太陽に〜〜♪」「振りがあってないよ」「みつばちの羽は左から?」「みんなみんな♪ って手の振りは2回なの、4回なの?」 さてさてそしてメッセージ。今の世の中暗い事だらけだかこそ、陽気に生きようと、修了演奏会のメインテーマ。しどろもどろの研究生のセリフも、ばっちり決まってきた。なんとかいけるかな?そう、前の晩の担当者ロングランでは、心配や心配やで、もう大変な雰囲気だったのだ。内心ニンマリしかけたとき、ああずっこけた。「ふーっ」 13日、一夜明けて最後の団研合同練習。研究生の皆がきちんと来ますように。担当者は敬度なクリスチャンのようにただ祈る。よし!出足が早い。テノールSさんの発声指導も熱がはいってるぞ。自分の成果のように一寸鼻が高い。「♪ブコビナポルカは〜〜♪」「おっ、研究生が全員そろった!」
担当者のうわずった声。しかしそれは問違いだったけど、11名のうちなんと10名の出席。最後に団員みんなの前で「陽気に生きようこの人生をさ」を踊ったときは、圧巻だった。カリメロが演奏会のチケットのお願いをしたとき、大きな拍手。担当者の目には涙などはなかったが、カメラカメラと右左。残念ながら持っている人はいなかったが、たしかに一寸興奮。
 その後の担当者会議。打ち合わせに時間がたりなーい。11時がまわって、駅まで疾走。
 団員のみなさんー、精一杯がんばりますので、よろしくお願いします。【研究生担当者】

2004.12.17
No.0439
研究生修了演奏会に向けて! 歌う準備はバッチリできていますか?
猛練習しなくちゃあ!! 大変だー
 練習はまだまだ不充分、音取りは充分でないしな・・・友達に券は買ってもらっているし、楽しみに待ってくれている友達を失望させちゃあ悪いもの!!友達が来て良かったと思える演奏をしなくてはとあせってくる。
 しかも(火)(水)と岡山の母親の見舞いに行かなくてはどうしよう。追いつめられた私は、テープレコーダーを持って助手席は乗り、中国、山陽総報復6時間ほどテープを聴いて覚えるのに専念。しかし音取りはできたが歌詞が頭の中に入ってこない。そこで(水)の夜、「石」と「ブコビナポルカ」を講習会(12/5日)で聞いたように書き出してみた。すると大切にしたい言葉が自分の心にビンビン入ってきた。
 「石」では「♪八月の石を・・・人々よ」「♪石に語らせよ、繰り返しくりかえし」ブコビナポルカは横書きしてみると、歌詞の組み立て方が分かり覚えやすい事を発見!!
 後に残された何日間、自信を持って歌えるように前進あるのみ!!もちろん「壁きえた」もおぼえたつもり!!【アルト T】

2004.12.17
No.0439
うたごえ新聞 私もひとこと。
 毎年、この時期に提起されている「うたごえ新聞」の拡大。
わが団ではここ数年間、目標を超過達成するなど、大阪や全国の運動をリードしてきている。
 それはまず、うたごえ新聞部長や班の担当者の頑張りがあると思う。連絡時の担半者の姿勢からも感じられる。部会もきっちり開かれている。
 これは当たり前のようでなかなかむずかしいことだ。「ポマト」班でも休団者の代理でなったテノールTさんが担当し、見事に大変身をとげた。班の先頭に立って3部を拡大、自ら班ニュースも発行し班会のなかでは、厳しく(?)追求される。さすがの私や、キャップも避けては通れないのだ。それだけではない、最近団活動に以前より消極的だったTさんは事業活動にも持ち前の力を発揮している。日本のうたごえ祭典in沖縄では人の分まで販売してくれ、大活躍。
 うたごえ新聞拡大から灯がっいたTさんの頑張りに班員一同感謝、感謝!
【ぽまと班のふくらし粉(さて私は誰でしょう)】

