機関紙「くれっせんど」より

2005年3月 502号〜506号       バックナンバー  現在

2005.3.31
No.0506
一人ひとりの努力で 合宿練習で成功させましょう (4/10土・11日) 奈良ユース
 定期演奏会に向けた合宿練習があと10日後に迫りました。この合宿は、定演の練習を本格的に開始してから本番までの真ん中あたりに位置しています。今回の合宿練習は、譜読み(音取りの練習)を確実にし、曲づくり(音楽的表現をつける練習)の段階にステップアップする局面となります。また、宿泊することでゆっくりできる時間もありますので、交流もしたいですね。ともに歌う団員、安広真理作品をうたう団員のみなさんの内ほとんどの方は、宿泊抜きの特別練習のみとなります。遠方まで足を運んでいただくことになり申し訳ありませんが、よろしくお願いします。
 さてみなさん、歌えるようになってきていますか?楽譜をはずせる曲がいくつありますか?合宿練習では、2ステージ(ラテンの曲)は暗譜で練習することを知っていますか(木曜は、今日を入れてあと2回です!)。
 3月には、パート練習を行い、パートテープも作成してもらっています。基礎工事(譜読み)が不確実だとその上に建てられた家(曲づくり)は不安定になります。今の内に、まず音程やリズム、フレーズの出だしや切るところ、ブレスの位置などを確実にマスターしていくことが大事です。何回も歌いこんで、歌詞がスムーズに出るようにしたいものです。間違いやすい個所や歌詞を覚えていない個所などは、楽譜に書き込んでチェックしておくのもいいかも。暗譜の早道は、楽譜を早く離してみることです。覚えていないところが一目(耳)瞭然!暗譜は練習の時間だけでは無理だと思います。一人ひとりが覚えるための努力をしていくことが求められます。
 練習は「間違う」ための時間です。不安だから、間違うと恥ずかしいから、変な声だからと思って、声をあまり出さないでいるといつまでも自信がつきませんし、指揮者も歌えているか否かを把握できません。うんと間違いましょう。そこから練習は始まります。
 合宿が終ると定期演奏会までちょうどあと2か月。少しでも自信がついた!といえるような合宿にしていきましょう。
 ちょうどこの時期は、桜が開花している絶好の時期ですよね♪桜の名所と言われる奈良公園や合宿場所のすぐ近くにあるドリームランドを練習の前後に散策してみては…(夜桜の花見というのは、ほどほどに…)
【企画委員長 テノールY】

2005.3.31
No.0506
九条を守るコンサートに参加して (3/23水) ドーンセンター
 あいにくの雨で観客の出足はどうかなと不安の中、地下鉄天満橋より地上へとドーンセンターまで行く手の集団がセンターの建物に吸い込まれていくのが見え、まずまず一安心。
 リハーサルが終わり本番まで待つ事2時間、団員になって初めての舞台、浮き足だった気持ちを抑え、いざ!本番へ。うまく歌えたのかどうか、合唱団「鶴」の団員の迫力ある声に圧倒され、真後ろのバスTさんの声も聞こえない・・・・。3分間の緊張から解き放たれた時は、“やれやれ”と思った。
 その後、会場へ。会場は満席で立ち見客でいっぱい。大盛況だ。良かった良かった。ホクホクした気持ちでドーンセンターを後に家路についた。【バス Y】

2005.3.31
No.0506
合宿に 目指せ組織目標30%!
 桜の花もちらほらと咲き始め、はるの訪れに心も弾む今日この頃です。
 皆様におかれましてはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
 さて、演奏会本番まで、2ヶ月チョットとなりました。4月の合宿では、暗譜もかねた、集中した練習が予想されます。また夜の交流会では、演奏曲の事、合唱団の事、プライベートな事等、日々の忙しさの中ではなかなか言えないことにも話の花が咲く事が予想されきず。知らなかったあの人の「あんな事」「こんな事」。大変楽しみでございます。
 また、チケットの組織では、この日が30%の節目標とさせていただきました。個人の目標で達成できれば良し、できない人があったとしても、全体では達成したいと思っております。現在入金は340枚。30%(420枚)まで80枚と迫ってまいりました。決してできない数字では無いと存じますので、ぜひ、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。現在入金が0の方は、ぜひともこの日、最低1枚は入金できるよう、ご健闘いただければ幸いです。
 気候の不順な時節柄、お体には何卒お気をつけ下さい。そして万障繰り合わせて合窟にご参加いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
敬具
関西合唱団・ともに歌う団員の皆様
3月31日(木)
【組織委員会】