2004.12.17
No.0439
衛都連合唱団の演奏会 (12/12日) 守口文化センターにて
 12月12日(日)守口文化センクーで衛都連合唱団の演奏会がありました。ブランコの歌で始まり、振り付けありのミュージカル“オリバー”や落葉松、ボルガの歌、けし、さとうきび畑、生きる、人は花より美しい、ねがい、アメイジンググレイスと色んな曲がありました。途中、バカボンズ(楽器と女声シンガーのグループ)と共に、下水道のKさんの作詞作曲した曲の演奏や(Kさん自ら歌う)うたう会もあり、自治体の合唱団らしい演奏会でした。
菊池教室と山本教室の合同コンサート(カプリッチョ)を毎年行っているので、振り付けのBさんをはじめ動きも含め、よく知っているメンバーばかりなので、正直言って、オリーバーの振り付けありの演奏は、見ている方がし少々緊張しました。が、なかなかどうして、ちゃーんと形になっていると思いました。(本心、心から楽しめるところまではいけませんが・・・・。)
 ソプラノの声々の異質感と、小人数の個声がはっきり聞こえてしまうところが、気になりましたが「さとうきび畑」はしっとりときかせてもらいました。前方には涙をぬぐう観客もいました。「生きる」は関西合唱団とは違う感じがして少し複雑でした。「ねがい」もふんわりとして、いい感じでしたが、最後「歩き続けることをやめないだろう」の歌詞に合わせて、その場で歩く振り付けをしていたのは、小々やりすぎでした。
 皆さん、忙しい日々の合間をぬって練習を重ね、水準を保ちながら、歌い続けておられることに拍手を惜しみなくおくりたい。そんな演奏会でした。守屋さんの指揮と門さんの伴奏が、すてきでした。【ソプラノ O】

2004.12.17
No.0439
城東『九条の会』結成記念講演会 (12/8水)午後7時 城東区民ホールにて
 家から10分もかからぬ城東区民ホールで、、城東「九条の会」結成記念会が行われ、会の始めに5曲、歌を歌いました。何回も歌っている歌なので安心感があり舞台下だったので、緊張もあまりしませんでした。皆さん静かに聞いて下さっていました。手話をしなかったのは、今日の手話は前に教えてもらっていたのとチョッと違っていて、パッとできなかったからです。時々、歌っている横で手話をしているのを見ますが、あのように表情豊かな流れるような美しい手話ができるようになりたいものです。後は弁護士のNさんが8時45分までビッシリと講演され、本当にしゃべりっぱなしで、私も聞きっぱなしで疲れました。翌日、会の代表の方が美しい歌声をありがとうございましたと言って下さいました。日本国憲法第九条は、どこへ行っても是非歌いたい歌です。深津さん、お疲れ様でした。(場所の間違い)【アルト Y】

団からは年2回、OB向けに特別号の機関紙「くれっせんど」が発行されます。そこに書かれている内容を掲載します。

2004.12.9
.臨時冬号
平和や暮らしを応援するうたごえを響かせていきたい
 日増しに寒さがつのる季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
今年は6月に若谷冬子先生を偲ぶ会を開き、たくさんのOBの方と現役の団員との交流がなされ、2008年の団創立60年にむけて決意を新たにしました。また、自衛隊のイラクヘの派兵反対、憲法を守る闘いなどを通じて4月には憲法を守るコンサート、5月の定期音楽会、おおさか憲法まつり、10月の赤旗まつり、11月の沖縄での日本のうたごえ祭典への参加などその他多くの演奏の機会を持ってきました。
 私たちはこれからも「うたごえは平和の力」「うたごえは生きる力」「うたごえはたたかいとともに」を合言葉に平和や、暮らしを応援するうたごえを響かせてきたいと思います。これからも一層のご指導ご鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
2004年12月6日 【団長 吉岡勝】

2004.12.9
.臨時冬号
感動と勉強の 沖縄でのうたごえ祭典
  去る11月20日(土)から23日(火)の4日間、沖縄で初めての日本のうたごえ祭典がありました。大音楽会<いちゃりばちょーで>(21日宜野湾市コンベンションセンター)では華麗な琉球舞踊や沖縄民謡の調べ、勇壮なエイサーなどうたと踊りを堪能し、「返せ沖縄」や「一坪たりとも渡すまい」などを歌い会場の人の思いと一体となる感動を覚えました。また、音楽会<命どう宝>(22日)では、歌劇「沖縄」が日本のうたごえ合唱団により沖縄で初めて演奏され、感動を呼びました。
 音楽会会場近く“基地の中に町がある”と錯覚するほど広大な普天間基地、米軍ヘリコプター墜落の恐怖が生々しく残る沖縄国際大学の現場、また沖縄戦を追体験できた南部戦跡など、各地をまわって、沖縄が受けてきた苦難と差別の歴史や現在も続く米軍基地の重圧を目で見ることができ、戦争を肌で感じることができました。
 また、祭典の中で行われた合唱発表会(一般の部)では、関西合唱団は「生きる」(外山雄三曲)と「たたかいの中に」(林光曲)を歌い、引き続き第一位に選ばれました。
 沖縄で平和のうたごえを響かせる祭典を成功させることができた意味は非常に大きかったと思います。この祭典で学んだことと感動をこれからの活動にも生かしていきたいと思います。【演奏教育部町 テノールY】