2005.3.31
No.0506
「ドイツ音楽の夕ベ」 堺公演をきいて (3/29火) 堺サンクスフェア
カウフボレイン マルティンフィンケン合唱団
 3月29日(火)堺のサンスクェアでおこなわれたドイツ音楽の夕べに行って来ました。開幕はレガーテの歓迎演奏です。「いとしごよ」、「うた」、「朝露」、「死んだ男の残したものは」、「行動がともなえばね」の5曲でした。みんな知っている曲ですが、私が良かったと思ったのは林光さんの「うた」です。女声合唱ながらなかなか迫ってくるものがありました。今回私が注目していた曲は以前団でも歌った「朝露」です。ソロも堂々としていて、韓国語も良くてそれらしく聞こえていました。ただ残念だったのはバックコーラスの緊張感やメリハリがもう少し欲しかったことです。「行動がともなえばね」では数人がスカートを黒のパンツに履きかえ男女のいでたちで登場、会場内でもこの曲が一番受けていました。そして会場内で聴いていたドイツの合唱団の人達にも言葉が分かるのかと思えるくらい大受けでした。
 休憩をとる時間をも惜しんで、2部のマルティンスフィンケン合唱団の登場です。ヨーロッパで指折りの著名な合唱団であるときいていて、期待していましたが予想どうりの素晴らしい演奏でした。宗教曲、16〜17世紀のヨーロッパマドリガル音楽、リコーダーの合奏、ドイツ民謡ありの盛りだくさんで、あっと言う間の90分でした。
 レガーテの皆さんには悪いですが、「やっぱり混声合唱はいいなあ」と再確認しました。わが団では味わえない心地よさです。ほとんどの曲はアカペラで歌われていましたが響きが落ちていないこと、楽譜を見ていても指揮者に集中していました。会場のピアノを使わずに、持ち込みのキーボードでの伴奏はちょっと壊れかけのオルガンに聞こえて教会で聞いているような雰囲気がかもしだされていました。
 今回の公演はわがサークル「ぐみの木」の石本さんがほとんど1人で組織されて奮闘されていましたが、400人の会場に約半分の入りでドイツからの合唱団をお迎えするにはちょっと寂しいものでした。もう遅いのですが内容が良かっただけに、もっと組織に協力してあげればよかったと反省しています。毎日忙しくて中々音楽会に行く機会がありませんが、無理をしてでもたまには出かけなくてはと思いました。【ポマト班 アルト F】

2005.3.31
No.0506
アルトパート練習 (3/27日)
 3月27日(日)午後2時〜4時の2時間、団員6名、ともにうたう団員3名でおこないました。指導はFさん、ピアノは中島さん(研究生のピアニスト)です。特に分かりにくい部分に絞っての音取りを中心におこなわれました。何の疑いもなく歌ってきた音の間違いが見つかったり(ショック!)分かりにくかった音も分かり、有意義な練習となりました。欠席者にもこの練習の事を伝えて合唱の中で正しい音やリズムで歌えるようみんなで努力していきたいと思います。
 練習後は楽しいティータイム、おいしい紅茶とケーキをいただきました。Nさん 「初めての曲が多く、パート練習本当に助かりました。」
Eさん 「ちゃんとピアノで音を取らないと駄目だなあと思いました。」
Kさん 「1ヵ月遅れているから必死です。テープを何回も聞き返しすしかありません。」
【北B班 アルト Y】

<次回のアルトパート練習のお知らせ>
4月9日(土)3時〜4時半 音楽センターにて 副指揮者のYさんの協力を得て1部の曲中心に

2005.3.31
No.0506
お知らせで〜す
 合唱団の練習テープの上にパートの音をピアノで積み重ねたパートテープを各パート分用意します。1曲100円、「花」は200えんです。申込用紙にパート・氏名・テープorMDの区別を記入して申し込んで下さい。お金と引き換えにお渡しします。【ソプラノ N】

2005.3.24
No.0505
第2回 特別練習を終えて (3/21月・祝)
  素晴らしい晴天に恵まれながらも第2回目の特別練習がセンターで始まった。ソプラノとバスパートは早朝の9時から既に練習が開始されて十分なスタンバイ状態の中、午前中の第1ステージの4曲から練習が開始された。難曲の「死んだ男の残したものは」を重点にした練習だったが、音取り中心の練習になってしまった。ビッチ、声の色、縦の線など揃わず音楽に求められる集中した音楽になかなか行き着かない。まだまだ音がとれなくそこまで要求する段階に無い状態である。特にテナーが遅れており、人数バランスの悪さも含め厳しさを感じた。午後からはまた新たな青年が参加し第4ステージの練習に期待が高まってきた。安広さんの歌いやすい旋律に載せて気持ちよく歌えた。その後第2,第3ステージの練習が続き、これまた音取り中心で疲れたが一歩前進で充実した一日となった。日曜の練習は普段の何倍もの練習量により大きく進むので、参加できなかった特別団員を含むメンバーのフォローが重要になってくる。是非、各パートリーダーはこの点のフォローをお願いしたいし、同時に休まれたメンバーも練習テープを聞くなどして参加できなかった分を自ら挽回する努力が求められる。練習後は実行委員会で組織、企画など18時まで熱い議論が続きようやく長い一日が終了した。
 まだまだ全体的に音取りの段階だが、ラテン4曲は4月10日(日)の特別練習までには暗譜が目標であり、是非この目標に向け各自の努力を期待します。如何に思いを伝える音楽つくりができるか、それも指揮者が一方的に形を作るのでなく一人一人の歌い手の主体的な思いこそが歌の持つメッセージを多くの聴き手の心に届け、揺さぶることができるのだと思います。あと2ヶ月の練習期間しかありません。今回こそ悔いの残らない演奏会に向けメッセージをきっちりと伝える音楽つくりを目指し最後まであきらめず全力をだしきりましょう。【創造教育委員長 バス Y】