2004.12.9
臨時冬号
演奏会のご案内
 今回の音楽会では来年が被爆60年にあたるため、外山雄三作曲の「炎の歌」をメインに取り上げる企画となっております。関西合唱団は創立以来先駆的に時代を反映した委嘱作晶を創り歌い広め、うたごえをリードしてきました。この伝統を受け継ぎ来年で70回を迎えることになりますが更なる発展を目指して運動を切り開いていきたいと決意しております。今回の企画では是非OBの皆様の演奏での参加をお願いしたいと切望しております。来年1月から練習を開始する予定です。70回記念演奏会は来年6月10日(金)、11日(土)、いずみホールで行います。是非とも練り上げられた皆様のエネルギーを現役のメンバーと共に再燃していただくようお願い申し上げます。【実行委員長 バスY】

2004.12.9
臨時冬号
団OBのみなさまへ冬季カンパのお願い
 いよいよ寒い季節となりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。うたごえ運動、関西合唱団への変わらぬご支援ご協力に深く感謝申し上げます。
 団は今年も、定期演奏会以外に、憲法を守るとりくみ、白衛隊"のイラク派兵に反対するとりくみ、また地域の労連の集会など、多くのとりくみにうたごえで参加してきました。団は、これからも、平和のため暮らしのため、力の限りたたかいをはげますうたごえを響かせていきたいと考えております。
 ただ、団の現状として、団員数の伸び悩みの状況が続いています。正直なところ、減少傾向です。この中で財政上の理由で今期は団費の値上げを行いました。今期は何とか単年度としては赤字が出ない見込みです。累積の赤宇を少し減らせる見込みです。しかし団の財政は非常に苦しいといわねばなりません。
 この現状の打開のため、ぜひ皆様の力をお借りしたいと思います。なんといっても一番は団員の増加です。どうか、一人でも多くの研究生、入団希望者を連れてきていただきたいと思います。また、できましたら、今年も冬季カンパのとりくみへの、こ協力をよろしくお願いいたします。
 日々の生活は、大変厳しいものがありますが、暖かいご支援・ご協力を何卒よろしくお願いいたします。【関西合唱団財政部】

※お振込先
(銀行振込) 関西アーバン銀行鴫野支店普通574922  吉岡 勝
(郵便振込) 00950−6−45029  関西合唱団

2004.12.9
臨時冬号
お知らせ
☆関西合唱団第69回定期濱奏会
  うイプCD好評発売中! 2,000円
☆うたいおさめ
  と き 12/23(木)pm5:00〜8:00
  ところ 大阪音楽センター
  参加費 1,000円
  内 容 守屋さんの古希をお祝いする企面もあります
       是非ご参加下さい。
☆うたいはじめ
  と き 1/6(木)pm8:00〜9:00
  ところ 大阪音楽センター
  内 容 学習会「憲法と情勢」講師 梅田章二さん
☆関百合唱団第70回定期演奏会
  と き 2005年6月10日(金)・11日(土)
  ところ いずみホール
☆『守屋さんの関西合唱団常任指揮者生活50周年を祝うコンサート』
  と き 2007年2月18日(日) 予定しています

2004.12.9
臨時冬号
毎週更新のHP 新鮮な話題を直送
 関西合唱団のホットな活動内容を発信しようとインターネット上のホームページ(以下HPと略す)を立ち上げて2年近くになりました。見て頂いていますか。
 今の時代に多くの人に団の活動に関心を持ってもらうおうと、カンパでパソコンを購入して、団としてプロバイダーに加入しました。担当になった私が実はHPを公開した経験がなかったのですが、見よう見まねで研究生・演奏会の募集案内や機関紙「くれっせんど」の原稿を紹介する事から始めました。少しずつやり方を覚え、内容を増やしました。過去の演奏会の資料は団にあるものや守屋さん、本並さんからのもので作成しました。しかし、最近更新できていません。というのも古い資料が少ないためなのです。現在工事中になっている演奏会についてチラシやパンフレットをお持ちでしたら、ぜひお貸し下さい。また、アルバムは活動の様子を写真で紹介するために設けましたが、このページ1枚を作るのにデジタルカメラで何十枚も写真を撮り、HPに仕上げるまでに結構な時間がかかるのです。その割には・・・というご意見、待ってます。!
 HPのモットーは毎週更新!話題が新鮮でないと魅力的ではありません。そこで毎週木曜日に発行される「くれっせんど」を土日に打ち込み、日曜日の深夜未明(つまり月曜日)に公開しています。しかし、問題点が2つあります。一人でHPをつくっているために私が参加できなかった企画は紹介の内容が薄くなる事、機関紙「くれっせんど」の記事の多くが未だに手書きであり、打ち込むために二度手間をかけている点です。そこで来年からは希望者を募ってHP作成の講習会を始めようかと思っています。
 掲示板は管理が大変なため設けていませんが、ご意見はどしどし団宛てにメールして下さい。いただいた貴重なご意見を掲載するページも作っていきたいと思っています。【HP担当 相摸 豊】

2004.12.10
No.0438
大成功!!第1回目日曜講座(12/5日)、無事終了! クレオ西多目的室にて
12月5日(日)、第1回目の日曜講座は声楽家・伊藤光子先生を、会場・クレオ大阪西にお迎えして、大盛況のうちに終了しました。
 当日の入場者数は101名。参加団体もレガーテ・めだかコーラスなどのうたごえの合唱団の他、かがやき・栗東セレンジュラ・Maiなど、合唱連盟の合唱団の方々にもたくさんお越しいただきました。(参加団体19団体以上)
(以下、ボイストレーナー富樫さんより)
 アンケートの感想で多く書かれていた特徴的なことは
○ 声と曲作り両方に触れての指導がとても良かった。
○ 毎日の努力がすごく大事だと感じた。            
というこの2点。個人的な感想として、上記2点にプラスして、今回の伊藤先生は今までの声楽の先生と違って、曲想にあった声作りをすごく丁寧にして下さったというのが印象的だった。ソプラノが、完全ではないにしろ、目に見えて変わっていくのがわかる。短い時間なのに、こうも変わるのか…。また、「歌は70%〜80%が呼吸」というのが心に残った。先生ご自身の、やさしい中にその気にさせるという、なんともいえぬ人柄が素晴しい。

あと2回の日曜講座もぜひ、成功させていきましょう!!

2004.12.10
No.0438
伊藤先生の日曜講座(12/5日)に参加しました!
 とっても親近感のある話し方で、なごやかな雰囲気の講習会でした。
 「発声は歌の7割を占めるほど大事!」という先生。どうすればきちっとした発声ができるかという事や、筋肉の鍛え方など、ひとつひとつ具体的に教えて頂きました。次はいよいよ歌の練習。フレーズひとつひとつ妥協する事無く、丁寧に積み上げていく練習、聞き合う事の大切さ、詩を理解し、その世界に入りきる事の大切さ、それと集中力の大切さ。どれをとってもあたりまえな事ですが、なかなか一曲一曲大切に積み上げるのは大変な事で、ついつい甘くなっている自分に反省…。
 歌える幸せをかみしめ、一回一回の練習に集中して参加し、感動あるステージ目指してがんばろうと思いを新たにした講習会でした!。【ソプラノ K】


声に出して読む…
 伊藤光子先生の日曜講座に参加した。先生は声に出して歌詞を読みなさいと言われた。ただ読むのではなく、詩の意味を声にするのである。言葉に潜んでいる想いを相手に伝えるためには、どう読まなければならないのか、強弱やイントネーションのことも話された。
 「言葉の語尾を押すな。」いつも注意されていることを思い出した。語尾を強めることは、相手に押し付けることなのだと、今更ながら思いいたった。昔、学生運動のアジテーターでやたら語尾を張り上げる人がいた。それでは駄目なのだ。
歌い手の心から聞く人の心に伝わってこそ、歌は力になるはずである。伊藤先生の教えは心から心に伝わってくる。「歌うのが好きだから歌う」から「伝えたいことがあるから歌う」には微妙な距離がある。特にたくさんの歌を歌うときは気持ちがついていかない。
 しかしそんな所で逡巡していても仕方が無い。まずは「石」と「壁きえた」をとにかく口に出して読んでみようと思う。ただ「壁きえた」の方は、並みの気持ちではすみそうにないが。【バス I】