2005.3.24
No.0505
平和の人文字に参加して (3/20日)大阪城公園
 定期演奏会本番まで3ヶ月を切りました。演奏会の譜読みも全て終わり、待望の安広真理さんの新曲もとてもステキで、ついに、暗譜の期限まで発表されました。演奏会モードになってきたなあって感じです。
 そして先日、3月10日(木)には、とうとうチケットもS席の一部をブロックに分けて各班に配られました。これからいよいよチケットを実際に広めていく時期になります。年末から「どんどん回りに声をかけて下さい」とお願いしていた成果でしょうか。3月10日(木)14日(月)の2回の練習で、何と!139枚の入金が報告されました!!
 今年は被爆60周年、そして我が団の演奏会も70回目という節目の年。企画もそれに合わせてとてもステキな選曲がされています。自信を持って広めていきましょう!組織委員会も外への宣伝や団内の雰囲気作りに、メンバー一丸となってがんばっていきます。(みなさんも色々なアイデアを提案してみて下さいネ)
 みんなでいずみほーるをいっぱいにして、もちろん、良い演奏をして、演奏会を成功させましょう。【組織委員長 ソプラノ Y】
←写真はおおさか労連のHPから転載

2005.3.24
No.0505
憲法9条を守るコンサート (3/23水)ドーンセンター
 定期演奏会本番まで3ヶ月を切りました。演奏会の譜読みも全て終わり、待望の安広真理さんの新曲もとてもステキで、ついに、暗譜の期限まで発表されました。演奏会モードになってきたなあって感じです。
 そして先日、3月10日(木)には、とうとうチケットもS席の一部をブロックに分けて各班に配られました。これからいよいよチケットを実際に広めていく時期になります。年末から「どんどん回りに声をかけて下さい」とお願いしていた成果でしょうか。3月10日(木)14日(月)の2回の練習で、何と!139枚の入金が報告されました!!
 今年は被爆60周年、そして我が団の演奏会も70回目という節目の年。企画もそれに合わせてとてもステキな選曲がされています。自信を持って広めていきましょう!組織委員会も外への宣伝や団内の雰囲気作りに、メンバー一丸となってがんばっていきます。(みなさんも色々なアイデアを提案してみて下さいネ)
 みんなでいずみほーるをいっぱいにして、もちろん、良い演奏をして、演奏会を成功させましょう。【組織委員長 ソプラノ Y】

2005.3.24
No.0505
憲法と私
 少し前のことですが、保育の研修で、ある保育園の年長クラスが1年を通して「平和」を柱に保育に取り組んできた、という実践報告を聞きました。友達に対して無関心な子が多かったクラスで、「何事に対しても無関心でいて欲しくない」という担任の思いと、イラク戦争が勃発した時期とも重なり、「平和」に取り組んだそうです。
 いろいろな絵本や写真集、新聞の切り抜きを見せたり、平和行進や戦争展に参加したり、戦争体験者の話も聞いたりしてきたそうです。それまで迷彩柄と戦闘ごっこが好きだった子が、「こんなん全然かっこよくないわ」と迷彩柄の服も戦闘ごっこもいっさいやめてしまったり、イラク戦争で傷ついた子どもの写真を見て、「私らのとこにおったらケガせんでよかったのに・・・」と語る子ども達・・・。戦争の絵本を見て、「なんで戦争なんかするんやろ!」、「この兵隊さん、ホンマは戦争なんかしたくなかったんとちがう?」と語る子ども達・・・。いろいろな取り組みをとおして自分なりに考え、それを語り合っていく中で「無関心」ではなくなっていったのでした。
 その先生は言いました。「こちらが真剣に訴えかけると子どもは受け止めてくれる」。それは子どもだけでなく大人でも言えるのではないでしょうか。今の子ども達が平和に暮らせる世の中にしていくのは大人の責任であると思います。その大人が無関心でいたら平和なんてどんどん遠のいていってしまいます。平和であるための大きな砦でもある憲法9条・・・。その憲法が変えられようとしている今こそ、関心ある大人が、真剣に訴えていかねば!!この実践報告を聞いて、改めて強く思いました。【ソプラノ U】

2005.3.24
No.0505
うたごえ新聞 私もひとこと
 私がうたごえ新聞を読む時は、関西合唱団の記事が載った時、日本のうたごえ祭典の記事、曲目の解説について探す時ぐらいでしたが・・・。1年くらい前から、うたごえ以外の人で、うたごえ新聞の手渡しの読者を持ったことで、ザッと目を通すようにしています。だって質問されることがあるんです。少し読者らしくなったかなー。
 あー、こんな私でも、うたごえ新聞の拡大はしています。拡大する時は少しいつもより読むようです。【ソプラノ K】