2004.12.10
No.0438
2004 日本のうたごえ祭典in沖縄 感想集その2
全国から沖縄へ、沖縄から全国へ
 今年のうたごえ祭典ほど行って良かったと思えるものは今までに無かったように思います。各音楽会の企画はもちろんのこと、沖縄という土地柄と人の特性・歴史がさらに音楽会を盛り上げ、感動を与えてくれたように思います。
 沖縄国際大学のヘリコプター墜落現場に行ったとき、その前で、東京の「この灯を永久に合唱団」の皆さんが、平和への想いを込めた創作曲を歌われました。また、新しくヘリポートが作られようとしている辺野古では、連日の座り込み(11月24日現在220日目)が続く中、祭典期間中、たくさんのうたごえ関係者が励ましに訪れていました。こうして全国から沖縄に集まった平和を願う心は、様々な体験を基に、さらに膨らんで全国へと返っていく…。(今改めて、それってスゴイって思ってます。)
この時期に沖縄で祭典が行われた意義を強く感じます。色んなことに感動し、考えさせられた旅でした。【ソプラノ Y】

初めてのうたごえ祭典
 濃い四日間でした。昼ごはんをあわただしくおにぎりで済ませたり、睡眠不足で疲れたりもしましたが、充分おつりがくるぐらいすばらしい思い出になりました。
 美しい海、花、おいしい食べ物、同室や夜の居酒屋で深まった親しみ。そして何よりフェスティバル。すべての演奏会を聴きました。平和と愛と働く者の叫びを歌った合唱からいっぱい感動を受けました。中でも、「命どう宝」での「悪魔の飽食」、歌劇「沖縄」からは、戦争への憎しみ、悲しみが心の底から込み上げてくるのを感じました。演奏に関わった方々、ありがとうございました。
 私達の演奏、「生きる」「たたかいの中に」も気持ちよく歌えたし、はじめて参加したこのフェスティバル、何もかもが新鮮でどっぷりと雰囲気に浸れました。いい思い出は明日からのエネルギー。がんばります。【ソプラノ T】

歌って感動!沖縄祭典
 日うた祭典も神奈川、福岡、長野、沖縄と四回目。長野までは聴いて観て感動、今回の沖縄は、歌っても感動でした。それは歌劇「沖縄」の沖縄の地での演奏に参加することができたからです。練習の過程では覚えることに一生懸命で、中身を感じるところまでなかなかいきませんでした。それが、昨年も観たはずのキヨ子や農民、島の女のその姿とソロを目の当たりにして改めて感じ入ることができ、感動しながら歌っていました。客席の沖縄の人達も共感して下さっているのが伝わってきて、本当に感無量といったところでした。【ソプラノ K】

一人旅よりみんなと一緒の旅
 一人で旅をしたことのない私達が、飛行機に乗って無事沖縄へ到着できて本当に良かったです。何を言ってるのいい年をして!と言わないで下さいね。うたごえ祭典への参加も回を重ねていますが、阿倍野集合でたくさんの仲間と集団行動をずーっと楽しんできたので、今更、方針を変えるわけにはいかないのです。
 ホテルには5人が泊まったのですが、姿を見かけることのないまま会場へなんて、私、びっくりでした。こんな私達を救ってくれた人達がいました。一緒に飲み会やタクシーでの観光など…。Kさん達が誘ってくださらないときっと私達は、つまらない沖縄祭典になったことでしょう。本当にありがとうございました。来年もぜひよろしく!(もうこりごりだなんて言わないで下さいね)
 楽しく有意義だった飲み会。みんなで乾杯の後、沖縄料理を食べながら、心に響く演奏とは?団の運営について!等々…参加したメンバー一人一人がしゃべりまくった飲み会。(私が一番しゃべっていたかな?)レッスンの時ではわからない一人一人の思いに触れ、ぐっと仲良しになれたって思った私です。団員一人一人の思いが通じ合ったとき、今まで以上に心に響く演奏となるのではないでしょうか!
 祭典についてですが、覚えないといけない曲が多く、歌いこむゆとりのないまま舞台に上がっていた私なので、反省しています。来年は、自分の記憶力と相談して歌いたいと思います。【アルト U】

充実した5日間でした!
 今年は、大音楽会、日本のうたごえ合唱団、歌劇「沖縄」と多く出演できました。練習・リハーサル・出番と忙しかったですが、日本のうたごえ祭典参加3回目なれたためか、また近場でリッチなホテルだったためか、全スケジュールを比較的楽にこなせました。しかしその分、聞く機会が少なかったのが少し心残り。
 歌劇「沖縄」は、沖縄で初めて上演される歴史的意義が大きい、絶対出演するのだと頑張りましたが、少し間違えました。(ごめんなさい)
 また私達5人は前泊したのですが、平和記念公演、ひめゆりの塔、首里城を見学、次の日の午前中には嘉数高台(普天間基地が見える)と佐喜眞美術を見学しました。丸木夫妻の原爆の図にはとても感動しました。その感動を「生きる」に反映できたと、ちょっと自己満足しています。とても有意義な楽しい祭典でした。【アルト Y】

2004.12.10
No.0438
あなたもHPをつくってみませんか?
 関西合唱団のホームページ(以下HPと略す)を始めて2年目を終えようとしています。毎週更新でき、内容も増えてきたと自画自賛してはいるのですが、団内からはご意見・ご要望があまり聞こえてきません。時々団外から聞こえてくる「見てるよ」との声が大きな励ましとなっている有様です!それもこれも一人で作っていることが原因であろうと思っています。そこで団員の方でHPの作成に関わってみようと思われる方はいませんか。来年からHP作りの講習会を不定期に開いてみようと思っています。機関紙のコーナー、アルバムのコーナー、研究生のコーナーなど行く行くは分担して作れたらとも思っています。まずは気軽に私まで声をかけて下さい。【HP担当 テノール S】

2004.12.2
No.0437
2004 日本のうたごえ祭典in沖縄 終わる
感想集 その1
「うた」は現場を見て、体感することによって生命が吹き込まれる
 大音楽会「いちゃりばちょーでー」のラスト、会揚中がカチャーシーの渦に巻き込まれる様を舞台から見て、うたと踊りが好きな平和を愛する沖縄の人たちの想いを体中に感じました。また、初めて譜読みをした時の『返せ沖縄』の違和感はこの日の演奏で霧散し、客席と熱く響きあう感動を覚えました。最後の練習で指揮者の鶴淵信子さんが「“民族解放の日は近い"を明るい表情で歌ってください」と話されたひとことが歌い手とのこころのきずなを作ったように思います。この地に来ると、「民族解放」とか「栄えある祖国」といった使い慣れないことぱが自然に胸に落ちます。今も、沖縄は本土との差別的扱いに苦しんでいます。3日目、ソプラノのYさん、アルトのNさん、特別団員のアルトKさんと一緒に沖縄国際大学を訪ね米軍ヘリコプターの墜落現場を目の当たりにし、大学自治会の人の話を聞くことができ、広大な普天間基地(外周が14km。大阪環状線の外周が21kmなので、ちょうど環状線に囲まれた土地の3分の2の広さを占めているということをKさんに教えてもらいました。)を大学の校舎から見下ろすこともできました。その後に見た東シナ海に沈む美しい夕陽は、基地の重圧に怒りと悲しみで悔し涙を流しながら見たであろう多くの人々の思いが重なり合いひときわ赤く目に染みました。【テノール Y】

ドキドキの祭典in沖縄
 11月21日(日)の朝、私は沖縄に向けて出発!飛行機は順調に飛び。那覇空港に到着。その後は、路線バスに飛び乗り、約1時間。やっとコンベンションホールに着き、団長とも会い、ホッとしました。大音楽会の進行が遅れていたので、青年の舞台にも出演でき、全国の青年と歌うことができてよかったと思います。その後、会場の中で、団員の方々にも会い、一緒に歌うこともできました。
 アジアの風フェスティバルでは、国の言葉は違うけど、聴いていて楽しかったです。
 22日(月)の午前中は、職場の部の合唱発表会に行きました。全国で働いておられる方々の力強いうたごえを聞き、私も力が湧いてくる感じでした。
 午後からは、沖縄国際大学に行き、ヘリ墜落の現場を見学。大学生に話を聞いたり、大学の校舎から普天間基地を見せてもらったりと、知らなかったことを次々と教えてもらい、勉強になりました。そして帰り道はコンベンションセンターまで少し歩きました。その後、音楽会「命どう宝」を聴きに行き、とてもいい演奏だったと思います。夜は国際通りまで出て、沖縄料理を食べたり交流会をしました。(2日とも)
 23日(火)いよいよ大阪に帰る日、首里城にも行って来ました。
 初めての沖縄。3日間とも天気もよく過ごしやすかったです。全国の人達の歌を聴いて、元気をもらったり、観光をしたりと、あっという間でしたが、沖縄のことをいろいろ知っている特別団員のKさんと一緒だったのでお話も聞くことができ、とても充実した旅行になったと思います。ありがとうございました。【アルト N】