2005.3.24
No.0505
南班新入団歓迎会(3/17木)
 南班はついている。ソプラノKさん・アルトUさんコンビが現れたと思うや、今度はバスYさん・アルトBさんの美男・美女コンビ。ほかの班に一寸は…かなと思っている。アルトのOさんの班移動は彼女のそんな気持ちの表れかも。ということで、歓迎会を歓送迎会に変えて3月17日、鴫野の駅前養老の滝で杯をあげたのである。体調の悪い人もいて全員参加という事にはならなかったけど、その代わり研究生・特別団員の16歳ピチピチ娘さんが飛び入り参加。そして、ぐっと盛り上がった場で、なんと班会議のレジュメがくばられた。さすが新班長!班長の鑑!合唱団の星!という掛け声はあがらなかったが、みんな心の中ではそう叫んでいたはずである。やはり関西合唱団の団員は基本的にまじめなのだ。二人の新入団員に喜びの言葉が次々に寄せられている最中に、他の班に所属する**ちゃんがうたごえ新聞代の集金にやってきた。お金を払った人は「ここまで来るか」と不満をいっている素振りをしながら、やはりその真面目さを買っている気配で笑っていた。関西合唱団も安泰かと思える一瞬だった。バスYさん、アルトBさん、関西合唱団でがんばってください!【南班 バス I】

2005.3.24
No.0505
編集後記
 家の近くの長居公園を散歩すると、梅の花が満開でした。あたり一面に広がる香りに、しあわせな気分になりました。いつもこんな気持ちで歌いたい、と思っている今日この頃。メゾソプラノのTです。初めて団内機関紙「くれっせんど」の係にさせていただきました。けっこう大変でしたが係としてじっくり読ませていただき大変勉強になります。資料提供ありがとうございました。今後もよろしくお願いします。【機関紙担当 ソプラノ T】

2005.3.17
No.0504
第70回定期演奏会・組織 チケット発売開始!
2回の練習でS券 なんと139枚
 定期演奏会本番まで3ヶ月を切りました。演奏会の譜読みも全て終わり、待望の安広真理さんの新曲もとてもステキで、ついに、暗譜の期限まで発表されました。演奏会モードになってきたなあって感じです。
 そして先日、3月10日(木)には、とうとうチケットもS席の一部をブロックに分けて各班に配られました。これからいよいよチケットを実際に広めていく時期になります。年末から「どんどん回りに声をかけて下さい」とお願いしていた成果でしょうか。3月10日(木)14日(月)の2回の練習で、何と!139枚の入金が報告されました!!
 今年は被爆60周年、そして我が団の演奏会も70回目という節目の年。企画もそれに合わせてとてもステキな選曲がされています。自信を持って広めていきましょう!組織委員会も外への宣伝や団内の雰囲気作りに、メンバー一丸となってがんばっていきます。(みなさんも色々なアイデアを提案してみて下さいネ)
 みんなでいずみほーるをいっぱいにして、もちろん、良い演奏をして、演奏会を成功させましょう。【組織委員長 ソプラノ Y】

2005.3.17
No.0504
とても感銘深かった子どもの未来を考えるチャリティーラリー4 (3/13日)アゼリア大正
 1ぶは「いまイラクの子どもたちは」劣化ウラン弾被害の実態と題して愛知県の小児科医斉藤みち子さんが講演されました。まずウランとは何か劣化ウラン弾とはと基礎的な事柄をかかりやすく説明され、その後、先天異常の胎児、白血病や小児ガンの子ども、破壊された町や病院の様子を多くのスライドを使って説明されました。小児ガンの子どもの写真は、発病前と発病後の写真が並べて写されていて、とっても可愛い子ども達がガンにおかされやせ衰えていたり、眼球が突出して別人のようになっていたりとむごくて胸が苦しくなるような衝撃でした。このむごい現実が実際イラクでおこっていることを知らなければいけないし、考えていかなければいけないし、また行動を起こしていかなければいけないと強く感じました。
 斉藤先生達は、イラクの子どもを日本に招いて治療をしたり、医療器具を送ったりと活動をされています。今回参加者が少なかったことが少し残念でした。
 2部はパフォーマンスステージとして、三味線と太鼓、二胡とギター、バイオリンとチェロ、トランペット・トロンボーンとピアノの4組の演奏がありました。日頃あまり聞くことのない分野の演奏だったので、興味深く聞きました。特に二胡は小さなボディと弦が二本だというのに、その深い豊かな音に魅了されました。
 出演者はいずれも若い方々で、この若い人達がイラクの子ども達のチャリティーの取り組みに出演されているというだけで何か感動してしまいました。皆さんそれぞれ独自の演奏活動をされているということで、音楽の分野の広さも感じました。【アルト Y】