 合唱発表会(B) 関西合唱団発表の直前の報告
 リハーサルが終わって、発表会直前の打ち合わせがあった。他の合唱団の演奏を聴いていて、さすが!!と思うところがいっぱいあって、我々はどう歌うのかということの話し合いがあった。アルトのOさんが前日、沖縄の地を見学し、「生きようとしても生きられなかった人、また今、生きている命の大切さ」を心をこめて話した。私たちは丸い輪になり、その話を耳をそばだてて聞いた。その話を聞いて私はさらに、今生きていることのできなかった沖縄の方々の心も歌いたいと思い、壇上に上がったのです。【ソプラノ T】

うたごえ祭典inおきなわ に参加して
 良かったこと。
○沖縄に行けたこと。
○リゾートホテルに宿泊できて、オーシャンビューでくつろげたこと。
○合唱発表会の結果が良かったこと。
○観光する時間がもてて、リフレッシュして帰阪できたこと。
 残念だったこと。
×「アメージンググレース」の練習は、すし詰め状態で汗だく、まともな練習にならなかった。
×大音楽会は参加して良かったものの、ずっと舞台席で後ろからしか見れなかった。【ソプラノ M】

2枚の写真
 沖縄に行って、米軍基地に関する2枚の写真を撮ってきた。1枚は米軍ヘリコプターが墜落した沖縄国際大学の現場である。校舎の一部が今も黒こげの状態で、下の土だけが異様に新しい。保存の動きもあるようだ。もう1枚は、東南植物園の上空を猛スピードで南に向う軍用機である。空も地上も震えあがる爆音だ。30分の間に7機が飛んで行った。フイリッピンに向っているのではないかという現地の人がいた。
 戦争と観光がミックスした「時代の島」沖縄。【バス I】

2004.12.2
No.0437
私とうたごえ新聞
 私がうたごえ新聞にいろいろな音楽の情報源として、良く目を通す様になったのは、関西へ来てからだと思います。
 中央合唱団に居た頃、編集長の三輪さんは、誰か素敵な人と対談したり、次に誰かを取材したいとねらっている事を“庄八”や“どんどん”(中央合唱団御用達居酒屋)で熱く語り、私とは違う視点でいつも運動の中の事を見ていて、本当に勉強になりました。 三輪さんや皆の努力の甲斐もあって、うたごえ新聞は、うたごえの事もそれ以外の事も載っていて、うたごえ新聞を読んで知る事がたくさんあります。
 又、うたごえ新聞だけではなく、「季刊日本のうたごえ」も運動の歴史や合唱の事・・・と様々な内容が充実していると思います。
 うたごえ新聞が「音楽情報誌」にこだわってきた事が、私達の活動の視野を広げているように思います。
 しかし、無責任な覆面座談会や合唱発表会の講評を掲載しない事など、色々と考えさせられる事もあり、運動が変化し、多様化していく中でどのような影響を持ち、どういう役割を担っていくのか、もう一度見つめ直し、今後も頑張ってもらいたいものです。【ソプラノ N】

2004.12.2
No.0437
編集後記
 うたごえ祭典、お疲れ様でした。
 12月5日(日)の日曜講座、8日(水)の城東区での演奏、18日(土)の研究生修了演奏会と続き、師走はホントに忙しい。○○さん、研究生はどうですか?「大変でーす」。△△さん研究生はどうですか?{なかなか人が集まらなくてネ」。時に何かを考え込んでいるような○○さんの横顔を見ることがある。団研究生合同練習は修了演奏会まであと2回。