2005.3.17
No.0504
「教育のうたごえ」 「子どもを守るうた」の練習(3/13日 国労会館)に参加して
 「子どもを守るうた」を歌いたい思いにかられて、雪がちらつく3月13日(日)の寒い日、国労会館に練習に行った。合唱団からはソプラノSさん、アルトMさん、私の3人が参加。「御国のために死ねと教えた昔。命を散らした教え子の顔が目に浮かぶ・・・」。今、この歌詞が胸に迫ってくれ練習であった。
 後で自己紹介があり、SさんとMさんは定期演奏会の宣伝とチケットを何枚も売っていた。【アルト T】

2005.3.17
No.0504
憲法九条と私
 「力と金さえあれば」という社会の風潮に成長していく子ども達が流されていく。みんな「けんかをしても殴ったらアカン、暴力で解決したらアカン」と教えられて育ったはずなのに、憲法九条の精神が危うい時代。
 子ども達を前にして教師は時代に流されてない「民主主義の大切さ」や、「人権尊重」の完成を育てたいと切に思う。これは、学校生活のあらゆる場面で必要なことだが、特に、生徒のモチベーションの高い修学旅行を中心として平和学習に取り組もうとしてきた。
 平和学習を柱とする修学旅行の取り組みには、事前学習、修学旅行当日、事後学習とがある。基本的な知識を学び、期待感を高めるために、事前学習として、映画、戦争に関する調べ学習、戦争体験者の体験談、身近な人からの聞き取り学習、生徒の実行委員会が中心となって修学旅行全体や平和学習の計画・準備などを行った。
 修学旅行当日は、実際に被爆地や地上戦のあったその地に足を踏み入れ、資料館や遺跡等の見学、そして平和の歌の全員合唱などで、今まで学習してきた内容を自分の目と心でより深く理解した。
 長崎へ行った時は、バスガイドの「この子を残して」の一説の暗誦に、クラス全員がシーンと聞き入り、涙する生徒さえいた。また、沖縄では、真っ暗でこうもりが飛び交い水たまりだらけのガマの中でも、騒ぐこともなく案内者の話に耳を傾けていた生徒の様子が印象に残っている。事後指導は、感想文を文集にしたり話し合ったり現地へ礼状を送ったりして学習の定着を図った。
 日頃、しらけ気味の生徒も、本当に大切な時は真剣になる。このことは、教育や憲法九条を取り巻く厳しい現状に対して、明るい展望を期待する拠り所にしたいと思っている。退職した私は、この合唱団で歌うことによって、社会と関わり、自分なりにがんばっていきたいと思う。【ソプラノ T】

2005.3.17
No.0504
わが街 西宮の高須にサークルつくったどぉー
 西宮に引っ越して、文化の香りが感じられず、うたごえもあまり知られていないようでした。そんな街にもうたごえを響かせようと後援会に持ちかけて昨年にチラシを入れました。しかし何の問い合わせもなく2ヶ月が過ぎ、とりあえず3月6日(日)午前で場所も取り設定しました。何人集まるのか不安でしたが早々と待っておられた方もいて、途中参加のソプラノH三も入れて7名で始まりました。この日は「青い空は」を中心に数曲準備して歌いました。「青い空は」二部合唱にもなり、もっとうたいこなそうということが決まり、サークル名も「あおいそら」となりました。【テノール A】

2005.3.10
No.0503
ようこそ ポマト班へ!! ポマト班 練習会&歓迎会開催 (3/12土) 喫茶らん
 3月12日(土)ポマト班の班練習と新入歓迎会がさる喫茶店(らん)でおこなわれました。この日の主役はにこちゃん班から復帰のアルトMさんと南班から移動のOさんです。(ソプラノMさんは欠席。)休団中のバスNくんも参加して久々の大人数の9名で楽しく会食しました。ポマト班はかつて大人数だった時には全団で唯一独自の地域コンサートを開催したこともあり、また、そんな活動ができたらナァーと思いました。ただ残念なのは班キャップのバスFさんが1年間の予定で横浜へ転勤されることです。彼の抜けた大きな穴は大きすぎて誰も埋められません。【アルト F】
←会食後、参加者全員で!

喫茶らんの自慢の料理を前に→

※オーナーでシェフは左の写真右端のアルトFさん。

2005.3.10
No.0503
第2回 憲法第9条を守るコンサート (3/23水)ドーンセンター
 「こんなコンサートをしてほしかったんです。」という声がよく聞かれます。「憲法第9条を守るコンサート」は"みんなから待たれていたコンサート!"という実感がします。
 2月28日付けの日本経済新聞は、自民党の改憲案が「日本の歴史、伝統、文化」を前文に明記し、「戦力は保持しない」と定めた9条2項を改定し国際活動に参加する自衛隊の任務を明記し、国民に「国防の責務」を課したものになると一面トップでスクープしました。卒業式で「君が代」を生徒に歌わせる音量の大きさまで教育委員会通達で定める東京都のやり方は、憲法を変えたあとに目指すこの国の姿を暗示しているように思えてなりません。
 昨年、大江健三郎さんや井上ひさしさんの呼びかけで「九条の会」が発足する半年前から始まったこの「憲法第9条を守るコンサート」は、音楽分野では先駆的な取組みと言ってもいいようです。音楽家ユニオン関西と関西音楽舞踊会議がともに実行委員会に加わり、まさに関西のクラシック音楽界を網羅することのできる体制になっています。当初は消極的だった人も、賛同人の顔ぶれやその後の「九条の会」の広がりの中で積極的に関わってきていただくような変化も生まれています。今回のコンサートを成功させることが、「国会では改憲派が多いから、どうせもうだめなのではないか」と不安を感じている人にも勇気をもってもらうことにつながると思います。
 今回の出演者は、ピアノの横井和子さんやマリンバの松本真理子さんと各ジャンルの関西でのトップの方々の演奏、テレビでもおなじみの三原剛さんの独唱など豪肇なプログラムです。三原さんの伴奏で出演される土肥みゆきさんは、毎回のリサイタルで語られる戦争体験が胸を打つと音楽紙でも報道されており、とても楽しみです。関西合唱団も、櫻井武雄先生の指揮で合唱団鶴とともに演奏させていただき、プロの方々と同じステージにたてることはとても光栄です。「2000円では安い!」自信をもって広げてください。
 4月には、衆参両院の憲法調査会の「結果」報告が発表され、4月中に改憲手続きを定める「国民投票法案」の国会提出が予定され、一気に「改憲の風潮づくり」がなされる気配です。直前の時期に開かれるこのコンサートの持つ意味は限りなく大きいといえます。【実行委員会事務局 テノール Y】

2005.3.10
No.0503
2008大阪うたごえ協議会総会の感想 (3/6日)大阪音楽センター
 今年度は久しぶりに大阪うたごえ協議会総会に終日参加しました。今回は、午前中に「マスコミの現状」について朝日新聞大阪支局の元編集局長の伊原さんの話がありました。現在のマスコミや新聞の報道をもどかしく思っている人は多いと思いますが、やはり想像した通り現在の新聞ではなかなか思いきった記事が載せられないようです。でも過去、新聞と読者の討論で世論を大きく動かした事例もあったように、私達が協力してどんどん投稿したら憲法第9条の改悪も止められるかもしれない。・・・そんな可能性も感じた講演でした。
 午後からの討論で心に残ったのは、地域のがんばりです・地域コンサートや合唱発表会の問題も含めて広げる努力をしているのだなあと感心すると同時に、自分の地域では、どううたごえを広げていくのか・・・もっともっと考える必要があるのではないかと思いました。
 来年は、大阪のうたごえ祭典も開催されます。それに向けて意思統一をして総会は終わりました。今年は(も?)忙しい年になりそうですが、体をこわさないように(?)皆でがんばりましょう。【ソプラノ Y】

 和つぃは初めて大阪のうたごえ協議会総会に参加しました。大阪のうたごえを支え前進させているメンバーと同席させてもらって良いのかと思いました。方針や提案については様々な取り組みをして生き生きと活動できているサークルとそうでもなく困難を抱えている合唱団とはっきりと分かれていると感じました。合唱発表会のための地域割りなのかは私には理解できませんでした。発言については、国鉄の若い看護婦さんだと思う何回か白衣で歌っておられた方の発言が印象的でした。まとめの発言、まとめ方については、あまり個人の思いを語る場ではなかったのではないかと感じました。大変疲れた会議でした。今まで行かなくて班の皆様には大変なご苦労をかけたなと思いました。【アルト O】

2005.3.10
No.0503
関西合唱団における日曜講座の取組み
 日曜講座の目的は「団員及び研究生の音楽、運動両面でよりその力量を高める狙いで行う総合教育講座である。合唱指導、声楽、指揮法、音楽の歴史、うたごえの歴史、演奏会など広範囲な講座を、うたごえ内外の一流の専門家を講師として招き開催する。参加者は関西合唱団員以外にもうたごえ内外に呼びかけている。1年に数講座を開催する。」としている。
今年まで20年近く継続した取組みとして定着している。松本で毎年開催される講習会も勉強にはなるが、会場も遠く費用もかかるので、それなら身近な大阪で自ら企画して学びたい先生を呼ぼうという思いで講師を選んできました。どの講師も多彩な視点からの講習内容で多くの引出しを習得できる事が出来た。これまでにお願いした講師としては井上頼豊、林光、池辺晋一郎、小野光子、関屋晋、粟山文昭、松原千振、浅井敬壱、高嶋昌二など素晴らしい先生方の賛同・協力を頂いた。
 このような国内外で活躍している一流の専門家にお願いすることにより我々の視野になかった質の高い講習内容となり我々の音楽的な力を積み上げていく力に繋がった。この活動を通じて感じた事は、充実した密度の濃い講習内容であれば参加者の学ぶ意欲をより引き出すことができ、参加者は必ず増えるという事である。今回の3講座は全て100名を越える参加者で多いに盛り上がった。参加者も意欲のある人は遠くからでも参加されており、岡山、愛媛、京都、奈良、兵庫、名古屋など熱心なうたごえメンバーもいるものと感心します。うたごえ以外にも今回は合唱連盟からの参加者も多く、受講者の幅も広くなっており短時間に驚くようなレベルの高い合唱つくりが出来てしまうのである。多くのうたごえの指導者にはもっとこのような機会を活用して欲しいと願うばかりである。同時にこのような企画以外にも協議会としても緊急の課題として次代のリーダー育成の為の講習会を系統的に企画していく事が重要と考えます。
 最後に今回講師をしていただいた東京混声合唱団常任指揮者の松原千振氏から講習会後お礼の葉書きを頂きその中の文書を紹介します。「・・・もちろんどの合唱団にも独自のビジョンがあり、また習慣がありますから、私の活動がそのまま受け入れられるというように思うことはありませんが、その活動に幅をもたせ、あるひとつの典型として考えて頂ければよいと考えます。合唱音楽を多角的に考え単に音に集中するのではなく歴史,宗教,言語,民族伊物理,数学,等の分野に思いを馳せる事によって得られる奥深く広い認識を一人一人が大切にして頂きたいのです。これからも意義ある活動を希望しています。」我々の音楽つくりもうたごえ内の視野にとどまらず、多くの優れた先人から積極的に学び、視点の高さ・広さを持ち音楽つくりにつなげ、より多くの人たちへ我々のメッセージを届けられる力をつけ、広げていきたいものです。 【創造教育委員長 バス Y】

2005.3.10
No.0503
子どもの権利を守るNGO「DIC日本支部」大阪セクション結成1周年のつどい
「ボクたちのさがしもの」の演奏に参加して (3/6日)大阪クリスチャンセンター
他の行事と、また、急な演奏依頼と重なり、参加者は少なかったけれど、舞台も大きくなかったので、演奏人数としてはよかったと思いました。参加するにあたって、前日に楽譜を久しぶりに見て、すっかり忘れていることに気づきましたが、当日の約1時間半の練習で徐々に思い出されてきて、本番では自信を取り戻して歌うことができホッとしました。歌いやすい会場でした。「ボクたちのさがしもの」を初演した頃と自分は変わってないつもりでしたが、子どもさんと思っていた方々が、「私はもう20才になりましたが子どものパートしか歌えないので」と言われ、年月の流れを感じました。確かに前列に並んだ子どもの方が、大きかったかな?久々に歌って思うことは、この歌が、こんな歌もあったな!で終わらないように歌える機会がもっとあるようにできたらと希望します。
 ※会場の案内が、親切なもので良かったです。地下鉄1番出口を出て右へという書き方です。東西南北で書かれているものは困ることが多いです。【ソプラノ M】
←練習の様子


ホールにてリハーサルの様子→

2005.3.3
No.0502
若者でいっぱいに! (3/21月・祝)第2回特別練習で
 先日(27日)は、日曜日丸一日にわたる練習どうもお疲れさまでした。今回の特別練習の目標は、定演レパートリーを全曲歌い全体像を把握することと譜読みを前進させることでしたが、いかがだったでしょうか?
 この日のハイライトは何といっても、安広真理さんの新曲「ひとつのピース」。期待にたがわぬ素敵な曲でしたよね。個人的には、イマジンの世界を想い起こしながら歌っていました。「その手の中に」「ねがい」とあわせて、この曲だったら若い人たちの感性にもマッチするのではないかなという気がします。この日の青年の参加は5名でした。募集準備期間が短かったので参加者は少なかったのですが、若い人が少し入るだけでも気分が楽しくなるのだから、50名もの青年が一緒に歌ってくれたら…と思うと心がワクワクしてきませんか!次回の3月21日には若い人たちでいっぱいにしたいですね!
 他曲については、最難曲と思われる「死んだ男の残したものは」を重点的に練習したほか、「炎の歌」も最後まで一通り通しました。ともに歌う団員の方々については、団員が既に覚えている曲(1ステの2曲と「コンドルは飛んで行く」、「石」など)の練習時間が短い分を今後カバーしていくようにパートテープやパート練習などの工夫をしていきたいと考えています。
 さて、練習の進度ですが、2ステの曲など一定回数の練習をしてきた曲については、個々の努力やさまざまなサポートもあって概ね音取りはできてきている状況かと見られます。もちろん、各パートとも個々の難所や間違って思い込んでいる個所も散見されます。この3月中にそうした個所をパート練習などで繰り返しチェックしマスターしていきましょう。
今年こそは、譜読みの土台部分を早期に固めて4月以降には積み重ねのある音楽作りをすすめられるようにしていきたいものですね。【演奏教育部長 テノール Y】

2005.3.3
No.0502
第1回特別練習(2/27日)の感想
 パート練習も含め、約7時間半も唱い続けたのは、生まれて初めてです。大変疲れたのですが、同時に言いしれぬ興奮と満足感に胸はふくらんでいました。しかし、楽譜の大半はチンプンカンプンで、どこを見て良いかもわからず、隣の方が教えて下さったのも少なからずでした。唱いこなし暗譜するべき楽譜の全貌がようやくおぼろげにわかりかけて今さらに恐れをなしています。それにしても、合唱団の持つパワーはすごい。皆さんの鍛えられた声のうずに背を押していただいて、これからも頑張ります。【アルト B】

2005.3.3
No.0502
第4回チャリティーラリー開催!(3/13日) アゼリア大正
 第4回チャリティーラリーを来る13日(日)に開催します。合唱団のみなさんには、過去3回、出演していただいたり、聞きにきていただいたりとお世話になりありがとうございました。
この取組みは、音楽や演劇の方と、「世界で起きている紛争や環境破壊などのもとに生きる人々や子どものことを知りたい。そして少しでも支援できれば」と始めたもので、毎回現地NGOの方を招いてお話を伺い、コンサートの収益を寄付してきました。これまでアフガニスタン、パレスチナと回を重ね、今回は、名古屋の産婦人科医である齊藤みち子さんに、イラク現地の医師が作成したデータにもとづき子どもたちの実態を話していただくことにしています。(齊藤さんのことは、団員の吉田さんに紹介してもらいました。)
パフォーマンスステージも、古今東西の楽器演奏など多彩な演奏が楽しめます。三味線の久保比呂誌さんはテレビやラジオにも出演されている方ですが、こうした催しに参加されるのは初めてだそうです。会場のアゼリア大正は音楽ホールとしても良質だと評判のホールです。ぜひお越しください。そして、今回の収益はイラクの子どもたちの医薬品や医療器具の支援に役立てたいと思っています。もしお志のある方はご支援をお願いいたします。【テノール Y】

2005.3.3
No.0502
「うたは闘いとともに」を実感! 号笛コンサート(2/26土) クレオ西
 要員部隊のアルトSさんと私は、のんびりした気持ちで受け付け準備をすませたのです。・・・が会場30分前から続々と詰めかけてくる人人・・・「何かいっぱいやでlぇ〜」少々驚きのささやき・・・。結局立ち見まで出るほどの人で会場は熱気に包まれました。
 また当日券で50人もの人が来たことにも驚きました。クレオ西といえば作戦の12月、研究生の修了演奏会が行われたところ、研究生にもこんな超満員の会場で歌わせてあげたいな〜としみじみ思いました。【ソプラノ U】

 今回のコンサートは、争議団を励ます位置づけもあり、期待して参加しました。何より感動(感激)したのは、大誠電気争議の久松さんをメインにした、3部の構成劇です。不当な攻撃のなかで、たった一人残った争議ですが、久松さんの明るさと未来に向かっての確信を感じさせる内容でした。彼の歌は、バンジョーを手に軽快なリズムですが、「うたは闘いとともに」を実感させる内容でした。号笛の歌声も合わせ、心が温かく、確信につながるコンサートでした。【バス F】

 男声合唱にしびれました。指揮者がいないのにあれだけそろって歌うの見て感動。「生きてりゃいいさ」がよかったです。役者の二人がおもしろかった。司会もあんなかたちにしたらおもしろいです。【テノール T】

 3部より見ました。吉岡さん、元バスのKさんが出ていました。号笛のさわやかな心響く歌声に励まされました。シュプレヒコールの歌などおもしろい曲もありました。【ソプラノ A】

 寒い日でしたが心はほこほこ、足取りも軽くいい気持ちで会場を後にしました。心あったかかったので帰りに友達との会話もはずみました。【アルト T】

2005.3.3
No.0502
憲法と私
 憲法といえばやはり9条でしょうか。なんといっても世界に誇れる条文だと思います。その他はというと基本的人権とか生存権、男女宇平等に天皇制、国民主権などがあるが、あまりにも当たり前すぎてかえってその大事さが欠如しているように思われる。そこで自分自身のことをふり返ると、1963年岡崎にの小さな町に生まれ育ったのだがそこそこ豊かでそんなに苦労も感じなかった。学生時代も競争もなく、日の丸・君が代」はごく当たり前のようにあつかっていました就職も恵まれていて転職の度に生活も向上していくそんな時代でしたから今ほど憲法を意識せずとも過ごせました。
 ところが今はどうかというと物質的豊かさはあるけど精神的豊かさ、心の問題や社会的豊かさがおざなりにされていて今ほど憲法の理念を生かした社会が求められていると痛感します。余談になりますが、この前9条の会の学習会がありました。その時先生がおっしゃっていました。「いい学習会に参加して聞いたことも3日たったら忘れる。2週間たったらレジュメもなくなる・・・」と。だからこそくりかえしくりかえし読み返さないと大事なことが忘れ去られていくんじゃないかと思います。改憲の嵐が吹きマスコミもあおりたてる。現行憲法は古い、時代遅れだと・・・。戦後6お年経って価値観も変化しても制定時に記された日本の進路が本当に時代に合わないなんて議論よりもっと発展させて人間が人間らしく生きていく社会に、そして世界がより豊かに花開くよう日本国憲法をもっと身近に読み語り、ひろげていくことが今、大事だと思います。【テノール A】